『キワドい2人-K2- 』5話のネタバレと感想|信じていたからこそ…。すべてを語る隆一の涙!

にこ

今回は、2020年10月9日放送『キワドい2人-K2- 』第5話のネタバレあらすじと感想をまとめました。

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隆一(山田涼介)の父・賢造(椎名桔平)が連続殺人事件の容疑者に!?

 

隆一が捜査から外され、黒木(田中圭)は1人で捜査を始めるが…。

 

兄弟の秘密も明かされ、最終回に向かって駆け抜けます!

それではさっそく、5話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

その他のあらすじ

『キワドい2人-K2- 』5話のネタバレあらすじ

すっかり神崎家にいるのが普通になった彩乃(関水渚)は、先日、隆一(山田涼介)が交通安全教室をした時に黒木(田中圭)と3人で撮った写真を写真立てに入れてご満悦。

 

黒木が「漫才ポリス」だの「筋肉ポリス」だの言って、隆一と一緒に漫才をしようとしていると、父・賢造(椎名桔平)が訪ねてきた。

 

すると黒木は態度を豹変させ、彩乃を駅まで送ると言って出ていってしまう。

 

そんな黒木と賢造の間をなんとか取り持ちたい隆一は、

いきなり兄だと言われて戸惑ったけど、最近やっと黒木の良さがわかってきたと賢造に話す。

 

黒木はガサツだけど、根っこはしっかりしているし、意外に優しいところがあるのだ。

 

僕、兄弟がいることが嬉しいんだ。だからお父さんにも黒木さんとちゃんと話をしてほしい。

過去にいろいろあったのかもしれないけど、僕たちは“家族”なんだから』

 

にこにこ笑う隆一を見て、賢造は渡そうと思っていた手紙を渡せず、手帳に挟んだ。

 

その帰り道、賢造は黒木とバッタリ会う。

開口一番『何しにきた』と棘のある物言いをする黒木に、

賢造は22年前のファミレス立てこもり事件のことを話そうと思ったができなかったと答える。

 

俺にもしものことがあったら渡してくれ』

賢造は、隆一の母親が残した手紙を黒木に託すと去って行った。

これからも隆一のいい兄貴でいてやってくれと言い残して…。

 

連続殺人事件が発生!

そんな中、警察学校の教官・植田太一(中村育二)が銃殺死体で発見された。

彼は末長係長(八嶋智人)がファミレス立てこもり事件について話を聞こうと待ち合わせをしていた人物だった。

 

凶器は86年式のトカレフ。

それを聞き、黒木の脳裏にファミレス立てこもり事件と、昨夜様子がおかしかった賢造の顔が浮かぶ。

黒木は隆一に電話をかけさせるが、賢造は電話に出なかった。

 

黒木が『昨日、親父と何をしゃべった?』と隆一を問い詰めていると、

第2の銃殺死体が発見されました!』と諸星(ジェシー)が走ってきた。

 

被害者の安藤は、またしても元警察官。

植田とまったく同じ手口で撃たれており、同一犯による連続殺人事件と思われた。

 

容疑者は、賢造!?

その後、被害者2人の電話履歴から、賢造が彼らを呼び出した可能性があることが判明した。

 

安藤も植田も22年前のファミレス立てこもり事件のとき、池袋署のマル暴におり、賢造の部下だったのである。

 

しかも2人は、ファミレス立てこもり事件で射殺された犯人・井原達也(高橋努)と同じ撃たれ方をしていた。

井原は、安藤、植田、そして沢登副署長(六角精児)の3人に撃たれており、致命傷は胸を撃たれたことによる失血死だった。

 

ということは、次に狙われるのは沢登副署長かもしれない。

 

ファミレス立てこもり事件の概要

ことの発端は22年前、組と揉めた井原が仁瑞会に乗り込み、4人を殺傷した事件…。

逃走した井原はすぐに指名手配され、検問が張られた。

追い詰められた井原は、ふだんから懇意にしていた刑事を頼った。

それが賢造だった!

 

井原は賢造の情報屋だったのである。

 

賢造は井原にずいぶん目をかけていた。

そのため、警察には内緒でファミレスで井原と会い、自首するよう説得した。

その時、井原の隣には少年が、賢造の隣には黒木がいた。

 

しかし警察は事前に2人がファミレスで落ち合うことを掴んでいて、店内で逮捕のチャンスを伺っていた。

 

それを察知した井原は子どもを人質にとり、拳銃を抜いた。

沢登たちはやむなく発砲!

誰の弾が、井原の胸に当たったのかはわからなかった。

 

おそらく安藤と植田を殺した犯人は、その時のことを恨んで復讐しようとしているのだろう。

現場近くの防犯カメラに賢造が写っていたことから、警察は賢造を容疑者だと断定。

 

だが『父が犯人なはずがない』と信じて疑わない隆一は、捜査から外されてしまう。

 

隆一の母親からの手紙

そんな中、1度帰宅した黒木は、彩乃にご飯を食べさせられる。

『隆ちゃんのぶんはここに入れておくね〜』と黒木のカバンの中に弁当を入れようとした彩乃は、手紙を発見。

 

黒木は隆一の母親からの手紙だと言うと『あいつには黙ってろ』と本棚の引き出しの中に閉まった。

 

『ねぇ、なんで隆ちゃんに渡さないの?』

『おまえが首を突っ込む話じゃない。これは俺たち家族の問題なの』

 

傷ついた彩乃は怒って帰っていった。

 

すれ違う兄弟

翌朝、自分を捜査から外したのが黒木だと知った隆一は、黒木に抗議しにいく。

しかし黒木は『私情を捜査に持ち込むな。今回は俺に任せろ』と言う。

 

家族なのによく疑えますね?

捨てられたのがそんなに憎いんですか?お父さんのこと、一生恨むつもりですか?

私情を挟んでるのはあなたの方じゃないんですか?』

 

『ああ、そのとおりだよ!俺はあいつが憎い。俺はこの手であいつに手錠をかけるんだよ』

 

…ありえない。。僕はお父さんを信じています

隆一は黒木と睨み合うと去っていった。

 

その後、黒木は沢登副署長に、容疑者が連絡してきたら真っ先に連絡してくれるよう秘密裏に頼む。

 

『賢司くん、神崎さんを止められるのは君だけだと思っている』

『俺もそのつもりです』

 

その後、井原について地道な聞き込み捜査を続けていた黒木は、ひかりという女性の情報を掴む。

ひかりは井原と付き合っていたが、井原が情報屋をしていることがバレて、組のものに暴行されてしまったらしい。

 

井原の墓

一方、賢造が古い友人に会いに行くと言っていたことを思い出した隆一は、福本寺を訪れる。

そこで隆一は、井原家の墓を発見

命日はちょうど今日、10月4日だった。

でもお墓には花も何も供えられていない。

隆一は賢造がここに来るかもしれないと、待つことにした。

 

それを尾行していた諸星は、末長係長に報告する。

ところがちょっと目を離した隙に、隆一がいなくなってしまう。

 

諸星が焦っていると、後ろから隆一が現れた。

どうやら隆一は尾行に気付いていたようだ。

諸星は『俺は神崎さんが犯人だとは思っていません』と言うと、車を取りにいった。

 

謎の女性との出会い

1人になった隆一は、日傘を差した女性(仙道敦子)がじっとこちらを見つめているのに気付き、あとを追いかける。

すると井原家の墓に、タンポポが1輪差してあった。

 

隆一が女性のあとをつけていくと、『どうしてついてくるんですか?』と女性が話しかけてきた。

 

隆一が事情を説明し、賢造の息子だと話すと、

神崎さんの息子さんは30半ばくらいだと記憶していますが…』と女性。

 

『ご存知なんですね?それはたぶん、僕の兄だと思います。

失礼ですが、あなたは井原さんとはどういったご関係で…』

 

でも女性は、警察が憎いから話したくないと断る。

 

そこに諸星から電話がかかってきた。

隆一が少し目を離した瞬間に、女性の姿は消えていた…。

 

隆一に手紙を渡す彩乃

その夜、隆一が家に帰ると彩乃が玄関で待っていた。

黒木が賢造を疑っていて、隆一が心を痛めていることを知った彩乃は、隆一の母からの手紙を渡す

 

黒木には黙っていろと言われたものの、彩乃はもし自分が隆一だったら母親の手紙を読みたいだろうと思い、隠しておけなかったのだ。

 

賢造は、隆一の母親は幼い頃に死んだと伝えていた。

その母親からの手紙が出てきたのだ。

「隆一へ」と書かれた手紙を、隆一はじっと見つめた。

 

黒木視点から見たファミレス立てこもり事件

一方、黒木が屋上にいると、同僚の木村ともこ(江口のりこ)がやってきた。

そろそろあんたたち兄弟のこと、教えてくれてもいいんじゃない?

 

実は強行犯係の中でそのことに気づいていなかったのは、諸星だけだった。

『えーーーーーー!?マジで!?』

黒木と隆一が異母兄弟だと知った諸星はものすごく驚いた。

 

でも人が2人も殺されていて、「これは家族の問題だ」では済まされない。

末長係長と木村に言われ、黒木は22年前のファミレスで何があったのか話し始めた。

 

あの時、黒木はまだ13歳だった。

突然、賢造に車に乗せられ、黒木はあのファミレスに連れて行かれた。

 

店に入ると黒木は、賢造から大きなボリュームで音楽を聴いていなさいと指示された。

 

ピリピリした賢造を見て、黒木にもただごとではないのが伝わってきた。

目の前に座っているのが何かの犯人で、隣で怯えている少年が人質なんだと。

 

黒木は賢造に言われたとおり、イヤホンで音楽を聴き始めた。

 

その後、黒木は少年をトイレに連れて行ってくれと賢造に頼まれた。

黒木が少年の手を取り、歩き出そうとした時、井原が警察の存在に気付いた。

 

逆上した井原は少年に銃をつきつけ、天井に向かって発砲した。

 

『やめろ、銃を下ろせ』

賢造はなんとか井原を落ち着かせようと声をかけるが、

あんた、俺を裏切ったのか!』と井原は銃を刑事がいるほうに向けた。

 

その隙に、黒木は少年の手を引っ張り救出。

『伏せろ!』という賢造の声と共に、3人の刑事が一斉に井原に向かって発砲した。

 

その時、黒木は耳鳴りに襲われ、目の前で倒れる井原の姿を見た。

 

隆一の母親

隆一が封筒を開けると、中からたんぽぽのしおりが出てきた。

手紙には

『隆一へ

 

お母さんを許してください。

あなたの父、達也さんを失って生きていく気力が持てません。 ひかり』

と書かれていた。

 

井原達也は、隆一の実の父親だったのだ。

隆一は、暴力団構成員だった井原と、その内縁の妻でホステスをしていた松原ひかりの間に生まれた子どもだった。

 

ひかりは事件の後すぐに遺書を残して亡くなった。

賢造は残された隆一を引き取り、養子として育てた。

 

黒木の母親はそれに納得いかず、黒木を連れて家を出た。

それ以来、黒木は賢造に会っていなかった。

隆一とバディを組むまでは。

 

賢造が隆一を引き取ったのは、贖罪の気持ちだったのかもしれない。

松原ひかりは、井原が警察の犬だとバレたせいで、組から暴行を受けていた。

それに逆上した井原は組を襲撃し、ファミレス立てこもり事件を起こしたのだ。

 

そういう意味では、井原とひかりは警察の犠牲になったと言えるのかもしれない。。

 

隆一はショックのせいか、あの時のことを全く覚えていないばかりか、それまでの記憶も欠落していた。

 

だから隆一は、賢造のことを本当の父だと、黒木のことも母親は違うけど本当の兄だと信じていた。

 

それで黒木は捜査から隆一を外したのだ。

 

信じてたのに

そこに彩乃が、隆一に手紙を渡してしまったと泣きながら電話をかけてきた。

黒木が急いで家に戻ると隆一の姿はなく、黒木と彩乃、隆一の3人で撮った写真が割れていた。

 

ひかりからの手紙を見た黒木は、隆一がすべてを知ったことを悟る。

 

すると背後からフラフラと隆一が現れた。

 

いつから知ってた。僕が犯罪者の息子だって。いつから知ってた

『神崎!』

質問に答えろ

 

隆一に睨まれ、黒木は言葉を失う。

隆一は黒木の襟元を掴むと、もう1度『質問に答えろ』と言った。

 

僕のこと、ずっと騙してたのか?

初めから家族でもなんでもなかった。

あんたもお父さんも、みんな赤の他人だった。

なのにどうして?どうして僕のところに来た。

どうして来たんだ!!!』

 

何も言えない黒木を、隆一は突き放すと、足音を立てて出ていった。

 

…ごめんなさい、私が余計なことしたから…』

泣き出す彩乃に、

『違う。俺が中途半端だったんだ』と黒木は言う。

 

黒木が3人で撮った写真を元に戻していると、沢登副署長から電話がかかってきた。

慌てて黒木は電話に出るが、電車の音が聴こえるだけ。

 

黒木が耳をすますと、西目白というアナウンスと、賢造が沢登を急かす声が聴こえた

 

沢登と会う賢造

賢造は沢登を人気のない場所につれていくと『22年前、井原の胸を撃ったのはお前か?』と尋ねる。

 

『そんなこと聞いてどうするんです?』

自分の手でケジメをつける

 

黒木がタクシーで向かう中、隆一は警察手帳を見ながら思い出していた。

黒木が今まで隆一にかけてくれた言葉、一緒にしてきたことはみな、嘘だったのか?

 

闇の中、車が何台も通り過ぎていく。

隆一は警察手帳を握りしめ、静かに涙を流すのだった…。

 

〜最終回につづく〜

 

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『キワドい2人-K2- 』5話の感想

いやー、後半は山田くんの演技に持っていかれた感じでしたね。

 

最初は黒木に反発と嫌悪しか感じていなかった隆一が、お母さんは違っても本当の兄だと思えるようになった矢先に知った衝撃の真実。

 

自分は凶悪犯の息子だったという事実より、信じていたからこそ黒木に裏切られた…という想いが強かったんだろうなぁ。

 

隆一が黒木の胸ぐらを掴むシーンの迫力が凄かった!

今までの甘いフェイスと口調は消え去り、完全に黒木を圧倒していた。

 

それにじっと耐える黒木が痛々しかった。

 

ほんとなんで黒木は、弟に近づこうと思ったんだろう。

なんで賢造のことをあんなに憎んでるんだろう?

というか、そもそも賢造がなんであのファミレスに黒木を連れて行ったのか、それが疑問…。

もし黒木に隆一を連れて行かせることが目的だとしても、危険すぎやしないか??

 

さらに賢造が今になって、井原を撃った元刑事たちに確認する意味がわからない…。

それに撃ったのは3人なんだから、胸を撃ったのは今も生きている沢登しかいないんじゃないか?

それをわざわざ確認するということは、おそらく賢造が会いに行く前に、安藤と植田は殺されていたということか・・・

 

もしそうなら、彼らを殺したのは沢登で、口封じのためですかね?

もしかしたら、井原が賢造の情報屋だと組にバラしたのも沢登かもしれませんね。

なんて…(^_^;)

 

とにかく、賢造の動機がよくわからないのでそこがスッキリするといいなぁと思います。

 

そして事件が解決した暁には、黒木と和解してほしい…。

そして隆一ともちゃんと話してほしい。

 

最後に黒木のことを思い出して涙する隆ちゃんが切なくて、つぅ~っと流れる涙がとっても綺麗でしたね。

主題歌の最後の『愛なんだ』という締めくくりがなんと心に沁みることか。

 

最終回のラストはまたあの家で、隆一と黒木と彩乃と、猫のハジメちゃんと笑顔で食卓を囲んでくれたらいいな。

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました\(^o^)/

またの〜。

 

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