『大江戸もののけ物語』3話ネタバレあらすじと感想│兄弟の絆!そして夕日が真っ赤やねん♪

にこ

今回は、2020年7月31日放送『大江戸もののけ物語』第3話 新海家の秘密のネタバレあらすじと感想をまとめました。

一馬(岡田健史)は最近、およう(山田杏奈)を見ると胸が苦しくなることに気付く。

 

そんな一馬に、ある日とつぜん縁談が!

 

悩んだ一馬は天の邪鬼(本郷奏多)たち妖怪に相談するが、

兄・一之進(高田翔)が自分が婿養子に行くと言い出して…!?

それではさっそく、3話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

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『大江戸もののけ物語』3話 【新海家の秘密】のネタバレあらすじ

ある日、一馬(岡田健史)およう(山田杏奈)に呼び出される。

でも一馬が文に書かれた場所に行くと、『呼び出したのは一馬さまでは?』と、おように言われてしまう。

実はこれは、2人をくっつけようとするお雛(平尾菜々花)の仕業だったのだ。

 

その時、おようと一緒に真っ赤な夕陽を見た一馬は、おようの横顔を見て恋に落ちる…。

だが今まで誰かを好きになったことがない一馬には、その胸の痛みがなんなのかわからない。

 

そんな一馬に、勘定奉行 池田忠勝の娘・おしずとの縁談話が舞い込んだ!

一馬が婿養子になれば、三千石の池田家の跡取りということになる。

 

『じきに一馬は、私が口を聞けないような身分になるやもしれぬな~』

感慨深そうに頷く父・源之進(甲本雅裕)を見て、一馬はただただ驚くばかり。

 

翌日、一馬が悩んでいると、おようが『夕日を見に行きませんか?』と誘ってくれた。

でもおようの顔を見た一馬はまた胸が苦しくなり、おように心配される。

一馬は慌てて、返事もせず走り去ってしまった。

 

それを見て、おようは一馬に嫌われたようだと落ち込む…。

 

縁談に乗り気じゃない一馬

その後、一馬は廃屋に行き、天の邪鬼(本郷奏多)たちに話を聞いてもらった。

縁談が決まればもう、一馬は寺子屋の師匠などしていられない。武士の務めを果たさなければならない。

 

それに…、一馬はまたおようの顔を思い出し、胸を押さえた。

どうしたらいいかわからなくなった一馬は、そのまま帰ってしまった。

 

一馬の縁談を喜ぶ河童(青山美郷)に対し、猫又(森川葵)は『一馬は行きたくないみたいじゃないか』と腹を立てる。

でも天の邪鬼は『行きたくないなら行かなきゃいいのだ』と、つれない返事。

 

『そんなわけにはいかないんだよ。親の決めたことはきかないといけない。それがお侍ってもんさ』

猫又の主張を聞き、河童はどうしてそんなことを知ってるんだ?と不思議がる。

 

猫又は『このまま一馬に会えなくなってもいいのかい?』と天の邪鬼に言うが、天の邪鬼は『別にいい』とその場から動こうともしなかった。

 

それを陰で聞いていたお雛は、そんな縁談ぶっ壊さなきゃ!と焦って走り去る…。

 

その夜、一馬は妖怪研究室に入ると、今まで集めたコレクションを見回した。

これもすべて処分しなければいけないのか…。

一馬は勾玉を見つめると、もう天の邪鬼たちにも会えなくなるのかと淋しく思った。

 

キセル姉ちゃん

翌日、河童は準備体操をすると井戸の中を抜け、池田家の井戸にたどり着いた。

一馬の許嫁の顔を拝みに行ったのだ。

 

するとお雛も偵察に来ていて、河童はびっくり!

もちろんお雛に河童の姿は見えていないのだが、2人はそこでキセルをふかし、『二日酔いの頭に響くじゃないか』と言っている許嫁のおしず(川島鈴遥)の姿を目撃する。

どうやらそれが原因で、おしずはいつも縁談を断られているらしい。

 

寺子屋に戻ったお雛は、あの許嫁と一緒になったらダメだと一馬を必死に説得した。

しかしそれを偶然、おようが聞いてしまう。

 

おようは『おめでとうございます』と一馬に言うが、涙で何も言えなくなりその場を立ち去った。

 

おようは物陰に隠れると『これでいい』『これでいい』と自分に言い聞かせた。

お侍の一馬と自分では身分が違う。

どんなに想っても叶うはずがないのだから…。

おようは必死に自分の気持ちに蓋をしようとした。

 

縁談を壊そうとするお雛

一方、お雛は『その胸の痛みはおように惚れているからだ』と、一馬に告げる。

『師匠もお侍の端くれなら、なんとかしろ!』

お雛に叱咤されて、一馬はお侍だからどうにもならないのだと呟く…。

 

でもお雛にそんなことは関係ない。

お雛は一馬の腹を殴ると『師匠があの許嫁と一緒になったら、師匠のこと大っ嫌いになるからな!』と出ていった。

 

 

その後、お雛は廃屋に行き、縁談をぶっ壊してくれと猫又に頼んだ。

だが妖怪だからと言ってなんでもできるわけじゃない。

 

でもお雛は『友達だろ?なんとかしてくれなきゃ、みんなに ここのこと、言いふらすからな!』と出て行ってしまった。

 

困った猫又は『おまえは気にならないのか?一馬は初めてできた人間の友達じゃないか!』と天の邪鬼に訴えた。

 

しかし天の邪鬼にも河童にも、友達が何かわからない。

呆れた猫又は1人で出ていった。

 

池田家に行くという一之進

その頃、一馬は家で新しい着物を試着していた。

サイズが少し小さいので直すという母・せつ(宮本裕子)に、兄・一之進(高田翔)は『そのままでいい』と声をかける。

なんと池田家には自分が行くというのだ!

 

でも一之進は、新海家の大事な跡取りだ。

そんなことは許せないと、源之進は怒鳴りつけた。

 

しかし『私こそが三千石の当主にふさわしい』と、一之進の意志は揺るがない。

『おまえは出世のために新海家を捨てるというのか!』

源之進は刀を持ち、一之進に斬りかかろうとした。

 

一馬が必死で源之進を止め、その場はなんとかおさまったが、源之進の怒りはその夜眠れないほどだった。

 

せつは、一之進は縁談にのりきじゃない一馬の代わりに行こうとしているのではないかと訴えるが、源之進はまったく話を聞き入れてくれなかった。

 

そんな中、一之進はひとり、外で木刀を振り続けた。

その姿を見て、猫又は『しばらく見ない間に立派なお侍になったね』と呟いた。

 

新海家の秘密

翌朝、源之進は清庵和尚(イッセー尾形)の元を訪れると『一馬を寺子屋から追い出してください』と頭を下げた。

 

そうすれば、一馬は未練が断ち切れ、婿養子に行くしかなくなり、一之進が代わりになる行く必要もない。

それですべてが丸く収まるというのだが、清庵和尚は『はて、それでうまくいくかな?』と首をひねる。

 

一之進は賢い子だから、今こそ源之進への義理を果たそうとしているのではないかというのだ。

 

実は一之進は、子どもができずに悩んでいた源之進とせつの養子だった。

その後、思いがけず産まれた一馬と同じように分け隔てなく育ててくれたことを、一之進は心から感謝していた。

その恩に報いるためにも、今こそ自分が池田家に行くべきだという一之進。

 

でも、せつにとって一之進は、愛する息子に変わりない。

返さなければならない恩なんて、何一つないのです

涙を流して、せつは一之進に訴えた。

 

一馬はその話を偶然聞いてしまい、思い悩む…。

 

兄弟対決

その夜も、外で稽古に励む一之進の声が聞こえてきた。

 

一馬は障子を勢いよく開け放つと、その場に正座した。

兄上!池田家には私が参ります。兄上はこの家で、父上と母上をお守りください

一馬はこれは自分に来た縁談だから自分が行くのが道理だと言い張った。

 

すると一之進はそれが本心かどうか確かめるため、木刀で勝負をつけようと言う。

もし一馬が勝てば、言うことをきくというのだ。

 

だが隙だらけの一馬は、一之進にボコボコにされてしまう。

それでも一馬は立ち上がり、一之進に向かっていった。

 

兄上は、なんの取り柄もない私の誇りでした!兄上の弟として産まれたことは、私の1番の幸せでありました。…だから!この家の嫡男は兄上です。兄上がお守りください!

 

しかし一之進は、おまえが新海家を守れと頑なに譲らない。

2人が戦う声を、源之進は部屋でじっと聞いていた…。

 

妖怪に操られる池田家の当主

翌朝早く、源之進は池田家に向かった。

源之進は縁談を断りにいったのだ。

しかしそれを娘・しずのせいだと思った池田忠勝(池内万作)は、このままでは池田家は断絶する!と嘆く。

 

源之進が去った後、忠勝は叫んだ。

源之進のやつめ。即刻、勘定方から追い出し、家族もろとも落ちぶれたらいいのだ!』

 

それを見た大妖怪・百鬼(藤本隆宏)は、忠勝の体の中に火の玉を送り、忠勝の体を乗っ取った。

 

『おのれ源之進め。よくも池田忠勝を愚弄してくれたな』

別人のようになった忠勝は刀を持つと、屋敷にいる浪人たちを呼び集め、源之進を追いかけた。

 

源之進はあっという間に忠勝たちに囲まれ、浪人たちに斬りかかられた。

そこに父を追って池田家にやってきた一馬と一之進が合流。乱戦となった。

 

一之進を助けにいく猫又

やがて、忠勝の目が赤く光ったと思うと、源之進に刃を向けた。

人間とは思えぬ怪力に、源之進は倒れ、それを助けようとした一之進の刀も軽く跳ね飛ばされた。

 

あわやピンチというとき、それが天の邪鬼に伝わり、猫又は駆け出した。

猫又は一之進の前に飛び出すと、忠勝の刀をかわし、鋭い爪で引っ掻いた。

 

忠勝は自分の血をうまそうに舐めると、不気味に笑う。

その動き、お主 人間ではないな?

忠勝は赤く目を光らせ、猫又を睨みつけた。

 

『おまえ、まさか…』

その時、猫又は忠勝に腹を殴られ、その場に倒れた。

 

一馬が3人の浪人に囲まれ、大ピンチというとき、河童が現れ、助けてくれた。

 

河童は次々に口から水を吹き出すと、浪人たちに吹きかける。

これには目潰しの汁がたくさん入っているのだ。

 

河童が得意げにしていると、ヨタヨタと忠勝が近づいてきた。

忠勝の赤い目を見て、河童は『退散!』と消えてしまった。

 

一馬のピンチ!

残された一馬は、忠勝と見合う。

忠勝を操る大妖怪・百鬼は『殺せ!皆殺しにするのだ!』と愉快そうに笑い、また炎の玉を幾つも幾つも忠勝に送り込んだ。

 

すると竹林が怪しく騒ぎ、忠勝は妖怪に変化。

一馬は大きなしゃっくりを1つする。

 

妖怪に成り果てた忠勝は、一馬に剣を振り下ろす。

猫又は一馬を連れて逃げ出した。

しかし忠勝はそれをひとっ飛びで追い越し、一馬に襲いかかる。

 

離せ〜!

一馬の叫びが聞こえた天の邪鬼は、なんとか廃屋の見えないバリアを破り、外に出ようとした。

でも何度出ようとしても、外には出られない。

 

その時、1本の妖剣が降ってきて床に突き刺さった。

天の邪鬼はそれを引き抜くと、結界を突き抜け、白い一筋の光となり、一馬の元まで飛んでいった!

 

しかし結界を破った天の邪鬼は、立つこともままならないほどボロボロになっていた。

それに気付いた百鬼は『死ね!こざかしい人間が』と、一馬を襲おうとした。

 

そんな一馬を守ろうと、天の邪鬼は肩で大きく息をしながら剣を構えた。

 

天の邪鬼が忠勝を剣で斬りつけると、忠勝は苦しみだし、無数の紫の玉が抜け出した。

元の人間の姿に戻った忠勝は、その場に倒れた。

 

友達ってなんだ?

それを見た天の邪鬼は『大丈夫だ…』と倒れてしまう。

一馬は『こいつは天の邪鬼だから、大丈夫じゃないってことだろ!』と、天の邪鬼をゆすりまくった。

 

すると天の邪鬼は『大丈夫じゃない…』と言った。

見た目は全然大丈夫そうではないが、どうやら天の邪鬼は大丈夫らしい。

 

一馬が安心すると、天の邪鬼は『友達ってなんだ?』と、一馬に尋ねた。

でも一馬も『なんだろう…』と答えに困る。

 

バッカだねぇ!あんたたち。簡単なことじゃないか。どうしてもほっとけない。それが友達ってもんさ

猫又は目を丸くして、当然のことのように言った。

 

こうして妖怪に取り憑かれた池田忠勝との戦いは終わった。

 

一之進はそこで『シンカイ タマ』という名札のついた鈴を拾う。

廃屋に戻った猫又は、いつも身につけている鈴を落としたことに気づく…。

 

その後、天の邪鬼は、また苦しみだした。

体から剥がれ落ちた欠片を拾い上げると、地の底から湧き上がるような男の叫び声が聞こえた。

『あれは…』

 

天の邪鬼は何か心当たりがあるようだが、猫又たちには言わなかった。

 

仲のいい新海家

その日の夜ご飯は、目刺しが3匹だった。

ちょっとショックな一馬に、源之進はいつもの調子で声をかけた。

 

一馬、おまえはまだ半人前だ。寺子屋の師匠としても半人前だ。今のままでは士官してもろくな働きはできないだろう。

早く一人前になれ』

 

源之進は今まで聞いたこともないような優しい声で言うと『士官先を決めるのはそれからだ』と目刺しを食べた。

 

こうして縁談は白紙に戻り、新海家には何事もなかったかのような明るい日々が戻った。

 

一馬の告白

縁談がなくなったことを知ったお雛は『やっぱりアイツら友達だ』と、ご機嫌だ。

 

その後、お雛が寺の中を覗くと、一馬がおように着物を縫ってもらっていた。

 

一馬が迷惑をかけて済まないと謝ると、『いいえ』と、おようはにっこり笑った。

おように着物を直してもらった一馬は、うっかりおようの手に触れてしまい、『面目ない!』と謝る。

 

『いえ』

おようはにっこり笑いながら一馬を見つめた。

 

2人の仲睦まじい様子を見て、お雛は嬉しくてたまらない。

 

一馬はお雛とおようと焼き芋を焼きながら、真っ赤な夕日を発見した。

 

『真っ赤です!』

『はい、真っ赤です』

 

夕日を見つめるおようを見て、また一馬は胸の痛みを覚えた。

その痛みがなんなのか、今なら一馬にもわかる。

 

どうやら私は おようちゃんに恋しているようです

 

一馬はおようと見つめ合った。

だがその瞬間、一馬はニィ〜っと笑うと『あースッキリした!』と叫んだ。

 

おようとお雛が唖然とする中、一馬は落ち葉の中から焼き芋を取り出し、おようとお雛に手渡した。

 

アツアツを頬張る一馬を見て、おようは笑い、お雛は呆れる。

まだまだ一馬に、女心は難しいようだ。

 

 

しかしそんな一馬に、大妖怪・百鬼の魔の手が忍び寄っていた…。

 

百鬼は新たな妖怪・1つ目小僧(石井正則)を呼び寄せると、死怨帳を使って新海一馬を始末しろと命じた。

 

〜 4話につづく 〜

 

 

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『大江戸もののけ物語』3話の感想

はぁ〜面白かった!

テーマは初恋に、友達というわかりやすいものだけど、一馬とおようの恋は本当に応援したくなるし、直球勝負な一馬と天の邪鬼の友情は見てて気持ちがいい!

 

真っ赤な夕日を本当に見ているわけじゃないのが残念だけど、ふたりの目には見えてるんだろうなと。

想像するだけで優しくなれる。

 

でも、女子は男子に口ごたえはできず、みんなおしとやかなイメージがあるこの時代にも、キセルをふかして口が悪い おしずのような女性もいたのかと思うと面白い。

キセル姉ちゃん、存在感あったなぁ♪

 

それに対し、ふだんは気弱だけどお家断続の危機に怯えるお父さん!

その負の心に漬け込み、遠くから炎の玉を投げ込みまくる百鬼さん!

あなたは一体どこにいるの???地下?

ろうそくがいっぱい立ってますが、このろうそくは、妖怪の命の灯火なのか、それとも人間の命なのか?

全然違うのか?

 

百鬼の狙いがよくわからないのですが、あの廃屋に結界をはり、天の邪鬼を土器に封じ込めたのも百鬼の仕業なのかなぁ?

 

まだまだ謎が多くて気になります!

 

そんな中、猫又が新海家に飼われていたことが判明!

猫又は一之進に拾われたのかなぁ?

なんで家を出たのかな?

いつまでも生きていたらおかしいから?

そのいきさつも気になりますね!

 

最後は、1つ目小僧が出てきて、目玉がギョロリ!

大きな目に、ツヤツヤと光沢感があるのが怖い…。

小さい頃に持っていた人形の目玉のようだ。

死怨帳も気になるし、次回は河童が活躍!

清庵和尚もたくさん出てくるようで、楽しみです〜!

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました\(^o^)/

またの〜。

 

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