『キワドい2人〜K2〜』最終回ネタバレと感想│2人はこれからも永遠にバディ!

にこ

今回は、2020年10月16日放送『キワドい2人-K2- 』最終回のネタバレあらすじと感想をまとめました。

隆一(山田涼介)は自分が22年前のファミレス立てこもり事件の犯人の息子だと知り、ショックを受ける。

 

そんな中、沢登副署長(六角精児)の前に、神崎賢造(椎名桔平)が現れ…!?

 

やはり連続殺人事件の犯人は、賢造なのか…?

 

そして隆一と黒木(田中圭)が家族の絆を取り戻せるのでしょうか?

それではさっそく、最終回のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

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『キワドい2人-K2- 』最終回のネタバレあらすじ

『22年前、井原の胸を撃ったのはお前か…?』

神崎賢造(椎名桔平)沢登副署長(六角精児)に尋ねる。

 

しかしそこに拳銃を所持した警察官が現れ、取り囲む。

 

『神崎さん、あなたの負けです』

『沢登、…お前!』

賢造は何かに気付き、沢登に向かっていこうとした。

 

黒木(田中圭)はそれを止めようとするが、警官が銃を発射!

賢造は黒木を庇って撃たれ、そのまま倒れてしまう。

 

黒木は急いで救急車を呼ぶと、どうしてこんなことをしたんだと問い詰めた。

 

でも賢造は『…違う、犯人は俺じゃない』と否定。

隆一に、お前の父親は警察官だと伝えてくれ』と伝言を頼む。

 

すまない、賢司…、お前には親らしいことを何もしてあげられなかった…

そう言うと、賢造は意識を失った。

 

その後、賢造は病院に運ばれたが非常に危険な状態だった。

病院に駆けつけた隆一(山田涼介)は、黒木の胸ぐらを掴み、壁に押し付ける。

 

『あんた言ったよな?俺に任せろって。

できないことを偉そうに言うんじゃねぇよ!』

 

院内に隆一の声が響き渡り、隆一の頬を涙が伝い落ちる。

 

『あんたの父親だろ。ほんとの家族だろ?

どうすりゃいいんだよ、このまま死んじゃったら…。

俺はどうしたら…』

 

隆一は少しの間黒木の胸に顔を埋めると、去っていった。

 

家族だから

数日経っても、賢造は昏睡状態のままだった。

自暴自棄になった黒木はスナックで酔っ払い、喧嘩沙汰を起こす。

 

翌朝、迎えにきた諸星(ジェシー)の手を振り払った黒木は、木村ともこ(江口のりこ)に公務執行妨害で逮捕され、留置場に入れられる。

 

その夜、隆一の家に彩乃(関水渚)がやってきた。

彩乃はこの前余計なことをしたと謝ると、

黒木が毎晩飲み歩いては、自分を痛めつけるように喧嘩をしていることを伝えた。

 

しかし隆一は『僕は関係ないから。兄弟でも、家族でもなんでもなかったんだ』と呟く。

 

僕は犯罪者の息子だったんだ。僕には人殺しの血が流れてるんだ』

 

だから何?りゅうちゃんはりゅうちゃんでしょ?

親が誰だろうと、中身は変わらないよ?

前に言ってくれたよね?

守る人がいるってことは幸せなことだって。

今、りゅうちゃんが守るべきなのは…黒木さんなんじゃないの?

 

『どうして僕が…?』

『家族だからだよ!』

 

血の繋がりなんかなくたって、一緒に生活して、喧嘩して、でもお互いを思い合っている。

それが家族だと彩乃は言う。

 

『助けてあげてよ、弟なんだから。

お兄ちゃんのことを…』

彩乃は涙ながらに言うと出ていった。

 

弟…

隆一は思い出す。

 

初めて黒木に『よろしくな、弟』と言われたときのこと。

それからこの家で一緒に暮らすようになって、何もかも正反対な2人は喧嘩ばかりだったこと。

 

でもいつの間にか、兄弟っぽくキャッチボールをしたり、

2人でいることが当たり前になっていた。

 

割れた写真立ての中で笑う隆一と黒木。

その笑顔に、嘘はなかったはずなのに…。

 

復活!兄弟バディ

隆一は警察に行くと、『こんなところで何やってるんすか』と留置場にいる黒木に向かって話しかけた。

 

隆一は鉄格子に寄りかかって座ると、黒木にどうして兄だと名乗ったのか尋ねた。

 

すると黒木は

俺と母親を捨てた親父がどういうふうにお前を育てたのか、

犯罪者の息子がどういうふうに育ったのか知りたかった』と答える。

 

でも隆一と暮らしてみて、黒木はすぐに間違いに気づいた。

犯罪者の息子だろうが、警察官の息子だろうが関係ない。

要は自分の生き方次第だということを。

 

それを聞き、隆一は呪縛から解き放たれたかのように息を吐き出し、柔らかい表情で言った。

 

『今まで僕は、自分が神崎隆一だって当たり前のように思ってたけど、そうじゃなかったんですね。

僕が僕でいられるのは奇跡なんだなぁって。

お父さんや黒木さん、周りのみんなに支えられて、僕は僕でいられる…。

そのことにようやく気付きました』

 

だから隆一は、黒木が1人で立てないときは力を貸すと言った。

だって隆一は、黒木の弟だから…。

 

『早く捜査に戻りましょう』

隆一は立ち上がり、涙を堪える黒木に話しかけた。

 

その時、黒木ではない泣き声が聞こえ、黒木と隆一はハッと我に返る。

 

見ると、むせび泣く末長係長(八嶋智人)を始め、強行犯係全員が立っていた。

 

こうして黒木は釈放され、

隆一と黒木はがっちりと手を取り合い、兄弟バディ復活!

強行犯係は犯人逮捕に向け、動き出した。

 

井原の正体

その後、22年前に井原(高橋努)が組員を射殺した事件で、先に銃を発砲したのは組の者だったことが判明。

井原の銃さばきは訓練した者にしかできないものだったことがわかる。

 

それを聞いた黒木は、賢造が“隆一の父親は警察官だ”と言っていたことを思い出す。

 

なんと井原は仁瑞会の人間ではなく、

仁瑞会と癒着していた悪徳警官を突き止めるために送り込まれた潜入捜査官だったのである。

 

しかし潜入捜査は違法だ。

そこで警察は井原が死んだのをいいことにその事実を隠蔽し、井原を暴力団組員として処理したのだ。

 

黒木がそれを沢登副署長に報告すると、沢登は『井原が潜入捜査官!?』と驚く。

沢登は誰が味方かわからないため、慎重に動くようにと、黒木に口止めをした。

 

父との約束

その夜、家に帰ると彩乃が待っていた。

黒木が気を利かせて呼んだのだ。

 

気まずそうな彩乃に、隆一は『もしかして唐揚げ?』と優しく笑いかける。

彩乃はホッとして『うん!』と笑顔になった。

 

その後、隆一は母親の手紙に入っていたたんぽぽの栞を見ていた。

 

『踏まれても踏まれても、たんぽぽの美しく咲く笑い顔』

 

隆一はこの言葉を、賢造に教えてもらったと思っていた。

でも隆一はふと思い出す。

誰か違う男の人が教えてくれたことを。

 

「隆一。どんなことがあっても、たんぽぽのように強くたくましく生きていくんだぞ」

 

あれは隆一の実の父、井原が言ってくれた言葉だったのか…。

 

その後、黒木から井原と松原ひかりが写った古い写真を渡された隆一は、この前、お墓で会った女性だと気付く。

なんと自殺したと思われていたひかりは生きていたのだ!

 

あの時、彼女は警察が憎いと言っていた。

もしかしたらこの連続殺人は、ひかりが井原の復讐のためにやったのかもしれない。

賢造はそれをかばおうとしたのだろうか…?

 

ファミレス立てこもり事件の真相

そこに賢造の意識が戻ったと連絡が入った。

すぐさま2人は病院に行き、賢造と再会。

隆一が泣いて喜ぶのを見て、黒木はそっと病室を後にした。

 

賢造は井原が父親だということを黙っていたことを詫びると、22年前、ファミレスで何があったのか話し始めた。

 

あの時、賢造は井原に自首を勧めた。

しかし井原は『隆一とひかりのことをよろしく頼みます。できれば隆一の父親代わりになってほしい』と賢造に頼んだ。

 

その時、隆一がトイレに行きたいと言い出し、黒木は隆一の手を取り、歩き始めた。

 

だが警察が店内に張り込んでいることに気付いた井原は、隆一を人質に取り、天井に発砲。

 

驚いた賢造は井原に銃を下ろすように言った。

でも井原はそんな賢造を苦渋の表情で見つめ、

『お前、裏切ったのか!?』と叫び、刑事たちに銃を向けた。

 

井原は撃たれ、『約束…ですよ』と隆一とひかりを賢造に託し、息を引き取った。

 

思えば井原は最初から隆一と離れ離れになることを覚悟していたのかもしれない。

でもひかりが遺書を残して出ていってしまい、賢造は井原との約束を守れなかった…。

 

だが22年経って、植田教官から“ひかりに脅されている”と電話があり、会うことになった。

しかし賢造が待ち合わせ場所に行くと、既に植田は死んでいた。

次に殺された安藤の時も同じだった。

 

それを聞き、隆一はひかりが井原の復讐のためにやったのだと思った。

でも賢造は『違う』と首を振る。

 

一方その頃、賢造の所持品を確認していた黒木も、犯人は別にいることに気づく。

黒木から、ある写真を見せられた隆一は『…許せない』と呟いた。

 

ひかりの復讐!?

その後、松原ひかりから沢登副署長に、直接会いたいと連絡があった。

ひかりは日曜のセレモニーに来ると言っていて、その時に沢登副署長を狙うと思われた。

 

刑事たちが見守る中、まちの安全秋祭りが始まった。

そんな中、サングラスにマスク姿の女性が現れる。

 

コインロッカーを開けたところで、諸星が職務質問すると、

女は拳銃を向け、諸星を押しのけて沢登副署長の方へ!

 

刑事たちが取り囲む中、黒木と隆一は沢登の前に立ち、銃を構える。

 

松原ひかりさんですね?』

『3つ数えたらゆっくり手を上げろ。

1つ、2つ、…』

 

ところがそこで沢登が銃を発射しようとしたため、隆一が阻止。

沢登は彼女が動いていないのに、撃とうとしたのだ。

 

『早くあいつを捕まえろ!凶器の拳銃を持ってただろ!?』

 

『どうして凶器の拳銃だとわかるんです?』

黒木は言うと、彼女に『撃て』と命令する。

 

すると、チュー。

彼女が持っていたのは水鉄砲。

彩乃の変装だったのだ。

 

実は隆一たちは初めから沢登が怪しいと思い、見張っていた。

すると沢登はコインロッカーに凶器のトカレフを預け、案内所に鍵を預けて、松原ひかりに電話をかけた。

 

沢登副署長、この事件はすべてあなたがやったことですね?

 

隆一に言われ、沢登の目が泳ぐ。

 

植田から松原ひかりが生きていることを知らされた沢登は、

22年前の事実が明るみになることを恐れて、植田と安藤を殺害。

その罪を神崎賢造になすりつけようとした。

 

沢登の目論見どおり、賢造はひかりがやったものだと思い込み、容疑が自分にかけられても何も言わずに逃げた。

 

そして、そのうち賢造が自分のところに来るだろうと思った沢登は、

その場で賢造を射殺し、闇に葬ろうとした。

 

しかし賢造は一命を取り留め、真犯人は沢登だと気付いた。

そこで沢登は方針を変え、松原ひかりに罪をなすりつけようとしたのだ。

 

実は22年前、仁瑞会と繋がっていた悪徳警官の正体は沢登だった。

沢登は情報を流して、お金を受け取っていたのだ。

 

しかし潜入捜査官として井原が送り込まれ、危機感を感じた沢登は、

ファミレス事件の混乱に乗じて、井原の胸を撃って殺害した。

 

その証拠は、賢造が大切に持っていた古い写真。

それは潜入捜査官になる前の井原とバーベキューに行ったときのもの。

そこには賢造、植田、安藤、そして沢登副署長の姿が写っていた。

 

だから沢登は井原が潜入捜査官になったことを知らないはずがないのだ。

なのに、黒木が報告した時、沢登は知らないフリをした。

 

『あなたは自分の地位を守るために、

どれだけの嘘を重ね、どれだけの人を犠牲にしたんですか?』

 

隆一の言葉を聞いた沢登は観念して『ここまでか〜』と笑い出した。

 

生きてくれてありがとう

だがそこに、コインロッカーにあった凶器のトカレフを持った松原ひかりが現れた。

 

動かないで!その男は私が殺します!私は本気よ!

 

でも隆一は『あなたが僕のお母さんだったんですね?』と沢登を守るように立つ。

 

『今さら母親面するつもりはないわ。私はあなたを捨てたんだから。

そこをどきなさい、隆一』

 

でも隆一は、相手が誰だろうと犯罪を止めるのが警察の役目だと動かない。

 

それを聞いたひかりは『なんで警察官になったの?』と逆上。

ひかりは井原を裏切り、死んだあとも侮辱し続けた警察が許せなかった。

 

ひかりは井原が死んだ後、隆一を残して自殺しようとした。

でもできなかった。

そして20年経ってようやく事件のことを考えずに過ごせるようになった矢先に、

隆一が警察官になったことを知った。

それでひかりはまた激しい憎悪に駆られたのだ。

 

『隆一、なんで警察官なんかになったの?』

『僕の父と兄は警察官です。僕が警察官になるのは当たり前のことです』

 

『…警察は、あなたの本当の父親を見殺しにしたのよ?』

それでも井原達也は警察官だった!最後まで警察官だった。

2人の父が、僕を警察官にしてくれたんだ。

僕はそれを誇りに思っている。

副署長を殺しても何も生まれない。

あなたはまだやり直せる

 

隆一はゆっくりとひかりに近づくが、

ひかりは銃を構えたまま、自分も井原を追って死ねばよかったと嘆く。

 

けれども『井原さんはそんなことは望んでいない』と隆一は言う。

だって『どんなことがあってもたんぽぽのように強くたくましく生きていけ』と隆一に教えてくれたのは、井原だから。

 

過去は変えられないし、失ったものは元には戻らない。

事件のショックで、隆一は幼い頃、ひかりと過ごした記憶をすべてなくしてしまった。

 

でも未来は変えることができる。

明日からの記憶はこれから積み重ねていくことができる。

だから新しい思い出を作ることができる。

 

僕たちはまだやり直すことができる。“ 家族 ”として

 

隆一はそっとひかりの手を包むと

『…お母さん。それはあなたが生きてくれたからだよ?

生きててくれてありがとう』

と涙を流した。

 

『…隆一』

泣き崩れるひかりを、隆一は微笑みながら抱きしめた。

 

いつもの2人

その後、賢造は退院して蕎麦屋に復帰。

隆一と黒木の同居生活は続いている。

 

そんな2人は張り込み中。

犯人が出てきて、逮捕しようとした隆一は黒木に止められ、また言い合いになる。

 

隆一の大声に気付いた犯人は逃走!

2人は『待てよ!』『おらー!』とそっくりな顔で追いかけた。

〜『キワドい2人』・完!〜

 

 

https://twitter.com/Ryk___O59/status/1317297182416855040?s=20

https://twitter.com/JNUEMWPS140/status/1317101509352411136?s=20

『キワドい2人-K2- 』最終回の感想

犯人はやっぱり沢登副署長でしたね〜!

でも沢登が仁瑞会と繋がりがあって、井原が潜入捜査していたというのは全然わからなかったです。

 

しかし沢登副署長、賢造に罪をなすりつけようとしたり、

ひかりに罪をなすりつけようとしたり、最悪だな〜٩(๑`^´๑)۶

 

賢造が撃たれて死んでしまったかと思ったけど、生きててよかった〜!

ひかりも生きてくれていてよかったです。

 

隆一がひかりを説得する時に言っていた、

『失ったものは元に戻らないけど、これからの記憶は積み重ねていける…。

新しい思い出をたくさん一緒に作っていこう』

という言葉が心にしみました。

 

ひかりがどのくらいの罪になるかはわかりませんが、

これから母子の時間をたくさん過ごしてほしいな〜。

 

それから黒木とも仲直りできてよかったですね!

まさかあんな序盤で仲直りできると思わず、びっくりしましたが、

強行犯係のみんなが、黒木を留置場に入れるという荒療治が良かったのかな?

 

隆一って真面目なぶん、キレると1番怖いから、彩乃ちゃんみたいな潤滑油がいてくれてよかった。

でも家族だからこそ、腹が立ったり、仲直りしたらケロッとしているものなのかも。

大事なのは血の繋がりじゃなくて、心の繋がりなのかもしれませんね。

 

自分1人で立っているつもりでも、誰かが呼んでくれなかったら何者でもない。

人はお互い支え合って生きてるんだなって改めて気付けた隆一は、

パワーアップしてて面白かった。

 

黒木を突き飛ばして、元ヤクザの男の口を割らせたり、

猛然と走る姿は黒木を超えていましたね。笑

きっとこれからもお互いに刺激を受けつつ、仲良くやっていくんでしょう!

 

ただ一つわからなったのは、井原がなんでわざと撃たれるようなことをしたかです。

隆一とひかりを犯罪者の家族にしたくなくて賢造に託したのはわかりましたが、

それならただ自白すれぱよかったのでは…。

 

殺される覚悟であんなことをしたのか、それとも撃たれるとは思ったけど死ぬ気はなかったのか、

井原の気持ちがわからなかったので、そこだけちょっとモヤモヤしました。

 

あとは最後までキワドい2人らしく駆け抜けてくれて、温かい気持ちになりました。

また元気な2人の続編が見れたら嬉しいです。

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました\(^o^)/

またの〜。

 

 

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