にこ
今回のコの字は横浜にある「のんきや」が舞台。
すっかり酔っ払った吉岡(浅香航大)カウンターで寝てしまい、半分夢の中で、恵子と若大将が話を聞いてしまいます。
その気になる内容とは…!?
のんきや名物「おフロ」も気になりますね♪
それではさっそく、3話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。
(お店の情報は、2020年1月のものです。)
『今夜はコの字で』3話のネタバレあらすじ
吉岡(浅香航大)は恵子先輩(中村ゆり)に誘われ、地元の横浜にやってきた。
駅を出て右に進むと、1分ほどで再開発の地区が途切れ、まるで取り残されたような昭和のにおいが残る1画に出る。
その奥に恵子に教えられたコの字酒場「のんきや」があった。
いつものように外から中が見えず、緊張する吉岡。
引き戸を開けると、恵子は既に来ており、常連客にまぎれて飲んでいた。
さっそく乾杯する2人。仕事終わりのビールがうまい!
すると『そちらのかたは?』と恵子の隣に座っている初老の男性(綾田俊樹)が話しかけてきた。
彼は古書店の主人で、素晴らしい古書の知識をお持ちなので、先生。
大工さん(岸端正浩)は、日本家屋の先生。
スーツ姿の紳士は、本物の先生。
大将は、もちろん酒場の先生。
そう語る恵子は完全に酒場に溶け込んでいる。
シロとオフロ
『のんきやに来たら、まず”シロ”を食えってね』
そう言って、恵子はのんきや名物、モツ焼きを頼んだ。
吉岡も驚くほど肉厚なホルモンは、柔らかくてふわっとしてジュッと甘みが広がり、うまっっ。
ビールに合う!
いい感じにお酒も進み、『じゃあ、そろそろオフロにしようかな?』と恵子。
思わず恵子の入浴シーンを想像してにやける吉岡だが、
それはコブクロをゆがいてネギの小口切りをのせ、醤油をたらーりと回しかけたものだった。
七味をかけて、からしをつけて食べるのが恵子流。
ぷにぷにした食感に、からしがツーンときて日本酒が合う!
大切な人のために
先生にもお裾分けして、至福の時を一緒に味わっていると、
『今日はこれで』
と早々に先生は帰っていった。
先生は以前は夫婦でここに来ていた。
最後の〆に仲良く2人でラーメンを食べる姿が印象的で。
でも今は先生の奥さんの具合が悪く、早く奥さんがよくなるようにラーメン断ちをしているのだそうだ。
若いときに結婚して苦労してお店をつくり、やっと2人でゆっくりできるというところだったのだが…。
『最愛の人のために、自分の好きなものを断つ。。すてきな2人やなぁ』
恵子はポツリとつぶやくと、
『吉岡君はできんの?好きな人のために~!』
と早口でツッコんだ。
突然振られた吉岡は『恋人もいないのにわかりませんよ』とタジタジだ。
『ったく、ヘタレやの~。彼女もおらんの~?』
『そういう先輩こそいつも1人で飲み歩いて、大切なひと…』
吉岡が言いかけると、恵子は話をさえぎるように大将に日本酒をもう1本頼み、一瞬物憂げな顔で黙り込んだ。
かと思うと、恵子は明るく『飲め飲め~』と吉岡に日本酒をつぎはじめる。
なんか荒れてるな~。でもどこか淋しそうでもあり…。
そんなことを思っているうち、吉岡は酔いつぶれてしまった。
恵子の彼氏
『せんぱ~い、もう飲めませ~ん…』
吉岡は半分の夢の中で、恵子が大将と話しているのを聞いていた。
『大将~、言ってましたよ、今日来たがってたけど来れなかったから』
どうやら恵子の彼氏は海外を飛び回っているらしい。
だからいつも1人で飲みにきていたのだ…。
先に帰ってしまった先輩
気づくと恵子は支払いを済ませて帰っていた。
後輩にもラーメンを食べさせてあげてほしいとラーメン代まで支払って…。
先に帰ってしまうなんてどうしたんだろう…と吉岡が思っていると、
『兄さん、〆のラーメン食わなきゃ』
『そうですよ、のんきやさんにきた意味がないですよ』
と大工の先生や、本物の先生がこちらを見て言った。
シメのラーメン
見た目正統派の醤油ラーメンは、煮干しがきいていて酔った体にその優しさが染みわたる。
麺をすすると、吉岡はうまくて箸が止まらなくなった。
『うまいです』
吉岡が満面の笑みで大将に感動を伝えると、
隣に座っていたお客さんが『うまいだろ?』と微笑む。
のんきやのラーメンは、他の店で飲んだ後、〆に食べにくるお客さんがいるほど人気があるラーメンなのだ。
なのに恵子はいつも食べるラーメンを食べずに帰ってしまった。
淋しそうだった先輩。。
海外にいて会えない彼氏のため、ラーメンを我慢したのだろうか…?
美味しいモツ焼きとラーメンがあって、酒があって、たくさんの先生がいて、意外な恵子の一面も見れて…。
吉岡は店を出ると、店の方を振り返りながら思った。
やっぱコの字酒場って、いろんなものが詰まってるなぁ~。
──4話につづく──
横浜駅前の焼き鳥・ラーメンの看板を掲げるのんきやで焼き鳥とラーメン。ずっと横浜住んでたけど知らなかったなぁ、女将さんが明るくてめちゃめちゃいい店だった😃ラーメンも美味いし焼き鳥はとくにモツ系が美味かった😋 pic.twitter.com/Oa80g9bf1H
— yohei miyagawa (@Miyagawaai) July 13, 2018
横浜駅西口にある 老舗酒場である「のんきや」が廃業したことを昨夜 味珍のOさんから聞いた。焼き鳥食べてラーメンやワンタンでシメた日々を思い出す。 #酒場 #のんきや #横浜 #狸小路 #焼き鳥 pic.twitter.com/1JxMp1ymb6
— TATSUYA SATO (@nuts0302) June 5, 2020
『今夜はコの字で』3話の感想
恵子先輩の淋しげな表情と、オフロというネーミングが印象的だった3話。
恵子先輩の彼氏は海外にいるんですね~。
ひさしぶりに会って「のんきや」に行けると思ったのに、やっぱり行けないとメールがきて。
代わりに誘った吉岡は酔いつぶれてしまい(;^ω^)
もっとしっかりしろーとツッコみたくなるけど、そんな吉岡だから誘いたくなったのかもしれませんね。
飲み屋には知り合いはいっぱいいるけど、やっぱり本当の知り合いではないし。
好きな人のためにラーメン断ちして、先に帰った先輩。
早く彼氏と会えるといいですね~。
そしてショックなことに調べてみたら、のんきやさんはもう閉店してしまっていました。
うー、コロナめ…。。
ここでお酒を飲んで笑った人たちの心の中にいつまでも残っていてくれるといいなと思いました。
それではここまで読んでくださり、ありがとうございました(*´꒳`*)
またの~。