『ただ離婚してないだけ』11話ネタバレと感想│まさに天国と地獄!1度堕ちた人間はもう、堕ちつづけるしかないのか…?

にこ

今回は、2021年9月22日放送『ただ離婚してないだけ』11話のネタバレあらすじと感想をまとめました。

警察の手をのがれ、逃亡生活を送る正隆と雪映。

まるで新婚旅行のように幸せな日々を過ごす2人だったが、

それは地獄のはじまりだった…。

 

それではさっそく、11話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

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『ただ離婚してないだけ』11話のネタバレあらすじ

⒞「ただ離婚してないだけ」製作委員会

佐野(深水元基)が家から逃げ出し、包丁を持って追いかけようとするところを近所の人に見られた雪映(中村ゆり)

 

『俺たち、どこまで堕ちるんだろうな…。もう…死ぬか…』

と呟く正隆(北村宏光)に雪映は告げる。

『私、決めたの。3人で生きてくって』

 

『そうだな…。生きよう。

この先、何が待っていても…』

 

正隆の言葉に、雪映は涙を流し答えるのだった。

 

逃避行

それから数日後…。

正隆たちの家のドアを激しくノックする者が。

萌の妹・創甫(北川拓実)だ。

創甫は寝ていないのか、どす黒い顔で雨戸のしまった窓を叩いたり蹴ったりした後、新聞受けにたくさん新聞が溜まっていることに気づく。

 

その頃、正隆と雪映は車で逃亡生活を送っていた。

 

2人で波打ち際を手をつないで歩きながら、

『やっと来れたね。新婚旅行』

と晴れやかな笑顔を見せる雪映。

 

『私、変かな?今が1番幸せ』

 

そんな雪映を見て、正隆は新婚旅行はもっとちゃんとしたところに連れていってやると約束するのだった。

 

地獄のはじまり

一方、佐野は逃亡したものの、運悪く仁科(杉本哲太)が乗った車とすれ違い、拷問をうける。

激しい拷問に耐え切れなくなった仁科は、紙オムツに隠していたSDカードを渡す。

そこには正隆たちが、萌の遺体を掘り返している写真が入っていた。

 

これを見せれば、正隆は金を出す。

佐野に言われ、仁科は大笑いで

『久々のヤマが来た~!』

と叫ぶ。

 

生き直すんだ

その後、佐野が横浜港で焼死体で見つかったというニュースが流れる。

 

これで萌を殺したことも、佐野を監禁していたことも誰にもバレない。

そう思った正隆たちは安心して家に戻る。。

 

雨戸を開け、部屋中のカーテンを開け、

またここに戻ってこられるなんて…と幸せを噛みしめる雪映。

 

『ちゃんと食べさせないとな』

正隆は雪映のおなかに手をあて、晴れた空を雪映とともに眺める。

 

生き直すんだ。

ここから…。

正隆は佐野のいなくなった仕事部屋で、結婚指輪をはめ、誓いを立てる。

 

絶望の中で

一方、暗い部屋にひきもっていた創甫は、刑事の池崎(甲本雅裕)から佐野が殺されたことを知らされる。

 

池崎は今も捜査を続けていて、正隆が萌と駅前で別れた後の足取りを調べているというが、

『無駄だよ。姉ちゃんは死んだ…』

と創甫は電話を切る。

 

萌がいなくなって、既に184日が経過していた。

 

夫婦だからね

一方、雪映の妹・菜穂(中川加奈子)は、急に正隆たちと連絡が取れなくなり心配していた。

 

『出産前に正隆とあちこち旅行に行ってたの』

と、にこやかに話す雪映。

『ほんと?』

菜穂が疑いのまなこで見ると、正隆はにっこり。

そんな2人を見て、

『お姉ちゃんたち、なんかあった?夫婦みたい』

と驚く。

『夫婦だからね』

 

この短期間で、雪映は本当にたくましくなった。

正隆も変わった。

正隆が結婚指輪をはめているのに気づいた菜穂は、

『お姉ちゃんを、お姉ちゃんの子を絶対に幸せにしてください』

と頼む。

 

それに対し、迷うことなく正隆は『はい』と優しいまなざしで答えるのだった。

 

仁科の罠

そんな中、佐野が焼死体で見つかったいうニュースを見ていた仁科は、

『うまくいったじゃない?』

と舎弟の藪浩二(山口祥行)に電話する。

 

あの後、佐野は無残にも灯油に火をつけられて殺され、横浜港に遺棄されたようだ。

 

ポケットに入った佐野の名刺を見た警察は、仁科の思惑通りに報道。

 

『今頃、柿野のやつ、助かったって喜んでるんじゃない?

これまで以上の地獄を見るんだけどね』

 

仁科はニヤリと不気味な笑みを浮かべると、足の爪を切り始めた。

 

1度堕ちた人間は…

そんなこととは知らず、正隆と雪映は病院で順調に育った我が子の姿をエコーで見ていた。

 

編集部から新しい仕事も頼まれ、急に運が開いてきたと目を輝かせる正隆。

 

その帰り道、背後からいきなり切りつけられ、正隆は驚いて後ろを振り返る。

 

見るとダウンジャケットの背中の部分が裂け、

ナイフを持った創甫が立っている。

 

創甫はナイフを振り回し、逃げようとする正隆の上に馬乗りになり泣き叫ぶ。

 

『姉ちゃんを返せ!姉ちゃんを返せよ~!』

 

警察に確保されても、あいつが姉ちゃんを殺したんだと叫び続ける創甫。

正隆はその姿をぼう然と見ていた。

自分がしでかしたことが取り消しようのない事実だと思い知らされながら…

 

今回の件で、少年院に入っていたことがある創甫は、前よりも重い刑罰をうけることになるだろう。

池崎刑事から話を聞き、正隆の心は痛む。

 

『ああ見えてあいつ、姉ちゃん想いのいいやつでしてね。

でも社会は、1度堕ちた人間を許さない。

萌ちゃんがいてくれれば、こうはならなかったでしょうね』

 

池崎刑事は鋭い目で正隆の顔を凝視すると、軽く頭を下げて去っていった。

 

これで最後

家に帰った正隆はどよんとしたまま、自分の部屋へ。

ダウンジャケットを脱ぐと、ハラハラと羽毛が舞い落ち、正隆は気づく。

創甫は自分に傷ひとつつけられたなかったことに。

 

そこに靴音を響かせ、仁科が舎弟を連れてやってくる。

 

『はじめまして。柿野さ~ん。

私、仁科っていいます。佐野くんの知り合いの』

 

家に上がり込んだ仁科はテーブルの上に萌の遺体を移動させていたときの写真を置き、

『このデータを買い取ってもらいたいんですよ。

1億でどうですか?

あんた、柿野製薬の息子なんだろ?

弟さん、ずいぶんあちこちに金をばらまいていたそうじゃないですか』

と脅す。

 

『今週の日曜の深夜3時頃、ご都合いかがですか?

人目につかない、いい場所があるんですよ』

 

そう言って仁科は藪に、住所を書いた紙を正隆に渡させる。

 

『これで佐野くんも成仏できますよ。

ず~っと、あんたたちのこと気にしてましたからね』

 

仁科たちが帰った後、正隆はテーブルに突っ伏したまま動かなかった。

雪映に優しく頭をなでられ、顔をあげる正隆。

雪映は正隆を見つめると、前を見据え告げる。

 

『殺そう。

受け渡しの時に、あいつらを殺すの。これが最後。

もう、後戻りはしない』

 

それを聞き、正隆は首を振り、大粒の涙を流し、頭を抱える。

 

──俺は何度も思い出す。

はじまりの夜のことを。

なぜ、こんなふうになってしまったのか。。

何度も、何度も。

 

俺は孤独だった。

ただ、それだけだったのに……。

 

~最終回につづく~

 

 

『ただ離婚してないだけ』11話の感想

血のついた包丁を持っているところを見たのに、近所の人は通報しなかったのかな?

なぜか警察に追われることもなく、

まるでつき合い始めたばかりの恋人のように幸せな日々を過ごす2人。

海で歩く2人とか、めっちゃ絵になる夫婦で、今までのことをすべて忘れてしまうくらい幸せそうで。

 

だけど、そんな生活を揺るがしたのは仁科でした!

ドーン!

仁科、怖いね~。

なんでも『藪くん』と言って、自分では手をくださず、藪くんにやらせるところが怖い…。

 

佐野のことも、名刺をポケットに入れただけなのに『うまくいったじゃない』なんて言ってたから、もしかして死体は別人で、生きてるんじゃないかと思ったけど、殺されてしまったんですね。

監禁された上に拷問までうけ、あまりの仕打ちに絶句。

 

しかも雪映は、ヤクザを相手に『あいつらを殺そう』なんてすごいことを言う。

そんなの勝ち目ないやんかー( ノД`)シクシク…

 

正隆だって、創甫の変わった姿を見て、

自分が萌を殺してしまったからこんなふうになってしまったんだって、

自分がしたことは取り返しのきかない過ちだって気づいたはずなのに。

もう見ていられないわ~~(´;ω;`)ウッ…

 

最後はどうなるんでしょうかね。

お腹の中の子供だけでもなんとか助かってほしいけど…。

生まれた後のことを考えると、それも厳しいのかな…。

 

は~最終回が見たいけど怖い。

そんなの初めて。

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました(*´ω`*)

またの~。

 

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