『オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ』2話ネタバレと感想│押忍!に訳がついてわかりやすく!ツイてない男・溝口さんが面白い!

にこ

今回は、2021年9月24日放送『オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ』2話のネタバレあらすじと感想をまとめました。

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2話では、永瀬正敏さん演じるフリーライター・溝口の正体が明らかに!

しかし11年前に失踪した少女が遺体で発見された事件の謎は深まるばかり…。

関東明神会に半グレ集団、ホームレスのチョウスケに謎の男・神々廻。

そしてスーパーボランティアの小西さん。

新たな登場人物も登場し、怪しい人物がいっぱい!

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それではさっそく、2話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

その他のあらすじ
1話 2話 最終話

『オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ』1話のネタバレあらすじ

⒞NHK「オリバーな犬、(Gosh!!) このヤロウ」

11年前に失踪した少女が遺体で見つかった。

フリーライターの溝口(永瀬正敏)は、明神会の若頭・龍門(松重豊)に、事件について何か知っているんじゃないかと取材を試みる。

 

龍門は顔色を変えるも、

『取材するならちゃんとアポ取ってからにしてよ』

と車で走り去る。

 

だいたい最近、溝口はツイていないのだ。

この前、洞窟にいる占い師(香椎由宇)に「大殺界」だと言われてからというもの、

ネットオークションで落とした革ジャンは女性ものかと思うぐらい小さく、意地になって着たら背中がつりまくるし、

カップラーメンの賞味期限なんて平気だろうと食べたら全身に湿疹が…。

 

その後も、落とし穴(?)にハマったり、

道端に落ちていたコーヒーの缶を蹴ろうとしたら「道端の未来」というオブジェで、足の骨を折ったり。

 

そんな溝口がずっと追いかけているのが、

9月30日に、山中で遺体で発見された北条かすみ(発見当時23歳)の事件。

 

彼女は11年前に行方不明になり、「鈍器」で殴られた上に拳銃で撃たれて殺害され、袋に入れられ遺棄されたと思われた。

 

ここで溝口がずっと気になっていることがある。

それはどのぐらいの人が「鈍器」と言われてすぐにイメージを抱けるか…。

 

それと同じような感覚になるのが、よくニュースなどで耳にする、

「バールのようなものでこじ開けた」という表現。

今の時代、バールを知っている人のほうが少ないんじゃなかろうか?

 

この世は曖昧で、相手の想像力に頼らざるを得ないものが多い、ということなのだろう…。

 

龍門とつながっている誰か

その頃、一平(池松壮亮)オリバー(オダギリジョー)は訓練中。

といっても、おっさんのオリバーは『めんどくせ~な~』と全くやる気がない。

 

そんな中、北条かすみを発見したスーパーボランティア・小西さん(佐藤浩市)が県警で感謝状を受けることになり、

漆原(麻生久美子)は『生コニタンに会いにいっちゃう?』と盛り上がる。

 

その頃、小西は外でお弁当を食べていた。

しかも手作り弁当?

車からその姿を見かけた龍門は、

『あ!小西さんがいた。小西さん!』

と大興奮で、電話の相手に伝える。

 

電話の用件は、溝口のこと。

あの記者をなんとかしないと後々めんどうだと、誰かに報告しているようだが…。

 

その誰かとは、どうやら古いアメリカ映画が好きな謎の男・神々廻(橋爪功)のようだ。

 

渡邊(甲本雅裕)が『あの件、どうします?』と尋ねると、

『マイケルに頼むか』と神々廻。

 

でも神々廻は、自分でマイケルだのスティーブだのニックネームで呼ぶことにしたくせに、

『あいつ、マイケルって顔じゃないだろ?』

と文句を言う。

 

その頃、眉毛のつながったマイケル(染谷将太)は、ファミレスで「拳銃が見つかった」という記事を読んでいた。

 

するとマイケルは突然、リュックから灯油缶を取り出し、

『悪いけどやっちゃうよ~!』

と店内に灯油をぶちまける。

 

小西さんへの感謝状

その頃、溝口は松葉杖をつき、小西さんの感謝状贈呈式に向かっていた。

 

発見されたとき、北条かすみは死後2日ほどしか経っていなかった。

そんな都合よく遺体を発見するなんておかしい。

小西さんが彼女の死に関与している可能性もある。

 

それに彼女はこの11年もの間、どこで何をしていたのだろうか?

数々の疑問を抱きながら、溝口は会場にたどり着いた。

 

するとたくさんの報道陣にフラッシュをたかれながら、

志茂田景樹のように派手なかっこうをした小西さんが登場。

 

それはすべて人からもらったもので、こういう場を借りてその人たちに感謝の気持ちを表したかったのだという。

 

溝口が北条かすみについて尋ねると、

『本当は生きているうちに見つけてやりたかった』

と小西は答え、謎のポーズを決める。

 

関東明神会 VS 漆原!

一方、マル暴の轟(くっきー!)からオリバーが発見した拳銃は、北条かすみを殺害するのに使用された凶器だったと連絡をうけた一平と漆原は関東明神会へ。

 

拳銃には「渡(わたり)」という若い構成員の指紋が残されていたが、渡は数週間前から連絡が取れず、行方不明だという

 

その後、すったもんだあり、『女が口を出すんじゃねえ』と言われた漆原は、ヤクザの鮫島(村上淳)の額に人差し指を突きつけ、立ち上がれないようにして尋ねる。

 

『正直に言いなさい!あの拳銃は、“渡”っていう男のものなんでしょう?』

 

すると鮫島は観念したように

『マジで知らねえんだよ…。渡もどっかに消えちまったしよ』

とため息をつく。

その言葉に嘘はないようだった。

 

渡の行方…

その後、ハンドラーのユキナ(本田翼)三浦(岡山天音)も加わり、一平たちはドッグカフェへ。

そこで漆原は、記憶力抜群のマスター(嶋田久作)に、関東明神会の渡について情報を求める。

 

しかし2丁目のクーピーという店でたまに見かけたとか、

渡の誕生日とか(なぜ知ってる?)、

胸の真ん中にホクロがあるとか(なぜ知ってる?)、

事件に関係があるような手がかりは得られなかった。

 

そこで漆原が思い出したのは、なんでも「押忍」という、はだしのチョウスケ(柄本明)

 

この前、チョウスケが言っていたことを訳すと、

「こりゃ押忍(ナイショ)なんだけどさ、

TMTっていう押忍(半グレ)のグループが関東明神会の押忍(若いもん)をだまして、

押忍(拳銃)を奪ったってのは押忍した(聞いた)なぁ」

 

ということは、

渡が北条かすみを拳銃で殺害した後、TMTにだまされて拳銃を奪われた

もしくは

TMTが奪った拳銃でかすみを殺害した

の2つの可能性が考えられる。

 

そこで一平たちはチョウスケに話を聞くことにした。

 

渡の行方

渡が姿を消したという話は、すでにチョウスケの耳に入っていた。

どうやらチョウスケが「押忍」と言いたがるのは、空手の有段者だかららしい。

 

ここで漆原たちは、渡がよく一緒にいた女性の名前が「関根ミラ」だという情報をゲット!

だが半グレ集団が、渡から拳銃を奪ったかどうかまではわからなかった。

 

その後、オリバーがダークウェブで調べた関根ミラの個人情報をもとに、漆原と三浦は県警に戻って情報収集。

ユキナは、関根ミラの自宅へ。

オリバーと一平は、関根ミラの仕事場であるポールダンス店へ行くことに。

 

ミラはここ数日店には来ておらず、ミラの持ち物の匂いをかいだオリバーは、チョウスケと一緒にいた4人のホームレスと同じ匂いがするという。

 

その頃、チョウスケのもとには伝書鳩が手紙を持ってきていた…。

 

溝口とミラの正体

一方、ミラの自宅へと向かったユキナは、フリーライターの溝口と出会う。

彼はなんと元鑑識課警察犬係で、漆原のことを「今まで1番使えなかった歴代1位」だと言い放つ。

 

その後、一平も呼ばれて話をしていると、関根ミラは渡の女ではなく、龍門の女だと判明

 

するとミラから一平に、今夜20時から踊るので見に来てほしいとメッセージが届く。

 

それはオリバーのしわざで、ダークウェブでミラの個人情報をゲットしたついでに、DJ一平と偽り、ミラにナンパメールを送っていたのだった。。

 

一平がオリバーに、なんてことするんだよ!と食ってかかると、ユキナたちに白い目で見られ、一平はトホホ…。

 

『ボク、こんなこともあったらと罠をかけてたんですよ!

ア~ッハッハッハッ!驚いたでしょう!』

と開き直り、ユキナたちをドン引きさせる。

 

そんな一平たちを陰からそっと伺っている者がいた…。

 

負の連鎖

一方、半グレ集団「TMT」のリーダー・宗手(永山瑛太)は、キャバクラが摘発されたのは龍門のしわざだと思い、街で見かけた明神会の若い衆をぼこぼこにする。

 

それを知った龍門は、ミラにメッセージを送ったのもTMTの奴らだと思い、TMTを撲滅させようと動き出す…。

 

その夜。

いつものベンチで酒を飲んでいたオリバーは、警察犬のラッキーから「ユキナがさらわれた」と知らされ、驚がくする!

 

いったいユキナをさらったのは何者なのか!?

 

~最終回につづく!~

 

『オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ』2話の感想

今回はオリバーの活躍は控えめに、溝口さんや龍門が目立っている感じでしたね。

 

溝口さんも一平と同じ占い師さんに「大殺界」と言われたのかと思うとニヤリ。

あの占い師さんは来た人みんなに大殺界だと言ってそうですが、溝口さんは一平よりさらに真に受けやすいタイプなんですかね?

道端のオブジェを蹴って骨折してしまうところは、ちょっと可哀想でした(;´∀`)

 

見た目はハードボイルドな溝口さんが、鈍器やバールのようなものについてツッコむシーンも、映画のような雰囲気と内容が合っていなくて、それが面白い。

そしてなんといっても、昔は警察犬係にいて、漆原さんをしごいていたというのが意外でした。笑

 

そしてあらすじで書いてしまいましたが、龍門が溝口さんのことをなんとかしないと…と電話してた相手がなんで神々廻だと思ったかと言いますと、

神々廻がスーパーボランティア小西さんを車の中から見かけ、小西さんを見るといいことがあるんだっけ?と言っていたからです。

龍門も小西さんを見て喜んでいたし、おそらく「あの件、どうしますか」という渡邊の質問は、溝口の件で間違いないでしょう。

それに「会長」と呼ばれてたから、もしかすると明神会の会長なのかも!?

 

そして気になるのは、チョウスケですね~!

押忍の解説がついてわかりやすくなり、さらに面白くなりましたね。

空手の有段者は「押忍」と言いたくなるのか~。なるほど。

伝書鳩で誰かと連絡を取ってるみたいでしたが、相手は誰なんでしょうか?

 

小西さんのそばに鳩がいたのも気になりますね…。

関係あるのかな?

龍門の女・関根ミラと同じ匂いが、ホームレスからしたというオリバーの言葉も気になります。

 

そして1番気になったのは、眉毛のマイケルさん!

ファミレスで灯油をまいたのに、その後まったく音沙汰がないということは、妄想だったのかな…?

マイケルが“渡”なんじゃないかと思うけど、こちらも全然わかりません。

 

さらわれてしまったユキナも心配ですね!

もしかしてミラが踊ると言っていた店にラッキーと行って、明神会か誰かに捕まっちゃったのかな…?

 

2話はほとんど小ネタばかりであまり捜査に進展がなかったので、最終回ですべての謎がわかるといいな~!

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました(*´∇`*)

またの~。

 

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