『彼女はキレイだった』2話ネタバレと感想│動き出す四角関係…!恋のはじまり。

にこ

今回は、2021年7月13日放送『彼女はキレイだった』2話のネタバレあらすじと感想をまとめました。

1話はほんの序章にすぎなかった…!?

 

2話では再会した宗介(中島健人)と愛(小芝風花)、

 

愛のフリをしている梨沙(佐久間由衣)、

 

愛を「ジャクソン」と呼び、可愛がっている樋口(赤楚衛二)の複雑な四角関係が動き出します…!

それではさっそく、2話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

その他のあらすじ

『彼女はキレイだった』2話のネタバレあらすじ

愛(小芝風花)のフリをして宗介(中島健人)に会った梨沙(佐久間由衣)は、イギリスに留学すると嘘をつく。

 

しかし、偶然ばったり仕事中に宗介に遭遇!

とっさに、ここは叔父が経営するレストランで、叔父が倒れてイギリスから呼び戻されたと言い訳するが、いつ嘘がバレるかと気が気じゃない。。

 

一方、愛は仕事を頑張って宗介を見返してやろうと奮起。

『なんでもやります!』と仕事をもらい、張り切ってシュレッダーをかけていると、

『ジャクソン、これ開けて』と樋口(赤楚衛二)がやってきた。

おにぎりの海苔がいつも破けてしまうので、開けてほしいというのだ。

 

『なんでもやります!』と言った手前、断ることもできず、しかたなく開けると、、

『それあげる!ジャクソン、昼飯食べてないだろ?』

と樋口は満足そうに去っていく。

 

そんな中、愛と宗介の関係は相変わらず、サイアクだった。

愛をじっと見るだけで何も言わない、感じの悪い宗介の態度に腹を立て、愛はおにぎりにかぶりついた。

 

言えないや

その夜。

帰宅した梨沙は、今日、宗介に会ったことを愛に言おうとした。

 

でも『あんな奴のために仕事を辞めようと思った私がばかだった!』と息巻く愛を見て、梨沙は自分1人でなんとかしようと心に決める。

 

モストの危機

「ザ・モスト」編集部では、イマイチな企画しか出せない編集部員たちに、宗介がイライラを募らせていた。

 

正直、最近の「モスト・ジャパン」はひどい。

このままではライバル誌の「ルナ」に勝てない。

そこで宗介は、海外の一流デザイナー、ジェームス・テイラーとのタイアップ企画を考える。

 

実は宗介が編集部員たちにきつく当たるのには理由があった。

3か月以内に「ルナ」の販売部数を上回れなければ、モストは廃刊してしまう!

それで編集部員たちの力を引き出し、巻き返しを図ろうと考えていたのだ。

 

しかしそのことを知っているのは編集長の池沢(Lilico)だけ。

宗介は編集部員たちを動揺させないよう、内密に事を進めていた。

 

仕事についていけない愛

一方、愛は会議の議事録を頼まれるが、専門用語ばかりで全然ついていけない。

一応、自分なりに調べてみたものの、わからないまま書いたことが宗介の逆鱗に触れたようで。。

 

宗介は愛を副編集長室に連れて行くと、

『総務付けだろうが、今いる場所が自分の職場だ。

プロの自覚がない人間は必要ない。

モストの編集部員なら、もっとまともな仕事をしろ』

と言い放つ。

 

落ち込んだ愛は、

『子どものころはあんなに素直でかわいかったのに、どうしてあんなにねじ曲がったんだろ』

と、梨沙に宗介の愚痴をぶちまける。

 

でも専門用語がわからなかったら仕事にならないし、

仕事のできない部下を、上司がしかるのは当然だ。

たとえ3か月で総務に戻るのだとしても、愛はモストの一員なのだ。

 

『愛。この前、仕事頑張るって言ってたよね。だったらもっとそういう努力もしたほうが…』

『もういい!!』

 

宗介とおんなじことを言う梨沙に腹を立て、愛は自分の部屋に行き、ベッドに潜り込んだ。

 

ファッションの勉強を始める愛

ちょっとくらい味方してくれたっていいのに!

 

でも。。

愛はむくりと起き上がり、

「ゴールどこかな?」という絵本をめくりながら、考え直す。

 

リビングに戻ってモストの最新号を開くと、ふせんが貼ってあり、梨沙のメッセージが書かれていた。

 

やっぱり、見に来ると思ってた。

 

洋服と美容のことならなんでも聞いて!

 

そこには愛がわからなくて困っていた「ラッフルドレス」の写真があった。

 

梨沙の優しさに心打たれた愛は、一心不乱にファッションやメイクの勉強を始める。

 

そんな愛を厳しく指導しつつ、温かく見守る梨沙。

その甲斐あって、次第に愛は、惟子(片瀬那奈)たち編集部員に認められるようになっていった。

 

よし、出発!

一方、宗介には集中すると何も聞こえなくなるところがあった。

カフェで店員さんに話しかけられても気づかない、タブレットを見たまま外に出ようとして自動ドアにぶつかる。。

 

そんな中、宗介は『よし、出発!』と声をかけ、横断歩道を渡っていく女性の声を聴く。

それは小学生のころ、愛がしていたこと。

 

愛の家族は信号が青に変わるとみんな『出発!』と言うらしい。

『なんだかやる気が出てくるんだよね』と、愛は言っていた。

 

そんなことを思い出していると、ちょうど愛から電話がきた。

それは、愛のフリをした梨沙からだった。

 

宗介は『さっき愛の声を聴いたような気がした』と言うが、梨沙はまだ家にいた。

(さっき、聞いたのは本物の愛の声)

 

梨沙は話したいことがあるから近いうちに会いたいと言って電話を切った。

 

仕事のトラブル!

そんなある日。

宗介がジェームス・テイラーとのアポイントを取りつける。

イタリアに帰国する前に、空港で1時間だけ時間をもらえることになったのだ!

 

今までジェームスがデザインした古着を集められるだけ集めていた宗介はそれを持って空港に行くことに。

そのサポート役として、宗介は愛を選ぶ。

 

ところが、タクシーに乗り込むなり宗介はタブレットに集中してしまい、

愛が『空港は成田でいいんですよね?』と、何度確認してもまったく返事がない…。

タクシー運転手は『はいはい、成田ね』と走り出す。

 

しかし途中で宗介がとんでもないことに気づく!

なんと空港は「成田」ではなく、「羽田」だったのだ!

 

でも引き返そうにも、反対車線はものすごく混んでいて、間に合いそうにない。

 

そこで愛は、電車で行こうと決断!

昔引っ越し屋さんでバイトしていた経験を生かし、最短ルートで最寄り駅につくと、先に宗介を電車で空港へ向かわせ、自分はタクシーで後を追いかける。

 

ちゃんと見て!

その結果、なんとか間に合い、ジェームスと交渉することができた。

 

『よかった』とホッとする愛を、

『よくない、危うくチャンスを逃すところだったんだぞ』

と宗介はギロリとにらみつける。

 

『運転手にちゃんと行く先を伝えていれば、こんなことにはならなかった。

なぜそんな簡単なこともできない?足を引っ張るな!

そっちは3か月の腰かけ気分かもしれないが、こっちは真剣なんだよ』

 

そう言うと、宗介はまたネームプレートを見て吐き捨てるようにつぶやく。

 

『佐藤愛。なんで君みたいなのが』

 

その言葉に、愛は切れた。

『そこまで言いますか?』

 

たしかに自分は未熟だ。

たくさん迷惑もかけているかもしれない。

でも、行く先はどこか何度も確認した。

けど宗介はタブレットに集中していて、返事をしてくれなかったのだ。

 

『なんなんですか? 自分の落ち度は棚にあげて、人のことを責め立ててばっかりいて。

私はできることは全部やりました!

偉そうなことばかり言うけど、あなただけが頑張っているわけじゃない。

誰だってみんな真剣ですよ!

タブレットばかり見てないで、もっと周りを…!人を見てください!!!』

 

 

何も言わず去っていく宗介を見て、愛は涙ぐみながら下唇をかんだ。

 

宗介のあげた傘

その夜はあいにく雨だった。

 

『やだ、髪の毛がふくらんじゃう!』

ふくれっ面をしながら折り畳み傘をさす愛を見かけ、宗介は驚く。

 

あれは愛=梨沙にあげたものと同じじゃないか。。

 

愛は樋口に飲みに誘われ、連れていかれる…。

 

父親と衝突する梨沙

その頃、梨沙はレストランのオーナーの父・満雄と会っていた。

 

満雄に捨てられて苦労してきた母を見て育った梨沙は、満雄に対して反抗的な態度をとる。

 

だが『見た目をいくら着飾っても、中身は取り繕えるもんじゃない』と満雄に言われ、傷ついた梨沙はその場を去る。

 

愛に話を聞いてもらおうと電話する梨沙。

だが愛は酔っぱらって、宗介に対する文句を樋口に聞いてもらっていた。

 

せっかく入れた会社なのに、何をやってもダメ。

でも生活費も稼がないといけないし、奨学金も返さないといけない。家族に援助もしたい。

(お父さんの印刷所は今も苦しい状態が続いていた。)

 

どうしてうまくいかないんだろ?

あの頃の私のまま宗介に会えていたら、違ったのかな…?

 

社員証の、変わってしまった自分の写真を見ながら、愛は心の中でつぶやいた。

 

君には言える…

一方、ひとり落ち込んで夜道を歩いていた梨沙のもとに、宗介から電話がかかってくる。

 

愛=梨沙が元気がないことに気づいた宗介は、梨沙とオムライスを食べに行く。

 

『何も聞かないんだね』

『うん。言いたくなったら、言えばいいし』

そう言って笑う宗介を見て、梨沙はふわとろ卵より、だんぜん薄焼き卵のほうが好きと話す。

 

すると『俺もこっちのほうが好き』と、宗介は亡くなったお母さんの思い出話をする。

 

学校で嫌なことがあると、母さんが薄焼き卵のオムライスを作ってくれた。

ケチャップでにこにこマークを書いてくれた。

世界中のどんな料理も、母さんの作るオムライスにはかなわない。

 

そんな話をしたのは初めてだった。

いい年をして恥ずかしいけど、愛(梨沙)なら笑わずに聞いてくれるような気がしたのだ。

 

『恥ずかしくないよ。天国のお母さん、喜んでると思う。

そうやってときどき思い出すことが、亡くなった人への1番の供養になっていると思う。

きっとオムライスを食べている宗介のこと、見守ってくれてると思うよ』

 

『そっか。。うん』

宗介は微笑むと、

『今、オムライスと同じくらい元気をもらえた。

見習いたい、君のそういう人の心に寄り添える優しいところ』

と言う。

 

『そんなこと、初めて言われた…』

 

梨沙は驚きと嬉しさと切なさで胸がいっぱいになるのだった。

 

動き出した恋

その帰り道。

道端にフリスビーが落ちているのに気づき、宗介と梨沙は公園に行って思いきり体を動かす。

 

梨沙がミニスカートを履いているのに気づいた宗介は、

『その格好じゃちょっと不利だよね』

とジャケットを脱ぎながら梨沙の後ろに回り、腰に巻く。

 

『これでよし。もう手加減しないからね』

 

そんな宗介のふるまいに、梨沙はドキッとする。

 

実は今日、宗介も愛に言われたことで落ち込んでいた。

仕事では責任を感じていつも厳しくなってしまう。

けど幼なじみの愛(梨沙)といるときは、素直な自分になれる。

 

やっぱ幼なじみっていいもんだなと笑う宗介に、

『あのね、宗介…!』

と梨沙は本当のことを言おうとする。

 

でも、宗介に惹かれはじめた梨沙はどうしても口にすることができない。

 

『次に会ったらちゃんと言おう』

 

去っていく宗介の後ろ姿を、梨沙は切ない表情で見送った。

 

本当のこと

一方、べろんべろんに酔っぱらった愛は、テーブルをおしぼりで拭こうとする樋口を止める。

お店で洗っているおしぼりは、醤油がつくと落とすのが大変なのだ。

 

そんな愛を見て『やっぱジャクソンっていいな』と樋口はにっこり

 

そこに店員さんがお冷を持ってきてバランスを崩し、愛に水がかかりそうになる。

 

樋口がそれをかばい、びしょびしょに!

 

愛は台ふきんで樋口の肩をふきながら、

『ごめんね、ありがとね~。樋口さんって親切ね』

と笑う。

その笑顔に樋口はドキッ。

 

でもその直後。

『それに比べて、あの男~!!!こうなったら全部ぶちまけてやる!』

と、愛は宗介に電話をかけ、文句をつける。

 

でも宗介は誰からの電話かわからない。

『もう!ちゃんと登録しておきなさいよ、佐藤愛って』

『ああ、総務部か…』

 

『ちがう!私は、佐藤愛!

言っとくけど、同姓同名じゃないからね?

私はね、春ケ丘小学校5年2組の佐藤愛!

あなたの知ってる佐藤愛なの!!!』

 

 

愛の言葉に、宗介は驚いて立ち尽くすのだった…!

 

──3話につづく──

 

 

『彼女はキレイだった』2話の感想

ついに恋が動き出しましたね〜!

 

梨沙のことを愛だと思って疑わない宗介。

そんな宗介に後ろめたさを抱えながら、惹かれていく梨沙。

 

そしてついに宗介にキレてしまった愛。

愛がお気に入りの樋口。

 

愛が水がかからないように樋口がかばうシーンは店員さんの演技もわざとらしくて、つい笑ってしまったけど、全体を通して樋口&愛のシーンは和むなぁ。

特におにぎりを開けてもらって、『それ、食べて。昼ごはん食べてないでしょ?』とさり気なく気遣うシーンがお気に入り♪

 

それに対し、宗介の愛に対する態度の厳しいこと!

おまけに梨沙も宗介と同じことを言ってきて、カチンとくる愛。

でもすぐに、自分の足りなさに気づいて頑張る愛がかっこいい。

 

なんか、私もレジだからって商品のことを勉強せず、お客さんに聞かれると困って社員の人に泣きついていた過去を思い出し、反省しました。

あの頃、社員さんにきつく当たられたのはそういうことだったんだろうか…。。

あなたも〇〇の一員なんだからと、同じことを言われたなぁと。。

 

でもタブレットに集中して返事もしない宗介も宗介。

愛が時間に間に合うようにあれだけ素早く対応したのに、全くわかろうともしないなんて、あれは愛が怒って当然だと思いました。

 

けど梨沙に見せる宗介のまなざしと声は昔と一緒で、優しく、温かい。

それは梨沙のことを、幼なじみの愛だと思っているから。

本当のことを言ったらこの関係が終わってしまう。

だから言えない。

くぅ〜、切ないっっ。

 

次回の予告見たら、宗介と愛が急接近!?

愛に気づいてほしいけど、梨沙にも幸せになってほしい。

恋って苦しいね〜…。

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました✧◝(⁰▿⁰)◜✧

またの〜。

 

その他のあらすじ