『ハコヅメ』3話ネタバレと感想│川合の意外な才能が開花!ひとの気持ちを考えるって難しい

にこ

今回は、2021年7月21日放送『ハコヅメ』3のネタバレあらすじと感想をまとめました。

万引きに詐欺に下着泥棒などなど…

 

今回も藤(戸田恵梨香)と川合(永野芽郁)ペアが次々に事件を解決していきます。

 

そんな中、藤の秘密が少し明らかに…。

 

川合の意外な才能も開花します!

それではさっそく、3話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

その他のあらすじ

『ハコヅメ』3話のネタバレあらすじ

警察官の大切な仕事の中に「警察術科訓練」というものがある。

市民や自分の身を護るため、柔道・剣道や逮捕術の訓練を週に1度行っているのだ。

 

藤(戸田恵梨香)が暴漢役になり、川合(永野芽郁)牧高(西野七瀬)がソフト警棒を持って挑む。

でも剣道の達人の藤相手なら、男5人は欲しいところ!

それを2人で挑むのだから結果は目に見えている。

 

牧高は『えいっ!』『えいっ!』とソフト警棒を空振りして、藤にあっさりやられ…。

川合はソフト警棒でボコボコにされ、藤に手当てしてもらう。

 

けど、なんだか特別扱いされたみたいで嬉しい…♪

川合は藤の期待に応えたいと思うようになっていた。

 

川合の絵

そんなある日、川合はハコ長の伊賀崎(ムロツヨシ)から、振り込め詐欺の注意喚起用チラシに似顔絵を描いてくれと頼まれる。

 

その絵は伊賀崎の特徴をよ~く捉えていたが、お世辞にもうまいとは言えなかった。

 

寂しい万引き犯

そこに、近所のスーパーで女性が『源刑事(三浦翔平)が来てくれないと万引きする!』と言っていると通報があった。

 

あいにく源は出かけていて、しかたなく藤と川合がスーパーへ行くと、

『な~んだ、女性警察官か』と多恵はがっかり。

この前、万引きした時に、源に優しくされてまた会いたくなったのだ。

 

多恵が万引きしようとしたのは、お惣菜のコロッケとひじきの煮物。

旦那が亡くなって1人だと、毎日つくってた料理もめんどくさい。

娘にも孫にも無視されて、楽しみといったらいい男に会うことしかない。

そう言って多恵は、あんたたちは早く帰れと藤たちを厄介払いしようとする。

 

ところが源がやってくると、多恵は態度を急変!キラキラ乙女モードに!

源は、強力な助っ人として多恵の娘と孫を連れてきていた。

 

『試験勉強でおばあちゃんに構ってあげられなかったけど、もう終わったから』

孫の聖人は、多恵がこんなことをしたのは自分のせいだと責任を感じていた。

 

『ダメじゃない、かわいい孫にそんな思いをさせたら…』

源のひと押しで、多恵はあっさり陥落。

もう2度とこんなことはしないと店長に謝り、被害を取り下げてもらえることになった。

 

源の特殊能力

でも源は、どうやって聖人を連れてきたのか?

すると一緒にアイスを食べて、『ばあちゃん、寂しがってるぞ~』と言っただけだという。

 

これが源の特殊能力。

人を観察して、相手の心をつかむ。

こう見えて源は、藤より取り調べ能力が上。

解決した事件は数知れず。

解決後のケアもぬかりなく、訪問販売でだまされた高齢者のお家にシーサー代わりに名刺を置いていってるらしい。

 

被疑者にナメられがちの川合は、自分も特殊能力があったら…と羨ましくなった。

 

ヒミツの捜査

翌日、川合は有休をとった藤の留守を、伊賀崎と2人で守ることに。。

同期との女子会にいくと話していた藤だが、1人でなにかの捜査をしているようだ。

 

白の軽トラを見かけると、藤は車体の下をのぞきこみ、修理歴がないか確認していた。

 

女性警察官の大切さ

一方、川合と伊賀崎が振り込め詐欺撲滅のチラシを配っていると、コインランドリーで窃盗事件が発生したと通報が入った。

 

伊賀崎と2人で話を聞くものの、盗まれたものが下着だったので被害にあった女性(浜口京子)は言いにくそうだ。

川合が気づいて伊賀崎を退出させると、

『よかったです、女性のかたがいてくれて』

と、女性はホッとして話し始めた。

 

刑事課からの呼び出し

その後、川合は刑事課から呼び出しをうけ、町山警察署へ。

女子高生が「知らない男に変なことをされた」と話していて、川合に聴取してほしいという。

署内にいる女性警察官はみんな出払っていて、川合しかいないのだ…!

 

どうしてこんなときに…。

初めて1人で聴取することになった川合は緊張の面持ちで取調室に入った。

 

被害者は、清水彩菜(畑芽育)・17歳。

最初は冷静に答えていた彩菜だが、川合がどんなことをされたのか尋ねると『それ…、言わないとダメですか?』とギュッとスカートを握りしめ…。

 

『さっきまで頭にきてたけど、もう大丈夫かも』

と1人で帰ってしまう。

 

犯人確保!

翌日、藤が昨日の女子高生の事件の調書を見ていると、木村という女性(茅島成美)が訪ねてきた。

 

伊賀崎の顔を見た木村は、

『うちに町山署の山本さんから電話がかかってきた』

『口座が悪用されてるので、キャッシュカードと通帳を預からせてほしいと言われた』

と話す。

 

藤はすぐにそれは「詐欺」だと伝え、木村の家で待機。。

警察官がカードを預かったり、暗証番号を聞いたりすることは決してないのだ。

 

するとまんまと山本と名乗る男がやってきて、玄関で藤がにっこり出迎え…。

逃げ出したところを、川合と伊賀崎で挟み撃ち!

 

男は持っていた傘を伊賀崎に投げつけ、弱そうな川合のほうへ突進!

川合は無意識のうちに犯人の腕を取り、”肩固め”で犯人を確保し、自分でもびっくり!

『よくやった~!』と藤に褒められる。

 

その後、藤は源に対抗して、木村家の玄関に名刺を置いて帰った。

向こうは1枚だが、こっちは藤と川合の2枚。魔除けの効果は2倍のはずだ。

 

目撃者あらわる!

そんな中、痴漢被害にあった女子高生の事件で新展開が…。

目撃者の男子高校生が現れたのだ!

 

再現人形を使って、被害者と犯人がどんな感じだったのか、目撃者の早見に確認すると、

彩菜は裏路地で犯人に後ろから抱きしめられ、口をふさがれた状態で胸などを触られていたという。

 

最初はカップルだと思ったけど様子が変だと思い、戻って声をかけたら、男は走って逃げ、彩菜も別の方向に逃げた。

 

思っていたよりもずっと深刻な事態だと知った川合は青ざめる。。

 

大事なこと

性犯罪の聴取は、女性警察官にしかできないことが多い。

大事なのは、被害者の気持ち。

被害者の様子を確認しながら、話を聞くことだ。

 

でも川合は何をされたか聞き出そうとするだけで、彩菜の気持ちまで考えていなかった。

”覚悟”が足りなかった。

 

ペアっこのミスは、ペア長の責任。

藤が川合に注意していると、再現人形先輩がつけていたブラが壊れてしまったので直してほしいと山田がやってきて、川合を連れていった。

 

警察官としての覚悟

毎回、再現でひどい目にあっている再現人形先輩のために、一生懸命直す川合。

 

すると『今、俺が川合を襲ったとしたらどうする?』と山田が言い出す。

 

もし捕まったら、山田は”合意があった”と言い張る。人生がかかっているから。

相手が合意があったかどうかで、犯罪かどうかが変わってくる。

そしたらどうやって暴行されたと証明すればいいのか?

 

それは被害者から真実を聞き出すより他にない。

たとえそれが被害者にとって、言いたくない、思い出したくもないことであっても、だ。

裁判で真実かどうか審議するために必要なことたから。

 

そのためには1つ1つ捜査を積み上げていくしかない。

隙だらけの捜査では、被害者も、被疑者の人権も守れない。

藤先輩が言っていた”覚悟”っていうのは、そういうことじゃないかな?

 

性犯罪が起こるたび、山田は藤が悩んで苦しんでいるところを何度も見てきた。

 

警察の仕事なんて報われないことばかり。

でもこの街で事件が起こったら、俺たちでなんとかするしかない。

傷ついた被害者も、傷つけた犯人も、このまま放っておいてはいけない。

 

藤と少しだけペアを組んだことのある山田は、その時のことを思い出してお節介をやきたくなったのだ。

 

川合は涙ぐみながら山田と一緒に、再現人形先輩を毛布でくるんであげた。

 

川合の後悔

一方、牧高は目撃者の早見から特徴を聞き、犯人の似顔絵を完成させるが。。

うまいが故に、何かが違う。

 

牧高と藤は彩菜の家に聞き取りに向かうが、今はそっとしておいてあげてほしいと母親に言われ、署に戻る。

 

『なんで気づいてあげられなかったんだろう。。

せっかく彼女が勇気を出して警察に来てくれたのに。。』

 

机にゴンゴン頭を打ちつけ、自分を責める川合を見て、伊賀崎はそっと手を机に置いてそれをやめさせる。

 

『きっと彼女、怖くなったんじゃないかな?』

 

警察に言って、犯人から脅されたらどうしようとか、

大ごとになって学校で噂になったらどうしようとか、

いろいろ考えて話すのをやめたんじゃないかな?

 

『だからもう、自分を責めるのはやめなさい。

机に頭をぶつけるのも、やめなさい』

 

『でも…』

『でもでも、これを食べなさい』

そう言っていつものように伊賀崎は川合に甘いものを差し出す。

1個300円もする塩大福だ。

 

今はそんな気にはなれない川合だけど、

『でもでも甘いものでも食べて仕事しよう~』

と言ってくれる伊賀崎に感謝し、塩大福にかぶりつく。

 

大福は少ししょっぱくて、甘くて、涙の味がした。

 

うますぎるのも難あり

牧高が書いた似顔絵はやはりうますぎたのか、該当者は見つからなかった。

 

絵心がある人は、証言をある程度聞くと自分の中で補完してうまく描こうとしてしまう。

だから無意識のうちに牧高もそうしてしまったのだろう。。

 

事件に進展がなく、川合が落ち込んでいると、振り込め詐欺の時の木村さんが交番にお礼にやってきた。

あのとき、木村さんはチラシに描かれた伊賀崎の似顔絵を見て相談にやってきたのだ。

 

誰が見ても、伊賀崎だとわかる絵。

それを聞き、藤は川合に犯人の似顔絵を描かせることに!

似顔絵で重要なのは、うまい下手ではなく、誰を描いたかわかることなのだ!

 

川合の意外な才能!

そこで川合は、目撃者の早見くんに特徴を聞きながら描いてみた。

でも最初に描いた似顔絵はイマイチ…。

 

落ち込む川合に、

『似顔絵捜査のやり方は、人それぞれなの。

川合のやり方でやってみて』

と藤はアドバイスする。

 

すると川合は早見にイスを近づけ、

『眉毛が濃いって言ってたけど、それは海苔みたいな感じ?それとも毛虫? 』

『毛虫ですね』

 

『髪の毛は食べ物でいうと何?』

『 ちぢれ麺?』

『いいね!イメージつかみやすい!』

 

『顔の形は?』

『なすびみたいな…』

 

『鼻は…』

『お正月に見る、こういうやつ…』

『ししまい!!』

と、早見と一緒になって犯人の特徴をとらえていく…!

 

でもなぜか早見は、目だけはもっとギョロッと大きくしてと何度も川合に書き直させ…!?

それは犯人ににらまれたせいで大きく感じたのかもしれないと思った川合は、

『犯人はもっと目が小さいと思う』と推理する。

 

藤がボールペンで似顔絵の目を半分隠すと…

数年前、強制わいせつ罪で検挙した安田大二郎にそっくり!

最近、中高生が襲われる事件が5件も発生していることが判明した。

もしすべて安田の犯行ならデカい山になる。

急に慌ただしく動き出した刑事課のメンバーを見ながら、藤は言う。

 

『川合。似顔絵捜査に必要なのは、絵の技術だけじゃない。

供述を引き出すセンスと、その本質を見抜く洞察力。

あんたにはその素質があるのかもしれない』

 

初めての特捜

藤と川合は被害者の聞き取りを頼まれるが、彩菜は部屋に閉じこもっていて会えなかった。

 

あの時、彩菜に何もできなかったことを悔やむ川合…。

 

そんな川合と藤がなぜか合同捜査本部、通称「特捜」に入れられることになり…。

ドアを開けると、

そこは、強面ばかりの男が集まる選抜大会だった!!!

バーン!

 

──4話につづく!──

 

 

『ハコヅメ』3話の感想

似顔絵って、うまければいいというもんじゃないんですね〜。

確かにうまくても、誰を描いたのかわからなかったら捜査の役には立たないもんな…。

あの場で自分が描くより川合が描いたほうがいいと言える牧高さんがかっこよかった。

なにより大切なのは、犯人を逮捕することだもんな。

 

被害者の人から話を聞くのはどんなときでも気を遣いそうですが、この手の問題は本当に聞きづらいし、言いづらいと思います。

 

でもじゃあ、どうやって聞いたらよかったのかって、考えても私にはわからんかった。

藤先輩なら彩菜から話を聞くことができたんだろうか?

 

ゴンゴンと机に頭を打ちつけ自分を責める川合をそっと止めるハコ長。

今までも何回も甘いものをくれてたけど、今回の塩大福はしみたなあ。

しかもまん丸ですごく美味しそうだった。

 

目撃者の早見くんと一緒に、川合が似顔絵を書くところもよかったな〜。

川合にしかできない聞き方で、相手と一緒になって考え、犯人の特徴を捉えていく。

ミスして落ち込んでいた川合がみるみるうちにやる気を取り戻していく姿に、胸がカーッと熱くなりました。

 

藤先輩が単独で調べてる事件も少し明らかになってきましたね!

破損した軽トラを調べてるということは、ひき逃げ事件とかなのかな?

スーツ姿の藤先輩もかっこよかったですね!

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました(=^・^=)

またの〜。

その他のあらすじ