『いいね！光源氏くんし～ずん2』2話ネタバレと感想│光くん初めてのしゃんぷーと、カインの次元ジャンプ！

本気の一条

一方、沙織は仕事中も和歌教室の紫さんのことが気になってたまりません。。

 

沙織がため息をついているのに気づき、一条は週末にバーベキューに行かないかと誘いました。

土日は引っ越しの片づけがあると沙織が断ると、一条は沙織をランチに誘い、広い公園でレジャーシートを敷いてのんびり。

『なんかあった？』と沙織に尋ねます。

 

『全然平気』

沙織が笑って答えると、一条は入社したばかりの頃の話を始めました。

 

研修中に無理をして倒れた沙織を見て、一条は「なんでこの人、無理してんだろ。かえってみんなに迷惑がかかるのに」と思っていました。

 

『でも今ならわかるよ。藤原のツッパリっていうか、かわいいとこ』

『え～？なにそれ』

『まじめで頑張り屋で気ぃ遣いでかわいい』

指折り数える一条を見て、沙織は『ウケる』と受け流しますが。。

 

『だよな～。当時は女性として藤原を見てなかった。でも今は違うから』

と一条に見つめられ、沙織はドキッ。

 

『なんていうか、じわじわ来るんだ～藤原って』

一条の本気に気づき、沙織は困ってしまいます。。(;´･ω･)ｳｰﾝ･･･

 

初めてのしゃんぷー

その後、沙織は光をヘアサロンに連れていきました。

しかしシャンプーするには烏帽子をとらなければなりません。

沙織にうなずかれ、光は渋々、烏帽子をとりました。

 

シャンプー台を倒されると、光は『うぉっ！？』と変な声をあげ、

顔に布をかぶせられると『ここでは客人を死人として扱うのか！？』と息で吹き飛ばします。

 

でも結局、顔に布をかぶせられることになり、不安になった光は『手を握ってくれまいか』と沙織に手を伸ばしました。

『手？』

 

沙織が手を伸ばしたそのとき、光は近くに差し出された美容師さん(男性)の手をギュッ。

 

『なんかすいません、不慣れで。。』

沙織は申し訳なさそうに美容師さんに謝りました。

 

でもいざシャンプーされると、光はうっとり♡

目をつぶったまま、歌を詠み始めます。

 

 

簡単にいえば、

しゃんぷーってめちゃくちゃ気持ちいい～！！！

 

髪の毛の長～い光はイメチェンしようとヘア雑誌を見ますが、沙織に止められます。

光が髪をセットしてもらっている間、沙織は和歌教室の紫さんのことを光に伝えたほうがいいか悩みます。。

どうやら紫は、和歌セミナーを開くほど人気があるようです。

 

すると『沙織どの♡』と光の声がして、髪を三つ編みにしてもらった光が立っていました。

『変えたら？』

沙織のひと言で光は断念。。

元に戻してもらい、さっぱりして帰宅の途につきました。

 

気になるうえでぃんぐ

その途中、光はショーウィンドウに飾られたウエディングドレスに釘付けになります。

 

でもこれは結婚する時にしか着ない特別な衣装。

『まあ、女の子の憧れかな。。』

沙織は複雑な顔でウエディングドレスを見つめていました。

 

沙織のイライラ

その後、沙織の部屋で詩織(入山杏奈)と中将、カイン(神尾楓珠)を招き、ビザパーティーをすることに。

 

ホストをしている中将は今度姫にオープンカーをプレゼントしてもらうことになったと、免許をとろうとしていました。

でも『戸籍がなければ何もできない』と沙織は指摘します。

 

ピザが届き、沙織は冷蔵庫を見ました。

でも、あったはずのコーラがない！

光がポテチと一緒に全部飲んでしまったのです！

 

『もう〜！ピザにはコーラでしょ！？』

『ポテチにもコーラは合うが。。』

『ほら！そういうとこ！

そういうところばっか現代に慣れて、いつまでも平安貴族のままじゃいられないんだよ？』

沙織は強い口調で光を責めました。

 

お詫びに光がコンビニでコーラを買ってくることになり、中将も一緒に外へ。

カインと詩織は『なにかあった？』と沙織にイライラしている理由を尋ねました。

 

2人の悩み

もしかしたら光の妻・紫の上がこちらに来ているかもしれない。。

沙織はそれを光に伝えたほうがいいんじゃないかと悩んでいました。

 

でも『光くんはおねえを選んだんだよ？伝えてどうするの？』と詩織は言います。

『そんなこと言ったって。。』と沙織は黙り込みました。。

 

一方、光は、なぜか沙織には他の女性と同じように触れることができないと悩んでいました。

それを知った中将は、光が消えている間、沙織がどんな思いで寂しさをこらえていたかを伝えます。

それだけに光が戻ってきたとき、どんなに嬉しかったことか。

なのに前と同じでは、沙織殿がふびんであろうと。。

 

けど光は、ぽんぽんとよくしゃべり、ちょこちょこ動く沙織に調子を狂わされ、抱き寄せることもままなりません。

 

そんな光に、中将は『いつものように文を送り、寝所に通えばいい』とアドバイス。

でも一緒に住んでいたら、通えない！

だから調子が出ないのか〜！

そこで光はあのアパートを出て沙織の部屋に通うため、内緒でバイトをすることにしました。

 

こつ然と姿を消すカイン

部屋に戻った光たちは、ピザを食べてご満悦。

カインはいずれ中将と居酒屋をつくりたいと夢を語ります。

 

『内装は平安時代みたいにして、制服はおじゃる丸みたいな・・・』

 

そのときです！

バランスボールの上に座っていたカインはバランスを崩し、落下。こつ然と姿を消してしまいます！

 

そして着いた場所は、桜の花びらが散る平安時代の立派なお屋敷でした！

どうやらカインは『源氏物語』の世界に次元ジャンプしてしまったようです＼(◎o◎)／！

興奮したカインは、よくできた映画のセットか何かだと思い、スマホで写真を撮りながら奥へ奥へと進んでいきました。

 

するとすだれの奥から『誰かそこにおるのか？』と女性の声が。

強い風が吹き、すだれを巻きあげます。

カインははっとして、すだれの向こうに一瞬見えた紫の上(紺野彩夏)を見つめました。

 

『誰ぞ。怪しいものがおるぞ』

紫の上が人を呼び、カインはスマホのシャッターを連写していることに気づき、慌てて近くに隠れました。

 

もしかして光が帰ってきたのではないかと思い、寂しそうな顔を見せる紫の上。。

 

平安時代の中ちゃん

『ガチでかわいかったな～』

カインが紫の上のことを思いながら屋敷の外に出ると、家来を連れた中将と出くわします。

 

『中ちゃん！中ちゃんも撮影で来てたんだね！』

カインは喜んで中将に歩み寄りますが、当然こちらの世界の中将がカインを知るはずもなく。

真っ赤なパーカーを着たカインは「ちんみょうなかっこう」の怪しいもの扱いされてしまいます(；´∀｀)

 

その後、中将の屋敷に連れていかれたカインは平安時代の装束に着替えさせられます。

それでもまだカインは、映画のセットか何かだと思っているようです。

 

カインは『本当にお兄さん、中ちゃんじゃないんですか？激似っすね』と中将の匂いをかぎ、

『エキストラで出られるとかラッキー』と辺りを見回しました。

 

そんなカインを見て『面白い奴だ』と中将は気に入ります。

何を話しているのかはわからないけど、なにか和むというのです。

 

カインがすごく綺麗な人がいてひとめぼれしたことを伝えると、中将は歌にして送ればいいと提案。

そこでカインは和紙に和歌をしたためました。

 

 

『ん？』

中将は首をかしげますが、カイン的にはこんな深い意味がありました。

 

 

カインが紫の上を抱き寄せ、キスしようとする光景を思い浮かべていると。。

風が和歌を舞い上げ、それを取ろうとしたカインは池に落ちそうになります。

そしてドカッ！

気づくとカインは沙織の部屋に戻っていました。

 

断じてならん！

平安時代の装束を着たカインを見て『戻ってきた！』と驚く沙織たち。

カインは『めっちゃかわいい人だったな～。むらさきのなんとかっていう人』と興奮の面持ちで話します。

 

カインが紫の上に一目惚れしたことを知った光は

『それは断じてならん！』

と思わず口にしてしまいます。

 

『ふ～ん。断じてならんか～』

『沙織殿、それは違う！』

光は慌てて否定しますが、沙織は傷ついた様子で続けます。

 

『ごめんね、カインくん。

光くん、カインくんと紫の上さんが結ばれるようなことがあったら嫌なんだって』

 

『沙織殿、誤解である！』

『よ～くわかりました。

それならどうぞあちらの世でもどこでも、どうぞお帰りください。

紫の上とお幸せに』

 

 

こうしてまた2人はすれ違ってしまうのでした。。

 

 

～第3絵巻につづく～