にこ
冬吾(工藤阿須加)の母から『もう会わないでほしい』と忠告された夏美(高橋ひかる)は動揺を隠せない…。
そんな中、夏美は偶然、妹・春(桜田ひより)のSNSを見つけてしまい…!?
それではさっそく、4話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。
『春の呪い』4話のネタバレあらすじ
冬吾(工藤阿須加)からキスされそうになった夏美(髙橋ひかる)は、春(桜田ひより)のことを思い出し、冬吾を突き飛ばします。
自分に選択権なんてない。
春が大切に想っていた人を奪うなんてありえない。。
そう思いながら家に帰ると、両親がリビングで待っていました。
冬吾の母・聖美(高島礼子)から『冬吾とはもう会わないでほしい』と電話があったのです。
夏美はただ春のことを知りたくて冬吾と会っているだけだと訴えますが、わかってもらえるわけもなく。。
冬吾と深い仲にあるのでは?と疑われてしまいます。
『私は、浮気していたお父さんとは違う!
春が好きだった人をとったりしようなんて、そんなこと少しも思っていませんから!』
夏美は叫び、自分の部屋に戻りました。
自分を責める夏美
『春が好きな人をとったりしない。。』
そう言いつつも、脳裏に浮かぶのは冬吾のこと。。
夏美は冬吾とキスしそうになったことを思い出し、『サイテーだ』と呟きます。
夏美は自分でもどうしたいのか、よくわからなくなっていました。
頭を抱える夏美の前に、またしても春の幻影が現れます。
「お姉ちゃんには冬吾さんは渡さない…」
そこには春と一緒に撮った写真が飾ってありました。
春の存在を感じた夏美は、春を裏切ったりしないと思いつつも、聖美がなんでそんなことを言ってきたのか考えずにはいられませんでした。
春が亡くなって、次は夏美にと言ってきたのは向こうのほうなのに。。!
まさか冬吾は自分の意志で夏美とつき合いたいと言ってくれたのだろうか?
『だめだめだめ!』
夏美はまた無限ループの罠にはまり、ベッドにうつ伏せになりました。
理想と現実
その頃、冬吾も夏美のことを考えていました。
ずっと母親の決めたレールの上を歩いてきた冬吾に、夏美は「人生の選択肢がいっぱいあること」を教えてくれました。
『冬吾さんにも選ぶ自由があるんです!』
そう言ってもらえてどんなに嬉しかったことか。。
それとは別に、
夏美は以前、『冬吾さんみたいなお金持ちと結婚するなら、向こうのルールに合わさないと長くは続かない』と春に言っていました。
やはり自分は夏美たちとは住む世界が違うのか?
自由と束縛の間で冬吾は揺れていました。
春のブログ
そんな中、同じ銀行で働くはとこと会った冬吾は、今度の週末、妹のまゆこを連れていくからと言われ、驚きます。
どうやら聖美のさしがねのようですが…。
一方、夏美は・・・。
春の想い出を知りたい。。
でもこれ以上、冬吾といたら春の大切な人を奪うことになると、2つの想いの間で葛藤していました。
こんなこと世の中でよくあるのかな?
そう思った夏美はスマホで「カレシ 姉に 盗られる」と検索してみました。
すると出てくる出てくる!
「一生お姉ちゃんの顔も見たくありません」
「殺してやりたいほど憎い」
「毎日死んでほしいと願っています」
などなど。。
夏美は春にもそう思われてるんだろうな〜と思いながら、読み進めました。
すると「2回目の検査」というタイトルの日記があり、
「財布を落としたけどお姉ちゃんが探してくれて、何も盗られてなくてよかった!」
と書いてありました。
その日記が投稿されたのは、ちょうど夏美が春の検査に付き添った日。
ブログは去年の10月で終わっていて、闘病日記のようでした。
夏美が適当にクリックして読んでみると、どうやらそれは“春のブログ”のようです!(@_@)
そこには冬吾に子供扱いされていると感じながらも優しくされて嬉しい春の気持ちが赤裸々に綴られていました。
でもそのデートを最後に春は入院し、病室でしか冬吾に会えなくなったのです。。
春の嫉妬
日記を読むうち、夏美は春の想いを知っていきます。
その中には、冬吾がお見舞いに来てくれた日のことも書いてありました。
その日、夏美は『バイト行きたくなーい』と春のベッドに寝転んでいて、冬吾が入ってきて慌てて飛び起きました。
そのとき、バイト先から電話がかかってきて夏美はペンが必要になりました。
それを察した冬吾は黙ってペンを差し出し、夏美は冬吾の手にかすり傷があることに気づきました。
ペンを返すときに、ばんそうこうを渡す夏美。
うなずいて受け取る冬吾。
それを見て春はなんだか寂しさがこみ上げました。
自分には立ち入れない、2人だけの空気を感じたのです。
でも夏美がそうしたのは、春のためでした。
冬吾は春のたいせつな人だから。。
けど冬吾は、夏美にばんそうこうを貼ってもらったことを特別に感じていました。
最後の日記
日記には、
『冬吾さんはお金持ちだから価値観も違うし、結婚するなら相当の覚悟が必要だよ』
と夏美が言ったことも書かれていました。
夏美はそれを見て『変なこと言っちゃったね』と反省。
春を冬吾にとられるような気がして寂しかったのです。
最後の投稿は『わたしが死んだ後に』というタイトルでした。
わたしが死んで、その後にお姉ちゃんが冬吾さんに近づきでもしたら…
わたしは間違いなく2人を引き裂く
お姉ちゃんに冬吾さんを渡したくない
どちらかを連れていけるのなら
わたしは迷わずお姉ちゃんを選ぶ
お姉ちゃんを地獄に道連れにしてでも、
わたしは冬吾さんをお姉ちゃんには渡さない
春は笑顔の裏でそんなことを考えていたのです…!
春の本当の気持ちを知った夏美はショックで涙ぐみました。
聖美の策略
その頃、柊家には、はとこの妹・真由子(結城モエ)が来ていました。
聖美から何も聞かされていなかった冬吾でしたが、実はこれは「まゆことの見合い」のようなものでした!
聖美は『冬吾が前の婚約者の姉に言い寄られて困っている』と、はとこに言っていたらしく。。
冬吾は、夏美と会っていたことを母が知っていたことにぼう然とします。
聖美は相馬本家の血筋をひくものなら誰でもいいというわけではなく、気品のある春だからこそ冬吾にふさわしいと思っていたのです!
夏美じゃだめなのね〜((( ;゚Д゚)))
信じられない・・・
一方、ショックをうけた夏美は、春と冬吾が最後にデートした並木道をフラフラと歩いていました。
私は冬吾さんをとったりしない。
信じて春…。
だから私を恨まないで…。
そんな夏美の呼びかけにこたえるように春の幻影が現れます。
夏美はまた死にたい衝動に駆られ、ベンチに座り込みました。
そのとき、『冬吾』と呼ぶ女性の声がして夏美はハッとして顔をあげずに様子をうかがいます。
目の前をカップルが通りすぎ、夏美はそっと顔をあげ、2人の後ろ姿を確認しました。
仲良く腕を組んで歩いていく真由子と冬吾。
よりによって春との想い出の場所に他の女性を連れてくるなんて…。
── 呪われた恋に飛び込むなら、奈落の底に落ちるまで。
夏美は2人の姿を射るような目で見つめるのでした。
〜5話につづく!〜
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『春の呪い』4話の感想
いやー、春の最後の日記の怖いこと!
あんなの読んだら死にたくなりますね。。
やっぱり春は女の勘で冬吾が夏美に惹かれていることに気付いていたんですね。。
たとえ夏美にその気はなくても、夏美の魅力を知っているからこそ、嫉妬の炎は燃え盛る。
だって春はずっと元気な夏美がうらやましかった。
なのに春は好きな人をこの世において去らねばならない。
それを誰でもないお姉ちゃんにとられるくらいなら、お姉ちゃんを地獄に引きずり込む。
それが1話のお葬式で夏美が見た幻影?夢?だったんですね。
ショックをうけた夏美は、冬吾と春が最後にデートした場所へ。
そこになぜか冬吾が真由子を連れてやってきます。
生粋のお嬢様の真由子は、こんなところ寒いしつまんないから別のところに行こうと言いますが、冬吾はなんで真由子をよりによってここに連れてきたのか?
しかもなんで夏美に気づかない〜??
でもその後の夏美のキッと2人の姿を見つめる目が、今までとは違って本気モードに入った目で、
それが春との思い出を汚されたからなのか、自分のことを好きだったんじゃないの?という冬吾に対する怒りなのかはわかりませんが、グッと引き込まれるものがありました。
ようやく人間らしいというか、本気出してきたね!夏美ちゃん!
そして聖美も、なんで夏美はだめで、わがままお嬢様な真由子ならいいのか、わけがわかりませんな。。
そこまでして夏美を毛嫌いする理由はなんなのか。。
生理的なものなのかな〜?
それではここまで読んでくださり、ありがとうございました\(^o^)/
またの〜。