『超速パラヒーローガンディーン』2話ネタバレと感想│守るのに理由なんていらない!ただ、そうしたいから…それでいいんじゃない?

にこ

今回は、2021年7月3日放送『超速パラヒーロー ガンディーン』2話「秘密:secret」のネタバレあらすじと感想をまとめました。

迫りくるラゲルトVSガンディーン!!

 

宇宙人・グー(林カラス)からもらったモードシフターで、初めてガンディーンに変身した大志(奥野壮)は?

 

2話では、グーが地球にやってきた理由も判明!

 

京(小芝風花)はみんなが自分に何か隠していると怪しみますが…!?

それではさっそく、2話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

これもチェック!

『超速パラヒーロー ガンディーン』2話のネタバレあらすじ

ガンディーンに変身した大志(奥野壮)は、ラゲルトめがけて突進!

ラゲルトは吹っ飛び、ふたたび大志を攻撃しようとするが、その途中でフッと姿を消してしまう…。

 

それと同時に大志の体も元に戻り、青く光っていた結晶(モードシフター)も元に戻る。

 

その頃、京(小芝風花)は大学で坂本教授(和田聰宏)と話をしていた。

 

大志のコーチを始めてから、京は明るくなった。

自分の才能に限界を感じ、陸上をやめた京だが、

『最初から諦めるなんて言葉は、俺の辞書にはない!』

なんて言っちゃう大志のおかげで、前向きな気持ちになってきたのだ。

 

そんな京に坂本は言う。

 

『諦めた…、か。

限界までやり切って、その上で別の道を選んだのなら、

それは諦めたとは違うと思うけどな』

 

あれは一体…

一方、大志は…

変身したときのことを思い出し、結晶を握りしめていた。

うーん。でも、何も起こらない…!

これが光ってるときじゃないとダメなのか??

 

そのとき、ピンポンが鳴った。京が来たのだ!

練習のことをすっかり忘れていた大志は慌てて部屋を飛び出した。

 

京を出迎えたのは、大志ではなくグー(林カラス)だった。

なに!この美少年!と固まる京。

でも京が話しかけても、

グーは『Gooo…』

『グー???』

 

そのとき大志がやってきて、出たらダメだろとグーを部屋の奥に呼び寄せる。

大志は京に、グーは親戚の子だと嘘をついた。

 

深井さんには秘密

練習中、京は大志の右手に大きなアザができているのに気付く。

ラゲルトと戦ったときにできたものだ。

 

慌てて隠す大志を見て、京は大志の体の状態をチェック。

すると明らかにおかしい…。

 

しかし何があったか尋ねても、大志は『すいません…』と謝るだけ。。

 

そこで京は大志の父・源(つるの剛士)に何があったのか聞きにいった。

すると源は『激しく転んでしまって…』と大志と同じことを言う。

 

そこには現在、源たちが開発中の「有人宇宙ロケット」があった。

 

大志から「宇宙飛行士になる夢」をとったら、心を殺すようなもの…。

このロケットを完成させ、大志を宇宙に飛ばす!

それがいつしか源の夢になっていた。

 

ラルー

その夜。。

森の中では、巨大カプセルで回復中のラゲルトを見つめるラルー(水野美紀)の姿が…。

 

ラルーは逃げたグーを追いかけ、地球に来ていたのだ!

 

秘密の球体

その夜。

大志は源から、友裡(ともうら)神社に伝わる、この集落に伝わる秘密の球体を渡される。

 

それは去年、115歳で亡くなった理央(中村守里)の祖母・トキエ(白石加代子)が亡くなる前に源を呼び出し、教えてくれたもの。

 

この宇宙のどこかに「地球と共鳴する双子星=アラート星がある」という話は、昔からこの辺りに伝わる話だったのだ。

 

トキエばあちゃんによると、

アラート星は地球よりかなり文明が進んでいて、1,000年前から100年に1度、地球に調査員を送るようになった。

 

どういうわけか、地球を調査する間のホスト役に選ばれたのがこの集落。

 

こんな話をなんで家族でもない源にしたかというと…、

それはおそらく、トキエばあちゃんの話を理解できたのが源だけだったから。

 

トキエはグーと一緒で、ウフフフホホホホーん〜もよ〜んとしか話せないのだ(;´∀`)

 

トキエは次に調査員が来るのは5年後だと言っていたが、グーがその調査員なのだろうか…??

 

このボールには、アラート星と地球を表す紋様が施されている。

中にはアラート星にまつわる大事なものが入っているというが、源がドリルを使って開けようとしてもまったく歯が立たなかった。

 

グーが地球に来た理由

そのとき、

『きゃあ〜〜〜っっっ!』

という理央の悲鳴が聞こえ、大志と源はリビングに駆けつけた。

 

でもそれは、たこが描かれた白Tを着たグーを見て、理央が興奮していただけだった。

 

大志は気を取り直して、グーに質問する。

 

『グーはアラート星から来た地球調査員?

なんで5年も早く来たの?あの怪物はなに? お願い…、答えて』

 

『Goooo…』

グーが杖を握ると、杖の先についた石が青く光り輝き、光の中に文字のようなものが浮かび上がった。

 

するとなぜか理央がその言葉を読み始める!どうやら理央はグーの言葉を理解できるらしい!

 

『住んでいた村が突然襲われた。みんないなくなった。私の家族もおそらくもう…』

 

かつてアラート星はいろんな種族が暮らす平和な星だった。

それが数十年前から、

赤い角をもつ凶暴な種族、エルトロン族がほかの種族を襲うようになり、

多様性を失ったアラート星は滅びの道へ向かった…。

 

グーはそれと同じことが地球で起こらないよう、警告にきたのだ!

 

なぜあいつ(ラルー)がグーを追ってきたのかはわからない。

 

『でも迷惑をかけてごめん…(理央・訳)』

 

済まなそうに詫びるグーを見て、

『大丈夫!君のことは俺たちが守る。

だから安心してここにいればいい』

と源は告げた。

 

戦士に選ばれた大志!

そして光の中の映像は、ガンディーンの姿に。

 

調査員は、最初に遭遇した人を自分を守ってくれる「戦士」に選ぶ。

宇宙船が墜落したとき、グーは大志とぶつかった。

その時、大志の頭にグーの力が流れ込み、大志だけがあのスーツみたいなものを使えるようになったのだ!

 

しかし『無理だよ、俺には…』と大志は自分の動かない足を見つめる。

『障がいのあるなしは関係ない。人は誰でもその力を持っている』

とグーは言うのだが…。

いきなり告げられた使命の重さに、大志は苦しんでいた。

 

グーの宇宙船

翌日。

工場の3人組はグーが乗ってきた宇宙船の脱出ポッドを観察!

 

『これってもしかして、アラート星の天然素材?

タイファイターでも、エンタープライズでも、ネブカドネザルでもない!

これぞ地球では考えられない宇宙の神秘!』

赤城ミキ(青山祥子)は興奮する!

 

その横で源は、グーを守ると勢いで言ってしまったものの、大志がこれ以上危険な目にあったら…と心配していた。

 

『ダイシ…ダイジョウブ…』

 

するとグーが日本語で言った。

 

『ダイシ…ダイジョウブ…』

 

その言葉に勇気をもらった源は、大志をサポートすることを決意する。。

 

のしかかるプレッシャー

その頃、大志は競技場での練習を終え、京と帰るところだった。

 

『どうしたの?元気ないね』

京が大志に尋ねると、幼い男の子が転び、母親が助け起こす姿が目に入った。

 

それを見た大志は言う。

 

『俺に誰かを守ることなんてできますか?』

 

『え?なに、突然』

『深井さんなら正直に言ってくれますよね。

誰かを守ること…、俺にできますか?』

 

『どうしちゃったの?あなたは宇宙飛行士になるんでしょ?

最初から諦めるなんて俺の辞書にはないって言ってたじゃない』

 

『それとこれは別だよ!!!』

 

『・・・・・・・』

 

『俺は立って歩くこともできない。目の前で人が転んでも助けることもできない。それは一生変わらない…。

俺にだって限界はある…。

なのに守るなんて無理だよ!!』

 

それを聞き、京は言った。

 

『誰にだって限界はある。でもそれってやる前からわかるもんじゃないんじゃないかな?』

 

京は、自分の才能に限界を感じて、陸上をやめた。

その時はつらかった。

でも後悔はしてない。これで良かったと心から思える。

 

それはそこまで必死で頑張ったから。

精一杯、やり切ったから。

 

『だから、やる前からできないなんて言わないで。

やれるだけやってみるしかないっしょ』

 

ひとりじゃない

大志が家に帰ると、競技用車イスを戦闘用に改造した試作品、ハイパーホイールができていた。

 

『戦士に選ばれた不安はよくわかる。

でも大丈夫だ。おまえは誰よりも強い力を持っている。

それにおまえを1人で戦わせたりはしない!』

『そーだ!俺たちがついてる!』

と肩を組む3人組と、笑顔の源。

 

するとモードシフターがピコーンピコーンと鳴り始め、

『私も一緒に戦うって言ってる』

と理央がグーの言葉を代弁した。

 

『君は1人じゃない』

 

それから大志は強くなるため、他のパラスポーツの練習を取り入れたいと京に頼んだ。

 

特に参考になるのは、ラグビーだ。

車イスで唯一激しくぶつかり合うことが許されているラグビーは、衝撃をどう受け止めるかの勉強になる。

 

京が持ってきた映像に釘づけになる大志たちを、なんか怪しい…と京はにらみつけた。

 

新しい道

そんなある日。

京は大学で、昔ライバルだった杏耶(芋生悠)とバッタリ出会う。

 

この前はギクシャクしてうまく話せなかった2人。

でも今日は違う。

京は杏耶に相談もせずに陸上をやめたことを謝った。

本当は相談したかった、けど何を言っても言い訳になりそうで嫌だったと…。

 

でも大志のコーチをするようになって、京は気づいたのだ。

 

私は何かを諦めたんじゃない。

 

コーチの道を選んだんだ。

 

『だから頑張る。

たとえダメでもまた胸を張って別の道を選んだって言えるように…』

 

すると杏耶は優しく笑って言った。

『京は昔からそういうところがダメなんだよ。

初めから「ダメ」とか言っちゃうとこ。

でも話してくれてありがとう』

 

これからは、大志と杏耶、どちらが先にメダルを取るか競争だ。

 

そう言って2人は、仲が良かったあの頃のように笑い合った。

 

ラゲルトに捕まる京!

その頃、大志はハイパーホイールの乗り心地を試していた。

何やらボタンがたくさんついていて、それを押すと、車輪からファイヤー!!

 

壁が黒焦げになり、ちょうどそこにパラスポーツの資料を届けにやってきた京はビックリだ!

 

『あ、新しい車イスの試作品ができて…』と苦しまぎれの嘘をつく大志だが、もう京の目はごまかせない。

 

『なんで話してくれないの?

私たちは一緒に戦うバディじゃないの?

話す気がないなら帰ります!』

 

京が工場を出て歩き出したその時だ!

 

4足歩行のラゲルトがやってきて、しっぽで京を捕まえる!

その横にはラルーの姿も!!

ラルーが京の頭に手をかざすと、京は意識を失った!

 

『赤い角…。あいつがエルトロン族の?』

 

グーが前に出て、ラルーと宇宙語で話し始める。

どうやらグーは、家族を人質にとられているらしい…。

 

ラルーが言う「リョクシ」という言葉を、理央はトキエばあちゃんから聞いたことがあった。

 

その時、モードシフターが光り、大志は車輪から炎を放ち、ラゲルトを攻撃!

瞬く間にガンディーンに変身し、京を救出した!

 

怒ったラゲルトは、口の中から緑色のビームを発射!

大志をかばってビームを浴びたグーは暴走!

額に現れた角から、緑色のビームを乱射し、そこら中にきのこや緑を茂らせる。

 

角が消えるとグーは意識を失い、その場に倒れた。

その力には、ラルーも感心しているようだ。

しきりに「ゲガロ…フォス ツーモ…、コツブト カリータ リョクシ」とつぶやいている。

 

グーには弱った緑も生き返らせる不思議な力があった。

 

するとラゲルトの背中が割れ、巨大な翼が現れた。

 

『グーに何をした!』

大志は必死に叫ぶが、車イスから落ちた大志はガンディーンの姿になっても動けない。。

 

ラゲルトは大きな翼を羽ばたかせ、空に消えていった。

 

ラルーたちが消えると、京が驚いて見ていた。

 

『ちゃんと初めから説明して!』

 

も〜、一体なんなの〜〜!?

 

──最終回につづく!──

 

 

『超速パラヒーロー ガンディーン』2話の感想

グーはアラート星から来た地球調査員だったんですね。

そしておそらく、それまで調査員をしていたのがトキエばあちゃん。

でもトキエばあちゃんが亡くなって、グーは直接、このままでは地球が危ないと警告する必要があった。

 

けどそれが逆に地球に、ラルーとラゲルトを連れてくることになり、大変な未来を招いているような…。

だって初回の冒頭は、東京の街で怪獣たちが暴れまわってましたからね。。

 

しかもグーにはラルーも驚く力が秘められているようで…。

気になりますね〜。

 

一方、陸上をやめてコーチの道に転向した京は、やっと自分は新しい道を選んだんだと胸を張って言えるようになりました。

 

長く続ければ続けるほど、やめ時が難しくなって、やめたらなんだか悪いような気がしてくる。

でもそうじゃないんだよね。

逃げたんじゃない、諦めたのでもない。

新しい道を見つけたんだ。

 

そう思えたのは大志のおかげで。

なのに今度は、大志がいきなりの重圧に打ちのめされているという。

正直、その重圧があまり私にはわからなかったんだけど、いきなり地球の未来を任されたら誰だってビビるよね。

 

ガンディーンに変身しても、車イスがなければ何もできない大志。

それがすごいリアルで見ていて辛かった。

 

ここからどういうふうに最終回を迎えるのか?

理央がいつも唱えている呪文のような言葉と、ボールの中身も気になりますね。

その辺に解決の糸口がありそうだ!

 

それからトキエばあちゃんと源が縁側で話すシーンがよかったな。

 

源はトキエが言葉を話せないことにまったく気づいておらず、ちょっと変わったおばあちゃんくらいにしか思ってなくて。

今度は、孫の理央がグーの言葉を理解する。

 

人は理由を求めてしまう生き物だけど、そんなものいらないのかもね〜。

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました(=^・^=)

またの〜。

 

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