『今夜はコの字で』2話ネタバレと感想│一途で丁寧な仕事をしていれば、きっと伝わる…。焼き鳥しょうちゃん

にこ

今回は『今夜はコの字で』第2話「神楽坂 焼鳥しょうちゃん」のネタバレあらすじと感想をまとめました。

仕事でヘトヘトになった吉岡(浅香航大)は、恵子先輩(中村ゆり)から新しいコの字酒場を紹介してもらう。

 

しかし『焼き鳥しょうちゃん』は初心者にはちょっっとハードルの高いお店で…!?

それではさっそく、2話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

注:お店の情報は、2020年1月放送時のものです。

 

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『今夜はコの字で』2話のネタバレあらすじ

すっかりコの字酒場の魅力にハマった吉岡(浅香航大)は、後輩の山田(小園凌央)を飲みに誘う。

でも山田は具合が悪いといって、咳をしながら帰ってしまう。

 

誘うんじゃなかった~と後悔していると、

翌日、山田からインフルエンザで休むと連絡があり。。

吉岡がピンチヒッターとして住宅展示場の仕事に行くことに。

 

その仕事とは、パンダの着ぐるみを着て風船を配ること。

 

山田め、これが嫌でずる休みしただろ~!

と内心、怒りまくりながら、来場客に愛きょうを振りまいていると、

女の子に渡そうとした風船がふわりと空に飛んでいってしまう。

 

泣きそうになる女の子を見て、

吉岡は『ごめんね』と別の風船を渡す。

 

もうダメ。。着ぐるみの中は蒸し風呂だ。

吉岡は冷たいビールが飲みたくてしかたなくなった。

 

どうせならコの字酒場に行きたいと、吉岡は恵子先輩(中村ゆり)に新しい店を紹介してもらう。

 

神楽坂にある焼き鳥「しょうちゃん」。

恵子曰く、そこはちょっとハードルが高いようで…!?

 

焼き鳥「しょうちゃん」

夜の神楽坂は、おしゃれな店が多い。

こんなところにコの字酒場があるのかな?

 

携帯を頼りに歩いていた吉岡は、なんとか「しょうちゃん」を発見。

店の中が見えないので入りにくい。。

吉岡は思い切って、のれんをくぐり中に入った。

昭和の雰囲気が漂う店内には、きれいなコの字型のカウンターがあった。

客はみんな常連らしく、頑固そうな店主に注文していく。

どうやらここでは、注文するとき「しょうちゃん」と店主のことを呼ぶらしい。

吉岡はなかなか注文するきっかけがつかめず、戸惑ってしまう。

 

するとしょうちゃんの方から話しかけてくれ、吉岡はビールを注文。

瓶ビールをなみなみとコップに注ぐと、一気飲み!

緊張してたから、体に染みる~~!

 

次は何にしようかとメニューを見ていると、

近くの客から『注文しにくいですよね、あのハゲ』と話しかけられ、

『うるせぇな、黙ってろ』としょうちゃんと口喧嘩が始まった。

 

吉岡が1杯だけ飲んで帰ろうかな…と弱気になった時、

またしてもしょうちゃんが話しかけてくれ。

吉岡は、厚揚げとハツを注文。

『皮も食べる?』としょうちゃんが言うので、つい『はい』と答えてしまう。

でも実は吉岡は、皮が苦手なのだ…!

 

その後も、先ほどの客としょうちゃんのバトルは続き、冷や冷やする吉岡。

けど他のお客さんは楽しそうに笑っているし、どうやらガチバトルではないらしい。

 

そのとき、遅れて入ってきた女性客が友達と話しながら、次々に注文を済ませる。

 

さらにその話を向かい側の客が聞いていて、会話に入るという、コの字酒場でしかありえない状況に吉岡は感心してしまう。

 

そうこうしていると、頼んでいた厚揚げとハツをしょうちゃんが目の前に置いてくれた。

小ぶりなハツを食べると、

うまっ!

噛むとタレの旨みが口の中に広がり、ビールに合う!!

 

厚揚げにしょうゆをたらし、しょうがをのせて熱々を口にいれると、

外はカリカリで中はふっくら!

網で丹念に焼いただけある。

吉岡は美味しくてあっという間に完食してしまった。

 

でもさっき注文したはずの「皮」はまだ来ない。

吉岡がしょうちゃんに尋ねると、

『今、焼いてるから待ってろ』と怒られてしまい、吉岡は無言でぺこり。。

焼きあがるまでずいぶん時間がかかるらしい。

 

そしてようやく、お待ちかねの「皮」がやってきた。

なんだか吉岡が知っている「皮」とは見た目から違うような。。

そう思いながら吉岡が口に入れると、

カリカリッ!これが皮!?

ぷにぷにのはずの皮がまるでせんべいのように香ばしい物体になっている。

 

すごいよ、しょうちゃん!

思わず吉岡が笑顔でしょうちゃんを見つめると、

『こんな皮、ほかにないだろ?』

と近くの客が話しかけてきた。

彼によると、焼きおにぎりもカリカリで、〆に和風ワンタンと食べるとうまいらしい。

 

さっきはしょうちゃんと言い争いをしていたけれど、この人も悪い人じゃないのかも。

 

知らない客との交流

すると隣の客が『明日から九州か。。まったく未知の土地だ』と話し始めた。

 

ひとりごと…にしては大きいし、まさか自分に話しかけているのだろうか?

思いきって吉岡が話にのってみると、

新しい部署に変わるのだという。

 

『新しい仕事にも楽しさはあるはずなんですよね~。うん、仕事は楽しまなきゃ』

 

けど何より嫌なのは、しょうちゃんに来られなくなること。

『今日は飲みますよ』と男性がウーロンハイを頼んだので、吉岡もつづく。

 

『あの、、しょうちゃん…さん?』

『さん?』

みんなの視線が吉岡に集まり、

『”さん”はいらねぇよ。しょうちゃんでいいよ』

としょうちゃんが焼き鳥を返しながら言う。

 

『じゃあ…、しょうちゃん』

吉岡が戸惑いながらも皮を注文すると、

『皮か、めんどくせ~な~。しかたない、もう1本焼いてやるよ』

と、しょうちゃんが答え、店内から笑いが起きた。

 

ついに「しょうちゃん」と呼べた吉岡は、高いハードルを飛び越えた気分だ!

 

丁寧な仕事

そのとき、『こんばんは』と恵子が入ってきて、

『おお、珍しいのが来たな』としょうちゃんが迎える。

吉岡に店を紹介したら、自分も来たくなったのだ。

 

恵子は吉岡と乾杯すると、さっそく皮を頼んだ。

女子には優しいしょうちゃんを見て、吉岡はびっくりする。

 

吉岡がもう1本皮を頼んだことを知り、恵子は粋じゃないな~と顔をしかめる。

なんとしょうちゃんは、あの1本120円の串を”40分”もかけて丁寧に焼いているというのだ。

 

口は悪いけど、丁寧なしょうちゃんの仕事ぶりを見て、吉岡は自分ももっと丁寧な仕事をしないとなぁ…と反省する。

 

硬いカリカリの奥には、旨みが詰まっている。

一見怖そうなしょうちゃんと一緒だ。

 

『じゃあ、またね~。バイバイ~』

しょうちゃんに見送られて、2人は店を出る。

 

『しょうちゃん、最高でした!』

 

最初はぶっきらぼうな客とのやり取りにビビったけど、あれも変に気を遣わない温かさ。

しょうちゃんの仕事ぶりを見ていたら、一途に丁寧に仕事を続けていたら人の心をうつのだと、吉岡は気づかされたのだ。

 

すると恵子も、仕事で落ち込んだりしたときには、しょうちゃんの仕事ぶりを思い出して初心にかえるのだという。

 

『そっか、すごいなぁ、コの字。毎回、何か気づきがある』

 

コの字酒場は、酒と肴だけじゃない、何かをもらえる場所なのだ。

 

『先輩!これからも勉強させてください!』

吉岡が頭を下げると、

『じゃあ、ビシビシいくで!』

と恵子。

 

2人は夜道をほろ酔い気分でふざけ合いながら帰っていくのでした♪

 

──3話につづく──

 

 

『今夜はコの字で』2話の感想

あ~今回も見ているだけで上機嫌♪

まあ、しょうちゃんみたいな店主がいたら、吉岡と同じで私もまったく注文できないと思いますが。

皮も厚揚げも美味しそうだった~。

焼きおにぎりに和風ワンタンとか、最高美味しそう!

 

吉岡に話しかけてきたお客さんは、その隣のお客さんの連れかと思ったら、1人で来ていたんですね。

ひとりで来ていたもの同士、ちょろっと話すのも何かのご縁。

九州に転勤になったあの人は、転勤先でもお気に入りの店を見つけられたのでしょうか?

 

誰に何を言われたわけでもない、自分が美味しいと思えるものを出すために。

1本120円の串を40分かけて焼く。

一途に丁寧に仕事をしていたら、私もいつか誰かに認めてもらえる日がくるでしょうか?

 

違うか。認めてもらうためにやるんじゃない。

自分が気持ちよく、楽しく仕事するためにそうするのか。

 

そんなことに気づかされた回でした。

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました(꒪ˊ꒳ˋ꒪)

またの~。

 

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