『うきわ』6話ネタバレと感想│苦しくて溺れそうだった。そんな僕を救ってくれたのは…

にこ

今回は、2021年9月13日放送『うきわ─友達以上、不倫未満─』6話のネタバレあらすじと感想をまとめました。

ついにベランダを越え、二葉さん(森山直太朗)に想いを伝えようとする麻衣子(門脇麦)。

しかしその時、聖(西田尚美)が帰ってきて…!?

はたして麻衣子は聖に見つかってしまうのでしょうか?

今回は修羅場が2度(?)も訪れます…。

ヒィ〜〜〜ヽ༼⁰o⁰;༽ノ

 

それではさっそく、6話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

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『うきわ』6話のネタバレあらすじ

『二葉さんが話を聞いてくれると、私、うきわで浮いてるみたいで、救われてたんです。

二葉さん、うち…、二葉さんのこと…』

 

麻衣子(門脇麦)が二葉さんに気持ちを伝えようとしたそのとき、聖(西田尚美)が家に帰ってきた。

慌てた二葉さん(森山直太朗)は中に入って説明しようと、親指で部屋の方を指さす。

 

恐る恐るベランダから部屋に入った2人は、聖とご対面。

ベランダから落ちそうになった子猫を助けようとしていたと説明するが、

『バカにしてる?誰がそんなの信じるの』と聖は声を荒げ…。

『そっちこそどうなんですか!自分だって浮気しとるくせに』

『あなたに怒る権利、あるの…?』

と一触即発の雰囲気に。

 

でもそれは麻衣子お得意の妄想だった…。

『やっぱダメだ!』

思わず麻衣子は叫び、妄想の中と同じように二葉さんに『中に入って事情を説明しよう』と小声でささやかれ、なんとかしようと手すりから下をのぞく。

 

聖が二葉さんがベランダにいるのに気づき、窓を開けたときには麻衣子の姿はなく…。

 

『たばこ、吸ってたでしょ。ごはん食べよっか』

と聖は気づかずに部屋に戻っていく。

 

いつの間に麻衣子は消えたのか。

二葉さんが壁の方をキョロキョロしていると、

どうやって降りたのか、麻衣子は下にいた!

 

おーいと無言で手を振って、来るときに落としたサンダルを突き上げて見せる無邪気な麻衣子の姿に、二葉さんはホッと胸をなでおろす。

 

人間も大丈夫だったよ

麻衣子は自分の家に戻ろうとするも、鍵がないので入れない。

鼻歌を歌いながら夜の散歩に出かけると、二葉さんに抱きしめられたことが脳裏に浮かぶ。

 

空にはきれいな満月が浮かんでいた。

 

その後、麻衣子は帰ってきたたっくん(大東駿介)と出くわし、

『よっ』

と手をあげ、いぶかしまれる。

 

もちろん理由は、ベランダにいた子猫を助けようとしたから。

 

『さすがに危ないって。猫ならあの高さ、大丈夫なんじゃないの?』

『人間も大丈夫だったよ』

 

家に帰った麻衣子はパジャマに着替え、晩酌をしているたっくんと話す。

 

『最近、仕事は楽しい?どう?』

急な麻衣子の質問に、『うん、まあ…』とたじろぐたっくん。

 

『よかったね。人にも恵まれてるし』

 

その言葉にたっくんはギクリ…。

浮気がバレたかもしれないと思ったたっくんは、もう終わりにしたいと福田さん(蓮佛美沙子)に別れを切り出す…。

 

夢から醒めるとき

明らかに動揺した様子で話すたっくんを見て、ふーと息を吐きだし、福田さんはたっくんとの出会いを思い出す。

 

たっくんは大学の先輩で、ラグビー部だった。

福田さんのもとにボールが転がり、パスを求めるたっくん。

でもイヤホンをしていた福田さんは気づかず、歩いていく。

 

するといきなりたっくんが目の前に現れ、福田さんはびっくり!

『いや、無視するから顔が見たくなって。でもイヤホンしてたんだね』

たっくんはそれだけ言うと笑って行ってしまった。

 

大学の卒業式。

福田さんはたっくんに話しかけようと出口で待っていた。

 

『先輩!3年間ありがとうございました!』

福田さんがぺこりと頭を下げると、

『福田さんには3年間癒されてた。ありがとう』

と、たっくんは爽やかな笑顔を浮かべ、ぺこり。

 

福田さんはたっくんと同じ会社の面接まで進んだことを伝え、告白しようとするが、たっくんは同級生に呼ばれて行ってしまった。

 

それから今まで、同じ会社にいても支社が違うため、2人が会うことはなかった。

 

それが広島支社からたっくんが異動してきて、福田さんはどんなに嬉しかったことか。

福田さんにとってそれは、ずっとずっと待ち望んでいた運命の再会だった。

 

『夢から醒めちゃいそう…』

 

悲しそうに福田さんはポツリとつぶやいた。

 

いつも図星の佐々木くん

一方、パート先で佐々木くん(髙橋文哉)に、旦那さんの浮気相手はどんな人か聞かれた麻衣子は、

「車修理110番」と答える。

 

それはたっくんの携帯に登録されていた名前で、一体なぜそんな変な名前をつけたのか謎だけど…。

 

すると、

『その浮気相手に心をケアしてもらってんじゃないですか?』

と佐々木くん。

 

さらに、離婚を考えるなら相手のことを調べたほうがいい。慰謝料ももらえるしと佐々木くんは付け加える。

でも麻衣子はそんなことをしたら、負けた感じがした。

 

『そうかな?大事なのは、自分が幸せになれるかどうかでしょ』

 

佐々木くんの言葉に、麻衣子はじっと見つめ返した。

 

ざわつくお祭り

そんな中、毎年恒例の会社の納涼祭で、社宅の人たちが屋台を出すことに。

 

麻衣子が準備に苦労していると、福田さんが、麻衣子がたっくんの奥さんだと知らずに手伝ってくれた。

それに気づき、たっくんはギクッとしてのぼりの陰に隠れる…。

 

麻衣子が黙々と焼きそばを作っていると、

『おーい』と二葉さんの呼ぶ声がした。

麻衣子が顔をあげると、それは隣の屋台にいる聖を呼ぶ声で…。

 

弾けるように聖が飛んでいき、二葉さんの隣におさまり、共通の知人と和気あいあいと話し出す。

 

聖がさりげなく二葉さんのポロシャツの襟を直すのを見て、麻衣子はピキーン!

 

『へいらっしゃい!来てらっしゃい!』

と大声を上げ、近くにいた子供たちにギョッとされる。

 

すると聖が寄ってきて『このお姉さん、広島出身だから焼きそば美味しいわよ~』

『わ~美味しそうだ~。1つください』と二葉さんも注文。

それにつられ、子供たちがやってくる。

 

その後。

奥さんを紹介してとたっくんの同僚がやってきて、

福田さんにその様子を見られた、たっくんは気まずいのなんの!

 

そんな麻衣子たちの様子を、愛宕さん(小西桜子)がニヤニヤしながら見つめていた。

 

修羅場

その後。

トイレで、シャツについたマジックの跡を取ろうとしている福田さんとバッタリ会った愛宕さんは、

『中山さんの奥さんと知り合いだったんですか?』

と尋ねる。

 

なんと、そのトイレの個室には麻衣子もいて…。

 

『どうですか?不倫相手の奥さんは』

と愛宕さんにニヤリと笑われ、

知ってたの?と福田さんは言葉をなくす。

 

たっくんのどこがいいのかと聞かれ、

『夢を思い出した感じ?』

と開き直って答える福田さん。

 

今まで福田さんは、仕事も彼氏もほしいものは手に入れ、来る球は全部打ち返してデキる女を演じてきた。

 

でもそういう自分に疲れていた。

『中山さんの奥さんにはこんな悩みないんだろうなぁ…』

福田さんのつぶやきを聞き、涙をため、麻衣子は個室から出る。

 

『悩みでしたら、私にもあります』

 

突然の麻衣子の登場に動揺し、謝る福田さん。

 

『種類は違うかもしれないけど、ちゃんと悩んでるし、あなたがうらやましいです。

その高いシャツ、似合ってますし』

 

『ごめんなさい…。ごめんなさい』

『福田さんが謝ることじゃ…いや、謝ることか』

 

そんな2人を見て、ここはスパッとビンタじゃないですかと余計なことを言う愛宕さん。

麻衣子は福田さんに近寄ると手をあげ、目をつむって覚悟する福田さんを見てやめる。

 

『怒る権利なんて、私にはないんで。

その代わり、私にバレたこと、夫には言わないでくれます?』

 

麻衣子は服についたマジックを取るには歯磨き粉がいいと言って、手を洗ってから立ち去った。

 

引き際

『何やってんだろう…』

しゃがみ込む福田さんに、愛宕さんは試合にも放棄権があると伝える。

 

『来る球、全部打ち返して、息抜きにルール違反してボロボロじゃないですか。

外野のヤジに惑わされず、打つ球を見定めましょうよ』

 

愛宕さんのアドバイスに、

よけいわかんないんだけど…と福田さん。

 

すると『それ、早く言えよ』と愛宕さんは笑ってポーチから何かを取り出し、福田さんに投げ、去っていく。

 

『でも…ちゃんとキャッチした』

 

そう呟くと、福田さんは愛宕さんから受け取った歯磨き粉をじっと見つめた。

 

聖の変化

お祭りも終わり、社宅まで二葉家と中山家で帰ることになった。

 

たっくんと並んで歩いていた二葉さんは、麻衣子のことを『頑張り屋さんだよね』という。

 

『ああ、たしかにそうだったかも…』

たっくんが驚きながらも答えると、

『大切にしないと』

と二葉さん。

 

『もちろんです』

と、たっくんは答えた。

 

一方、麻衣子は、

『私ももっと家のこと頑張ろう。いつまでも逃げてちゃだめだよね』

と聖が二葉さんの元に駆けていくのを見て、

『もしかして、終わったんですか?浮気…』

とつぶやく。

 

その頃。

田宮(田中樹)は、聖に本気だと伝えてから連絡が取れなくなり、落ち込んでいた。

 

麻衣子の妄想

その夜。

ベランダに出ていた麻衣子は、楽しそうな二葉さんたちの笑い声を聞き、憂鬱な気持ちになる。

たっくんの言葉にも、上の空。

 

この前、脳内で破った非常用の壁を抜け、麻衣子は隣の部屋をのぞく。

すると二葉さんはつながったたくわんを持って『アコーディオン』と、聖を笑わせていた。

 

もちろんそれは麻衣子の妄想で、たっくんに話しかけられ、我に返った麻衣子は部屋に戻る。

 

二葉さんのうきわ

一方、聖が早く帰ってくるようになり、おかずの品も増えて何か変だと思った二葉さんは、

『あの、陶芸教室は…』

と思い切って尋ねる。

 

すると聖は『休会した』と答え、もっとやるべきことがあるしとつぶやく。

 

でもあんなに好きだったのに?

と、二葉さんは聖が田宮くんと会っていたときの顔を思い出し、苦しくて海で溺れているような感覚に陥る。

 

助けを呼んでも誰も助けてくれない。

 

そのとき、黄色いうきわが投げ入れられた。

 

あの夜。隣の部屋から聞こえてきたコンコンコンコン。

それが『おやすみ』だと気づいた二葉さんは、むくりと起き上がってノックを返した。

 

ベランダの壁のすき間から、麻衣子が渡してくれたドーナツ。

自分に向けられた麻衣子の笑顔。

泣き崩れた顔も、二葉さんの手を取ってくれた手も、

ベランダから落ちそうになった麻衣子を思わず抱きしめたことも。

 

二葉さんは必死にうきわにつかまり、船の上でロープを引っ張り、引き上げてくれようとしている麻衣子を見上げる。

 

それを断ち切るように、聖が言った。

 

『もっと優先したいことがわかったから。夫婦の時間』

 

あふれだす麻衣子への気持ち

その後。

ベランダに出た二葉さんは、非常用の壁を見つめ、夜空を見上げる。

すると下を歩いていた麻衣子と目が合う

 

麻衣子が小さく手を振り、手を振り返す二葉さん。

麻衣子が行ってしまい、寂しい気持ちになった二葉さんは寝室に戻る。

 

壁に手を触れ、

「い つ も あ り が と う」

と7回ノックする二葉さん。

 

すると携帯にたっくんから着信が。

それは麻衣子が家を出たまま、戻らないという知らせだった!

 

 

~7話につづく!~

 

 

『うきわ』6話の感想

二葉さんの白髪は、偽物だったのか~。

実際には白髪ないのね、うらやましい。私なんて中学の時からあるのに…!

と違うところに感心しつつ、今日も麻衣子の妄想が爆発していた。

 

冒頭の、聖との修羅場。

本当ならどうしよーと冷や冷やしたけど、妄想でよかった。

でも2番目のトイレでの修羅場は夢じゃなかったね。。

 

あんなの生きた心地がしないというか、麻衣子の気持ちもわかるけど、怖い。

愛宕さんもなんであんなに人のことに首を突っ込むのか。

いつも周囲をかき回してはヤバ…という顔をしている愛宕さん。

でもなぜか最後はいつも気になる決めゼリフをはいて去っていく愛宕さんの真意がわからず、???

愛宕さんはいったい何がしたいんだ(;^ω^)

 

そして今は福田さん、あんないい服を着てデキる女風だけど、大学までは大人しい地味な子だったんですね。

けどもうそんな自分を演じるのには疲れたと言いながら、たっくんとつき合っているときも福田さんは常に上に立っていた。

来る球すべて打ち返し、ひとりでやってきた福田さんが、肩の力を抜いて生きていくことはできるのか。

ドラマだといつの間にか過去の自分を振り切ってすがすがしい顔で笑っていたりするけど、長年積み重ねてしまったものを取っ払うのって難しいよ。

恥ずかしいよ。

福田さんはつけてしまったマジックのシミを、歯磨き粉で消すことができるのだろうか?

私もしみついてしまったものを消せる魔法の歯磨き粉がほしいぜぇ!

 

一方、聖が自分のもとに帰ってきて嬉しいはずの二葉さんは素直にそれを喜べず…。

逆に、麻衣子が救いになっていたことに気づくという皮肉な展開に!

うぉー、そのタイミングで気づくか~という感じ。

 

「いつもありがとう」と壁をノックする二葉さんが、すごく二葉さんらしい。

そしてなんですか??

『アコーディオ~ン』ってたくわんを持って、聖を笑わせる二葉さん。

ほんと、麻衣子の頭の中って面白い。

 

麻衣子自身も自分のことがどんどんわからなくなっているような中、この話はどこに行きつくのでしょうか?

誰かがもとに戻ろうとすれば、誰かがもとに戻れないと気づく。

ひと筋縄ではいかない人間模様から目が離せない。

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました(*´∇`*)

またの~。

 

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