『99.9-刑事専門弁護士ー』特別編・1話ネタバレあらすじと感想|松潤のおやじギャグが懐かしい

にこ

今回は、『99.9ー刑事専門弁護士ー特別編・1話のネタバレあらすじと感想をまとめました。

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松本潤さん演じる型破りな弁護士・深山大翔が帰ってきた!

 

今回は、2016年春に放送されたシーズン1の中から第1話が特別編として放送されました。

 

冒頭には、松本潤さん、香川照之さん、榮倉奈々さんもリモート出演し、ちょっとした同窓会のようでしたね♪

それではさっそく、1話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

その他のあらすじ
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『99.9ー刑事専門弁護士ー』特別編・1話のネタバレあらすじ

深山大翔(松本潤)は、金にならない刑事事件を専門にする弁護士だ。

今日もパラリーガル【弁護士の指示・監督のもと、弁護士業務を補助する職業】の明石達也(片桐仁)と共に、犯行が可能かどうか検証を行っていた。

 

その結果、深山は”被告人が犯行時刻に現場にたどり着くのは不可能””だと証明し、無罪を勝ち取った。

 

その帰り、深山はあやうく車に轢かれそうになった。

深山は無事だったが、携帯が車に轢かれヒビが入った。

 

明石が運転手の男に食ってかかると、男は『車に傷はついてない。心配しなくていいぞ』とウインクして行ってしまった。

 

その後、明石が『こんな貧乏生活もう嫌だ〜』と嘆いていると、『深山大翔くんだね』とノリのいいおじさんが声をかけてきた。

 

それはあの日本有数の巨大ローファーム斑目法律事務所所長・斑目春彦(岸部一徳)だった。

 

刑事事件専門ルームを新設したので、深山をヘッドハンティングしにきたのだ。

その額なんと、3000万!!!

 

深山は『人の下で働くのは合わない』とあっさり断るが、明石の必死の説得で、斑目法律事務所で働くことになった

 

刑事事件専門ルーム発足!

そこには、深山の携帯をひいた男・佐田篤弘(香川照之)も弁護士として働いていた。

 

斑目は、佐田を刑事事件専門ルームの室長に任命するが、民事のプロである佐田は、金にならないことはしないと断った。

 

すると斑目は『1年やり遂げてくれたら、君にマネージングパートナーを任せる』と言う。

それを聞き、佐田は渋々話を引き受けた。

 

さらに若手のトップ・立花彩乃(榮倉奈々)も、不本意ながら畑違いの刑事事件専門ルームに加入する。

 

そんな中、さっそく殺人事件の弁護依頼が入り、深山が担当することになった

最初の事件

事件の概要はこうだ。

都内で運送業を営む赤木義男(赤井英和)が殺害容疑で逮捕された。

 

被害者は有名なネットショップmaxVの社長・塙幸喜さん

 

しかし赤木は事件の夜、酒に酔っていて記憶がなかった。

それを聞き、深山と立花はさっそく赤木に会うことにした。

 

赤木との接見

深山は赤木に会うと、まず赤木の生い立ちを事細かに聞き出した。

それからやっと事件の夜について聞き始めた。

 

赤木は、毎日夜8時には従業員を帰し、事務所で酒を飲む習慣があった。

しかしあの日は酔いが回るのが早く、朝までソファで眠ってしまい、そのまま仕事に出た。

そして昼過ぎに警察に任意同行を求められ、逮捕されたという。

 

逮捕の決め手は、事務所の机の下から袋に入った凶器の包丁が発見されたこと

だが赤木には全く身に覚えがなかった。

 

赤木は、担当検事の丸川貴久(青木崇高)に『家族は罪を犯したあなたをどうにでもしてほしいと言っている』と言われ、精神的にかなり参っていた。

 

赤木は『でも、自分はやっていない。信じてください!』と頭を下げた。

 

防犯カメラ

赤木が逮捕された決め手は、凶器についた指紋以外にもう1つあった。

それは被害者宅の防犯カメラに映っていた犯人のジャンパーと帽子が赤木のものだと判断されたことだ。

深山はその映像を耳たぶを触りながら見ると、現場に向かった。

 

塙社長の家につくと、深山は防犯カメラの位置と向きを調べた。

普通カメラは、侵入者の顔が見えるように設置されているものなのだが、映像には一切顔は映っていなかった。

深山はそれは不自然だと考えた。

 

聞き込み開始!

翌日、深山と立花は赤木運送株式会社に行き、従業員に事件当日の赤木の様子を尋ねた。

 

するとmaxVの友永常務(田中要次)が来て、契約打ち切りを知らされ、赤木はかなり機嫌が悪かったことがわかった。

 

さらに赤木の机には薬ケースがあり、高血圧の薬を1日3回飲んでいた

 

そしてもうひとつ、あの日の夜はすぐ近くで火事があり、消防車が何台も来て大変な騒ぎだったという。

 

深山たちが事務所の外に出ると、赤木の息子が絵を書いていた。

事件後、小学校に行けなくなり、父が人を殺して捕まったのも知っているという。

 

赤木の妻・陽子(加藤貴子)は立花の手を取ると、『どうかどうか、あの人を助けてあげてください』と涙を浮かべ頭を下げた。

 

次に深山たちは、maxVの友永常務に話を聞きにいった。

友永はあの日、赤木に威嚇されたものの、暴力は受けていなかった。

むしろ契約打ち切りになった赤木に同情すらしていた。

 

深山は事務所に帰ると、今まで集めた証言を整理するため、とある部屋にベタベタと資料を貼りまくった。

その結果、近所で火事があり相当うるさかったはずなのに、赤木が起きないのはおかしいと言った。

 

深山は、赤木は誰かに睡眠薬を飲まされたのではないかというのだ。

 

もし誰かが赤木が飲んでいる高血圧の薬と睡眠薬を入れ替えたのなら、防犯カメラに映っているのは赤木になりすました別人ということになる…。

 

大掛かりな検証

翌朝、佐田が出社すると、部屋中にベタベタと紙が貼られていた。

佐田が『誰だ、私の部屋を勝手に使ったのは』と怒って会議室に入っていくと、大掛かりな検証が行われていた。

 

塙家の防犯カメラを再現し、顔が映らずに通れるか試すというのだ。

 

明石が何度かやってみてみるが、どうしても顔が映ってしまい、深山がチャレンジすることに。

深山は慎重に犯人の行動を再現し、拍手が起きる。

 

それにより、防犯カメラに顔を映さず家の中に侵入するには、カメラの位置や向きを正確に知っていて、なおかつ何度も練習しないと無理だということがわかった。

 

新たな証言

翌日、深山と立花は昨日の検証データを手に、赤木の担当検事・丸川に会いに行った。

 

立花は挨拶するや否や『どうして赤木さんに、“家族がどうにでもしてほしいと言った”なんて嘘をついたんですか?』と食ってかかった。

 

けれど丸川は涼しい顔で『なんのことでしょう』と、とぼけた。

 

深山は、赤木が睡眠薬を飲まされ寝ている間に、誰かが赤木になりすました可能性を話した。

 

しかし丸川は、被害者の妻・塙望美(堀内敬子)から『犯行時刻の10分後にガード下で緑色のジャンパーを着た男を見た』という新たな証言を得ていた。

 

望美が『赤木さん』と呼びかけると、男は走って逃げたという。

 

0.1%の真実

その報告を受け、佐田は、事件の引き金となった契約打ち切りの不当性を訴えて、情状酌量の可能性を探るよう指示した。

 

でも深山は『まだ事実は見えてません』と拒否する。

 

日本の刑事事件は起訴されたら99.9%は有罪になる。

なぜなら検察は、有罪確実な案件だけを起訴するからだ。

元検察官である佐田は、そのことをよく知っていた。

 

弁護士なら依頼人の利益を考えろ』と佐田は深山と対峙した。

だが深山にとって大事なのは、有罪か無罪かではなく、“何が起こったのか事実を明らかにすること”だ

 

たとえ99.9%有罪だとしても、0.1%の中に事実が隠されていることもある

 

深山はそう語ると、『でしょ?』と余裕たっぷりの表情で佐田を見た。

 

 

その夜、深山はガード下で、塙望美の証言の検証を行った

立花は犯人役で5回も走らされ、ゼイゼイ息を切らしていた。

でも深山は、あらゆる角度から事実かどうか検証すると言い、容赦なくまた立花を走らせた。

 

深山 VS 佐田

公判まであと4日。

パラリーガルの戸川奈津子(渡辺真起子)の調べで、maxVはブラック企業で、社員に過剰労働させたり、赤木の会社と同じように契約を打ち切られた会社が幾つもあることがわかった。

 

そこで深山はmaxVの社内事情を調べようとした。でもそんなツテはない。

戸川はそれなら、企業法務の佐田に頼めばいいとアドバイスした。

 

そこでさっそく深山は佐田に頼むが、速攻で断られる。

その後もあの手この手で調査してもらおうとするが、佐田のガードは固かった。

 

しかたなく深山は最後の奥の手を使った。

それは明日発売される週刊誌のゲラで、『敏腕弁護士・佐田、古巣の検察庁に挑戦状!』という記事だった。

 

『こんな記事が出る以上、引き下がれませんよね』と斑目所長にも言われ、佐田は渋々協力することにする。

 

謎は解けた!

その夜、深山は立花を『いとこんち』という店に連れて行った。

その店の2階に深山は住んでいるのだ。

 

深山は料理を作りながら、今まで得た証言を整理した。

そして出来上がったのは、深山特製『自家製そばがきと簡単薩摩揚げ』。

それはプロ並みの味で、立花は『おいしー!』と目を輝かせた。

 

深山は立花を送っていく途中、ガード下を通った。

すると立花の携帯ケースの色が変わって見えた。

深山は何が違うのかと、両耳に人差し指を突っ込み、辺りを見回した。

 

そしてスッポン!と指を抜くと、オレンジ色のライトを見つめた。

『電話をかけても…誰もでんわ…ヒヒッ』

 

ヒュ〜〜〜ッと寒い風が吹き抜けた。

 

証人尋問

そして裁判当日がやってきた。

深山は何度も塙望美に、緑色のジャンパーを着た男を見たのか確認した後、ガード下で検証したVTRを見せた。

 

だが、そこに映っている男が着ているのはどう見ても“黒”のジャンパーだ。

でも外に出ると、それは鮮やかな緑のジャンパーだった。

 

事件当時、ガード下ではナトリウムランプが使用されていた。

この灯りの下では、人間の目には緑も赤もすべて黒に見えてしまう。

つまり望美がガード下で緑色のジャンパーを見るのは“不可能”ということだ。

 

ではなぜ、望美は黒にしか見えないジャンパーを緑と証言したのか?

それはあらかじめ、緑色のジャンパーを着た男が通ることを知っていたから。

望美はその時間に合わせてガード下を通り、目撃証言したのだ。

 

では、そのジャンパーを着て赤木になりすまし、塙社長を殺したのは誰なのか?

深山はもうわかっているという。

 

それは傍聴席の最前席に座っていた友永常務だった

 

事件の真相

佐田の調査によると、友永は株式投資の失敗の穴埋めに、maxVの金を使い込んでいた。

そしてそれを社長に知られてしまった。

 

一方、望美は、夫である塙社長から暴力を受けていた。

 

そこで2人は共謀して社長を殺し、罪を赤木になすりつけたのだ。

 

因縁の相手…!?

赤木の疑いが晴れ、東京地検検察庁の検事正・大友修一(奥田瑛二)は『控訴取り消しはあるまじき失態だ。次の失敗は許されない』と丸川に警告した。

 

その後、佐田と深山、立花が廊下を歩いていると、大友検事正とすれ違った。

大友は『この件は君だったか。君を引き止められなかったことを後悔してるよ…』と言い、笑った。

 

佐田が深山と立花を紹介すると、深山は『はじめまして、ですかね?』と意味深な言葉を大友に投げかけた。

 

しかし大友は『どこかで会ったのなら失礼したね』と去っていった。

その後ろ姿を深山は冷たい目で見送った。

 

勝利の握手

その後、赤木は家族と涙の再会を果たした。

それを見届け、深山と立花は事務所に戻った。

 

すると佐田が深山に手を差し出してきた。

どんな奴でも勝ったら握手するのが、佐田の儀式らしい。

 

深山は手をよく拭くと、ガッシリ佐田と握手した。

佐田は深山と別れると、手のひらを見る。

そこには“おめでとうブドウ糖”がのっていた。

どうやら深山は短気な人には飴をあげたくなるらしい。

 

それを見ていた立花は『自分は佐田さんに握手してもらってない』と怒って、手を出した。

 

『飴ほしい?』という深山に、立花は『スリングブレイドするわよ』と凄み、深山の手を取るとブンブン握手した。

 

〜特別編・2話につづく〜

 

 

『99.9ー刑事専門弁護士ー』特別編・1話の感想

https://twitter.com/sakurakokabigon/status/1267076562739818496?s=20

 

深山ってこんなに耳を触ってたっけ?と思うくらいに耳を触ってましたね〜。

それが印象的すぎて、話より耳に目がいってしまいました(^_^;)

解決するとき、耳に人差し指突っ込んで、スッポンって。

その後、さらに襲うオヤジギャグの刑…。

 

料理をしながら考えを整理するというのも懐かしく、これだけ特徴が詰め込まれたキャラも珍しいなぁと思いました。

 

https://twitter.com/ren_clm/status/1267073836379369477?s=20

 

そして、マイペースに自分の信念を突き進む深山に、次第に巻き込まれていく立花と佐田。

 

冒頭で香川照之さんが、1話は立花さんがだんだん崩れていくのが見どころだって言ってたけど、カットされちゃったのかな?

あまり崩れてなかったのが残念でした。

 

立花さんの携帯の待受はプロレスラーみたいだし、プロレス技も『レインメーカー』に『スリングブレイド』と2つ出てきてましたね〜。

実際にプロレス技かけるシーンがあったらもっと面白かったのに〜と思いました。

 

でもなんだかんだ深山に感化されて、検証を頑張る立花さんが可愛い♪

最後に、佐田が自分とは握手してくれなかったのに気づいて、ムキーと深山と握手するとこが好きでした(>ω<)

 

 

裁判では、塙社長の奥さんに対する深山の質問がしつこすぎて、そこまでしなくてもいいじゃない〜と思ってしまいました。

奥さんはあんなに責められてたのに、主犯の友永常務は全然糾弾されることもなく…。

そこが見ててスッキリしませんでした〜。

 

そして深山は、大友検事正にただならぬ感情をお持ちのようで…。

いつも何を言われてものらりくらりと余裕ぶった笑みを浮かべてる深山だけど、あの時だけは冷たい目で大友検事正を睨みつけてましたね。

2人の間に何があったのでしょうか?

 

それが深山を検証の鬼みたいな0.1%の真実にこだわる弁護士にしたのだとしたら、とても気になりますね。

 

特別編は何話までしてくれるのかわかりませんが、次回も楽しみです!

 

それでは最後まで読んでくださり、ありがとうございました\(^o^)/

またの〜。

 

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