『超速パラヒーローガンディーン』1話ネタバレと感想│子供のころ、こんなふうに誰かが迎えにきてくれるような気がした

にこ

今回は、2021年6月25日放送『超速パラヒーロー ガンディーン』1話「遭遇:encounter」のネタバレあらすじと感想をまとめました。

ある日、空からイケメン宇宙人が落ちてきて、

 

車いす陸上に青春をかけていた大志(奥野壮)の生活は一変!?

 

いきなり怪獣に襲われ、大ピンチ!

 

曇りない主人公の前向きさと、周りを囲むみんなの温かさにニヤニヤしてしまいます♪

それではさっそく、1話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

『超速パラヒーロー ガンディーン』1話のネタバレあらすじ

 

『将来有望な選手がいるからコーチしてみない?』

 

もと陸上選手の深井京(ふかいけい/小芝風花)は、大学院の指導教授・坂本(和田聰宏)に誘われ、とある競技場へ。

 

時間にルーズな坂本教授は『出かけようとしたら、うちのわんこが逃げちゃってさ〜』と毎度同じ嘘をつく。

 

正直、陸上をやめてから京はずっと競技場を避けていて、ここに来るのも気が重かった。

でもそこにいたのは、パラ陸上の選手たち!

『私なんかには無理です!』

帰ろうとする京に、見るだけでもと坂本教授は指をさす。

 

紹介したいというのは、車いす陸上をしている高校生・森宮大志(もりみやだいし/奥野壮)だった。

 

タイヤの先をスタートラインにつけ、スタートを待つ大志。

ピストルの音が鳴ると、一斉に選手たちは勢いをつけて車いすを加速させていく!

その速さに京はびっくりだ。

 

楽しそうに走る大志に、すっかり京の目と心は奪われていた!

 

初めての1500mだったこともあり、結果はビリから2番目だったが、そんな大志を父親の源(つるの剛士)や源が経営する町工場の従業員トリオが笑顔で出迎える。

幼なじみの女子高生・理央(中村守里)だけはなかなか辛辣だが、それも仲の良さからだ。

 

そこに坂本教授がやってきて、子供のように源との再会を喜ぶ。

実は坂本は源の幼なじみなのだ。

 

そんな縁もあり、坂本の教え子である京にコーチの話が回ってきたのだが、京はコーチを断る。

 

それは大志が障がい者だからではなく、レースにどうしても勝ちたいという闘争心が欠けていたからだった。

 

さっき、ゴール前で大志がハンドルを切ったのは、選手とぶつかりそうになったから。

そんな弱い気持ちじゃだめ。

勝つ気ならぶつからずに前に出るような強さがなければ。

 

『私は、ゴールできただけで喜ぶような選手に教える気はない』

 

そう言うと京は去っていった。

 

俺のコーチになってください!

でもそれは京の作戦だった。

京はあえてきつい言葉をかけ、大志のやる気が本物かどうか試したのだ。

 

すると案の定、大志は大学まで京を訪ねにやってきた。

京にどうしてもコーチになってほしいという。

 

あのとき、大志はレースで失敗し、本当は悔しかった。

でも応援してくれるみんなに気を遣わせたくなくて、明るいフリをしたのだ。

 

『だから俺、ゴールしただけで嬉しいって思うような奴じゃありません!

本気でレースで勝ちたいって思ってます。

だからお願いします!コーチを引き受けてください!』

 

今まで大志に本気でダメ出しをしてくれる人なんていなかった。

選手として接してくれて嬉しかった。

 

本気で大志が勝ちたいと思っていることを知った京は、

『合格!』とコーチを引き受けることに。

 

しかしそれはこの物語のはじまりにすぎなかった…。

 

どこかの星での出来事

その頃、どこか見知らぬ暗い森を逃げる2人の男がいた。

 

1人が転び、早く行けというように聞いたことがない言語でもう1人を逃がす。

 

すると男たちを追いかけ、追っ手が現れた!

そこに紫色のオーラをまとったボスらしき女(水野美紀)が現れ、手から閃光を放ち、男の首を絞める。

 

その間に、もう1人の男は宇宙船に乗って脱出!

女はそれに気づくと、冷ややかな目で息絶えた男を見下ろした。

 

アレット・タエラ

学校帰りに買い物をした後、大志と理央は神社に立ち寄り手を合わせた。

 

『アレット・タエラ、アレット・タエラ…』

と繰り返し、唱える理央。

 

京が大志のコーチになったことを知った理央は

『大志に無理なことをさせて、陸上を諦めさせようとしてるんだよ』

とネガティブなことを言う。

 

それは期待しない方が傷つかないから。

 

『そろそろ大志も学んだ方がいいよ』

『そんなのとっくに学んでるし』

 

『期待してもしなくても、だめなら落ち込むのはおんなじでしょ?

 

それなら思いきり期待して、ワクワクした時間があったほうが人生ハッピーじゃない?』

 

そんなポジティブな大志に理央は呆れるやら、ムカつくやら。

 

先にどんどこ歩いて行ってしまう理央を、大志は車いすで追いかけた。

 

特訓開始!

それから。。

大志は京と工場のガレージで特訓を開始!

コーチじゃ堅苦しいので「深井さん」と呼ぶことに。

 

でも無理をしたのか、大志は腰を痛めてしまう。

『これくらい大丈夫』と強がる大志だが、

『全然大丈夫じゃない!本気で勝ちたいならもっと自分の体を大切にして』

と京は大志をうつぶせに寝かせ、腰をマッサージ。

 

『これからは、いいことも悪いことも教えて。

 

私たちは一緒にたたかうバディなんだから』

 

京のマッサージのおかげで腰はだいぶよくなったが、年頃の大志はちょっと恥ずかしそう。。

 

そこに理央が夕ご飯だと呼びにやってきて

『練習で腰を痛めちゃってさ』と大志は言い訳する( *´艸`)

 

大志が車イスレースを始めた理由

それから京も交え、森宮家で夕飯をとることに。

 

そこで初めて京は、

大志の足が交通事故で動かなくなったこと、

母親は大志と一緒の車に乗っていて亡くなったことを知る。。

 

一方、理央の母親はシングルマザーで、

こうしてバイト代をもらって夕飯を作り、一緒に食べているというわけだ。

 

でも理央の作るご飯は、芸術的で斬新!

 

大皿の真ん中に切られたフランスパンがドーンとそびえ立ち、そこから滝のようにそうめんが流れ落ちている。

そしてその周りにはにょきにょきと立派なタコ足が並べられ、イチゴも置かれていた。。

 

大志が車イスレースを始めた理由、それは「宇宙飛行士になりたい」からだった。

 

事故で入院した時、お父さんが話してくれた、地球そっくりな「アラート星」という双子星。

そこに大志そっくりな男の子とお母さんがいるのだ。

 

それから宇宙に興味をもった大志は『お父さん、僕、宇宙飛行士になる!』と宣言。

宇宙なら無重力だから歩けなくても大丈夫だと思ったのだ。

 

『お〜大丈夫!おまえなら絶対なれるぞ!』

そう言って驚きながらも応援してくれた父。

 

今も「アラート星」の存在を信じているわけじゃないけど、、

宇宙飛行士になりたいという気持ちは消えなくて。

だから体を鍛えるため、車イスレースを始めたのだ。

 

『なれるわけない!車イスの宇宙飛行士なんていないじゃん』

と理央は言うが、

『今までいなかったからって、なれないわけじゃないでしょ?

挑戦する前から諦めるという言葉は、俺の辞書にはない!!!』

と大志は笑って胸を張る。

 

そんな大志に胸を打たれ、

京は本腰を入れて大志のトレーニングメニューを考えることにするのだった。

 

京とライバルの複雑なカンケイ

京が大学で調べ物をしていると、かつて京のライバルだった永山杏耶(芋生悠)が現れ、本当にパラ陸上のコーチをすることにしたのね…と嫌味を言ってくる。

 

彼女に誰が話したかは、大体想像がつく。

京はチロリと部屋の隅で本を読んでいた坂本教授を恨めしそうに見た。

 

『また中途半端なことするのはやめなよ』

 

そう言うと、杏耶はキラキラハート目線の陸上ファンに笑顔で手を振り、去っていった。

今も彼女は現役バリバリ、中距離の特待生なのだ。

 

とまあ、京と杏耶の関係は置いておいて、

その頃、森宮家では大志の運命を変える出来事が起ころうとしていた!!!

 

空から降ってきた宇宙人!?

学校をずる休みしたらしい理央と一緒に、源と大志が昼ご飯を食べていると、

ガガーン!!!

と雷のような音がした。

 

外に出ると、なんだあれ!?

雲行きが怪しくなり、渦の中心から謎の物体(実は宇宙船の脱出ポッド)がズガガガーン!!!と落ちてきた!

 

地面にぶつかった衝撃で、中から青い衣を着た青年が飛び出し大志にぶつかる!

その瞬間、青い火花が飛び散った!

 

『なに、この美男子。。』

 

するとどこからか青く光る球が現れ、

倒れた青年の体に飛び込み、青い瞳の青年(林カラス)が目を覚ました。

 

彼はいったい…!?

 

千差万別

その頃、京は実際に車イスレースで活躍している選手にトレーニング法を聞いていた。

 

でも1人ひとり障がいの程度により、体を動かせる範囲は違うので、何ができて何ができないのか特性をつかむことが大事だという。

 

コーチを引き受けたものの、京にとって知らないことばかりだった。

 

タコが好きなグー

一方、空から降ってきた青年は、理央がつくったタコ蕎麦を前に戸惑っていた。

 

おもむろに目の前にあったトングをつかみ、蕎麦をすする青年。

 

するとどうやらお気に召したらしい!

青年は感激して、無言でガツガツと蕎麦を食べ始めた!

 

『どうやら元気そうだね。もしかして味覚ないの?』

『なんか言った!?

タコ、大好きなんだね~』

 

理央が話しかけると、青年は『Gooo!』

どうやら青年はしゃべれないらしく、『Goo(グー)』としか言えないらしい。

そこで理央は青年を「グー」と呼ぶことにした。

 

初めての変身!

もしかして「グー」は宇宙人!?

空から降ってきたし、着てるものも乗っていたものもどう見たって地球のものじゃない。

 

『深井さんには言うなよ』とお父さんに口止めされ、

「私たちは一緒にたたかうバディなんだよ」と京に言われた言葉を思い出し、大志は複雑な気持ちになった。

 

そのときまた『ドシーン!!!』と外で地響きがした!

グーはタコをくわえたまま顔色を変え、立ち上がる。

 

見ると、グーが持ってきた結晶が青く点滅している。

それを見たグーはいきなり大志の乗った車イスを押して外に飛び出した!

 

すると工場の横に、見たこともない巨大怪獣がいた!

 

口は裂け、鋭い牙がむき出しの顔はまるでサメのようだ。

目の奥は赤く光り、背中には恐竜のように背びれが立っている。

 

驚く大志に、グーは青く光る結晶を渡す。

そして自分は後ろに下がる。

 

え!?何!?俺にどうしろっていうの!?

 

その間にも怪獣は大志のほうに向かってくる!

 

『ムリムリ無理!』

大志が思わず、自分の身を護るように結晶を握りしめ、頭を隠したときだ。

 

結晶からビームが発射され、怪獣に当たった!

見ると大志の手の甲が青く光り、赤くただれていた!

 

それを見て何かに気づいた大志はポーズを取る!

すると大志は青い光に包まれ、何かとシンクロ!

目を開けた時、大志は硬い装甲に包まれたガンディーンに変身していた!!!

 

吠える怪獣。

戸惑う大志に、行けとばかりにグーはうなずく。

 

そのとき、怪獣が口から長い舌を銛のように突き出し、大志は無我夢中で手ではじき返した!!!

 

・・・すごい!

 

『え~~~~~~~い!!!』

 

車イスのタイヤを持ち、

大志は弾丸のように怪獣に向かって突進していくのだった!

 

 

~2話につづく!~

 

 

『超速パラヒーロー ガンディーン』1話の感想

うぉー!とにかくエンディングの曲と登場人物の出し方がアニメのエンディングみたいで好き!

ひさしぶりに興奮して汗をかいてしまった。

子供のころからいいものを見ると汗をかくんです、私。

単純にワクワク!面白かった!

 

登場人物ひとりひとりが生き生きしているし、主人公の前向きさもいい。

学校でうまくいっていないのか、ちょっとひねてる幼なじみの理央も、

大志のお父さん役のつるの剛士さんはじめ、町工場メンバーの明るさがいい。笑

タコを使った斬新な盛り付けはまた出てくるかな?

坂本教授もちょっとしか登場しないのに存在感あふれていました。

 

一方、アラート星のほうでは水野美紀さんが圧巻の演技!

動きが速いし、なんだかわからない言語もいい。

特撮とか全然わからないけど、ツイッター見てると評判も上々のようですね。

 

グーがしゃべれなくて『Goo』としか言えないのも愛嬌があるし、よく食べるグーを見て理央がとても嬉しそうにしていて私も嬉しい。

 

そしてグーとぶつかったのが原因なのか、ガンディーンに変身することができるようになった大志!

わけもわからず戦いに巻き込まれ、本能的に戦い方に目覚めるところがいいですね!

 

戦闘シーンも思っていたよりずっとスピード感があってかっこいいし、それ以外のパートも面白いし、これがあと2回で終わってしまうなんてもったいない!?

これから水野美紀さん演じるラルーとどう闘うのか?

パラ陸上のほうはどうなるのか?

楽しみですね~。

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました*\(๑´▽`๑)/

またの~。

 

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