『大江戸もののけ物語』2話あらすじと感想│おようを救え!呪々ガエルがキモ怖いっ((((;゚Д゚))))

にこ

今回は、2020年7月24日放送『大江戸もののけ物語』第2話 狙われたおようのネタバレあらすじと感想をまとめました。

借金の返済を迫られた およう(山田杏奈)は、吉原に行くことに。

 

それを知った一馬(岡田健史)とお雛(平尾菜々花)は助けにいこうとする!

 

しかしその裏には、ある妖怪の思惑が潜んでいた…!!!

 

今回も、おようを助けるために天の邪鬼(本郷奏多)、猫又(森川葵)、河童(青山美郷)が大活躍します!

それではさっそく、2話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

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『大江戸もののけ物語』2話 狙われたおよう のネタバレあらすじ

寺子屋の師匠・新海一馬(岡田健史)は、使用人のおよう(山田杏奈)に読み書きを教えることに。

筆の持ち方から教えていると、浪人たちがやってきて『その娘を渡してもらおうか』と襲いかかってくる。

剣術はてんで駄目な一馬に対し、清庵和尚(イッセー尾形)の強いこと!

あっという間に素手で男2人をやっつけてしまった。

 

その後、一馬はおように事情を訊くが、おようは『すみません!』と謝ると走っていってしまった。

 

一馬とお雛(平尾菜々花)が、おようが住んでいる長屋に行くと、おようは家賃を払えず困っていた。

今まで女手1つで育ててくれていた母・おみつが急に病になり、その薬代として10両も請求されたというのだ。

薬のおかげで、たちまち おみつは元気になったが、そんな大金は払えない。

でも、これ以上 一馬に迷惑をかけたくないおようは、2人を帰らせる…。

 

妖怪・呪々がえる

一馬は、おようといるとしゃっくりが出て、蛙の鳴き声がすることを不思議に思う。

あれは一体なんなんだろう?

 

一馬が妖怪研究室で考えていると、上から1冊の本が落ちてきた。

それには“呪々がえる”という妖怪について書かれていた。

“呪々がえる”は、邪気を吸うことを何よりも好み、人間に化けることが得意な妖怪だった。

 

とそこに誰かがやってきて、一馬は慌てて下の自分の部屋に戻った。

だが誰も入ってこない。

一馬がそぉっと外を覗いてみると、父・源之進(甲本雅裕)に話しかけられビックリする。

 

一馬が怪我をしていることに気付いた源之進は『なんだ、その傷は』と鋭いツッコミを浴びせる。

一馬が『転んだ』と嘘をつくと、夜にも関わらず、源之進は稽古を始め、一馬はこってり絞られた。

 

一方、おようの母・おみつは、一馬のことをいたく気に入った様子。

おようは、読み書きのできない自分を馬鹿にせず、優しく教えてくれる一馬に想いを寄せるようになっていた。

なのに、取り立て屋の男たちは寺子屋にまでやってきた。

これ以上、一馬に迷惑をかけたくないおようは、ひとり吉原に行くことを決意する。

 

おようを助けにいくお雛

翌日、一馬が子どもたちに読み書きを教えていると、清庵和尚がお雛の書き置きを持ってきた。

なんとお雛は、おようを助けに吉原に行ったのだ!

一馬は慌てて、吉原に向かった。

 

その頃、おようは郭(くるわ)の主(石丸謙二郎)に挨拶をしていた。

お雛と合流した一馬がこっそり覗いていると、また蛙の声が。

一馬は大きなしゃっくりをして、浪人たちにつまみ出されてしまう。

 

天の邪鬼たちに助けを求める一馬

その後、一馬とお雛は、妖怪たちの潜む廃屋に向かった。

2人は妖怪の姿が見える勾玉を持ち、手を繋ぐ。

お雛は一馬と手を繋がないと、妖怪の姿が見えないのだ。

『出てこい!』

お雛が叫ぶと、天の邪鬼(本郷奏多)猫又(森川葵)河童(青山美郷)が現れた。

 

一馬が事情を説明すると、やはり郭の主は書物に載っていた妖怪・呪々がえるだという。

呪々がえるは、人間に化けるのが得意な妖怪で、自分の意志で姿を消したり、現したりできる。

人間に化けた猫又は、お雛の前で消えたり現れたりしてみせた。

 

呪々がえるの好物は、周りに害を及ぼそうとする悪しき心= 邪気だ。

郭の主に化けた呪々がえるは、そんな邪気を集めてはベロリと長い舌で絡め取り、たいらげていたのだ。

 

もともと邪気がない人間ほど、ひとたび悪に染まればとてつもない邪気に囚われる。

遊郭にいて、悪しき心に染まらずにいることは難しい。

それで呪々がえるは、純粋無垢なおようを狙ったのだ。

 

一馬は早くおようを助けようとするが、1度呪々がえるに邪気を吸われた人間は次々に邪気を生み出し、生気を奪われる。

天の邪鬼は一馬に『そう やすやすとは行かないぞ』と釘をさす。

 

一馬の作戦

その夜、一馬は、別人のようにキツイ性格になったおように『今さら遅いんだよ、腐れ侍が!』と殴られる妄想に駆られる。

このままじゃいけない!なんとかしなければ!

一馬は必死になって考えた。

そして天井に取り付けられた鈴を見て、ハッとする。

 

翌日、一馬は『遊郭の中に潜入して、おようを助ける方法を探してくれ』と猫又に頼んだ。

でも猫又は、帯につけた鈴をシャラランと鳴らしながら拒絶する。

 

おまえのように美しい妖怪なら、きっと呪々がえるも騙される!だからお願いだ!

一馬が必死におだてると、急に猫又はやる気になった。

 

猫又、潜入!

一方、おようはお目付け役のお雪から『逃げな』と言われていた。

だが、それに気付いた呪々がえるは、お雪の口から邪気を吸い取り、美味しそうにベロリと食べる。

お雪はその場に人形のようにボトリと倒れた。

 

その後、猫又は“小猫”と名乗り、遊郭に潜入!

郭の主は猫又をたいそう気に入り、ここで働けることになった。

 

そんな中、邪気を吸われたお雪は別人のように豹変し、おように暴言を吐くように。

それを見た浪人たちは『こいつはもう潮時だ』とお雪を気絶させ、どこかに連れて行った。

 

おようがそれを追いかけていくと、郭の主と 医師の良庵が話しているのが聞こえてきた。

良庵は、おようの母に高額な薬を売りつけた医者。

郭の主(呪々がえる)は目当ての娘を見つけては、娘の母親を病気にし、良庵に高い薬を売りつけさせていたのだ。

 

良庵はそれを疑問に思いながらも、金に目がくらみ、呪々がえるの言いなりになっていた。

 

すると『お医者様、騙してたんですね!』と、おようが部屋に飛び込んできた。

部屋に潜んでいた猫又はびっくり仰天!

猫又は、言い争うおようと呪々がえるの間に割って入った。

しかし呪々がえるは『黙れ!ババ猫〜!』と叫び、浪人たちを呼び寄せた。

 

怒った猫又は浪人たちをやっつけると、おようの手を引き、逃げ出した。

しかし、おようは『お雪さんを置いてはいけません』と、猫又の手を振りほどく。

 

そこに呪々がえるが現れ、『おまえ、そういう訳か…』と呟く。

猫又は興奮のあまり、裂けた2つの尻尾が顕になっていた。

 

呪々がえるが手をグネグネと動かすと、猫又は急に苦しみだし、床に倒れた。

結局、2人は手を拘束されて牢に入れられてしまった。

 

捕まった猫又と、およう

おようは『あなたはもしかして一馬さまのお知り合いですか?』と猫又に尋ねる。

このままここにいたら、お雪のように正気をなくしてしまうかもしれない。

そうなる前に、おようには一馬に伝えてほしいことがあった。

 

おようがここに来ることを決めたのは、一馬が優しくしてくれた想い出があるからだ。

おようはそれで十分だったのに、一馬はここまで助けに来てくれた。

おようはそれが本当に嬉しかった。

そして、それだけは忘れたくないと思った。

たとえ全てを忘れてしまったとしても…。

 

そんなおように、猫又は『忘れられるもんか…』と言う。

大切な想い出、優しくされた想い出。そういうのは悔しいけど、死んでも忘れられないもんなんだよ

猫又はそう言うと、手を握り目をぎゅっとつむり、念じ始めた。

 

すると猫が1匹、牢屋に来てくれた。

猫又は紅で手紙を書くと、猫の首輪に結び、寺子屋に行くよう頼んだ。

 

カエルの弱点を狙え!

手紙を見たお雛は、すぐさま一馬に猫又が捕まったことを知らせた。

2人は清庵和尚を捕まえ、カエルの弱点を尋ねた。

 

お雛がそれを探しにいっている間、一馬は1人で呪々がえるの元に乗り込んだ。

おようちゃんを、苦しんでいる娘たちを返せ!おまえの正体は妖怪だ!

一馬が叫ぶと、呪々がえるは醜い蛙の姿をあらわした。

 

『面白い。おまえには俺が見えるんだな〜?』

 

一馬が刀を振りかざすと、呪々がえるは長い舌を刀に巻きつけ奪い取り、舌をムチのようにしならせ、何度も何度も打ちつけた。

 

『おまえには助けられん。誰1人助けられん!』

呪々がえるが笑って、一馬にトドメをさそうとしたときだ。

お雛が何かを持って現れた!

 

だがお雛には、妖怪に戻った呪々がえるがどこにいるのかわからない。

お雛は勾玉を持った一馬と手を繋ぐと、呪々がえるに蛇をくらわせた!

 

無数の蛇を見た呪々がえるは、まさに蛇に睨まれたカエル状態に。

その間に、一馬とお雛は牢屋からおようたちを助け出した!

 

呪々がえるの逆襲

するとそこに、髪の毛を振り乱し、蛇まで食べてしまった呪々がえるが現れた!

一馬は刀を構えるが、呪々がえるに舌で首を絞められ、振り回される。

 

それでも一馬はお雛に、みんなを連れて逃げるよう頼んだ。

しかし、妖怪の姿が見えないお雛とおようには、一馬がひとりで右往左往しているようにしか見えない。

 

呪々がえるは、一馬に巻きつけた舌を戻すと『娘たちがああなったのは人間のせいだ!』と言い出した。

 

医者でありながら、私腹を肥やすもの。

憐れな女たちに、自分の欲を満たそうとするもの。

そういう人間たちがいるからこそ、娘たちは邪気にまみれたのだ。

 

なのに俺を恨むのは筋違いだ〜!!

呪々がえるはまた長い舌で一馬の首を捉えると、一馬を振り回し始めた。

一馬は、呪々がえるに首を絞められ大ピンチ!

 

すると廃屋にいた天の邪鬼に、お雛たちが一馬を心配する声が聞こえてきた。

一馬の命が危ないことを知った天の邪鬼は、手を合わせて気を集め、『その娘のかんざしを使うんだ』と一馬にテレパシーを送った。

 

それを聞いた一馬は、おように『そのかんざしを呪々がえるに…』と必死で頼む。

おようがかんざしを取ると、かんざしは天の邪鬼の手の中の光と同じように光り輝いた。

 

『左だ…』

天の邪鬼の声を聞き、『おようちゃん、左だ』と一馬は頼む。

すると妖怪が見えないおようは、誰もいない左側の空間に向かって、一生懸命かんざしを突き刺した。

 

それを見て『右だろ…』と、猫又がツッコむ。

だが天の邪鬼はこんな時まで、逆のことを言う。『左だ!!!』

『おようちゃん、右だ!』

一馬が呪々がえるの舌を必死で噛んで動きを封じている間に、天の邪鬼はおようの身体を操り、呪々がえる目がけてかんざしを突き刺した!!!

 

これにはさすがの呪々がえるも、一溜りもない。

『おまえら、覚えてろよ〜…!』

呪々がえるは、身体の中から今まで吸った無数の生気を吐き出すと、断末魔をあげて消え去った。

 

 

娘たちの正気も戻り、一馬は天の邪鬼のおかげだと感謝する。

『おようちゃんが無事でよかった!』と喜ぶ一馬に、おようは勇気を出して想いを伝えようとした。

『はぁ〜これでこれからもおようちゃんに手習いを教えることができますね!』

嬉しそうににっこり笑う一馬を見て、おようは何も言えなくなった。

一馬は、猫又とお雛に耳をつままれ、『女心をなんだと思ってんだい!』と怒られる。

 

こうして一馬は天の邪鬼たちと力を合わせ、妖怪・呪々がえるを退治した。

呪々がえると一緒に娘たちを騙していた医者の良庵も御用となり、邪気を抜かれた娘たちも元に戻り、家に帰っていった。

 

闇の支配者…

また平穏な日々を取り戻した一馬とおようは、手習いを始める。

文字が書けるようになったおようは、お世話になった猫又に手紙を書いて一馬に託す。

『ありがとう。およう』

 

 

そんな中、また天の邪鬼の体についた土器の欠片が剥がれ落ちる。

その影には、天の邪鬼の力を利用して、人間たちを支配しようと企む大妖怪・百鬼(藤本隆宏)の姿があった…!

 

〜 3話につづく 〜

 

『大江戸もののけ物語』2話の感想

おようちゃんがとにかく、純粋すぎる〜!

もう、一目惚れだったんでしょうね。一馬に対して。

それに対して、一馬の鈍いこと鈍いこと。

あの満面の笑顔は、ほんと怖いくらいの素敵さだなぁ。

今回も生き生きと動き回るキャストさんたちに目を奪われ、あっという間の1時間でした。

 

猫又役の森川葵さんもノリノリでよかったなぁ。

色気があって、気まぐれで怒りっぽくて、でもそんな猫又にも人間との大切な想い出があるようですね。

長く生きていればいろんなことがあるか…。

河童みたいに余計なことは喋らないけど、みんないろんな事情を抱えて生きてるんでしょうね。

 

人間に優しくされたことがあるから、まだ会ったばかりの一馬やお雛、おようのためにあんなに頑張れるのかも。

天の邪鬼なんて、身を削って一馬のためにパワーを送って。

 

かんざしをあさっての方向に一生懸命刺すおようちゃんが、めちゃくちゃ可愛かったです。

勾玉を持っている一馬と手を握らないと妖怪が見えないという設定は、わかりにくいけど面白いですね。

 

猫又たちと話してる間、お雛ちゃんがずっと一馬と手を繋いでるのが、かわいい。

そのうち、おようちゃんと一馬が手を繋ぐ時が来るのかなぁと思うと、なんかキャー(>ω<)

 

次回は、一馬に縁談の話がきて、一馬もおようちゃんへの想いに気付くようです。楽しみ〜☆

 

それに毎回、妖怪役の人が楽しそうでいいですね!

呪々がえる役の石丸謙二郎さん、すごくノリノリで気持ち悪い & 恐かった〜!

最後の戦闘シーンは攻撃が単調になってギャグ化してたけど、最初の邪気を吸い込むシーンはゾッとしました。

もし隣にいる人が人間に化けた妖怪だったら…。

そんなこともあるかもしれないですね。

 

闇の支配者・百鬼も現れ、徐々に天の邪鬼の秘密も明らかになりそうですね!

というか、天の邪鬼はいったいどんだけ力を持ってるんだ〜。

一馬とはテレパシーで話せるし!

なにか特別な関係がありそうですね!

幼い頃、一馬を助けてくれた妖怪の正体も気になります。

あと3回で、はたして全ての謎が明かされるのでしょうか?

次回も楽しみですね〜!

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました\(^o^)/

またの〜。

 

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