『ゆるキャン△2』11話ネタバレと感想│幼い姉弟となでしこの交流にほっこり～♪はじめてってやっぱり特別だぁ！

姉と弟との交流

でもお姉ちゃんは中学生くらいなので、弟のようにはいきません。

 

『ひろと、少しは遠慮しなさい』

姉らしく声をかけると、

『お姉ちゃんもどうぞ～。焼きりんごもあるぞい』

と、なでしこはホイルに包まれた焼きりんごを見せました。

 

その言い方はまるで毒りんごのようでしたが、

これをきっかけにお姉ちゃんも一緒に座って焼きりんごを食べることに♪

 

姉弟は、お父さんと一緒に初キャンプに来ていたのでした。

お母さんはその間、主婦の休みを満喫中です。

 

すると『ピピピ』とタイマーの音が鳴り、ナスの丸焼きができあがりました。

トロトロになったナスに、姉も弟もびっくり～！

 

お次は、アボカド！

でもこれは生のほうが美味しいかも。。

ひと口食べた3人は顔を見合わせました。

 

その間に、お姉ちゃんはフライパンに湯を張り、ジッパー付き保存袋に入れたコンビニ弁当を温めていました。

アウトドア料理は大変そうだし、お父さんはそんな料理が上手じゃないのでコンビニ弁当のほうがいいと思ったのです。

 

ちょっと恥ずかしそうにうつむくお姉ちゃんを見て、なでしこは笑顔で言います。

 

『そんなことないよ！外で食べるごはんってなんでも美味しいし、キャンプで食べるカップ麵とか大好き！』

『僕もカップ麵だいすきー！』

 

それでもお姉ちゃんはまだ元気がなく。。

 

『じゃあ、そんなあなたにはとっておきをあげましょう～♪』

なでしこは何かを包んだアルミホイルを炭火の上に置きました。

 

ジャーン！

そうしてできあがったのは、すっごく甘くておいしい焼いもでした！

スーパーで買った特売のお芋も、アルミホイルで包んで炭火の上でじっくり火を通せば、こんなに甘くなるのです。

 

そんなに簡単にできるんだ…と、お姉ちゃんはびっくりです。

 

『最初はお肉を焼くとかだけでもいいんだよ。

それに失敗して変なのができても、面白いしね～』

 

なでしこの言葉に、お姉ちゃんはようやく笑顔に。

でも次の瞬間、なでしこは真っ黒こげになったにんじんを見つけ、がっくりとうなだれるのでした。

 

もったいないのでフーフーして食べてみると、

『苦い～！もうこれは炭だよ～』

すると怖いもの見たさで弟も食べて『うえ～、苦い～』

『失敗しちゃった～』となでしこが笑い、3人は笑顔になりました。

 

様子を見にきたリン

その頃、テントに1人残っていたお父さんは『遅い。。なにやってるんだ～？』

って見に行かないのか―い！

気付けば辺りは真っ暗になっていました。

 

そこにリンがこっそり様子を見にやってきました。

でもなでしこが見知らぬきょうだいと一緒に炊事棟で仲良くホイル焼きを食べているのを見て、びっくり。

 

『やっぱ電波がつながらなかっただけか』

リンはホッとして、見ず知らずの人とも仲良くなってしまうなでしこに感心しながらキャンプ場を後にしました。

 

すると駐車場に停めたリンのビーノの横にボーっと佇んでいる人影が！

『ヒィ～～～～～～～！！！』

 

思わずキャンプ場に響き渡るような大声で叫んでしまったリンでしたが、それは桜(柳ゆり菜)でした。

桜もなでしこのことが気になり、キャンプ場に来ていたのです。

 

せっかくここまで来たけど、今日は”なでしこのソロキャンプ”。

リンはなでしこの邪魔をしないように、桜を誘って山の上から街の夜景を見下ろしました。

 

そのとき、なでしこがガスランタンを持って走ってきて、慌てて2人は逃げ出します！

 

そっと離れた場所から見ていると、なでしこはさっきまでリンたちがいた場所に立ち、夜景を堪能。

自撮りした写真を送ろうとするものの、圏外なことに気づき、ブンブンスマホを振り回し、その辺を走り回ります。

 

『何してるんだろ？スマホが壊れたのかな？』

『いや、なでしこが壊れたのかも。。』

 

なでしこがこちらに気づきそうになり、リンたちは慌てて隠れ。。

なでしこが後ろを向いている間にそっとその場を立ち去ります。

 

ソロキャンプの実感

桜とリンが帰った後、なでしこは今まで行ったキャンプを思い返します。

 

リンと初めて出会った「浩庵キャンプ場」での初キャンプ。

そのとき2人で食べたカップヌードルの美味しかったこと！

 

そして2人でまったりお鍋キャンプをした「ふもとっぱらキャンプ場」。

初めてみんなで行った「富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジ」でのクリキャン。

 

なでしこがソロキャンに興味を抱くことになった『ソロキャンは寂しさも楽しむもの』というリンの言葉。

その言葉に感銘をうけ、なでしこはついに今日、ソロキャンを実現することができたのです。

 

その嬉しさと達成感が押し寄せてきたのか、なでしこはふいにマフラーに顔をうずめ、満足そうな笑顔を浮かべます。

 

目の前にはそんななでしこを祝福するように、キラキラと宝石がちりばめられたような夜景が広がっていました。

 

 

～最終回につづく！～

 

へやキャン△ ＃11「よけいなお世話」

ある日、なでしこが『AIスピーカーって知ってる？』と言い出します。

AIアシスタントが、声だけで曲を選んだり、お買い物をしてくれたりするのです。

 

それなら、レシピを調べてくれたり、自動で調理してくれる『AIクッカー』ができたらいいのにというなでしこ。

 

これがあれば、キャンプ場でもいちいちレシピを見る必要がありません。言われたとおりに作ればいいのです。

でもなでしこが想像したAIクッカーは『姑か！？』と思うくらい、野菜の切り方にも口うるさく。。

 

なでしこは、もっと持ち主を大事に思ってくれそうなAIクッカーを考えることにしました。

 

なでしこがカレーを作ってルーをたくさん入れていると、

『ちょっと～、具材多すぎ、ルーも入れすぎよ～。

太るわよ。さっき、あんたお菓子食べたでしょ～？』

とAIクッカー。

これじゃまるでお姉ちゃんに叱られているみたいだ。。

 

なでしこはなんだか切なくなって、千明(田辺桃子)と犬山(箭内夢菜)に同情されるのでした(^▽^;)

 

 

～おしまい～