『あと3回、君に会える』ネタバレあらすじと感想|『またね』の『また』が叶いますように

今回は、2020年3月31日放送『あと3回、君に会える』のネタバレあらすじと感想をまとめました。

ある日、玉木楓(山本美月)は、周りの人たちの背中に数字が見えるという不思議な能力を身につけてしまいます。

それはあと何回その人に会えるか?という意味だったのです。

それでは、気になるネタバレあらすじを紹介したいと思います。

『あと3回、君に会える』のネタバレあらすじ

玉木楓(山本美月)は、東京の小さな映像制作会社に勤めるアラサー女子。

料理の動画を撮ったり、エキストラ集めをしたり、頼まれた仕事はなんでもする、忙しい毎日を送っていた。

そんな中、楓はマッチングアプリで知り合った男性とデートする。

しかしカウンターの寿司屋で、中トロばかり頼んでしまい、1回デートしただけでジ・エンド。

会社の後輩・花(古川琴音)から、『楓さん、ここ3年で同じ人と3回以上デートしたことないですよね?』とツッコまれてしまう。

そんなある日、楓は、無言レシピ動画が話題のシェフ・澤村(工藤阿須加)の密着取材をすることに。

しかし、澤村はめちゃくちゃ愛想が悪く、挨拶しても返事もなかった。

楓はさっそく料理の動画を撮り始めるが、カメラ越しに澤村に睨まれ、驚いて後ずさりしてしまう。

すると料理を運んでいたアシスタントの征史郎(眞栄田郷敦)とぶつかってしまい、手に触れてしまった

人の背中に数字が見えるようになった楓

その後、楓はマッチングアプリで知り合った男性・白田(水間ロン)と会った。

初デートは映画だったが、楓は途中から寝てしまい、白田にバレてしまった。

おまけに大学が映画学科の楓は、映画について語り出したら止まらない。

つい、相手の好みの映画をディスってしまった。

すると白田は『じゃあ、また…』と笑顔で去っていったが、その背中に③という数字が浮かび上がり、楓は驚いた。

その時、『マズっ』という声がして、楓が振り返ると、征史郎がカレーを食べていた。

征史郎は『さっきの③、見えたでしょ?それは、あと3回会えるってことですよ。人生であの人に会えるのは、あと3回』と言った。

帰り道、楓は、道行く人たちの背中に①という数字が光ってるのを見て驚いた。

楓は慌てて会社に戻ると、後輩の背中をチェックした。

すると②と書いてあった。

彼は転勤することになったので、また挨拶にくると言うと去っていった。

白田にフラれる楓

翌日、楓は、征史郎にどういうことか聞こうと澤村の店に行った。

しかし征史郎は留守で、楓は澤村から『食べたことないでしょ』と3個もお土産をもらった。

その後、楓は白田と2度目のデートをした。

楓が先ほど澤村からもらったものをあげると、白田は『楓さんって、料理上手ですね』と喜んで食べた。

だが楓が白田の背中を覗くと、数字は②になっていた。

心配になった楓は、翌日、白田に会いに会社まで行った。

でも白田は今日は用事があるのでまたLINEすると言って、行ってしまった。

背中の数字は①になっていた。

翌日、楓はキッチンカーの仕事を手伝いながら、白田からの連絡を待っていた。

でも、白田からの返事はなく、不安になった楓がLINEすると、白田は退室してしまった。

『嘘!?』楓が慌てて、白田のツイッターを見ると、楓の悪口が書かれていた。

ショックを受ける楓に、征史郎は『すいません。触るとたまに感染っちゃうみたいで』と謝った。

楓は、この前、征史郎にぶつかって手を触ったときに、能力をうつされてしまったのだ。

でも、楓の力はそのうち消えるという。

父との再会

それから、楓は、見える能力をフル活用し始めた。

エキストラの子たちが次も来てくれるかチェックしたり、マッチングアプリで出逢った相手が長くつきあえる相手かどうかを見極めたり。

楓は征史郎に会うと、『なんかコツが掴めてきた。数字が①になればそれが最後、もう一生会わないということでしょ』と言った。

その人とあと何回会うかがわかれば、思い入れずにすむ。そしたら傷つくこともないのだ。

するとそこに、楓の父・和志(光石研)から電話がかかってきた。

楓にどうしても会いたいと、わざわざ上京してきたのだ。

でも、和志と母は、楓が小学生の時に離婚。その後、和志は別の人と結婚していた。

『もう何年も会ってないし、会っても話題ないし…』と言う楓に、征史郎は『ジンギスカンなら焼いていれば間がもつかも』と店を教えてくれた。

だがそれも意味はなく、和志が話しかけても、楓は素っ気ない返事ばかりしていた。

ところが、トイレからもどってきた楓は、和志の背中に③という数字が光っているのに気づく

店を出ると、和志は『これ、さっき店でもらったんだけど、好きだったろ?』とミントキャンディを2つ、楓に渡した。

それを見て、楓は帰ろうとする和志を2軒目に誘った。

すると、2人は一緒にお酒を飲み、話をするうちにだんだん打ち解けて話せるようになった。

帰り際、楓は『何か話があったんじゃない?』と和志の背中に向かって叫んだ。

すると和志は『なんにもない。そう言わないと会ってくれないだろ』と笑って手を振った。

『会う』の定義

その後、楓が帰ろうとすると、途中で征史郎が待っていた

征史郎は、楓を散歩に誘うと、夜の街を歩いた。

楓は征史郎に『この人だけは絶対味方っていう人がいれば、しんどくても頑張れる』と言った。

それを聞き、征史郎は前を歩く楓の手に触れようとした。

でも楓は気づかず、振り返ると征史郎に歳を聞いた。

征史郎はまだ22歳だった。

征史郎は、ひとつの所にいるのが苦手であちこちの店を転々としているという。

周りの人に③が見えたら、その場所を離れる。

別れるとき、みんな笑って『またね』と言うけど、本当にまた会う人などいない。

みんな、いつでも会えると思って、そんな無理して会う人はいないのだ。

『またね』と言って別れたその日が、人生でその人に会う最後の日になる。

『永遠の別れなんて、日常に溢れてる』そう呟く征史郎に、楓は和志からもらったミントキャンディを見せた。

楓は子供の頃、ミントが苦手で和志にあげていたのだが、和志は好きだと勘違いしていたのだ

それを聞き、征史郎は『今も嫌い?今食べたら違うかも』と言った。

楓は征史郎にミントキャンディを渡すと、一緒に口に含んだ

それから2人は朝焼けを見ながら、『会う』の定義について話した。

遠くから見かけても、相手が認識しなければ、それは会ったことにはならない

お互いが認識しあって、初めてちゃんと会ったことになるのだ。

楓は『それならずーーーーっと一緒にいたら、それは1回になる?』と尋ねた。

だが、征史郎は『朝が来たら1回減る』と言う。

それを聞き、楓は『いい裏技を思いついたのに』と悔しがった。

花との別れ

その後、澤村が店にやってくると、楓と征史郎がソファの上で眠っていた。

続いて花もやってきて、2人を見ると微笑んだ。

仕事中、花は楓に『まさかそっちに行くとはね〜。若すぎません?』とニヤニヤしながら言った。

すると楓は、花の背中に③の数字が光っているのに気づいた。

花は、2年くらい前からグラフィックの勉強がしたいと、留学費用を貯めていたという。

花は『会社をやめてもいつでも会えますから』と笑ったが、背中の数字は減っていた。

もう、花に会うことはないのだ

その後、アパートのベランダで実家のばあちゃん(吉行和子)の留守電を聞きながら、楓はすすり泣いた。

これが最後だと知っていても…

翌日、楓が車で幼稚園の前を通りかかると、征史郎が怪しい格好で中の様子を伺っていた。

征史郎は、以前、楓と同じように能力をうつしてしまった幼稚園児・海(森 優理斗)のことが心配で見守っていたのだ。

海は、同じクラスのふうかが引っ越すことを知り悲しんでいた

そこで征史郎は、海と一緒にサプライズでお菓子を作り、ふうかにあげることにした。

そこに、楓がふうかを連れてやってきた。

一緒に作ったほうがずっといいというのだ。

途中、澤村も加わり、立派なお菓子の家ができあがった。

子どもたちと笑顔ではしゃぐ楓を、征史郎は動画に撮った

その後、海はふうかと最後のお別れをした。

何も知らないふうかは、無邪気に『また遊ぼうね』と指切りをした。

その背中には①と書いてあった。

でも、海は『また遊ぼうね、絶対!』と手を振るのだった。

澤村の素顔

そんなある日、楓は上司から『澤村のアップが少ない!もっとケツとか撮ってこい』とダメ出しされる。

楓はキッチンカーに行くと、澤村のお尻を撮ろうと近づいた。

すると澤村は突然、楓を食事に誘った

その夜、2人はお洒落な感じの店に行った。

澤村は、カルーアミルクを薄めで頼むと、ゴクゴクと一気に飲み干し、話し始めた。

人見知りなこと。料理は全部ネットで覚えたこと。ネットにオリジナルレシピを公開したら、不機嫌すぎるシェフだとバズってしまったこと。

でも本当の自分はそうではないこと。

澤村は、カメラも女性も苦手なため、緊張のあまり無愛想になっていたのだ。

それを知った楓は『じゃあ、なんでドキュメンタリーの企画を受けてくれたんですか?』と尋ねた。

すると澤村は『企画書に、あなたの名前があったから』だという。

澤村は、楓の撮ったレシピ動画のファンだったのだ。

帰り道、楓はぐでんぐでんに酔っ払った澤村を店まで連れて帰った。

澤村は『中トロ食べすぎて振るなんて見る目がない!』と叫ぶと、そのままソファで寝てしまった。

楓が、澤村をゴロンと横向きにして背中を見ると、数字はなかった

すると奥から征史郎が出てきて『よかったですね。澤村さんいい人だから』と言った。

征史郎が店を出ていこうとすると、楓のスマホが鳴った。

なんと盛岡のばあちゃんが救急車で運ばれたというのだ。

征史郎は『乗って!』と言うと、キッチンカーに楓を乗せ(酔っ払った澤村も乗せ)、盛岡に向かった。

あと何回、あなたに会える?

楓が病室に行くと、ばあちゃんは階段から足を滑らせ、腕を骨折したという。

楓は『そんだけ?』と言うと、ばあちゃんの背中に数字がないことを確認し、安心した

楓は待合室の椅子に座ると、征史郎に『数字が見えなくてホッとした。でも、3回じゃなくても、いつかは…なんだよね』と言った。

すると征史郎は、『今だけを見てあたふたしている楓はいいと思う』と言った。

征史郎は赤ん坊の頃から、周りの人たちと会う回数が全部見えた

ある時、おばあちゃんの背中の数字が27になって、あと1回になって、亡くなった。

高校の時つき合っていた彼女も、

『また来ます』という客も、

今まで『またね』と言って別れた人たちみんな、

『またね』の『また』がないことを、征史郎は知っていた

『だから、1度くらい別れを考えないで会ってみたかった』征史郎はそう言った。

それを聞き、楓は『じゃあ知ってるの?私とあと何回会えるか』と尋ねた。

すると征史郎は『知ってたよ。…あと3回あなたと会える』と楓を見て言った。

近づく別れ

翌日、ばあちゃんの頼みで、澤村と征史郎は商工会の祭りに店を出すことになった

ばあちゃんはお弁当屋をやっていて、休むと店が潰れるというのだ。

仕込みを手伝おうとする楓だが、征史郎は『これ以上手を出さないで』という。

征史郎の背中には、③と書かれていた

祭り当日。キッチンカーは大繁盛。

征史郎の背中の数字は②になっていた。

楓が1人離れてぽつんとベンチに座っていると、征史郎がきて声をかけた。

あくまで普通の様子の征史郎に、楓は『そっちから離れるってことだよね。だって私には会わない理由なんてないもの…』と声を荒げた。

すると征史郎は後ろから楓を抱きしめ、何も言わずに去っていった。

その後、2人は気まずいまま、寝る時間になった。

澤村は間違えて日本酒を飲んでしまい、先に寝てしまっていた。

楓は『おやすみなさい』と、2つの部屋を仕切る襖をしめようとした。

ちょうど1人ぶんの隙間、楓と征史郎は見つめ合った。

征史郎は襖をしめると、キッチンカーに行き、海とふうかの動画を見始めた。

そこには笑顔の楓が映っていた。

最後の日

翌朝、楓は襖を開けずに、そのまま病院のばあちゃんを訪ねた。

楓はばあちゃんに『このままでは中途半端だから、もうちょっと東京で頑張ってみたい』と言った。

それを聞いたばあちゃんは、自分が死んだら楓の帰るところがないと心配した。

楓はベッドに座ると『わかってる。だからまたくるね』とばあちゃんの手を握った。

 

楓は家に戻ると、勢いよく襖を開けた。

しかし中にいたのは、澤村だけだった。

征史郎は書き置きを残し、出ていってしまったのだ。

澤村は『楓さんにも』と言うと、茶色の袋を渡した。

楓はそれを受け取ると『ふざけんな!』と走り出した。

 

その頃、征史郎は駅にいた。

征史郎は初めて楓と会った時のことを思い出していた。

楓にぶつかられた後、征史郎は去っていく楓の背中を見送った。

たくさんの人が歩いていく中、楓の背中だけ『13』という数字が見えた

一方、楓も駅について、ホームにいく階段を下りようとしていた。

でも、征史郎の足と靴が見えたところで、楓は立ち止まった

電車が入ってきて、停まった。

楓が茶袋の中を見ると、手紙が入っていた。

 

ラス1はまだ取っておきます。

あと1回、どこかであなたに会えると思ったら、たぶんこの先、生きてるのが楽しいから。

楓さんの未来が見たいから。

だから「また」。

 

征史郎は電車に乗る。顔は見えない。

袋から何かがバラバラと落ちた。

追いかけてきた澤村がそれを拾った。

楓は『たぶんスースーする奴です』と言うと、手の中の緑色のキャンディを見つめた

本当に最後の日

5年後。

楓は結婚して子どももいた

赤信号で急ブレーキで停まる楓。

相変わらずだ。

その隣に、すぅ〜っと綺麗にキッチンカーが停まった。

運転していたのは、征史郎だった

楓はそれに気づくと、目を逸らそうとした。

でもやっぱり見てしまった。

征史郎は気づかない。

何か楽しそうにしている。

 

 

 

そして、征史郎は楓に気づくと、微笑んだ

それを見て、楓も微笑んだ

 

ヒゲダンの曲が盛り上がって…Fin

 

『あと3回、君に会える』のネタバレ感想

最後、取っておいたラス1は、信号待ちの一瞬で終わってしまいました

征史郎が気づかなければ、ラス1は別の時になってたのに、5年後、2人は微笑むことができた。

前に進めたのかなぁと思いました。

楓、結婚して子どももいたしね…。

相手は、澤村さんかな?

そうでなけりゃショックだなぁ。

と、そこだけ気になったものの、ドラマはとても切なく、「あと何回その人と会えるかがわかる」という設定がとてもよかったです。

コロナが流行って、旅行も移動もままならないようになって、遠いところに住む人にも会えなくなってしまった。

遠距離恋愛してる人とか、家族と離れて暮らしてる人とか、どんだけ辛いかと思います。

 

みんな、またねと言って別れるけど、その「また」はないという台詞が胸に刺さりました。

「またね」と言いながら、もう会うことのない人と、

「またね」と言って本当に何度も会う人と。

いつかは必ず別れはくるけど、征史郎はまだそういう人には巡り会えていないのかなぁ?

まだ、淋しいままなのかなぁ?

赤ちゃんの時から、あと何回会えるか見えていたなんて、辛すぎるよ〜。

だから、たくさんの人が歩いていく中で、楓の背中にだけ見えた「13」という文字は、きっと特別な感じがしたんだろうなぁと思いました。

 

ふだん何も考えずに過ごしているけど、永遠などないんですよね。

頭ではわかっていても、なかなかできないんたよなぁ…。

もっと一瞬一瞬、会える時間を大切にせねばと思いました。

 

以上、ここまで読んでくださり、ありがとうございました。