『古見さんは、コミュ症です。』2話ネタバレと感想│古見さんに新しい友達が!一生懸命「友達になってください」と言おうとする古見さんが可愛い!

にこ

今回は、2021年9月13日放送『古見さんは、コミュ症です。』2話のネタバレあらすじと感想をまとめました。

「人と話すのが極度に苦手な古見さんの夢は、友達を100人作ること

そんな古見さん(池田エライザ)の夢を叶えるべく、

只野(増田貴久)は幼なじみの長名なじみ(ゆうたろう)に『古見さんと友達になってほしい』と頼む。

でも友達って、頼んで作るものなの?と言われてしまい…!?

はたして古見さんは友達を作ることができるのでしょうか?

 

それではさっそく、2話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

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『古見さんは、コミュ症です。』2話のネタバレあらすじ

古見さん(池田エライザ)は、人とコミュニケーションを取るのが苦手な女子高生。

緊張で人と話すこともままならない彼女が、

本当はどれだけ人としゃべりたいか、クラスメイトの只野仁人(増田貴久)だけは知っている。

 

『おはよう』

昇降口で只野が古見さんに挨拶すると、

『お早うございます』

と古見さんは持っていた小さなノートに書いて只野に見せる。

 

でも自分が「学校のマドンナ」として憧れの的になっていることを知らない古見さんは、

「みんなから目をそらされました」

「後ろ指をさされました」

と不安そう…。

 

古見さんは大いなる勘違いをしている…!

只野がどう伝えたらいいものか迷っていると、隣の隣のクラスの長名なじみ(ゆうたろう)が弾むように只野のところにやってきた。

 

『只野くん!あのさ。ちょっといいかな?』

スカートをはいてメイクもバッチリの“なじみ”♂を見て、古見さんはびっくり!

うらやましいことになじみは、クラスの人は顔なじみばかりで、ほぼほぼみ~んな友達だという。

 

『相変わらず すごいな。じゃあ、古見さんのことも?』

只野が言うと、

『待って。古見さんに近寄っちゃダメ。嫌われる』

と、なじみは顔色を変え、只野を階段の踊り場へ連れていく。

 

なじみ曰く、古見さんは一部の生徒に「古見様」と呼ばれるくらい高貴な存在。

だから古見さんと親しくしている只野は、

隣の席だからって調子に乗ってる、

身の程知らずのカスと、みんなから敵視されているというのだ!

 

ショックをうけた只野は、

「おはよう」じゃなく、あそこは「おはようございます」だった!

 

まだ「ございます」の関係だろ!

 

しかも恥ずかしげもなく笑顔向けちゃったし。ああ…!!

と心の中で反省しまくる。。

 

只野と一緒にお昼が食べたい片居くん

そんな只野を見つけ、今日はお昼を一緒に食べようって誘うぞ~♡と近づいてきたのは、高校デビューを果たした片居誠(溝端淳平)

 

いかつい顔をつくった片居は

『うおぉい!』

といきなり只野に話しかけ、

『な、ななななんですか!?』

と只野にビビりまくられ、何を話すのか忘れてしまう。

 

気が動転して焦りまくる片居を見て、

只野は古見さんのことで文句があるのだと勘違い。

『僕みたいなのが、古見さんの友達第1号なんて。カスのダメ男がすいません』

と謝る。

 

すると只野のことを大好きな片居は

『誰がカスだって…?この世にダメな人間なんていない。

どんな人間でも生きているだけでじゅうぶん素晴らしい。

ガ・ン・バ・レ!』

と拳を握りしめ、力説。

『励ましてくれるんですか?』

と只野に驚かれる。

 

でも実はこれは「サルでも話せる会話術」番外編245ページに書いてあったセリフ!

 

只野に名前を聞かれ、片居は『俺、…片居誠』と名乗り、

『僕は、只野仁人です』

と笑顔で言われ、知ってる…♡と心の中でときめく。

 

只野に名前を呼ばれた上に感謝された片居は、照れながらも昼ごはんに誘おうとする。

でも只野はここの学校、焼きそばパンが美味しいらしいんですと行ってしまう。

 

『只野くぅん…』

片居は、ズボンの後ろポケットに入れてあった焼きそばパンを2つ取り出してほっぺたにあてると、寂しそうに去っていく只野の後ろ姿を見送るのであった。

 

玉砕…

一方、マンバメイクの万場木留美子(吉川愛)は、ひとりでお弁当を食べようとしている古見さんと目が合い、

「こっち見た!」と勇気を出して話しかける。

 

『あのっ!』

 

でもびっくりドキドキ緊張マックスの古見さんは、前を向いたまま万場木さんのほうを見ようともしない。

 

シカトされたと思った万場木さんは、

やべ!友達いなくても平気オーラを出さなきゃ!

と、てへっと笑ってスキップでトイレへ向かい、トイレの個室でお弁当を食べる。。

 

友達になってくださいの練習

放課後。

只野は古見さんが避けられたり指をさされたと感じているのは、古見さんが注目されているからだと説明し、誤解を解こうとする。

 

『みんな、古見さんと話したいって思ってるんじゃないかな?

ただ、なんとなく近寄りがたいというか…』

 

だから古見さんの方から「友達になってください」って言えば割とすんなりいくんじゃないか。

只野はそう思うが、それができないので古見さんはずっと悩んでいるわけで…。

 

すると古見さんが何か一生懸命なオーラを出し始め、

『もしかして今、練習しようとしてます?』

と只野。

 

古見さんはうなずくと、口をかすかに動かしながら拳を握りしめ、声を出そうとする。

それに合わせて拳を握り、がんばれーと見つめる只野。

 

そこで只野は”なじみ”を呼び出し、古見さんを紹介することにした。

 

お願いします!

『改めまして、長名なじみです』

『え?なに!?』

驚くなじみに、『さ、古見さん』と只野は優しく古見さんを促す。

 

古見さんは拳を握りしめ、唇を「と」の形にして、

一生懸命「と、と、と、と」の「友達になってください」の「と」を言おうとするが声にならない。

 

『ねえ、何なの?これ』

不気味がるなじみに、

『聞こえない?』

と只野は驚いて尋ねる。

 

でも、なじみには古見さんが怒っているようにしか見えない。

古見さんはしょんぼりして、ノートに書いた文章を見せた。

 

「友達になってください」

 

只野はこの学校のみんなとほぼほぼ友達のなじみなら、友達になってくれると思ったのだ。

 

すると『ああ、なるほど。わかった』と、なじみがあっさりうなずき、喜ぶ只野と古見さん。

けどそれは、頼みごとが何かわかったというだけで、

古見さんと友達になるのは「無理」だという。

 

古見さんがショックではらりと落とした紙には、

「友達になってくれてありがとうございます」

と書かれていて…。

それを見た只野は、まさか断るなんて…と場所を変えてなじみに理由を問う。

 

すると、なじみは小学生の頃に通っていたピアノ教室が古見さんと一緒で、

何度も何度も話しかけたけど無視されて、それがショックで苦手になってしまったという。

 

でもそれは無視したわけじゃない。

 

『そうじゃないんだ。話せばわかるよ。もう1度ちゃんと古見さんと話をしてみてくれない?』

 

只野は頭を下げて必死に頼むが、

『只野くん。友達って、頭を下げてお願いして作るものなのかい?』

と逆に問いかけられてしまう。

 

友達は自然にできるもの

『そうなんですよね…。

たぶん、友達って作るものじゃなく、気づくと自然にそこにいるものなんですよね』

 

只野は屋上にいた古見さんを見つけ、なじみに言われて思ったことを伝える。

 

だから、そういう自然と友達ができる人にはわからないのかもしれない。

うまく友達が作れなくて、頭を下げる人の気持ちが…。

 

只野は古見さんが「友達になってください」と書いた紙で折っていた紙飛行機を折りあげ、古見さんに渡す。

 

『きっといますよ。わかってくれる人』

 

古見さんの飛ばした紙飛行機はすぐに落ちてしまった。

それを見て『あ…』と只野はおかしそうに笑う。

そんな只野を見て古見さんもフフっと微笑むのだった。

 

頑張れ、片居くん

その頃。

片居くんは怯える心を奮い立たせ、楽しそうに話している生徒たちに話しかけようとして『うぉー!』と割り込んでしまい、キャー!とみんなに逃げられていた。

 

──もっと心を強く!

片居くんはにぃ~っとスマホで笑顔の練習をして気合いを入れてから、意を決して教室に飛び込む。

 

『うぇ~~~い!』

またしても緊張しすぎて変な声になってしまう片居くん。

 

本当は只野がどこにいるのか知りたいだけなのだが…。

どうしよう、誰かに聞いてみようか?

 

そう思った時、

『あの…』と男子生徒に後ろから話しかけられ、

びっくりした片居くんはタンが絡んで『ああん!?』と凄み、男子生徒にビビられる。

暴走した片居くんは

『えええっ!えええっ!えええっ!』

とみんなにガンをつけてしまい、教室の中は大変な騒ぎに!

 

そんな中、古見さんは席から立つこともなく、目をまん丸にして座っていた。

 

『こ、古見さん!』

クラスメイトたちが遠くから心配して見つめる中、

この人が古見さん?

 

この人が只野くんの友達第1号?

 

いや、只野くんがこの人の友達第1号?

 

いや、どっちでもいいや

と混乱した片居くんは、

とにかく只野くんの友達め!うらやましいぞ~~~!

と睨みつける。

 

すると古見さんが黙って片居くんを見つめ返し、その威圧感に気圧された片居くんは

何この人!見てる?

見てくる!すっごい見てくるよ…。

嫌だよ~~~!

と尻もちをついてじりじりと後退。

 

ブブブブ…と唇を鳴らしてしまうが、

古見さんはそんな片居くんを瞬きもせず、凝視している!

 

そうだ!

これは「サルでも話せる会話術」第4章116ページの

「自分の気持ちを伝えるために相手の目を見て話そう!」だと思った片居は、

必死に古見さんの目を見つめ返すが…。

 

ひぃぃ!!!

とあっという間に目をそらしてしまう。

 

そこに、

『なんでここにいるの?

片居くんのクラス、次の時間、美術だよね?みんな、美術室に行ったよ』

と只野がやってきて、場所がわからないなら案内しようかという。

 

『うん…、お願いします』

しおらしく乙女のようになった片居がそそくさと去っていき、古見さんは目をぱちくり。

 

古見さんはただ怖くて固まっていただけだった…。

 

万場木さんと古見さん

一方、万場木さんは誰にも話しかけることができず、

このままずっと卒業してもひとりだったらどうしようと思い、お腹が痛くなってしまう。

 

只野が気づいて声をかけると、万場木さんは気持ち悪くなって吐いてしまい、近くにいた古見さんに保健室に連れていってもらえるよう頼む。

自分はここを片付けるからと。

 

『みっともないところを見せちゃった』と落ち込む万場木さんに、

古見さんは自分のハンカチを渡す。

 

万場木さんは遠慮するが、古見さんがフルフルと首を振るので、ありがたく貸してもらうことに。

 

『どうしたのか聞かないでいてくれるんだね』

 

万場木さんに話しかけられ、古見さんは焦る。

古見さんは聞きたいけど、聞けなかっただけだ。

 

そんな古見さんに、万場木は仲良かった子と高校が別になって、新しいクラスにもなじめず、これからもずっとひとりなんじゃないかと思うと怖かったと苦しい胸の内を打ち明ける。

 

休み時間に寝てばかりいるのは、周りの会話に入れなくても平気なフリ。

本当は眠くなんかない。

本当はトイレに逃げ込みたくなんかない。

本当は、みんなと一緒にごはんを食べたい。

 

笑顔で話していた万場木さんの目から涙があふれ、万場木さんはタオルケットをかぶって泣いているところを見られないように自分を隠す。

 

古見さんはノートに思っていることを書いて、

勇気を出して万場木さんに見せた。

 

「私と同じですね」

 

「私も同じこと、思っていました」

 

古見さんは次々とページをめくっていく。

 

でもある人が友達になってくれて

 

その人が1人目の友達になると言ってくれて

 

ひとりぼっちの心がふわりと包まれて

 

スーッと肩の力も抜けて

 

私もこんな人になれたらと思いました

 

それを読んで涙を流し、うなずく万場木さんを見て、

古見さんは意を決して、ページをめくる。

 

そこには

「だから私を、1人目の友達にしてくれませんか?」

と書かれていた。

 

万場木さんは涙を流し、

『私…なんかで…よかったら』

と微笑む。

 

古見さんはにこりと笑ってくるりと背を向けると、ノートに書いた。

 

はい。

 

これからは一緒にお昼を食べましょう

 

万場木さんが『うん…』と笑って、古見さんに両手を差し出す。

古見さんがノートを渡すと、万場木さんはなにやらノートに書き始めた。

 

友達になってくれてありがとうございます。

 

万場木

 

古見さんがその隣に「古見」と名前を書き、にゃはははと万場木さんの顔から笑みがこぼれる。

 

万場木さんと友達になった古見さんは嬉しくてノートで顔を隠し、ふるふるとノートを振る。

 

そんな2人の様子を、きれいな桜と、只野くんが笑顔で見つめていた。

 

1番の友達

『おはようございます。古見さん』

 

翌朝、只野はまだ誰もいない教室で古見さんに話しかける。

すると

「只野くん、早いですね。おはようございます」

と古見さんはノートに書いた文章を見せ、パッと顔を隠す。

 

そして取り出したのは、ガラケー

古見さんはついに携帯電話を持つことにしたのだ。

只野のおかげで友達ができたから…。

 

「それで、その…」

なんだか言いにくそうに目をそらし、古見さんは次のページをめくる。

 

「友達の携帯番号が知りたいのです」

 

「友達第1号なので」

 

『え?ぼ、僕の番号を1番に??いいんですか?』

 

古見さんが携帯を開き、僕がやりますと只野は自分の番号を登録して古見さんに渡す。

 

じんわりと喜んでいる古見さんを見て、

只野はニヤニヤ。

 

心の中で『うぉ~~~~!!!』と拳を突き上げ喜ぶのでした。

 

~3話につづく~

 

 

『古見さんは、コミュ症です。』2話の感想

なんて可愛らしい。なんて不器用な人たち。

みんな抱きしめてあげたい!っていうか、私も友達といえる友達がいない人なので、只野くんみたいな人が友達になってくれて、古見さんがうらやましいな~。

 

友達は頼んで作るものじゃなく、自然にできるものという、なじみの言葉もわかるけど、

こういう形で友達になる人がいてもいいじゃないですか~。

 

友達になろうと言われたわけじゃないけど、片居くんはもう只野にとっては友達のようなものだし。

なにより万場木さんと古見さんがこんなに早く友達になってくれて嬉しい。

 

万場木さんが気持ち悪くなるシーンが、今までにない斬新なギャグみたいな演出で嬉しかった。

みんな、虹色のおえーだったらいいのに。

 

だんだんと無表情だった古見さんにほんわり笑顔が浮かぶようになって、

ノートで顔を隠して照れ隠ししたり、動きの幅も増えてきて、そんな細かな変化に気づくのも楽しい。

それに、1番に友達になった只野くんに、1番に携帯の番号を聞くところとか。

可愛すぎるぜ、コノヤロー(?)と吠える只野くんの気持ちがわかるなぁと思いました。

 

さてさて、次回はついに古見さんが声を発するようで楽しみ!

いったいなんて言うのかな?

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました( ˃̵ᴗ˂̵ )

またの~。

 

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