『今だから、新作ドラマ作ってみました』2話ネタバレあらすじと感想│あなただけのMy Way!!!

新型コロナウィルスの影響で次々ドラマが放送中止になる中、

打ち合わせもリハーサルも本番もすべてテレワークで行なわれた初の試み!

今だから、新作ドラマ作ってみました』がNHKにて放送されました!!

今回はその第二弾、2020年5月6日放送『さよなら My Way!!!』のネタバレあらすじと感想をまとめました。

キャストは、『70才、初めて産みましたセブンティウイザン。』で夫婦役を演じている小日向文世さんと竹下景子さん!

 

小日向文世さん演じる宍戸道男のもとに、亡くなったはずの妻・舞子(竹下景子さん)からテレビ電話がかかってきて!?

 

というちょっと世にも奇妙な物語っぼいストーリーです。

 

どちらのドラマも夫婦役ということで、話が混乱しそうですが、どうなんでしょうか?

それではさっそく、ネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

『さよなら My Way!!!』のネタバレあらすじ

宍戸道男(小日向文世)は、自宅で保険代理店を営んでいる。

今日は妻・舞子(竹下景子)の49日だった。

舞子は脳卒中で突然この世を去り、道男はちゃんとお別れできなかったことを気にしていた。

 

すると目の前のノートパソコンが鳴り、テレビ電話がかかってきた。

慌てふためきながら道男が出ると、画面の向こうにいたのは、死んだはずの舞子だった

しかも舞子がいるのは自宅のリビングで、道男は喜び勇んでリビングに向かった。

でも舞子はいない。

なんでだ!?

 

『幽霊だから見えないに決まってるでしょ』と笑う舞子。

道男はそんな舞子に、今までいろいろ本当にありがとうと、伝えられなかった感謝の想いを伝えた。

でも舞子は、40年も一緒にいたのに、具体性のない道男の言葉に不満を示す。

そして突きつけたのはなんと、舞子の署名入りの離婚届だった!

クイズ宍戸舞子!

それを見て、『なんだよそれ!それじゃ熟年離婚を通り越して、成仏離婚じゃないか。縁起でもない』と文句を言う道男。

離婚したくないという道男に、舞子はチャンスをあげるとクイズを出した。

10問中6問正解なら離婚回避。

 

10問中4問以下なら離婚成立。

 

10問中5問なら、離婚保留。

『クイズ宍戸舞子!』

 

第1問 生年月日。

 

いきなり日付を間違える道男…。

 

第2問 星座。正解。

 

第3問 血液型。正解。

 

第4問 最終学歴。正解。

 

第5問 趣味。

 

道男は『読書』と答え、正解は『合唱』。道男は『合唱!?』とびっくりする。

 

第6問 特技。

 

道男は『料理』と答え、舞子は『歌』。

 

舞子は合唱団に入っていたのだ。

 

 

第7問 好きな食べ物、第8問 得意料理。ハズレ。

 

これで5問不正解。離婚リーチ!

 

第9問 好きな歌手。フランク・シナトラ。正解!

 

第10問 舞子の座右の銘。これは難しいので3択。

 

道男は2番を選び、『ファイナル舞子?』『ファイナル舞子!』と気合いを入れるがハズレ。

 

舞子の座右の銘は『終わりよければすべて良し』だった。

結果は離婚成立。

舞子は、道男は保険のお客さんの趣味や特技などは全部覚えているくせに、自分のことは何も知らないと、道男をなじった。

それを聞き、道男は怒ってテレビ電話を切ってしまった。

 

舞子はがっかり。

『でもいい線まで言ってたわよね。クイズの後はぐっとこらえて、話を運ぶこと』と自分に言い聞かせた。

2回目

そしてなぜかすべてがリセットされ、最初の場面に戻る。

自宅の仕事場にいる道男に舞子から電話がかかってきて、クイズ。

やはり離婚成立。

機嫌を損ねた道男に、舞子は何度も深く息を吸い気を落ち着けると、穏やかに道男に話しかけた。

そして道男と話を続けることに成功した。

 

すると道男は『合唱団に入っていたなんて知らなかったよ』とポツリと言った。

舞子は何回か道男に言ったことがあったのだが、道男は覚えていなかった。

舞子が歌の素晴らしさ、道男も歌っていたことがあるじゃないと語り始めると、道男は話を無理やり変えた。

それで離婚は成立なの?

 

たしかに道男は、舞子のことを空気のような存在どころか、透明人間扱いしてきた。

でも道男は今まで家族のためずっと真面目に働いてきた。

浮気もしたことないし、幸せの感度は舞子と同じだと思っていた

 

でも舞子は、道男が家のことはなんにもやってくれないと不満を持っていた

すると腹を立てた道男はまたテレビ電話を切ってしまった。

3度目の正直

それで舞子はまた最初に戻り、同じことを繰り返した。

今度は舞子は、お祭りで孫に買ってあげた風船を膨らませ、怒りたいのを我慢した。

風船は空気を抜くと、すごい音でピュ〜〜〜ッと音を立てた。

 

すると道男は『これだったのか!たまに仕事場にいると聴こえてきて、ずいぶん大きくて長いオナラだなって思ってたんだよ』と笑った。

これには舞子も『違うわよ。失礼ね〜』と大笑い。

舞子は鬱憤が溜まると、風船を膨らませストレス解消していたのだ

 

2人はお互い売り言葉に買い言葉になってしまうことを謝り合った。

それから舞子はまた、道男と結婚してから40年ずっと抱えてきた想いを打ち明けた。

 

舞子は、自宅が仕事場のため、自分の家なのにいつも気を遣って過ごさなければいけないのが苦痛だった

それを聞き、道男は素直に『俺が悪かったよ』と謝った。

でもそういうことではなかった。

あなたの答え

舞子は結婚40周年の記念日に、道男に離婚を切りだそうとしていた。

でもその日、道男は自宅で倒れてしまった。

それを聞いた道男は『倒れたのは母さんだろ?』と混乱した。

 

でも舞子は静かに首を振った。

1ヶ月前、舞子が間違えてテレビ電話をかけたら、仕事場に死んだはずの道男がいた。

それから舞子は試行錯誤しながらずっと道男と向き合おうとしてきたのだ。

 

すると道男は、自分が倒れたことを思い出した。

亡くなっていたのは、舞子ではなく道男だったのだ。

 

道男は『待てよ。俺が死んだのに離婚を切り出すなんて、相当嫌気がさしてたの?』と舞子に尋ねた。

それに対し舞子は静かに『考えて』と言った。

道男はまたテレビ電話を切ろうとした。

舞子は慌てず、

『投げ出さないで。間違えてもいいから、あなたの答えを聴かせて』

と声に力を込めて言った。

 

しばらく考えた後、道男は『離婚を切り出す以外に、2人が向き合う手段はないのか』とボソッと答えた。

ブブ…ブブ…と映像が乱れた。

あなたのMy Way

舞子は道男の答えを聞き、嬉しそうに微笑んだ。

正解。ありがとう、向き合ってくれて。

近くて遠かったあなたが、今は遠いのに近くに感じられるわ…

舞子はそう言うと、最後にもうひとつ道男にお願いをした。

それは、道男が大学生の頃、キャンパスでピョンピョン飛び跳ねながら歌っていた『My Way』だった。

 

それを聞いた道男は、あれはセックス・ピストルズのシド・ヴィシャスが歌っていたのを真似しただけだよと恥ずかしそうに言った。

でも舞子は『そんなのどうだっていい。私はシシド(宍戸)・ヴィシャスのMy Wayが聴きたいの』と熱望した。

 

その後、道男は全力で歌い、飛び跳ねたらしい。

息を切らせソファに倒れ込んだ。

舞子は『最高!キレッキレ!胸に突き刺さったわ』と喜んだ。

 

道男はそんな舞子をじっと見ると、画面越しにそっとキスをした。

舞子もそれに気づき、頬を寄せた。

 

道男は舞子に先に逝ってしまったことを詫びると、『四十九日の判決は離婚?』と尋ねた。

舞子は『もう、野暮なんだから!屋根の上で待ってて。終わりよければすべて良し!』と笑顔で言った。

 

バックでシド・ヴィシャスの『My Way』が流れ出す。

 

 

道男は『さよなら舞子』と画面に近づくと電源を切った。

 

〜fin〜

 

『さよなら My Way!!!』の感想

初のテレワークドラマの試み

冒頭はテンポもよく、クイズ宍戸舞子のノリのよさ、『ファイナル舞子。』に笑ってしまいました。

『セブンティウイザン』で夫婦役を演じられたお二人だけに、さすが息が合ってるなぁと感じました。

 

打ち合わせから何からすべてがリモートでやり取りされる中、直接、俳優同士が関係を深めることもできない。

だからこそ、共演経験のある人たちを配役したのだなぁと見ていて思いました。

 

それにファンの皆さんも、思わぬ再共演に喜ぶし、一石二鳥、三鳥四鳥、億鳥くらいの価値があるような気がしました。

どうしてこの配役にしたのか謎だったので、それが解けたような気がしてスッキリしました!

 

それに、スタッフブログで苦労したと書かれていたとおり、画像が乱れるところが何箇所かありました

でもそれが絶妙に、前半は舞子、後半は道男側に出るあたり、神さま(閻魔さま?)が応援してくれているとしか思えません。

 

しかもオンエア2日前の呟きで、『はたしてオンエアまでに完成するのか?』という呟きが…。どれだけ急ピッチで作られたのかがわかりますね。よく間に合ったな〜と思います(>.<)

スタッフさんもキャストの皆さんも、本当にお疲れ様でした!!!

最後でそうなるんだというオチに見事に泣いてしまいました。

 

泣いた理由

最初は舞子がどうしたいのか、どうしたら『終わりよければすべて良し』になるのかがわからずモヤモヤしました。

でも最後に、亡くなっていたのは舞子ではなく道男だとわかり、合点がいきました。

離婚届は、舞子なりの、道男と向き合うための鍵だったのか…

 

道男が倒れた日、舞子は離婚届を突きつけるつもりでした。

でもできなかった。

今まで苦労したこと、思っていたことを言いたいと思った。

でも伝えようとすると、道男は電源を切るの繰り返し。

これが49日までの間、一体何度繰り返されたのだろう。

 

本当のことを伝えようとすればするほど、喧嘩になってしまう。

想いがすれ違う。

気を落ち着かせて、穏やかに話そうと話し始めるのに、いつの間にか喧嘩になっている。

そうなるのがわかっているから最初から話すのを諦める。話さなくなる。

 

だから、死んでから思いのすべてを話せたのは奇跡!

死んだことに気づかず、仕事をし続けた道男の魂のおかげかな。。

 

奥さんのことよりお客さんのことのほうが詳しい道男。

道男は仕事することが、家族のため、舞子のためだと信じて、ひたすら寄り道もせず歩いてきた。

 

その道男が大学時代に好きだったのが、シド・ヴィシャスの『My Way』。

こんな道男にも、歌いながらピョンピョン飛び跳ねていた時代があったのか。今の道男からは想像もできない。

でも『歌って』と舞子はお願いする。

 

そして道男は、40年分の何かを放出する。

シド・ビシャスならぬシシド(宍戸)・ビシャス(うまい!)の歌とジャンプ、観たかったなぁ〜(>ω<)

 

最後の画面越しのキスは、今まで会話もなかった夫婦の別れにしては唐突な感じがしたけど、

ロマンチックな道男の精一杯の感謝の印だったのかな。。

 

 

この世にいられるのは四十九日まで。

クイズは5問しか正解しなかったけど、離婚危機は免れた。

『終わりよければすべて良し』

 

 

天国でふたりがまた会えることを願わずにいられません。

 

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。