『行列の女神〜らーめん才遊記〜』4話ネタバレあらすじと感想│I LOVE らぁめん〜〜!!!

行列の女神~らーめん才遊記~

今回は、2020年5月11日放送『行列の女神〜らーめん才遊記〜第4話のネタバレあらすじと感想をまとめました。

https://twitter.com/Biz_txdorama/status/1259469470973607936?s=20

ゆとり(黒島結菜)は、ラーメン勝負で負けたことをまだ引きずっていました…。

 

そんなゆとりとラーメンおたくの須田(前野朋哉)が組み、資金なし経験なしやる気だけはいっちょまえの相川(堀井新太)の開業を手伝うことに。

 

はたして今回はどんなラーメンができあがるのか?

それではさっそく、その様子を覗いてみましょう♪

1話2話3話のあらすじはコチラ

 

『行列の女神〜らーめん才遊記〜』4話のネタバレあらすじ

生粋のラーメンおたく・須田正史(前野朋哉)は、知識も能力もあるがこだわりが強すぎるのが難点だ。

今日も上から目線のウンチクが災いし、クライアントから担当変更を言い渡されてしまった。

 

一方、汐見ゆとり(黒島結菜)は前回のラーメン勝負に負けたことをまだ引きずっていた。

そんなゆとりを、社長の芹沢達美(鈴木京香)は『ラーメン屋のカウンター下にあるヨレヨレの雑誌』呼ばわりする。

 

須田は元気のないゆとりを、アゴだしラーメンが有名な店に誘った。

すると、自分で店を開きたいからレシピを教えてくれという青年(堀井新太)がやってきて、店主と口論になる。

 

ゆとりと須田はなんとか2人を止めようとするが失敗。

偶然店にきた、ラーメン評論家の有栖涼(石塚英彦)に助けられる。

 

開業したいなら清流企画に頼んだら?』という有栖の一言で、ゆとりは俄然やる気を取り戻し、意気揚々と彼を清流企画へ連れて行く。

現実の厳しさ

依頼人は相川鉄也(25歳)。フリーター。

彼はテレビでラーメンドリームの特集を見て、自分もラーメン屋を開きたいと思ったという。

 

しかし開業資金は、バイトで貯めた50万弱。

これでは都内で借りられる物件はない。

居住物件と違い、店舗物件は保証金がやたら高い。保証金が家賃の10ヶ月、20ヶ月、30ヶ月なんてものもあるのだ。

 

実際に不動産屋に行き、現実を思い知ったゆとりと相川は、しょんぼりと会社に戻った。

須田は相川に着手金3万を返すと、どこかで修行して出直すよう言った。

 

するとその様子を見ていた芹沢が、

相川さん。あなたラーメン屋をやりたいの?それとも持ちたいの?どっち?

といきなり聞いてきた。

芹沢は、『持ちたい』ではなく『やりたい』というのなら方法はあるというのだ。

それは夜は居酒屋として営業している店を間借りして、昼間だけラーメン屋をするというものだった。

やる気だけは満点の相川

芹沢は相川たちを『さかな居酒屋 ほんだ』に連れて行った。

すると店主の本多(大友康平)は光熱費込で7万ぽっきりでいいと言う。

それを聞き、相川は今すぐやろうすぐやろうと家賃を払うと、須田とゆとりに“ラーメンの作り方をイチから教えてくれるよう”頼んだ

 

相川はアイディアならたくさんあるが、インスタントラーメンしか作れないのだ。

それを聞き、須田は呆れを通り越し怒り心頭。

でも芹沢は『いいから教えてあげなさい』という。

そこで須田とゆとりは会社に戻り、試作を始めた。

 

ゆとりは相川のアイディアにひと工夫を加え、社員の夏川(高橋メアリージュン)白坂(小関裕太)も唸るようなラーメンをいとも簡単に作ってみせた。

 

それにただすごいすごいと感心する相川を見て、須田は内心穏やかではない。

須田は中学の時にラーメンにハマり、それから全国のラーメンを食べ歩き、勤めていた一般商社をやめ清流企画に入社したラーメンおたく。

通称『ラオタ』。

 

芹沢の元でラオタ道を極めたいという須田にとって、相川みたいにラーメン屋の華やかな面ばかりを見て職人の苦労も知らない奴は、許せない存在だった。

 

須田がその想いを相川にぶちまけると、相川は怒ってエプロンを脱ぎ捨て出ていった。

その店は誰の店?

でも…その後、須田とゆとりは芹沢に大目玉を食らう。

ラーメンをなめてようが馬鹿にしてようが、お金を払う以上クライアントでしょ?

うちの社員としての自覚がなさすぎよ!!!

 

それに須田は、相川が店を開いてもどうせすぐにやめると決めつけて、間借り物件のことも黙っていた。

ゆとりも正直、相川は料理も得意じゃないし準備不足を感じていた。

 

すると芹沢は呆れて2人にもう帰るよう命令した。

あなたたちはまだ全然なんにもわかってない。

そのままじゃただのラオタ!

ただのヨレヨレ雑誌で終わるわよ!』と。

相川のラーメン!

その後、ゆとりは何度も相川に連絡をしてみたが返事はなかった。

でも翌日またゆとりが電話をしてみると、

店にラーメンを食べにきて!

と相川からメッセージが届いた。

 

ゆとりと須田が急いで店に向かうと、店の入口には『ラーメン相川』と手書きされたのれんが下がっていた。

中にはお客さんがたくさんいて、評判も上々。

ゆとりと須田は驚きつつも、相川の作ったラーメンを食べてみた。

 

すると『美味しい!』と目を丸くするゆとり。

麺はスーパーの市販の麺だが、スープはねっとりコッテリしてるのにさっぱりとして、独特だ。

これは、鶏ガラ煮干しかつお節で取ったスープに野菜ペーストを混ぜたベジポタ系ラーメン。

これを未経験の相川がひとりで考えたというのか???

 

すると相川は、実は昨日、部長の河上(杉本哲太)から電話があり、一緒にラーメンの作り方の本数冊と材料を買いに行ったことを明かした。

 

だがその後は『あとはあなた次第です』と店に置いていかれてしまった相川は、須田を見返してやろうと一念発起。

徹夜でスープの試作を続け、独学でこのベジポタスープにたどり着いたのだ!

 

お店をやる上で大切なのは、何よりもやる気。

やる気があれば失敗してもまた頑張れる。

 

芹沢はそう思い、相川にひとりでやらせてみたのだ。

 

でもやる気があればなんでもできるわけではない。。

須田がそう不満そうにしていると、芹沢は『彼はたしかに無知で無計画で無鉄砲』だと認めた。

 

けれども、世の中高い調理技術や慎重に準備を進めれば成功するものでもない。

誰が成功して、誰が失敗するかなんてわからない。

だからこそフードコンサルティングに携わるものは『やるな』という言葉だけは絶対口に出してはいけない。

それがどんなに失敗しそうでも、フードコンサルタントは、クライアントを尊重しサポートするのが仕事なのだ。

大失敗!!!

するとそこに、すごい剣幕で本多から怒りの電話がかかってきた。

昨日、相川が試作のスープを捨てまくったせいで、グリストラップに脂が詰まり、厨房が水浸しになってしまったのだ。

 

芹沢は本多に『全ては我々のサポートが行き届いていなかったせいですと謝ると、ゆとりと須田と3人で掃除を始めた。

責任を感じた相川も手伝うというが、『あなたのせいではない』と断る芹沢。

 

掃除は夜までかかり、相川は何も知らずにラーメン屋を始めようとした自分を恥じた。

そしてラーメン屋をあきらめ、出ていこうとした。

 

それを聞いた本多は

バカ野郎!1回失敗したぐらいで簡単に物事を投げ出すんじゃねぇよ

と相川を引き止めた。

 

これからも相川に店を貸してくれるという本多に、須田は『ありがとうございます!』と真っ先に頭を下げた。

難航する新メニュー作り

その帰り、疲れ切った3人に、芹沢は『ベジポタラーメンはやめて、別のラーメンを作るしかないわね』と次の課題を出した。

 

条件は4つ。

・あの調理設備に負担をかけないこと。

 

・調理にあまり手間暇がかからないこと。

 

・原価率を低く抑えること。

 

・それにインパクトと満足感を与えること

こうしてゆとりと須田+相川の3人は、3日以内に条件を満たす新メニューを開発することになった。

 

だがこの条件は、須田の長年のラオタ知識と、ゆとりの卓越した調理テクをもってしても難しいものだった。

 

3人はこのまま芹沢に言いたい放題言われたままで終わりたくない!と頑張るが、時は過ぎていくばかり。

試作も3日目になる頃には、

ゆとりは虚ろにブツブツ条件を唱えながらスープを混ぜる黒魔術状態に、

男性陣は床に寝転がる屍と化していた。

 

タイムリミットはあと少し。

見兼ねた芹沢と河上は助け舟を出すことにした。

 

まずは河上が須田のラーメンブログに『いいね!』をつける。

それは7年前の古い記事。

千葉で食べた作り方が珍しいラーメンだった。

 

さらに芹沢が『いいね!』したのは、須田が3年前に行った店のトマトラーメン。

 

それを見た須田とゆとりは

『いけるかも』『これ、いけますね』『え?どこに?(by相川)』

と顔を見合わせ、フフフフ…ハハハハハと笑い出した。

新メニュー完成!

そして翌日だろうか?

美味しいラーメンの気配に気づくラーメンセンサーの持ち主・有栖は、さかな居酒屋 ほんだの前にいた。

しかしそこはただの居酒屋。ラーメン屋ではない。

有栖が不思議に思っていると、『そのセンサー正確よ』と芹沢が店の中に入れてくれた。

 

芹沢、有栖、本多の3人は、さっそくゆとりたちの作った新メニューを試食した。

黒いスープを一口飲むと、満面の笑みを浮かべる有栖。

これには本多も『うまいじゃねーか!』と驚いた。

 

これは千葉県富津の港町・竹岡が発祥の竹岡式ラーメン。

醤油とみりんで似たチャーシューだれにドライトマトを加えて煮詰め、玉ねぎのみじん切りを入れた醤油ダレ。

これを麺を茹でたゆで汁で割るだけのお手軽ラーメン。

 

ゆとりたちは500円という低価格で、ボリューム満点のラーメンを完成させたのだ。

 

芹沢の条件も全てクリアし、合格をもらった須田とゆとりは大喜び。

須田は相川に『いい勉強になったよ』と感謝すると、

コンサルタントとして、1人のラーメンおたくとして、僕はキミを誇りに思います』と宣言。

『須田しゃん…』と手を差し出した相川をガッチリホールドすると、2人は熱い抱擁を交わすのだった。

 

それを見たゆとりは『ラーメンLOVEだ』と感動!!!

I LOVE らぁめん〜〜〜〜!!!!!!!

と叫ぶと店を出ていった。

元気になったゆとり

ゆとりは先に店を出ていた芹沢に追いつくと、『今日はありがとうございました』とお礼を言った。

 

ゆとりはこの前、調理技術だけではダメだと芹沢に言われ、自分を全否定された気持ちになっていた。でも…

『大事なのはやる気なんですね!』

ゆとりはすっかりやる気を取り戻し、ピョンピョンと弾む足取りで芹沢の隣を歩いた。

 

しかし芹沢はそこから『やる気のある社員の方が使い勝手がいいし、失敗しても笑えるし』といつもの鬼トークを始め、ゆとりは顔を引きつらせた。

 

覚えておきなさい。

1番効率よくコンサルティング料をむしり取れるのはね、やる気だけはある“バカ”だって

 

それを聞いたゆとりはガーン。

結局社長はギトギトでゲバゲバじゃないですか!』と憤慨した。

 

はたしてゆとりがヨレヨレ雑誌を脱却するのはいつなのか?

 

今日も夜のアーケード街に、虚しくゆとりの声が響くのだった。

 

〜5話につづく〜

 

https://twitter.com/sora18_sora/status/1259994709822287873?s=20

 

『行列の女神〜らーめん才遊記〜』4話の感想

今回は、ラオタの須田とゆとりのコンビ!

芹沢社長は、らーめんLOVEすぎて頭でっかちな須田を何かと気にかけている気がしますね〜。

 

ラーメンの食べ歩きも一緒だし、しょっちゅう芹沢に怒られているし。

芹沢もほおっておけないんでしょうね〜。

 

でも、ラオタの須田が有名な芹沢のラーメンに出会ったのが社会人になってからって、遅すぎませんか〜?

そこだけちょっと『あれ〜?』と思ってしまいました(^o^;)

 

そんな須田に対し、やればなんとかなるでしょ的な相川の存在がよかった

 

だって相川のラーメン好きもほんまもんで、Tシャツには『I LOVE ラーメン』の文字が。笑

LOVEのOは、ナルトというこだわりのデザインが可愛くて。

さらにお店を借りてからは、お店にも『I LOVE ラーメン』と手描きされたうちわも飾られていました。

 

だからかな。最初は反発しあっていた須田と相川だけど、試練を乗り越えるたびに仲良くなっていって、試作3日目の時は、須田の膝の上に相川が頭を乗せて寝ていて、ふふふと笑ってしまいました。

癒やされるわ〜。

 

人生、時にもっと早く知っていれば!

なんで知らなかったんだろう!と出会いの遅さを嘆くときがあるけど、好きの深さに時間は関係ないのだと、時々実感させられます。

 

そして毎回、芹沢は社員たちに『失敗』という名の愛のムチをふるう。

失敗するとわかっていながらやらせてみる。

そうして行き詰まったところで助け舟を出す。

 

それを見てて、やっぱ失敗って大事なんだなって、頭ではわかってても身をもって知らなきゃわかんないことってたくさんあるよなと思いました。

 

それにそういう経験をさせてもらえるのってありがたいことかなと…。

だって失敗の責任はすべて芹沢が取ってくれるんですから。

 

あの毒舌がなければね〜と思うけど、今日のカウンター下のヨレヨレ雑誌には笑ってしまいました。

それにすっかり元気を取り戻し、

『I LOVE らーめん〜〜〜!!!!!!!』

と叫ぶゆとりは、アシガール唯之助で可愛かったです(>ω<)

https://twitter.com/mimiyasai/status/1259882522944483328?s=20

 

次回『行列の女神〜らーめん才遊記〜』5話の見どころは?

https://twitter.com/Biz_txdorama/status/1257112729032159232?s=20

 

次回・5話は、有栖のお気に入りの店『おおひら食堂』の後継者選び!?

 

依頼を受けた芹沢は、夏川、白坂、須田、ゆとりの4人に後継者にふさわしい人物を探させて、その中から1人を選ぶと言います。

 

 

でも新人のゆとりには、これはハードルが高すぎる…。

 

ゆとりは候補者を見つけられないまま、コンペ初日を迎えてしまいます!

 

すると謎の酔っぱらい(音尾琢真)に話しかけられ…!?

 

 

 

彼はまさかゆとりの母・橋爪ようこ(高畑淳子)の差し金なのか???

 

次回はいつにも増して、ひと癖もふた癖もあるゲストがたくさん登場するようです。

 

コンサルティングで人材探しもするんですね。

これは今までにない観点で、面白そう。

しかも社員全員がライバルとは…

わざわざコンペにした芹沢の真意も気になりますね!

 

それではここまで読んでくださり、本当にありがとうございました\(^o^)/

まったの〜。

『I LOVE ぱん~~!!!』な“にこ”でした。