『古見さんは、コミュ症です。』3話ネタバレと感想│万場木さんの素顔に、古見さんがしゃ、しゃべった!今回もいろいろ目白押し!

にこ

今回は、2021年9月20日放送『古見さんは、コミュ症です。』3話のネタバレあらすじと感想をまとめました。

今回も、片居くんが夢を叶えたり

マンバメイクの万場木さんが大変身!などなど見どころ満載!

そんな中、校内のある落書きを見た古見さんは、

『私の友達は、私が選びます』と宣言。

”友達の定義”について、いろいろと考えさせられます…!

 

それではさっそく、3話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

その他のあらすじ
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『古見さんは、コミュ症です。』3話のネタバレあらすじ

⒞NHK「古見さんは、コミュ症です。」

登校途中。

古見さん(池田エライザ)は、初めて買ってもらった携帯電話を見つめ、喜びを噛みしめていた。

電話帳に登録されているのは、今のところ、只野(増田貴久)、父、母の3人のみ。

 

電話帳を見ていた古見さんはホーム画面に戻そうとして間違ったボタンを押し、只野に電話してしまい、大パニック。

すると只野から電話がかかってきた!

 

電話に出たものの、どうしたらいいかわからず、

『お…、おかけになった電話番号は現在使われておりません』

と言う古見さん。

 

電話はそこで切れ、

『こ、古見さん!?』

と只野は慌てるが、

古見さんは一方的に切るつもりはなく、間違って切ってしまい、困惑していた。。

 

「ごめんなさい。失礼な切り方をしてしまって…」

古見さんからのメールを見て只野はにやける。

古見さんの声、初めて聴いた。

電話越しだったけどきれいだったな~。

 

「大丈夫です。気にしないでください」

只野=生まれて初めての友達からのメールを前に、

古見さんは静かに震えながら、

これは返信すべきだろうか?

返信した後、相手はどう思うだろう?

迷惑ではないだろうかとメールの文面を考えているうちに、

1時間が経っていた……。

 

マンバギャルメイク

一方、万場木さん(吉川愛)は今日も、かつて流行したマンバギャルメイクとやらを学校のトイレで念入りに施していた。

 

これは万場木さんのお母さん直伝。

お母さんはこのメイクでヒューヒューと騒がれ、それはそれはもてはやされたらしい。

 

しかし周りの生徒たちからの反応は、

『ひどすぎる顔』

『ヤマンバでしょ。いつの時代だよ』

『ダッサ~。あれで外歩くの?』

と散々なもの。。

 

そうか。。

もっともっと塗らなきゃ足りないんだ!と思った万場木さんは、

トイレに戻り、白くハイライトを塗りまくった。

 

自然なままで

その間、古見さんは万場木さんと一緒にお昼ごはんを食べようと待っていた。

これからは一緒にお弁当を食べようと約束したからだ。

 

そこに『焼きそばパン売り切れでした』と只野ががっかりしてやってきた。

 

そんな只野のもとに、片居くん(溝端淳平)が今日こそお昼に誘うぞ…と固い決意を秘めてやってくる。

でも出てきた言葉は…、

『面、貸せや!』

 

ガーン!違った!失敗したぁ~!

目をまん丸にして驚く只野を見て片居くんはしょげ返る。

が、

『いいですよ。面、貸しますよ』

という只野の言葉にびっくり!

 

片居くんは念願かなって、用意していた焼きそばパンを只野に渡し、一緒に食べることになった。

 

あむっと美味しそうに食べる只野を見て、嬉しい~と幸せで足をバタバタさせる片居くん。

 

喜びのあまり調子に乗った片居くんは、もう1つ焼きそばパンを取り出し、

『只野くん、アーン』

と焼きそばパンを只野の口元に近づける。

それを素直に只野が食べて『美味しい!』とひと言。

 

その姿を目撃してしまった古見さんは、何が起きているのか理解できず動揺する。

 

そんな中、只野はいつも思っていたことを口にする。

 

『あの、無理しなくていいですよ。

なんか片居くん、いつも無理してるような気がして…。

そんな力を入れなくてもいいですよ』

 

『ああ…、これ?』

片居くんがキメ顔をしてみせると、

『そうそう、その顔。もっと普通の顔で』

と只野は、片居くんに自然な顔をさせる。

 

『でもこれ…、アホみたいじゃない?』

不安になって片居くんが聞き返すと、

『いえ、自然でいいと思います。

僕といる時くらいは肩肘はらずに、ありのままの片居くんでいてくれるほうが僕も嬉しいんで』

と只野は言い、

よかったら一緒に昼ご飯を食べませんかと古見さんのところへ連れていく。

 

そこにやってきたのは、パワーアップした万場木留美子!

 

ぎょっ ぎょっ ぎょっと思う3人だが、

『メイクがいつもよりすごいことになってますね』とは言えない古見さん。

同じく、言えない只野くん。

『なんだ?その顔』と言っちゃう片居くん。

 

『はあん!?』

万場木さんににらまれ、ビビった片居くんは早々に退散!

 

『焼きそばパン、ありがとう!またね』

と只野に言われ、

片居くんは可愛くちょこちょこ手を振り、その場を去った。

 

素顔の君に

気を取り直し、お昼ごはんを食べ始めた3人。

何を話そっかと万場木さんは、好きなアーティストについて語り始める。

 

万場木さんが好きなのは、浜崎あゆみ。

これまたお母さんが好きで、中2から鬼リピ。

初めて行ったライブでは、歌声を聴いているだけで涙腺が崩壊。

お母さんも万場木さんも、涙でメイクがボロボロになって帰ったという。

 

1人で語って1人で笑っていることに気づいた万場木さんは『ごめんね』と謝って、お弁当をモグモグ。

 

古見さんは「自分のことをたくさん話せてすごいです」とノートに書いて万場木さんに見せる。

すると

『古見さんだって普通に話してるじゃん』

と万場木さん。

 

古見さんがノートで話していることなんて、万場木さんはちっとも気にしていなかったのだ。

古見さんはひとりぼっちだった自分を助けてくれたヒーローだから。

 

『ていうか、古見さんのほうこそ、私なんかと一緒にいて大丈夫なの?

なんでかみんなにダサいとか言われるんだよね~』

と万場木さんが話し出し、

メイクのせいでは?と思う古見さん。

同じく、メイクのせいでは?と思う只野くん。

 

でも『何がいけないんだろうね?』と万場木さんは全然気づいておらず、

只野は勇気を出して、

『こ、好みによると思うんですけどね。あくまで僕個人の意見ですよ?』

と前置きしてから、

『僕はメイク、そんな濃くしなくても…』

と指摘する。

 

『え?だめ!?このメイク。古見さんもそう思う?』

 

万場木さんに意見を求められた古見さんは、ノートを見せる。

 

「素顔も見てみたいです」と。

 

それを見た万場木さんは急いでトイレへ行き、

素顔も見てみたいって、メイクがないほうがいいってこと?

と、メイクを落とす。

 

古見さんが最近ハマっているもの

一方、2人きりになった只野くんと古見さんの間には沈黙が続いている。

高校生にして、縁側でお茶を飲む老夫婦の気分だ。

 

そんな中、古見さんはゆうべ、念入りに用意したものを只野くんに見せる。

 

渡された封筒を受け取り、

もしかして古見さん、ドキドキしてる?

と、胸に手をあてうつむいている古見さんを見つめる只野。

 

なんだ!?古見さんの心臓の音がこっちまで聞こえそう…

只野は、急いで封筒の中身を確認した。

 

するとそこには「布団がふっとんだ 古見硝子」と書かれていて!?

実は古見さん、

コミュニケーションには笑いが必要だとテレビを見て、最近面白いと思ったギャグを書いてきたのだ!

 

古見さんはたくさん書いてきた封筒の中からとっておきの1枚を只野に選ばせる。

そこには……

「傘がかさばる 古見硝子」

と書かれていて、照れて顔を隠す古見さんを前に、

古見さ~~~ん!!!!!!!

言う?親父ギャグは笑えないって言う!?

と只野は内心、困りまくる。

 

万場木さんの変身!

そこに素顔の万場木さんが現れ、只野と古見さんは目を見開く。

 

万場木さんが恥ずかしくなり、またメイクしてくるとトイレに行こうとするのを、

古見さんはハッシと掴み、

「かわいいと思います。」

とノートに書いて見せる。

 

『僕もかわいいと思います!こっちのほうが好きです!』

すかさず只野も便乗し、万場木さんは照れ隠しで

『黙れ!』

と只野をバシンと叩く。

 

友達の選び方

その後。

只野は長名なじみ(ゆうたろう)に掲示板まで連れていかれる。

 

そこには、校内のスクールカーストを表す落書きがされていて、

古見さんがトップで輝かしい眩しさを放っているのに対し、只野は底辺。

 

そんな只野が、上位にいる古見さんと親しくしているのが信じられないと、古見さんを崇める人たちが言っているらしい。

 

ちなみに、なじみはそのどこにも属さない。

すると古見さんが「これは間違っているのではないでしょうか?」とノートに書き、なじみに見せる。

 

『いや、そんなことボクに言われても』

なじみはそう言い、高校というのはこういうのが自然発生するものだと説明する。

 

底辺は底辺同士。

上位は上位同士で友達になるのが普通なのだ。

 

でもそれに対し、古見さんは異を唱える。

 

「私の友達は私が決めます」

 

古見さんは只野をジッと見つめると、手を引いて歩き出した。

 

古見さんの決意

階段の踊り場に行った古見さんは、只野が自分といるからひどいことを言われたのではと心配する。

「だから私は只野くんの友達でない方がいいと思うのです」と。

 

只野はそれを見て押し黙る。

ノートをギュッと握りしめ、顔を隠す古見さんに、

『うん、わかった』と只野は悲しそうに告げる。

 

『でも僕の友達は、僕が決めるよ』

 

古見さんが顔を上げ、只野は自分が言った言葉に焦って一生懸命取り繕う。

 

すると『やっ…』

こ、古見さんがしゃべった!

 

『やっぱり…、私は…、只野くんの…、

友達で…、いたいです…!』

 

古見さんがまた顔を隠し、

『ありがとうございます。

一生懸命、話してくれて嬉しかったです。

僕も古見さんが、、古見さんの友達でいたいです!』

と只野は宣言!

 

そこに、なじみと万場木さんがやってきて、

『この前、古見さんと友達になるのは無理だと言ってしまってごめん』と、なじみが謝る。

 

『よかったら一緒に帰らない?』

なじみの誘いに、こくんと古見さんがうなずき、

なじみと古見さんは、いきなり「一緒に帰る」という難易度の高いミッションに挑むことに!

その後を、只野と万場木さんが心配でこっそり追いかける。

 

天城越え

そんな中、なじみはついに小学生時代から引きずっていた古見さんへの思いを打ち明ける。

 

なじみは古見さんとピアノ教室が一緒で、何度話しかけても無視されたという苦い思い出があるのだ。

 

そのことを古見さんは覚えていて、緊張して返事ができなかったとノートに書いて謝る。

そして、あのとき、なじみが歌っていた鼻唄のタイトルは「天城越えです。」と教えてくれた。

 

当時はわからなくて、最近ようやく紅白歌合戦を見てわかったという古見さん。

なじみが話しかけてくれたことが嬉しくて、

古見さんはそのことをずっと大切に覚えていたのだ。

 

それを知り、長年の誤解が解けたなじみは、

『よかった。こうやって話せて』

と古見さんの手を引いてどこかへ連れていく。

 

友達の定義

しばらく歩いていくと、

『友達の定義ってなんだと思う?』

と、なじみは古見さんに尋ねる。

 

古見さんが答えないので、なじみが振り返ると、

只野と万場木さんが木の陰にいて『あ…』

 

只野たちが駆けてきて、

『なに、あとつけてきたんだか。心配しなくても話弾んでるし』

と、なじみは”友達の定義”について話していたと伝える。

 

なにをもって、友達と呼ぶか。

ごはんを食べたり、トイレやお風呂に一緒に行ったり、悩みを相談したり。

たとえば顔なじみだっていうだけで、友達だという人もいる。

 

そう言うと、なじみは階段をのぼり、360度辺りを見渡せるお気に入りの場所にみんなを連れていく。

 

『ボクの友達の定義は、同じ景色を見ること。

大事にしたいっていう友達には、ここを教える』

 

それを聞き、感動する古見さん。

嬉しくなる只野。

戸惑う万場木さん。

 

『あの、ついてきちゃった私たちは…?』

万場木さんが尋ねると、

『まあ、いいんじゃない?友達の友達は、友達って言うし。

それに本当に嫌だったら追い返してる』

と、なじみが答え、

『また世界が広がった』

と万場木さんは嬉しそうに微笑む。

 

『古見さんは?

私の友達は、私が決めますって言ってたけど、

古見さんの友達の定義ってなに?』

 

古見さんはノートに書いて、なじみに見せる。

 

ないです。

 

友達がいたことがないので。

 

『じゃあ、これからってことだ!

てことで、古見さん、今日からよろしく!』

 

笑顔でなじみが言うと、古見さんは無表情でジャンプ。

首をかしげるなじみに、

『喜んでるんだと思う』

と只野は伝える。

 

『え?じゃあ、みんなで飛ぶ?せーのっ』

 

4人でジャンプすると、古見さんがまたノートで顔を隠し、

『照れてる~。かわいい~!』

とみんなは笑う。

 

古見さんの願い事

その帰り道。

只野と2人きりになった古見さんは、

「私を名前で呼んでくれませんか?」

とお願いする。

 

只野がなじみのことを長名(おさな)ではなく、「なじみ」と呼んでいるのを聞き、自分も「硝子(しょうこ)」と名前で呼んでほしくなったのだ。

 

でも、なじみはオムツをしてる頃から知り合いだけど、

古見さんはまだ友達になったばかり。

いきなり名前を呼んでと言われても、ハードルが高い!

 

只野は懸命に『しょ…、しょ…』と呼ぼうとするが、

『古見さん』

としか言えなかった。

 

古見さんはガクッとノートを持っていた手をおろし、クルリと前を向いて歩いていく。

そう、古見さんはスネているのだ。

 

片居くんが転校!?

そんなある日。

片居くんが親の転勤で転校することになり、只野は驚く。

 

『焼きそばパンを一緒に食べる以外にもっと…、

もっと…、

どっか遊びに行ったりしたかった!』

と悲しみのあまり、只野に壁ドンし、熱い想いを伝える片居くん。

 

『どっかって、ど、どこ?』

とビビる只野に、

『海…』

『海』

と耳元で囁く片居くん。

『おわっ。ちょっと耳はやめてっっ』

 

ぞわぞわして只野がのけぞると、

『いいね~!行こうよ』

といつの間にか、なじみと万場木さんと古見さんが近くに立っていた。

『海なら私に任せて~!』

 

『よし、じゃあ行くよ!エイエイオー!』

 

こうして4人は、今度の休みに海に行くことになった♪

 

~4話につづく!~

 

 

『古見さんは、コミュ症です。』3話の感想

念願かなって、ついに只野と焼きそばパンを食べることができた片居くん。

いったい1人で何個買ってるの?

とツッコミたくなるけれど、2人で仲良く食べる様子は微笑ましくてニヤけてしまう。

なんて平和な世界なんだっ。

古見さんが見てはいけないものを見てしまったとドキドキするのもわかるなぁ。

 

しかも片居くんが無理してるのに気付いて、僕の前では肩ひじはらずにいてくれたらとサラリと言ってのける只野くんが素晴らしい〜!

 

また、万場木さんがみんなにダサいと言われるのは、メイクのせいだとまったく気づいていないシーンは、つい笑ってしまった。

人から見たらわかりきったことでも、本人はわかっていなかったりするものですよね。

良かれと思って頑張る万場木さんが健気というかなんというか。

お母さん直伝ということは、今もお母さんはマンバギャルなのかな?

 

そんな万場木さんも、只野と古見さんの指摘をうけて、すんなり素顔デビュー。

「メイクが濃い」と指摘するのではなく、「素顔が見たい」という古見さんの言葉の選び方に、うまい!と思ってしまいました。

その言い方なら誰も傷つけないものね。

 

そこに、なじみも加わり、可愛いが増えていく。

4人で高台に行くところとか、ジャンプするところとか青春だな〜。

 

と可愛いばっか言ってるけど、今回も、友達の定義についてとか、テーマは重く、考えさせられた。

 

でも友達って考えれば考えるほど難しくありません?

私的に友達といえる人は高校時代の友達くらいしかおらず、かと言ってなんでも話せるわけでもない。

けどたぶんこれからも連絡とり合ったり、元気かなぁって思い出したりする人が友達なのかぁと。

まあ、相手がどう思ってるかはわからないのですが。。

 

とにかく、仲良くなった途端に片居くんが転校しちゃうのが寂しい〜。

次回のみんなで海編が楽しみです!

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました(=^・^=)

またの〜。

 

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