『ハコヅメ』最終回(9話)ネタバレと感想│影の主役・ハコ長の活躍!いったい彼は何者?そして最後までカワイイ最強ペア!

にこ

今回は、2021年9月15日放送『ハコヅメ』最終回(第9話)のネタバレあらすじと感想をまとめました。

川合(永野芽郁)が描いた似顔絵が完成し、

再び始まった桜(徳永えり)のひき逃げ捜査。

そんな中、隣の村川署から守護天使に似た男が現れたと連絡が…!

はたして、守護天使は犯人なのか?

ついに3年前の事件の真相が…!!!

 

それではさっそく、最終回のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

その他のあらすじ
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『ハコヅメ』最終回のネタバレあらすじ

川合(永野芽郁)が描いた“守護天使”の似顔絵が完成し、再び桜(徳永えり)のひき逃げ事件の捜査が動き出す!

しかしそんな簡単に進展があるはずもなく、1週間が経過。

 

そんな中、鑑識検定上級の資格をもつ藤(戸田恵梨香)源(三浦翔平)が、車上荒らしの被害車両の鑑識作業にあたることに。

 

運転手の男性がスーパーに行っている間に車の中に置いてあったノートパソコンを盗まれたという。

幸いなことに今回は洗車した後だったため、犯人と被害者の指紋しか出ない可能性が高い。

 

藤と源は川合にわかりやすく教えるため、鑑識ひと筋35年の警視庁鑑識班長・いぶし銀のサブ55歳と、京都府警新任巡査・舞子ちゃんになりきることに。

 

藤『(低い声で)おい、鑑識なめんなよ。叩き込んでやるからな』

源『(高い声で)へえ、班長はん。おおきに』

 

鑑識に使うのは、ポンポンと粉。正式名称は知らない。

 

『名前なんてどうだっていい。俺はそういう主義だ』

と、キャラの掘り下げを始める藤。。

そして京都弁が下手な源。。

 

指紋を採る際にはこのポンポンについた粉を指でちょんちょんして余計な粉を落とす。

ポンポンしたら、角度を変えながら指紋がないか探す。

 

『こうですか?』

『いいぞ~舞子。俺ら鑑識は、時には焼け付くアスファルト、時には凍結した道路の顔をこすりつけながら証拠を探すんだ』

 

『ここまでするんですね』

『ああ、現場の声なき声に耳を澄まし、形なきものを見る。それが俺ら鑑識の仕事だ』

 

そんな藤を見て、もしかして班長さんステキな人?と、ときめく川合。

その後も2人の茶番は続き、うっかり顔に汚れをつけてしまった源を見て、

『あら、舞子ちゃん、ドジっ子かわいい』とハコ長(ムロツヨシ)

 

『おい、おまえ、服が粉まみれじゃねぇか』

『うち、ちゃんと服は手洗いするし、おしゃれ着はネットで洗うし』

 

川合『舞子ちゃん、意識高っ!』

 

『おまえがちゃんとしてるの、俺は知ってるよ』

川合『班長デレた~~』

と、いつしか川合とハコ長は、班長と舞子の魅力にハマっていく。

 

そしてついに3か所ほど指紋を見つけ、鑑識は終了。

でも2人の掛け合いに夢中で、川合はさっぱり勉強にならなかった。

 

守護天使の正体

そこに隣の村川署から、守護天使の似顔絵に似た男が免許更新に訪れたという情報が。

男の名前は木村良徳(森下能幸)、62歳。

これが守護天使!by ハコ長

 

木村は現在、村川署管内にある清水農園という会社に勤務している。

アパートに1人暮らししており、20年前に妻子を捨て失踪したようだ。

失踪した理由は、借金。

前科はないが、木村には娘がいて、警察官をしていた。

 

奥さんから行方不明届が出ているため、免許の更新のたびにその話になるのだが、木村は妻に合わせる顔がないという。

 

ただ、もしできるのなら娘と連絡が取りたい。

しかし娘さんは既に結婚して警察官を辞め、父親と連絡を取る気はなかった。

 

娘さんの新任当時の写真を見ると、桜にそっくり!

おそらく木村は、警察官になった娘を見守るような気持ちで、町山交番の新任の女性警察官を凝視していたのだろう。

 

桜をひき逃げした白い軽トラと木村を結ぶ物証はまだ見つかっていないが、

木村の勤め先の清水社長が会社名義で白い軽トラを持っていることをハコ長は突き止めていた。

 

事件当時。

捜査員が社長に事情聴取を行ったが、軽トラは確認できず、その後もなかなかタイミングが合わず、この軽トラの確認は不十分なまま終わってしまったという。

 

そこで社長と木村が口裏を合わせたりしないように、

社長には、源と川合。

木村には、ハコ長と藤と山田(山田裕貴)が、同じタイミングで個別に聴取を行うことになった。

 

木村と社長への事情聴取

出発前。

源は聴取がうまくいくよう、爪を切ってひげを剃り、これでもかというぐらい靴をピッカピカに磨いて現れる。

スーツを着た源なんて初めて見た川合は『ほんとだ!ちゃんとしてる~!』と驚く。

 

『藤さん、ハコ長。私、桜さんのためにも聴取頑張ります』

川合はパンパンっと頬を叩いて気合いを入れ、源と出発。

 

ところが運転中、眠気覚ましに飲もうとしたコーヒーがこぼれ、源の上着にかかってしまう。

そこで源は、ジャーン!

トランクに入っていた水色の「町山くんTシャツ」を着て聴取に行くことに。

 

清水農園に着いた源と川合は、水やりをしていた社長に白い軽トラの確認をさせてほしいと頼むが、

『あんたたち、ほんとに警察の人?』

と怪しまれ、

『こんな顔ですけど、警察官です』

『こんな格好ですが、警察官です』

と警察手帳を見せ、知ってることを話してほしいと頼む。

 

それを見た社長は観念し、あの日、白い軽トラを使っていたのは自分ではないことを明かす。

出張から戻ってきたら木村に、軽トラを裏のブロック塀にぶつけてしまい、廃車にしたと謝られたのだ。

 

社長は警察に届けようとしたが、

警察官になった娘に迷惑をかけたくないと木村に必死に頼み込まれ…。

自分が軽トラで出張に行ったと嘘の証言をしたのだ。

 

木村との対峙

一方、藤たちは木村のアパートに行くも留守で、そこに川合から連絡が入る。

 

話の途中で、川合はすぐそばで仕事をしている木村に気づき、ひっ!と車のかげに隠れる。

 

藤は川合に、電話をつなげたまま木村を監視するように指示し、車で農園へ向かうが…。

 

川合は木村と目が合ってしまい、大ピンチ!

藤に自然にふるまうように言われた川合は、車の陰から出て自然に話そうとするが。。

 

『すみまふぇん!警察れふ!』

と警察手帳を見せ、『こんにちふぁ』と話しかけてしまう。

 

しかし木村も『んおんちは!』と川合に負けず劣らず緊張している様子。

 

『ちょっとおはなひいいでふか?』

川合は近づくものの、何を話せばいいのかわからなくなってしまう。。

 

落ち着け…。

川合は自分に言い聞かせ、3年前の事故の軽トラはどこにあるのか尋ねる。

すると木村は、知り合いの解体業者に持っていったのでもうありまふぇん!と明らかに動揺した様子で答える。

 

3年も前なので忘れたという木村に、

『でも知り合いなんですよね?フツー忘れますか?

廃車手続きとか、いろいろ証明書が必要なはずですよね?

本当に忘れちゃったんですか?』

と川合は畳みかける。

 

川合に追及にしどろもどろになった木村は、まだ実は廃車にしていないと告白。

車の在りかさえわかれば、逮捕できる。

でもどうしたらいいかわからず、

川合は「藤さん、早く来て」と心の中で祈る。

 

そんな川合に藤は告げる。

『川合。時間をやるな。

時間は人を落ち着かせる。言い訳を用意させる。機を逃さないで』

 

それを聞き、覚悟を決めた川合は『軽トラのある場所まで案内してください』『今すぐ』と毅然とした態度で言い放つ。

 

すると、あった!

山の中に置かれた軽トラには、フロント部分にぶつかった跡があり、ドライブレコーダーがついていた形跡もあった。

 

しかし川合が刑事課に報告している間に、

木村は自殺をほのめかすメモを残していなくなってしまう!

 

ハコ長の怒り

源もやってきて川合たちは木村の捜索にあたることに!

 

その頃、町山署でも『私たちにも行かせてください!』と牧高(西野七瀬)たちが副署長(千原せいじ)に直談判し、捜索に向かっていた。

 

でも副署長たちは3年前のひき逃げ事件と同じく、無線の前で突っ立っていることしかできない。

そんな虚しさを噛みしめていると、

軽トラの中に残っていたドライブレコーダーに、木村が運転していたと特定できる映像を発見したと報告が入る!

 

そんな中、ハコ長は木村が自殺するとしたら飛び降りしかないと、近くの自殺の名所、美濃部橋に行くよう山田に指示。

ハコ長の言葉を信じた藤は、無線で報告。

それを聞いた源と川合も美濃部橋に向かう。

 

橋に着くと、ちょうど木村が飛び降りようとしているところだった。

 

みんなで取り囲み、止めようとすると、

『近づかないでください!

私なんかが生きていても娘に申し訳ないです。

すみませんでした!死んで償います!』

と木村は橋の欄干をまたぐ。

 

『死んで許されるわけがない!』

 

ハコ長の言葉に、みんなは驚いて振り返る。

 

『借金作って逃げて、人ひいて逃げて。

最後は、死んで逃げるつもりか…。

逃がさないよ?絶対に。

あんたには、生きて罪を償ってもらうから』

 

ハコ長にまっすぐに見つめられ、力なく木村はうなだれる。

その瞬間を源と山田は逃さなかった。

『確保!』

源は木村に手錠をかけようとして、藤を呼ぶ。

 

藤は手錠を受け取り、桜のことを思い浮かべ、川合に時間を確認させる。

 

『8時5分。木村良徳さん。

3年前のひき逃げ事件の道交法違反と、過失運転致傷の疑いで緊急逮捕します』

 

藤が逮捕したという報告が流れ、安心する牧高たち。

町山署に残っていた北条係長(平山祐介)たちは抱き合って喜んだ。

 

『川合。よくやった』

 

藤にほめられ、川合は『はいっ』と答える。

こうして藤たちの長い長い闘いは幕を閉じた。

 

ひき逃げ事件の真相と、ハコ長の謎

数日後。

通常公務に戻った川合は、なんでハコ長は管内でもないのに、自殺するなら美濃部橋だとわかったんだろうと疑問を口にする。

それに白い軽トラの情報もすぐに集めてしまうし、いったい何者なんだろう?

 

すると藤は、ハコ長は交番勤務の前に全然違う部署にいたみたいだという。

でもそれ以上のことはわからず、だった。

 

そこにハコ長が戻ってきて『今、私の悪口を言ってなかった?』と川合に尋ねる。

『言ってません!』

『ほんとかな~?』

『ほんとです。私、何も聞いてません』

 

川合がとぼけると、ハコ長は木村が全面的に犯行を認めたと警察署で聞いてきた話をする。

 

20年前、清水農園に就職した木村は、町山交番管内にある配送先の担当になった。

それ以来、その付近を巡回する町山交番の女性警察官を見ては、自分の娘と重ね合わせていたらしい。

特に桜は、笑った顔が娘さんによく似ていた…。

 

3年前のあの日。

社長が出張で、木村はいつもより配送量が多かった。

そのせいでほぼ徹夜状態で運転することになり、

交差点でパイロンを並べている桜を見て、ハンドル操作を誤ったと供述した。

 

自分がひき逃げで逮捕されたら、警察官の娘に迷惑がかかる。

そう思うと木村は名乗り出れなかったようだ。

 

『藤くん。桜くんに伝えないとね』

 

ハコ長の言葉に、そうですね…と藤はうなずいた。

 

ついに叶った同期女子会

それから藤は、警察学校の卒業式で桜と約束していた同期女子会を行うことに。

 

スカートをはいて髪の毛を伸ばしてみんなで集まって、桜が飲みたいと言っていた「松祭」という高い日本酒を用意して。

スカートを持っていない松島(大西礼芳)は、この日のためにわざわざワンピースを買っていた。

 

でもこの「松祭」は、実は川合のお父さんが前に送ってくれたもの。

その空き瓶に別の日本酒を入れて持ってきたのだ。

 

そこに遅れて車いすで桜がやってきて、同期の4人がそろい、女子会がスタート。

桜はみんなに情けない話をしたくなくて、連絡をもらっても返せなかったことを謝った。

 

藤が思ったとおり、誰1人「松祭」の中身が安物であることに気付かず、みんなはご満悦。

藤は内心、川合、余裕でバレなかったよとほくそ笑む。

 

そんな中、桜はみんなに警察学校時代に書いたノートを見せる。

そこには「祈☆逆襲」と願掛けが書かれていて、

卒業したら初任地の交番でバンバン検挙して、今度はミス・パーフェクトの藤を助けられるくらい強くなろうという思いが込められていた。

だから「交番女子の逆襲」

 

あの頃、よく桜たちは言っていた。

制服を着ているときぐらいは警察官の面構えでいようと。

 

でも桜は、事故のことを思い出すと今でも震える。

警察官の制服も見るだけで無理。

だからもう警察官には戻らないと、心に決めたという。

 

3年越しの笑顔

数日後。

桜が警察署に「退官願」を出しにくることを知り、止めなくてもいいんですか?と川合は驚く。

 

警察署の前で桜とひさしぶりの再会を果たしたハコ長は、あの時自分がついていながら本当に申し訳なかったと謝る。

 

でも桜は『謝らないでください。もう元気になりましたから』と、歩き出す。

ハコ長は『ペアとして最後の公務をさせてよ』と、退官願を出す桜に付き添うことにした。

 

あいにく副署長は外出中で、桜は取り調べ室で帰ってくるのを待つことに。

それを見た川合は、ロッカールームにいた藤のところに飛んでいき、桜が来ていることを伝える。

でも藤は『桜が決めたことだから。私はそれを尊重する』と止めようとしない。

 

川合は取り調べ室の前まで走っていき、中にいる桜に向かって叫んだ。

 

『ちょっとここだけの話なんですけど、ペア長の藤さんの愚痴、聞いてもらえます?

もうひどいんです、パワハラが!

私の部屋に入り浸って、お酒飲んでくだ巻いて、しまいには担いで部屋まで行って、なのに次の日会ってもあたりまえの顔してるし。

ほんっとサイアクなんですよ、藤さんって』

 

『お願いですから、ペア変えてもらえませんかね?

私、今までひどいことしかされてないんですよ!?』

 

ガサ入れのとき、使えないからといって追い出すし。

(本当は、川合のことを思いやって、ここにいていいよと言ってくれた)

 

術科訓練でボコボコにするし。

(ペアだから本気でやるんでしょと藤が言ってくれて嬉しかった)

 

疲れたからマッサージしろって命令するし。

(本当は藤がしてくれて、川合は寝てしまった)

 

川合が危険な目にあっても無視だし。

(本当は血相を変えて走ってきてくれた)

 

『もう、嫌なことしか思い浮かばないんです!

でも1番ムカつくのはあれです!

警察官の制服を着てるときぐらい、警察官の面構えでいろっていう、あの年寄りくさい説教!

そういうの強要するなって思うんですよね。

あの、マウンテンメスゴリラ!』

 

それを聞いた桜は我慢できなくなってドアを開け、叫ぶ。

 

『それ、私の大事なゴリラだし!』

 

でも川合は源に引っ張られていなくなった後で、

廊下に立っていたのは藤だけだった。

 

藤を見た桜は『聖子ちゃん、私やっぱり警察官をやめない!』と宣言。

死ぬ気でリハビリして職場復帰するという。

 

『だって、忙しい聖子ちゃんにあんなアホな子の指導までさせられない!

私が根性叩き直すし。

大丈夫、今度は私が助けるから』

 

『わかった…待ってる』

 

2人の会話を聞いて、ニンマリする川合。

涙ぐむハコ長。

『桜先輩が戻って来たぞ~!』と刑事課のみんなを呼ぶ山田。

あっという間に桜はみんなに囲まれ、藤に助けを求める。

 

『ゴリラたちにもてて大変だよ、もう』

藤がみんなの間を分け入りながら桜に近寄り、ハグする。

 

女性警察官なら大切な人からの励ましより、同性の後輩への強い怒りのほうが原動力になる。

そう思った川合は、わざとドア越しに桜にケンカを吹っ掛けたのだ。

 

『川合、いつの間にかめちゃめちゃ警察官になったんだな。

わざと嫌われ者になるなんて』

 

源が褒めると、

『なんでもありませんよ。藤さんのあんな笑顔を見れるなら』

と川合は笑顔で、桜と笑い合う藤を見つめる。

 

『俺も。3年間、ずっとあれ見たかった』

 

でもいつまでもヘラヘラしてはいられない。

副署長の一喝で、みんなは公務へ戻る。

 

交番についた藤は、

『川合、私のことあんなふうに思ってたんだ』

『いや!あれは本心じゃなくて』

『ありがとね』

と川合に感謝する。

 

『それほどでも~』

川合はクネクネしながら、

『嬉しかったんですか?』

と藤の顔をのぞきこみ、にっこにこ。

『うん』

『あはっ!嬉しかったんですか~!?』

 

川合の部屋でみんなで焼肉

その夜。

なぜか牧高に呼ばれた鈴木(渕野右登)も加わり、川合の部屋で焼肉を食べる。

 

鈴木は勢いで牧高に『付き合ってください』と告白するが、

『それは無理』と言われ、玉砕!

 

川合はさっきから山田の肉ばかり取って食べていて、藤に似てきたと言われ、

『おこがましいです』とご満悦。

『うん、おこがましいね。川合、あれ』

藤の「あれ」で、川合は冷蔵庫からワインを持ってきて鈴木に渡す。

鈴木はそれをラッパ飲みして、やけ酒~。

 

これからも一緒に

翌日。

川合と藤は交番前でシートベルトをしていない車を取り締まり、悪態をつかれる。

 

『どうせ来るなら、クソ野郎。どうせ来るなら、クソ野郎』

 

警察官といっても同じ人間。

だから今日も、愚痴を言いながら仕事にいそしむ。

 

今日は藤のぶんもおにぎりを握ってきたといって川合が出したおにぎりは、ドーン!でかっっ。

ハコ長は愛妻弁当があるのでナシと言われ、寂しそう。

どちらかがおかかで、どちらかが鮭。

藤が大きなおにぎりにかぶりつくのを、川合は笑顔で見つめる。

 

きっと川合は、これから藤聖子という人と出会ったことを後悔するだろう。

なぜなら、きつくて嫌われまくりの警察官という仕事に、なにより誇りを持てるようになってしまったから。

 

そのとき、ラーメン屋で、青い上下にスキンヘッドの男が食い逃げしたと通報が入る。

 

『川合、行くよ』

わらわらと準備している2人を見て、

『ほんと、いいペアになったね~』

とハコ長はにっこり微笑み、川合が食べてなかったおにぎりをパクリ。

『うん、おかかだ』

 

並んで外に飛び出した2人は、青い上下のスキンヘッド男を発見!

『待ちなさい!』『止まりなさ~い!』

と追いかけるのだった…!

 

 

 

『ハコヅメ』最終回の感想

ついに終わってしまった~。

犯人がわかってからはあっという間な気がしたけど、

そんな中にも、車内でコーヒーをこぼして源が町山くんTシャツに着替えたり、緊張してうまくしゃべれない川合など、小ネタ満載で面白かったです。

でも犯人の木村さん。

本当はいい人だったからよかったけど、本物の悪人だったら川合1人じゃ危なかったかも。

そう思うと怖くなる。

 

それにこの3年間、藤が1人で事件を追っているような感じだったけど、

ペアっこの桜が目の前で事故にあって、1番責任を感じていたのはハコ長だったのかもしれないなぁ。

犯人に会うまで何度も何度も、手をぎゅっと握りしめ、感情をぐっとこらえるようなハコ長のしぐさに、抱えていたものの重み、深さを感じました。

 

でもサボっているように見えて、たくさんの資格を保有していて、いざとなったらすごい速さで仕事をこなすハコ長。いったい何者なんだ~?

ハコ長の過去、気になるな~。

 

そして念願かなってようやく同期の女子会も開催され、桜もいつか警察に戻ってビシバシ川合を鍛えてやると元気を取り戻し、よかったですね~。

藤さんの、心の底からの笑顔が見れて本当に嬉しい。

そんな藤を見てニヤニヤしている川合も、

3年間あの笑顔を待ってたという源も。

 

ていうか、源さん、ぜったい聖子ちゃんのこと好きだよねー。

でも源にとって藤は別格というか、恋愛とかそういうのにおさまらない特別枠なんだろうな。

なんかそういうところも尊い関係で好きでした。

 

早くもシーズン2の噂もある「ハコヅメ」。

パワーアップした最強ペアと仲間たちにまた会えたらいいな。

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました(*´꒳`*)

またの~。

 

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