にこ

出典 : 『ハルとアオのお弁当箱』公式ホームページ
最終回は、お弁当仲間の葉村(七瀬公)さんと蒼(井之脇海)が会ったり、梅里さん(SUMIRE)の恋の行方も!
最後まで、ハル(吉谷彩子)と蒼らしいほっこり和むお話をお楽しみください☆
それではさっそく、最終回のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。
『ハルとアオのお弁当箱』最終回のネタバレあらすじ
大学の食堂で、ハル(吉谷彩子)が限定パンケーキを食べていると、聡子(矢島舞美)と茜(森日菜美)がやってきた。
でも彼女たちの目的は、甘~いパンケーキではなく、甘~い恋の話。
先日、ハルと葉村(七瀬公)が一緒にお弁当を食べているのを見た聡子たちは、2人がラブラブの「ピンク色」になるのも時間の問題ね!と盛り上がる。
でもハルは、ピンク色と言われても全然ピンとこない。
ハルと葉村がピンク色なら、蒼さん(井之脇海)と自分は何色なんだろう?
蒼とハルもピンク色?
その頃、蒼は病院の食堂でスマホを見ながらニヤニヤ中。
『何かいいことでもあったんですか?』
後輩の梅里さん(SUMIRE)が尋ねると、
『今度、姉がうちに遊びにくることになって。
ハルちゃん、いつ時間あるかな~』と蒼はウキウキモード。
そんな蒼を見て、蒼に片思い中の梅里さんはガーン。
…もうだめだ、佐藤さんと彼女さんは「ピンク色」なんだ~と思い込む。
ハルと葉村の関係
その夜、帰宅したハルは蒼の姉・織江(藤井美菜)が遊びに来ることを知り、喜ぶ。
でもなにか重要なことを忘れているような…。
それは葉村が蒼に会いたいと言っていたことだった。
そこでハルは、葉村とバー・アロウズで飲むことに。
ハルが聡子たちに「ピンク色」だと言われたことを話すと、『僕が木野さんを好きだったらどうするの?』と少し傷ついた様子の葉村。
『え?好きなの?ひゅ~ひゅ~』
『好きだよ。ピンクじゃないけどね』
さらりとそんなことを話す2人を見て、好美(梶原ひかり)は『ピンク!?』とキレだす。
『そりゃ出会った頃は混じりっけのないピンクよ。
でもだんだんどす黒い気持ちが渦巻いて、元の色は何色ってかんじ』
好美は今までの恋の数々を思い出し、しまいには泣き出した。
蒼と葉村のご対面!
そこに蒼がやってきた。
蒼のことを葉村にちゃんと説明していなかったハルは焦りまくる。
葉村は前にハルが言っていたとおり、蒼のことを”とっても優しくて、とっても料理が得意でとってもお母さんみたいな女の子”だと思っているはず…。
ハルは冷や汗をかきながら、慌てて葉村に弁解しようとした。
でもそんなこととは知らない蒼は『葉村くんね?』と爽やかに自己紹介を始める。
うわ~どうしよう、どうしよう!
ハルが焦りまくる中、葉村はじっと蒼のことを見つめ、
『うわ~、びっくりした。蒼さん、すっごい素敵なひとですね』とポツリ。
『もうやだ~!』
その一言ですっかり上機嫌になった蒼と葉村は意気投合。
それに小さい頃から『にこにこしてるといいことがあるよ~』とおばあちゃんに言われて育った葉村の笑顔は、自然と周りの人を笑顔にする魔法の力があった。
楽しければいい
そうして翌朝。
ハルはリビングのソファで気持ちよさそうに寝ている葉村を見て、びっくり!
昨夜、いい感じに酔っ払ったハルは『明日、お弁当を作って~』と蒼にねだった挙句、葉村に泊まるよう言ったらしい。
そして『いいな~いいな~』とうらやましがる葉村のぶんも、蒼はお弁当を作ってくれたようだ。
ハルと葉村は蒼が作ってくれた朝食を食べて、並んで出勤。
でもこんなところを見られたらまた「ピンク色」と言われてしまうと、ハルは急に不安になる。
『散りましょう!』
ハルがそう言って葉村から離れようとすると、
『いいんじゃない?気にしなければ。ピンクでも何色でも楽しくいられれば』
と葉村は堂々と言い放つ。
それを聞き、ハルは思う。
コミュ力がどうとかそういうことじゃなく、葉村さんがこういう人だから一緒にお弁当を食べたいんだよなぁと。
2人は仲良し
葉村と別れた後、ハルが鼻歌を歌いながら歩いていると、なにか嫌~な気配が!
でも後ろには誰もいない。
ハルが安心して行こうとすると、前からぴょこーん!
『見ましたよ~葉村さんとのご出勤』
『すっかりもうラブラブのピンク色じゃないですか~』
と聡子と茜が現れた。
2人はハルの周りをぐるぐる回りながら、結婚はいつかと迫ってくる。
『あ!』
ハルは突然大声をあげると2人の間から飛び出し、笑顔で答える。
『私と葉村さんは仲良しのニコニコ色です。
じゃ、そういうことで』
スキップしながら去っていくハルを、聡子と茜は『どういうこと?』と見送った。
それでもいい
一方、蒼がお弁当を食べていると、
『今日も彼女さんがつくったお弁当ですか?』と梅里さんが訊いてきた。
でも蒼は『ハルちゃんは彼女じゃなくてお友だち』と答える。
『じゃあ、どういう女性がタイプなんですか?』
梅里さんが尋ねると、
『そもそも性別は関係ないかも。あ、梅里さん、好きな人いるんでしょ』と蒼は口に手を当ててニヤリ。
その様子を見て、梅里さんは自分は蒼の恋愛対象じゃないと気付いてしまう。
《それでもやっぱり佐藤さんのこと好きだな。それでいいや》
梅里さんはこれからもときどきこうして、蒼と一緒にお弁当を食べることを選ぶのだった。
みんなの光
そんな時、とつぜん織江があることを伝えにやってくる。
織江は蒼が家に遊びにきたときに、
『その子はみんなの光になるね』と言っていたのを思い出し、お腹の子の名前を「光(ひかる)」にしようと決めたという。
『それから、もっくんから蒼に。名前のお礼がこんなんで悪いけど』
と、織江は旦那さん手作りのメンチカツの入った重箱を開ける。
中にはこんがりときつね色に揚がった美味しそうなメンチカツが入っていた。
『ねえ、蒼。この子が大きくなって、親とケンカしたり反抗期になったり、将来のことで悩んだりしたとき、見守ってほしいの。
辛いことも乗り越えてきた蒼なら、何があってもこの子の味方でいてくれるかなって。
お母さんもいい名前ねって言ってくれたんだよ』
『・・・え?』
それを聞き、蒼は涙ぐむ。
『…未来は、光くんが大きくなる未来は、普通とか普通じゃないとか、そういうの関係なくなるよね。きっとそうだよね?
だって、光くんは光くん。織ちゃんは織ちゃん。僕は僕だから』
『うん、そうだね』
蒼は『いただきます』と言うと、泣きながらメンチカツを頬張った。
『…どう?』
『うん、美味しい。美味しいよ。こんな美味しいメンチカツ、初めて』
『もう、大げさなんだから』
そこにハルが帰ってきて、織江と対面!
ハルは大喜びで、織江に挨拶する。
でも『なんですか?あの美味しそうなもの…』
ハルが釘付けになったのは、テーブルの上の黄金色の物体。
『いただきます』
ハルは手を合わせると、大きなメンチカツにかぶりつく。
『うわ~ジューシーだぁ。こんなおいしいメンチカツ初めて食べました!』
蒼とまったく同じことを言うハルに、織江は目を見張る。
『もう、大げさなんだから、ハルちゃん』
蒼も織江と同じことを言う。
『だってホントにホントなんだもん』
『春葉さんって、思ったとおりの人ね』
織江が蒼のほうを見て言うと、『でしょ?』と蒼はちょっと得意げに答えた。
おひさまと若草
その後、ハルと蒼は一緒に並んで台所に立ちながら話す。
自分たちの色は何色だろうと。
すると蒼は『ハルちゃんは、ぽかぽかしたおひさま色かな~』と笑って言う。
ハルは悩んだ末に、
『蒼さんはなんだか、と~っても癒される若い葉っぱみたいな若草色!』と言う。
見ると、卵焼きの色とキャベツの色は、ちょうどおひさまの色と若草色!
『じゃあ、2人の色のお弁当を作っちゃおう!』
『おーー!』
これからも2人は
そうしてお互いに作り合いっこしたお弁当には、お互いの得意料理が。
ハルのお弁当には、蒼特製のにんじんのラぺ。
蒼のお弁当には、ハル特製の鮭と枝豆の混ぜご飯が入っている。
何色でもいいんだな。
今を楽しく、一緒にいられれば。
いろんな色があっていいんだな。
そのほうが見ていてワクワクする。
それにたまにこうして作るのもいいかもね。
おかずも2倍、ハッピーも2倍。
お弁当は食べてくれる人の気持ちを想像してつくるもの。
作ってくれた人の気持ちを受け止めて食べるもの。
だからおいしい。
2倍おいしいんだ。
その日の帰り道、途中で出会った2人はお弁当袋を見せて『ごちそうさま』と笑顔で言い合う。
『今日もとっても元気出た』
『私も、お空くらいまで元気出ましたよ』
こうして、ハルと蒼の生活はまだまだ続いていくようです。
『まったね~♪』
また2人に会える日がくるかもしれませんね。
~終~
https://twitter.com/BS7_haruao/status/1342714966940344321?s=20
『ハルとアオのお弁当箱』最終回の感想
最終回のお弁当は、本当にカラフルでいろんな色が詰まってましたね~!
今まで「あの人は何色?」とか考えたことなかったけど、いろんな人がいて、いろんな色があって、それでいいって、お弁当の世界と重ね合わせるところが、このドラマならではでしたね~。
それにピンク色じゃないほうがいい関係だっていっぱいある。
好美さんが言ってたみたいに、どす黒くなっちゃうよりだったら、空色だったり緑色だったりおひさま色だったり温かくて爽やかな色の方がいいかも。
邪気のない葉村さんのにこにこ笑顔が好きでした。
葉村さんのおばあちゃんもきっと、いつもにこにこしてるんだろうなぁって(*´ω`*)
そして織ちゃんは、蒼に『光の味方になって』って言ってたけど、光くんが生まれたら、光くんも蒼の味方になってくれるんだろうなぁって。
光くんの存在が、『普通じゃなきゃ』『普通じゃないと』っていうお母さんの考えを変えていってくれるような気がして、なんだか明るい光が見えた気がしました。
なによりその後のハルの登場が、おひさまのように元気で明るくて。
『こんな美味しいメンチカツ初めて食べました』と蒼とおんなじことを言うハルに、目頭が熱くなりました。
その後、織江とおんなじことを言う蒼にも。
ハルと蒼は全然違うようで、魂は一緒なんだなぁと思いました。
梅里さんの恋はなんだかちょっと尻切れトンボだったので、続編できちんとやってほしいなぁ。
ハルと蒼の『まったね~』という言葉に、続編を期待しちゃいます。
奇しくもこのブログと同じ〆ことばに、フフっと笑っちゃいました。
それでは最後まで読んでくださり、ありがとうございました\(^o^)/
まったの~。
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