『ライオンのおやつ』1話ネタバレと感想│私、変われるかなぁ…?最後に1つ、好きなおやつをリクエストできるなら何にしますか?

にこ

今回は、2021年6月27日放送『ライオンのおやつ』1話のネタバレあらすじと感想をまとめました。

余命宣告をうけ、美しい島にあるホスピスに入居した雫(土村芳)。

 

マドンナ(鈴木京香)が経営する「ライオンの家」では、3時のおやつをリクエストすることができて…!?

 

島で出会った田陽地(竜星涼)や、犬の六花との出会いが雫を少しずつ変えていく。。

原作は、小川糸さんの同名小説です。

それではさっそく、1話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

『ライオンのおやつ』1話のネタバレあらすじ

────これで何度めになるだろうか?

海野雫(土村芳)はマドンナという女性から受け取った手紙を読み返しながら、フェリーで とある島を目指していた。

 

余命宣告をうけた雫は、マドンナが経営するライオンの家というホスピスに入居するのだ。

 

マドンナ。。

いったいどんな女性だろう?

 

不思議なことに、フェリーを降りると雫はすぐにその女性がマドンナだとわかった。

雫に気づくとマドンナ(鈴木京香)はにっこり笑って雫を見たまま深々とおじぎをした。

 

2つに分けて結んだおさげは7割が白髪で、マドンナはまるでメイドさんのような格好をしている。

雫はマドンナに促されるまま車で海辺を走り、ライオンの家へ。

その道中、雫はつらかった闘病生活を思い出していた。

 

担当医からこれ以上治療しても意味がないと言われた日。

雫は泣きながらぬいぐるみを裂き、中から綿を引っ張り出した。

 

『なんで!? なんで!?

治療なんか受けなきゃよかったんだ!』

 

雫は泣いて泣いて泣きまくった。

 

それから雫は思い立って父の家を訪れた。

 

父といっても、本当の父親ではない。

雫の両親は幼い頃、2人とも事故で亡くなり、叔父の坂口弘人(石丸幹二)が雫を育ててくれたのだ。

 

しかし父が結婚してから、雫はあまり父と会わなくなった。

こうして一緒にご飯を食べるのも、3、4年ぶりだ。

 

父がまだチェロをやっていることを知り、雫はひさしぶりに聴きたくなった。

そこに娘の梢(新井美羽)が帰ってきた。

 

中学生の梢は会うなり、雫のために空けておいた部屋を使っていいかと頼む。

 

『うん…。いいよ、使わないから』

雫が答えると、

梢は『やった〜!』

 

『そうだよね〜、今さら一緒にって言われてもね〜』と、奥さんが笑って言った。

 

駅まで雫を送りながら父は『あそこはお前の家でもあるんだからな』と笑って言った。

 

そして「見上げてごらん夜空の星を」を鼻歌で歌い始めた。

チェロの伴奏のつもりだ。

 

一緒に暮らしていた頃はよくこうして父に弾いてもらったものだ。

雫は父の鼻歌に合わせ、歌を歌い始めた。

最後に2人の声がハモり、曲が終わりを告げると、もうそこは駅だった。

 

別れ際、雫は病気のことを父に言おうとした。

でも父がにやけているので言えなくなった。

雫が突然、家にやってきたのは、結婚するからだと思ったのだ。

でも『違う違う!』

雫は大笑いして、たまたま近くに来たから寄っただけだという。

 

『また、おいで』

『うん…』

 

その時はもうないと思いながら改札を抜け振り返ると、父は笑顔で手を振っていた。

 

雫は涙をこらえながらエスカレーターに乗り、耐えきれず涙を流した。

 

『着きましたよ』

 

その時、マドンナの声がして、丘にたつ真っ白なライオンの家が見えた。

 

ライオンの家

ライオンの家には、雫のほかにゲストが4人いた。

マドンナたちは、お客様のことをそう呼んでいるのだ。

 

なんかホスピスというより助産院のような。。

それが雫の第1印象だった。

 

それを聞き、マドンナは言った。

 

『生まれてくることと死ぬことは、背中合わせなのかもしれません。

 

要はどちら側のドアを開けるか、それだけの違いです。

 

こちらから開ければ出口でも、向こうから見れば入り口。

 

終わりや始まりはなく、私たちはグルグルと形を変えて回っているだけなのかもしれません 』

 

おやつのリクエスト

次に、マドンナは雫を食堂へ連れて行った。

 

調理担当のシマさん(かとうかず子)舞さん(濱田マリ)

おしゃべりで明るいこの2人は、「シマ」と「舞」で姉妹だという。

 

ここでは自分の呼ばれたい名前で呼ばれることになっていて、雫はそのまま『雫で…』と希望。

 

食堂には茶色のかわいいおうち型のポストがあり、存在感を放っている。

「おやつのリクエストボックス」だ。

 

定期的にゲストの想い出のおやつを食べる日があり、随時募集しているのだ。

 

ちなみに何が当たっても、完全に運!

ずっと当たらなくても、恨みっこなし。

 

『明日の3時に行われるので、興味があったらいらしてください』とマドンナが言った。

 

無理はしない

その後、雫は自分の部屋へ。

ライオンの家には規則はなく、強いていえば「自由に過ごすことが規則」。

何を食べてもどこに出かけても構わないし、門限はない。

 

『無理をする必要はありません』というマドンナの言葉を聞き、素直に雫は『いいな』と思った。

 

六花との出会い

マドンナが去った後、雫はベッドに仰向けに寝っ転がった。

天井を見上げ、こうやって死ぬのかな…と思って目を閉じた雫は、朝まで目を覚ますことなくずっと眠り続けた。

 

翌朝。

雫は、時刻を知らせる鐘の音で目を覚ました。

 

ガリガリとドアをひっかく音がしてドアを開けると、それは人ではなく白いトイプードルだった。

 

犬はまるで自分の部屋のようにベッドの上に上がり、寛いでいる。

そこにマドンナがやってきた。

 

犬の名前は、六花(ロッカ)。

ライオンの家で飼われているのだ。

 

世界を塗り替えるおかゆ

検温と血圧を測っていると、雫のお腹が鳴った。

無理もない、ず〜っと寝ていたのだから。

食堂に行くといい匂いが漂ってきた。

 

舞さんが持ってきてくれたのは、おかゆだった。

朝はおかゆと決まっていて、毎朝、種類が違う。

今日は、小豆粥だ。

 

スプーンですくって食べてみると、美味しい…。

こんな美味しいお粥は初めてだ…!

 

田陽地

空腹を満たすと雫は六花の散歩に出かけた。

ところが元気な六花は雫の手から離れ、もの凄い速さで走っていってしまう!!!

 

六花の名前を呼びながら雫が探していると、

『ここにいます!』

と畑の中から青年がぴょこんと六花を抱きかかえて現れた。

 

彼の名前は、田陽地(竜星涼)

ここで明日葉を作っているのだ。

 

切っても明日には生えてくると言われるくらい生命力が強いから、明日葉。

でも明日葉の茎から出る黄色い汁は、つくと取れない。

それを知らずに雫は白いワンピースに汁をつけてしまう。

 

もっと早く言うべきだったと田陽地は謝り、雫に明日葉で作ったお茶をご馳走してくれた。

 

ここから見る景色は最高だった。

海に浮かぶ八丈島がぽっかりと見える。

 

『ここで昼寝とか読書をすると最高ですよ。自分がいない時にでも全然』

 

屈託なく笑う青年を見て、

もし自分が元気だったら、恋に落ちていたかもね〜

と、雫はひさしぶりにウキウキした気持ちを味わった。

 

初めてのおやつ

午後3時になる少し前、雫は食堂に行ってみた。

するとアロハシャツを着た色黒な男が一目散に雫のところにやってきて、

『こういうものです』

と名刺をくれた。

 

栗(くり)の絵が書かれているけど、粟鳥州友彦(和田正人)

雫はひっかかりそうになりながらも「アワトリス トモヒコ」さんと正しく読み、やるなぁ!と大笑いされる。

 

そして3時ちょうど、マドンナが現れ、水色の便せんに書かれた手紙を読み出した。

 

『私がリクエストするのは、チョココロネです』

 

それを聞き、

『あー違った〜!』と粟鳥州はがっかり。。

 

ライオンの家に来て、私には目標がありました。

 

それは、最後までちゃんと生ききること。

 

 

どうせすぐ終わるんだからと投げやりにならず、小さい時に大好きだったチョコがたっぷり詰まったコロネのように人生を味わい尽くすこと。

 

 

唯一の心残りは、六花を残していかなければいけないこと。

 

それを聞き、みんなはその手紙が六花の飼い主・夏子のものだとわかった。

夏子は先週亡くなったのだ。

 

夏子の話をしていると分かったのか、六花が食堂にやってきた。

 

夏子が旅立った後も六花はライオンの家で飼われることになり、

夏子は自分の部屋に新しくゲストが入ったら伝えたいことがあると手紙に書いていた。

 

みんなの視線が雫に集まり、『私?』と驚く雫。

マドンナは手紙の続きを穏やかな声で読みあげた。

 

六花は私のベッドが大好きで、私が旅立った後も遊びに来てしまうかもしれない。

 

その時にはどうか優しくしてあげてください。

 

よろしくお願いします。

 

戸惑いながらも雫はうなずいた。

 

ゲストの皆さん、どうか1日1日を生き切ってください。

 

その想いを込めて、私からチョココロネ送ります。

 

 

夏子より

 

粟鳥州が拍手すると、みんなも拍手。

シマさんと舞さんが、焼きたてふわふわのチョココロネをみんなに配って回る。

 

『美味しい…!』

『ふわふわ〜』

みんなが笑顔になる中、雫は食べるのをやめてしまう。

 

それは、私もこんな風に生きられたらと思ったから。

 

そのチョココルネには、お尻までたっぷりとチョコがつまっていた。

 

田陽地の夢

翌朝、雫は鐘の音で目を覚ました。

六花の散歩を兼ね、田陽地が作ったベンチに腰掛け、本を読む。

 

すると田陽地がやってきて、雫を飲みに誘ってくれた。

田陽地は友人とバーを経営していて、明日葉の商品開発をしているのだ。

 

1度ライオンの家に戻って着替えてから、タヒチとバーに向かって歩いていると、ちょうど夕日が八丈島の向こうに沈んでいくところだった。

 

店に着いてまず田陽地が頼んだのは、明日葉生ビールと、明日葉のモヒート。

 

緑色のビールなんて初めてだ。でも美味しい。

モサモサと葉っぱが入ったモヒートの方も、明日葉の苦味が効いて美味しい。

 

田陽地は5年前まで大阪で会社員をしていた。

でも父が亡くなり、島に戻って後を継いだ。

 

最初はあまり乗り気じゃなかったが、やり始めたらハマった。

農業は楽しいし、島の気候も合っている。

こっちに来てよかったと田陽地は思っていた。

 

今はお店で商品を開発しながら、島の特産物をどう世界に発信していくか考える日々。

 

世界と聞いて驚く雫に、

『可能性は無限にある』と夢を語る田陽地。

 

素敵な話だ。

未来のある人が言える話だ。

いつしか雫の顔は曇り、田陽地はすまなそうに謝った。

 

変わりたい

その帰り道。

雫は『ずっと無理していたんだと思う…』と田陽地に自分のことを語りだす。

 

雫は誕生日に欲しいものがあっても素直に言えなかった。

 

田陽地が作ったベンチにつくと、ランタンを吊るし、2人は座って話の続きをした。

 

雫は犬を飼いたいと思ったことがあった。

でもそれを言ったら父が困る。

新しいチェロを欲しがっていたのを知っていたから。

 

代わりに雫はぬいぐるみがほしいと言ってしまい、毎年、ぬいぐるみばかりが増えていった。

 

本当のお父さんではないが、雫は父が大好きだった。

だから高校生の時、半年前からつき合っている人がいて会ってほしいと父に言われた時、裏切られたような気がした。

 

『嫌か?』と言われて、

『楽しみ』と言ってしまった。

 

けど本当は、ずっと2人でいたのにどうして!?と思っていた。

 

でも父には幸せになってほしい。

だから我慢して、

病気になったことも言えなかった。

きっと父に言ったら、ものすごく心配する。

それにあっちの家庭にも迷惑はかけたくなかった。。

 

雫は子供の頃からそうだった。

自分がどうしたいかより相手のことばかり気にしてしまう。

 

『つまんない人生ですよね。

自分に正直な人になりたかったな…。

田陽地さんはきっと、そっち側の人ですよね…?』

 

雫がチラリと田陽地のほうを見やると、田陽地は悲壮な顔で振り向き、言葉を飲み込んだ。

 

『え…?何ですか?言ってください』

 

『いや…、私の気持ちなんてわからないです!って言われそうで…』

 

『言いません!…たぶん。。言ってください』

 

すると田陽地は立ち上がり、雫に向かって言った。

 

『終わってないじゃないですか、雫さんの人生は…。

 

生きてるじゃないですか!雫さんは。

 

だから変われますよ。

 

僕の父もよく言ってた。

 

生きている限りチャンスはあるって』

 

『変われるのかな、私』

『はい…』

 

雫は笑顔で頷き、『変わりたい』と膝を抱えつぶやいた。

『変われますよ』

 

静かに雫に背を向けて座る田陽地の背中を見ていたら、思わずキスしたい衝動に駆られた。

でもできなかった。

 

『変われたらいいのに…』

 

田陽地に送ってもらい、雫はライオンの家に帰った。

 

最期まで生ききる…

中に入るとマドンナが部屋から出てきた。

雫はマドンナにおやすみなさいを言うと、自分の部屋に入りベッドにダイブした。

 

『最期までちゃんと生ききる…』

 

 

月明かりの部屋でウイッグを取り素に戻った雫は、 夏子の言葉の意味をじっと考えていた。

 

 

2話につづく〜

 

 

『ライオンのおやつ』1話の感想

鈴木京香さん演じるマドンナは白髪頭でも十分に若かった。

原作とイメージは違うけど、人の顔を見たまま頭をぺこりと下げるという風変わりなおじぎがすごく印象に残る。

どんなときもこの笑顔で変わらず人と接しているのだろうなというのが、見ただけで伝わってくる。

不思議な人。

やっぱりマドンナだ。

 

六花は真っ白でとにかく元気!

ハッハッと舌を出して笑っているような顔は生命力に溢れ、見ているだけで癒やされる。

 

同じ部屋で先に亡くなった夏子さんが置いていった忘れ形見。

この六花との出会いが、田陽地やマドンナたちとの出会いが雫の人生を色鮮やかに変えていく。

 

正直、展開の速さに驚いたけど、これから田陽地との恋愛模様や、各ゲストの人たち、お父さんとのことを一つひとつ掘り下げていくのかな。

 

もし最後に1つおやつをリクエストするとしたら…

と考えるとやっぱり迷っちゃうなぁ。

 

でも忘れられないおやつが1つあって、小学生のときお友達の家に行くと必ず出てきた白くてもっちりとして甘いババロアのようなお菓子。

あれが食べたい。

大人になってからあれはなんだったんだろうと自分で再現しようとしてみたりもしたけど、同じ味にも食感にもたどり着けなかった!

復元不能の味だけど、もし食べられるとしたらあれが食べたい。。

 

そんなわけで次のおやつとお粥も楽しみです!

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました(◍•ᴗ•◍)

またの〜。

その他のあらすじ
1話 2話 3話 4話 5話 6話 7話 最終話