『やっぱりおしい刑事』最終回(8話)のネタバレと感想│恋も事件も最後まで惜しい!?押井が最後に選んだ人は?

にこ

今回は、2021年4月25日放送『やっぱりおしい刑事』最終回(第8話)「最後の事件」のネタバレあらすじと感想をまとめました。

『2年前にホテルで起きた転落事故の真相を突き止めたら、無実を証明してあげよう』

 

羽堂(武田真治)の罠にハマり、警察に追われる身となった押井(風間俊介)は、来海(白石聖)と共に事件解明に乗り出す!

 

はたしてその真相とは!?

 

警察の内通者とは!?

 

押井刑事、最後の事件が始まる!

それではさっそく、最終回のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

その他のあらすじ
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『やっぱりおしい刑事』最終回のネタバレあらすじ

これまで押井(風間俊介)が解決した事件は、すべて押井が仕組んだものだという証拠があがった!

 

羽堂(武田真治)のワナにはまり、追われる身となった押井は、来海(白石聖)と共にリゾートホテルに向かった。

2年前にこのホテルで起きた事故の真相を突き止めれば、無実を証明してやろう」という羽堂の挑戦を受けたのだ。

 

それに羽堂は、事件を解決できなければ「大切な人を失うことになる」と言っていた。

『大切な人・・・』

それは来海くんのことだろうか?

押井は思わずじっと来海を見つめてしまい、笑ってごまかした。

 

そのとき、灰田(石川恋)からメッセージが届き、押井の顔はたちまちデレ~っとなる。

「押井さん、どこですか?すごく心配しています。

 

会いたくて、会いたくて、電話がだめなら、せめて写真だけでも・・・」

 

『あ、ママから連絡きたから返さないと~』

押井は来海から離れると、体を傾げて写真を撮って送った。

 

『来た!』

『こんな単純な作戦に引っかかるなんて』

『バカだろ~』

 

実はこれは横出(犬飼貴丈)が押井の居場所を突き止めるために考えた作戦だった。

写真には「ホテルオクムラ」という看板まで写っていて、位置情報を調べるまでもなかった。

 

『じゃあ、さっそく逮捕にいくか!』

さっきまで警視庁から押井を守ろうとしていたのはどこへやら。

伊多田係長(板尾創路)は手柄ほしさに押井を逮捕しにいこうとする。

 

そんな伊多田を引き止めるべく、鑑識の榎下(佐野史郎)は、伊多田のヤバい写真を取り出した。

こんなことをしても、1日もあれば警視庁も押井の居場所を突き止めるだろう。

灰田が行こうとすると、押井からメッセージが届いた。

「羽堂は”大切な人を失うことになる”と言った。

 

君も十分気をつけて」

『大切な人ね・・・』

灰田はちょっと悲しげに微笑み、呟いた。

 

2年前の転落事故

それから押井は、ホテルオクムラの支配人・久保大介から2年前の転落事故について話を聞いた。

 

死亡したのは、ホテルのレストランでパティシエをしていた牟田という男性。

事故当日、階段の下で倒れていた牟田を発見したのは、パティシエの笠井だった

 

あの日は仕事が終わった後、後輩たちと飲んでいた。

後輩たちが帰ったあとも牟田と笠井はしばらく飲んでいたが、牟田はべロベロになって先に帰っていった。

そして翌日、朝の仕込みが終わって笠井が一服しようと階段に出ると、牟田が階段の下で亡くなっていたのだ。

 

この階段は、タバコを吸う笠井と牟田くらいしか仕事中は使わない。

死亡推定時刻は、朝6時半~7時ころ。

他の従業員はみな6時に出勤していたため、アリバイがあった。

おそらく牟田は酔っぱらってタバコを吸おうとして、階段を踏み外したのだろう。。

 

そこで押井たちは、従業員の潮崎鶴野(栗原類)に話を聞いた。

すると牟田と笠井は酒癖が悪く、よくケンカしていて、

短期アルバイトで来ていた子たちにセクハラまがいのことをしていたという。

 

なぜ笠井は、牟田とケンカしていたことを黙っていたのだろうか?

もう1度話を聞いてみたほうがよさそうだと、来海は笠井を呼びにいった。

 

新たな事件発生!

その間、押井は牟田が働いていた厨房へ。

灰田から「無事で何よりです。押井さんも気をつけてください」と返事がきて、押井がニヤリとしていると、パティシエの梅田がやってきた。

 

パティシエの厨房はいつも甘い香りが漂っていて、服につくとなかなか取れないという。

厨房には社員通用口があって、そこを出ると社員寮に繋がっていた。

 

来海がなかなか来ないので、押井はなにげなくそばにあったドアを開けて外に出た。

するとガチャリ。

オートロックで鍵がかかってしまった!

『あ~、来海くんと厨房で待ち合わせしてたのに・・・』

 

しかたなく押井が外階段を降りていくと、横出がやってくるのが見えた。

『え?なんで?』

慌てて押井は隠れようとするが、見つかってしまう。

 

灰田のメールが横出が考えたトラップだと知り、

『僕の心をもてあそんだのか~』と押井は悔しがった。

 

横出に事情を説明していると、ドサッと何かが落ちる重たい音がした。

急いで向かうと、笠井が頭から血を流して倒れていた。

見上げると部屋の窓が開いていて、カーテンが揺れている。

 

『笠井さんが落ちた。笠井さんの部屋はどこだ!』

こっちです。

ノックをしても反応がないのでいないものかと・・・』

押井は社員寮にいた来海に訊いて、部屋の中に入った。

 

するとノートパソコンに「牟田を階段から突き落としたのは自分だ」と、遺書が残されていた。

それを見た押井は、これは「自殺ではない」と断言する。

 

なぜなら「睡眠薬の量が足りなかったので飛び降りる」と、わざわざ言い訳じみたことが書いてあったからだ。

おそらく2年前、牟田を殺した犯人が、

笠井にすべての罪を押しつけ、睡眠薬を飲ませて自殺に見せかけようとしたのだろう。

 

笠井は命は取り留めたものの、意識不明の重体だった。

 

疑惑・・・

2年前の事故の現場写真を見ると、

階段の上に、牟田のメガネが割れた状態で落ちていた。

何者かが牟田を呼び出し、メガネを奪った後で突き落としたのだろう。

 

牟田の遺体はチョコレートのような甘い香りがしたという。

 

その後、笠井の部屋の窓の手すりから女性の指紋が発見され、押井はすぐに女性従業員の潮崎の指紋と照合させた。

 

そのとき、ロビーにお客様が来ていると支配人から電話があった。

それは羽堂で、ここは羽堂の所有するホテルだという。

そして、なぜか「笠井さんは犯人じゃない」と押井が断定したことを知っていた。

 

『なぜそのことを知っている』

押井が怖い顔で尋ねると、

その問いには答えず、羽堂は言った。

 

『タイムリミットは明日だ。

悠長に構えていたら、大切な人を守れないぞ。

いいかい?本当の悪とは、

その過ちに気づきながら、そこから目を逸らしてしまう人間のことを言うんだ。

君の推理、楽しみにしてるよ・・・』

 

結局、手すりの指紋は潮崎のものではなく、次の瞬間、来海の言葉を聞き、押井は耳を疑った。

笠井に確認したところ、彼女らしい人はいなかった、というのだ。

でもあのとき、来海は『ノックしても反応がなくて、いないものかと・・・』と言っていたはずだ。

 

ということは、あの指紋は来海のものなのか。。

そう思った押井は、榎下と小河内(橋本涼)に頼んで照合してもらった。

 

すると、指紋は来海のものと一致!

まさか羽堂に情報を漏らしていたのは、来海なのか!?

 

押井は思わず来海に鋭い視線を浴びせてしまい、慌てて外の空気を吸いにいった。

その直後、何者かからメッセージを受け取った来海は、冷たい顔で目の前を睨みつけた。

 

女性の完璧な落とし方

押井がロビーで悩んでいると、従業員の鶴野がやってきた。

彼から話を聞いた押井は、犯人とおぼしき人物に思い至る。。

しかしアリバイがあるのにどうやって・・・。

 

そこに横出がやってきた。

押井の様子がおかしいことに気づいた横出は、押井が来海に告白するつもりだと思い、「完璧な落とし方」を伝授した。

 

『まず、いい雰囲気になったら、

今までのことは全部忘れる。だから君も忘れてくれって言うんすよ。

そしたらその瞬間、女性はフラれたと思うっしょ?

で、落ち込んだところに間髪入れずに、

こっからは2人で新しい思い出刻んでこうっつうんすよ』

 

押井は横出の言うとおりにやってみるが、うまく言えない。

『もう、わかんないよ!それで君は何しにきたの?』

 

すると伊多田係長が押井を逮捕しようと、ホテルの名前を検索したのだが、間違えて漢字で検索してしまったことが判明。

ホテルオクムラ⇒ホテル奥村

『ホテルの場所、勘違いするなんて、ばかっすね~』

 

それを聞いた押井はあることに気づき、ホテル内を歩いて今までの情報を整理する。

そして、ハッとして従業員の集合写真の前で足を止めた。

 

『実に初歩的だよ・・・』

押井はそう呟くと、横出にあることを頼んだ。

 

押井の推理

翌朝、押井は来海と共に、ホテルのロビーへ。

『お待たせしました。事件の謎が解けました』

そこには、支配人の久保、パティシエの梅田、女性従業員の潮崎の姿があった。

 

2年前のあの夜、牟田さんは笠井さんと酒を飲み、部屋に戻って寝た。

その後、犯人は部屋に入り、眠っている牟田さんを担いで連れ出し、倉庫の中に寝かせた。

 

犯人は牟田さんの周りにチョコレートの匂いがする香水を撒くと、牟田さんのメガネを階段の上で踏みつぶしてその場を立ち去った。

犯人は牟田さんに倉庫ではなく、「厨房」で寝てしまったと勘違いさせるために、香水を撒いたのだ。

 

目が覚めた牟田さんは、メガネがないので目が見えない状態で部屋に戻ろうとした。

目印は、非常ベルの赤い光。

その角を曲がれば、寮につながる扉がある。

そう思った牟田さんは、そのままランプを頼りに歩いていき、階段から転落した。

 

『実に手の込んだトリックですよ。犯人はあなただ。梅田さん!』

『バカなこと言うなよ!』

『あの、押井さん、あのですね・・・』

押井は、支配人が止めるのも聞かずに言った。

 

『潮崎さん。あなたは酔った勢いで牟田さんと関係を持ったことがありますね』

『誰がそれを!』

『鶴野さんから聞きました』

 

それを聞いた梅田は『どういうことだよ』と潮崎を責めた。

2人がつき合っていることは、ペアリングですぐにわかった。

梅田は、潮崎の浮気が許せず、殺人を計画したのだ。

そしてもう1人、この事件に加担した人物がもう1人いる。それは・・・。

 

『君だよ、来海くん』

『なに言ってるんですか、私は加担なんてしてません』

 

『君は、笠井さんを窓から突き落とした』

『はあ?』

首を傾げる来海に、押井は言った。

 

『手すりに君の指紋が残っていたよ。

僕のそばにいて、羽堂に情報を渡していたんだろ?』

 

すべては田所フーズのときから始まっていた。

あのとき、来海が事件を解き明かしたのは、羽堂に教えてもらったからだ。

 

『このメガネに、マイクが仕込まれてるんだろう?』

押井が来海のメガネを取ると、

『そう思うなら、それで結構です。

でも言っておきますが、梅田さんは犯人じゃありません』

と、来海は言った。

 

なぜなら梅田さんがホテルに就職したのは1年前。

事件が起きた後だからだ!

 

『返してください!』

『だから言っただろ?俺じゃないって』

『私もそれをお伝えしようとしていたのに、刑事さんがベラベラとしゃべるから』

 

『いや、ベラベラとって、じゃあ、誰が!

来海くん、また間違えちゃった〜』

押井が泣き言を言うと、

バチーン!!!

『・・・サイテー』

来海の目が真っ赤に潤んでいるのに気づき、押井はハッと息をのんだ。

 

『そこまでだ』

そのとき、階段の上に羽堂が現れた。

 

本当の犯人と内通者

屋上につくと、押井はある覚悟を決めて、ドアの鍵を閉めた。

 

『あそこまで詰めておいて、惜しい。実に惜しい』

羽堂の言葉を聞き、『僕はどこで間違えたんだ』と押井は呟いた。

 

『牟田の殺害方法については正解だ。しかし犯人は違う』と羽堂はいう。

 

牟田を殺したのは、鶴野。

2年前、鶴野は、牟田からセクハラを受けていた女性から相談を受けた。

彼女を好きだった鶴野は、牟田をこらしめてやろうと計画を立てた。

 

それから鶴野はその女性に執拗に迫った。

その女性のために、自分は人を殺したのだから。

 

牟田を殺したのが鶴野だと気づいた彼女はひどく落ち込み、羽堂に相談した。

そこで羽堂は彼女を鶴野から遠ざけるため、都会の大学に行かせた。

 

それを聞き、来海は鶴野を確保しにいこうとした。

しかし『もう遅い!』と羽堂は叫ぶ。

『言ったはずだ。大切な人を失うことになると。

まだわからないのか?』

 

『・・・まさか』

 

その女性とは、ありさ(萩原みのり)だった!

ありさが偶然、押井が担当した事件に関わったと知った羽堂は、ありさに押井を監視させたのだ!

 

『それなのに、仲間を疑うなんて』

羽堂の言葉に、押井はうろたえる。

 

窓の手すりに来海の指紋をつけたのも、羽堂のしわざ。

来海がロビーのソファに座ったとき、指紋を採取したのだ。

 

『仲間を信じ切ることができなかった。

君の気持ちはその程度だということだよ!』

 

『僕はっ、・・・僕はっ』

泣き出す押井を見て、満足そうに羽堂は微笑んだ。

 

『そろそろ着くころかなあ?

鶴野は積年の恨みで、彼女を殺すだろうな。

もう、誰も彼女を助けてやることはできない』

 

押井がたまらず地面に伏せて声をあげて泣き出すと、羽堂は『いい暇つぶしになったよ』と笑って両手を空に広げた。

 

『あ~~、惜しい。実に惜しいな、羽堂』

押井が呟くと、羽堂は怪訝な顔で振り返った。

 

押井の作戦

その頃、東京では、鶴野がありさの背後に迫っていた!

鶴野がありさをナイフで刺そうとした瞬間、灰田が現れた!

灰田は見事に鶴野を撃退し、仲間が確保!

 

灰田はありさを無事助けたことを押井に報告すると、

『押井さんがあなたを助けてくれたのよ。大丈夫、押井さんを信じなさい』

と、ありさに言った。

 

実は押井は、厨房でありさが写っている集合写真を見つけていた。

そこでありさを助けるために、一芝居打ったのだ!

もちろん来海にも協力してもらって。

 

羽堂の目的は、押井に来海を疑わせ、

ありさにずっと騙されていたことに気づかせ、

押井にこれ以上ない敗北感を与えること。

 

その場合、利用価値がなくなった上、羽堂の正体を知っているありさは消されてしまうだろう。

その刺客として、鶴野が送り込まれることも、押井はお見通しだった。

そこで押井はあらかじめ灰田にありさを助けるよう、

電話ではなく、メールで指示を出しておいたのだ。

 

ありさからもらったネクタイピン。

これを通して、押井の言葉は羽堂に筒抜けだったから。

 

押井がわざと犯人を間違えたのは、鶴野が犯人だと決定づけるため。

証拠も指紋もない事件。

鶴野が犯人だと決定するには、動機の確認が必要だった。

ありさが襲われれば、鶴野のストーカー行為が明るみになり、牟田さんを殺した決定的な動機になる!

 

すると『見事だ』

羽堂はパチパチと気持ちのこもらない拍手をすると、誰かに電話をし、押井の逮捕状を取り消した。

 

『では、また次のゲームで会おう』

去っていこうとする羽堂を『逃げられると思うのか』と押井は引き止めた。

 

だがいくら押井たちがもがいたところで、羽堂が事件に関わっていた証拠は出てこない。

『いずれにせよ、私の勝ちだ』と羽堂は強気だった。

 

でも『これ以上の殺人は許さない』と押井は、羽堂を屋上から突き落とそうとする。

 

『何やってんだよ!押井さん!』

そこに押井に買い出しを頼まれて出かけていた横出がやってきた。

でも屋上に入るドアに鍵がかかっていて入れない!

 

『いずれ僕はお前の悪事を暴くだろう。

しかしその間にも、お前は事件を手引きし続ける。

今はこれしか思いつかないな。

残念だよ、引き分けだ、羽堂』

 

最後に押井は、来海と横出のほうを見た。

来海は無言で首を振り、

『やめろっていってんだろ!』と横出はガラス張りのドアを開けようと揺すった。

 

『実に初歩的だよ』

 

押井は羽堂を道連れに、屋上から落ちていった。

だが実に惜しいことに屋上は低かった!

下にはブルーシートで包まれた何かがあり、それがクッション材となり、押井も羽堂も助かってしまう。

しかもズボンが脱げて、2人もパンツ丸出しだ。。

 

『ハッハッハッ!やっぱりお前は惜しいな!』

『最初から低いって知ってるんだったら、言えよ、この変なパンツ!』

『お前もな!』

 

足を引きずりながら逃げる羽堂を、押井は必死で追いかけた。

『待てサクランボ!』

『待つかイチゴ!』

 

こうしてなんとか、押井は羽堂を確保!

押井は来海に助け起こされ、

『何やってるんですか!心配させないでください!』

と抱きしめられた。

 

カシャ。

そのとき、横出が写真を撮り、押井はちょっと見せてと写真を見せてもらった。

でもそれは横出の自撮り!!!

 

そのまま押井は、気絶してしまった。。

 

来海が冷たい顔をしていた理由

幸い、押井は肋骨にヒビが入っただけで済んだ。

 

いくつもの死に直面すると、人としての感覚を失う。

押井はそうならないよう、ずっと向き合っていたのだろう。

そしてどうしても犯罪を止めたい、と思った。

だから、死のうとした。

 

『押井が横出をだまして買い出しにいかせたのは、

ずっとバディだったおまえに死ぬ姿を見せたくなかったからじゃないか?』

 

榎下に言われて、『ああ・・・』と横出は押井のことを思いやった。

 

来海が帰ろうとすると、小河内が言った。

『メールの返事がないから心配で・・・』

 

実は来海がホテルでスマホを見て険しい顔をしていたのは、小河内からの度重なる愛のメッセージに困っていたからだった。

 

これから来海は、押井のお見舞いにいくという。

それを聞き、『なしてだ・・・』と小河内は涙した。

 

ありさとの別れ

その頃、押井の病室にはありさが来ていた。

女子大で事件が起こった後、羽堂が来て『押井に近づけ』と言われたという。

そうしないと、牟田さんの事故を鶴野とありさの共犯に仕立てると脅されたのだ。

 

『本当にごめんなさい』

謝るありさに、

『謝らないで。君も被害者でしょ』

と、優しく押井は言った。

 

『許して、くれる?』

『もちろん』

『よっしゃ!安心して!もう部屋には行かないから』

 

ありさは合鍵の束を返すと去っていこうとした。

 

『あの、俺への想いっていうのは・・・』

『あるわけないじゃん』

 

押井がもらったネクタイピンをありさに返すと、ありさはそれを踏んづけて壊した。

『幸せになれよ、おっさん』

『君もな』

 

病院についた来海はロビーでありさとすれ違った。

 

『言わないでよ。言ったらメガネ、かち割るから』

ありさは目を真っ赤にしてボロボロ泣いていた。

 

『じゃね』

 

やっぱり惜しい押井!

灰田によると、羽堂は最強の弁護団を用意してきていて、今問える罪状は、押井に対する公務執行妨害くらいしかないという。

『でも余罪を洗って、何が何でも外には出しませんよ』と灰田は頼もしい。

 

『押井さん』

灰田は電話越しに言った。

『私がありさちゃんと同じ立場になっても守ってくれますか?』

『もちろんですよ』

『そういう優柔不断なところが彼女ができない理由ですよ』

 

灰田は電話を切ると、空を見上げた。

その言葉がきいたのか。

押井はやってきた来海にいきなり告白した。

『来海くん!僕は君のことが好きだ!』

 

『・・・私も、押井さんのことが好きです』

『そうだよね・・・。え~~~!??』

『仕事をしている押井さんも、プライベートの押井さんも大好きです』

 

初めての両想いにどうしていいかわからない押井は、気が動転して倒れたくなった。

そしてふと、横出に言われた彼女を落とす必勝法を思い出し、言った。

 

『僕は君のことを全部忘れる。だから君も忘れてくれ。これからは2人で・・・』

すると

『そうですよね!忘れます』

『ん!?』

『刑事同士が恋なんて、捜査に支障が出たらまずいですよね!

じゃあお大事に!お疲れ様です!』

と、来海は笑って去っていった。

 

そこに入れ替わるように横出がやってきて、

『君が言ったとおりにやったのに!』と押井は嘆く。

『やっぱり・・・』

『もう自分でもわかってるから言わないで!』

 

押井が横出から渡されたインバネスコートを羽織って下を見下ろすと、来海は明るく手を振った。

 

押井は笑顔で手を振り返すと言った。

 

『やっぱり僕は惜しいな・・・』

 

 

~ 終 ~

 

 

『やっぱりおしい刑事』最終回の感想

もう~すっかり騙されたよ~。

スマホ見て来海がすんごい怖い顔してるから、てっきり内通者かと。

そしたら、小河内からしつこいメール攻撃をうけて嫌になってたんですね~。

小河内くんてば、いつもは口下手なのにメールだと饒舌になるんですね。

まさかそんなオチだとは思わなかった~。

 

しかも羽堂が騙されるほどの、名演技!

押井さんもてっきりいつもどおり惜しい推理をしてるのかと思ったら、集合写真を見てありさがここで働いていたことも、鶴野にストーカー被害を受けていたこともすべてお見通しだったとは。

命をかけて犯罪を止めようとするシーンは感動的なはずなのに、最後まで惜しくて笑ってしまいました。

 

来海への告白も失敗に終わってしまいましたね。

でも押井さんが本気なら、来海とは両想いなわけだし・・・。

これからも惜しい関係が続きそうですね(;´∀`)

 

1番感動したのは、ありさだよ~。

いやにあっさりしてるなーと思ったら、全部演技だったのか。

ロビーで来海とすれ違った時、ボロボロ泣いてるありさを見て、本気だったんだなって思いました。

押井さんの家に押し掛けた時、・・・ごめんねって顔を何度もしていたもんね。

ある意味、ありさが1番切なかったかも。。

 

なんだかんだ灰田さんも押井さんのことが好きみたいだし、実はモテモテの押井さん。

逮捕されたものの、羽堂もすぐに外に出てしまいそうだし、これはシーズン3もありなのかな?

私は面白かったからこそ、ここで終わったほうがいいかな~と思ったりするけど。。

 

惜しいほうの推理のほうがめっちゃ詳しくて、真実はあっさり明かされるところが私的に衝撃的でした。

それを考えるほうが難しそうだもの。

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました\(^o^)/

またの~。

 

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