『家、ついて行ってイイですか?』2話ネタバレと感想│ずっと忘れられない、最愛の人へ

にこ

今回は、2021年8月22日放送『家、ついて行ってイイですか?』2話のネタバレあらすじと感想をまとめました。

今回、玉岡(竜星涼)が出会ったのは、見た目がちょっと派手なゆりか(馬場ふみか)。

 

ゴミや洗濯物でいっぱいの部屋には、昔つき合っていた恋人(伊藤あさひ)の写真が飾られていて…。

 

そこには時をも止めてしまうくらいに哀しく切ない恋の物語が秘められていた…。

それではさっそく、2話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

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『家、ついて行ってイイですか?』2話ネタバレあらすじ

今夜も玉岡(竜星涼)はなかなか取材相手が見つからず、苦労していた。

ネットフリックスも書類審査で落ちてしまったし、次はディズニープラスでも受けよう。。

そんなことを考えていたら、隣に座っていたお姉さんと目が合う。

 

彼女はアプリで知り合った男性にすっぽかされたらしく、

『家、ついて行ってイイですか?』

と玉岡が尋ねると、

『うち、来なよ』

とニコッと笑い、玉岡の手をひいて歩き出す。

 

見た目がちょっと派手な彼女の名前は、北野ゆりか(馬場ふみか)・29歳。

 

前は不動産の宅建士をしていたが、いろいろあって辞めたというゆりかの部屋は散らかっていて、床に服が山積みだった。

ゆりかの家には洗濯機がないので、使ったらそこに「ポイッ」なのだそうだ。

 

ところがそんな雑然とした部屋の一角に、男性とうつった写真が飾られたコーナーが。

それは、元カレの竜太(伊藤あさひ)だった。

 

竜太とは生年月日が一緒で、一緒に年を取るはずだったというが、

そんな2人がなぜ別れてしまったのだろう…?

 

竜太との出会い

数年前。

女友達の彼氏の紹介で、ゆりかは初めて竜太と会った。

ゆりかは竜太をひと目見て気に入り、イケメンじゃん~と喜ぶ。

 

でも竜太は緊張しているのか、酒を飲んでいるだけでまったく話さない。

竜太は今まで誰ともつき合ったことがなく、女の子と話すのが苦手だった。

 

竜太のタイプは清楚系で、派手なゆりかとは正反対。

けど同じ山梨出身だとわかり、2人は意気投合!

 

『富士山は』『山梨県のもの!』

『せっさ!』『3!』

『せっさ!』『2!』

と2人にしかわからないことで盛り上がり、一緒に遊ぶようになって、

人生で1番気が合うなぁと思ったのが竜太だった。

 

告白

そんなある日、ゆりかは竜太に呼び出された。

 

『あのさ…』

それっきり黙り込む竜太を見て、ゆりがは自分からキスしようとする。

 

『ちょっと待って!俺たちまだつき合ってないじゃん』

 

竜太はそういうのはちゃんとつき合ってからじゃないとと、ゆりかの目を見て告白する。

今日はそのつもりでゆりかを呼び出したのだ。

 

『初めて会った時から、初めて会ったような気がしなくて、

俺とつき合ってくれない?』

 

それを聞き、ゆりかはつかつかと竜太に歩み寄り、その勢いに押されて後ずさりした竜太は後ろにあったベンチにストン。

 

『もちろん、OK』

ゆりかはにこっと笑うと、今度こそキス。

驚く竜太にもう1度キスをした。

 

まだ写真を飾っている理由

ゆりかは最高に幸せで、他の2人とお別れすることにした。

実はゆりかは3股をかけていたのだ!

 

それがなぜ写真をまだ飾っているかというと、

彼が自殺してしまったから…。

 

竜太は昔、海外で働きたいと思ってTOEICの勉強をしていたことがあった。

でも勉強は苦手だし、俺には無理だよと消極的な竜太を見て、

『竜太なら大丈夫だよ。私も宅建取ろうと思ってたから、一緒に頑張ろうよ』

と、ゆりかは背中を押す。

 

だが、男性ウケするよういつも露出多めな服装のゆりかが、竜太は気になっていた。

『これ着ろよ』

竜太は自分が着ていたシャツをゆりかにかけ、

『おまえは俺の自慢の彼女なんだ。そういう服装しなくても魅力的だ』

と言ってくれた。

 

嬉しくなったゆりかは資格が取れたら、旅行に行きたいと提案。

 

『どこでもいいから。どこへでも連れていってやるから』

という竜太の言葉に、ますます嬉しくなった。

 

けど竜太はなかなか思うように試験でいい結果が出ず、落ち込んでいた。

 

すると家で料理をしていたゆりかは

『竜太がわからない問題を出すなんてありえない!文句言ってくる!誰よりも頑張ってたじゃん!』

と包丁を持ったまま、激怒!

 

ゆりかは、前に竜太が好きだと言っていた山梨の鳥のもつ煮を作っていたのだ。

 

それを知った竜太はゆりかをハグ。

『ありがとう。俺、もうちょっと頑張る。

ゆりかにふさわしい男になるから。

ゆりかをどこへでも連れていけるような男になるから』

と約束。

 

竜太はゆりかがキスしようとするのを止め、

『今日は俺から』とキスしてくれた。

 

元カレが自殺した理由

まあ、結局、もつ煮の味は激マズだったのだが…。

 

『それで自殺の原因はなんだったんですか?』

玉岡が質問すると、

『生年月日がおんなじな彼、これどう思います?』

と、ゆりか。

 

玉岡がなにか運命的なものを感じますよねと答えると、

最初はそう思いますよね…と、ゆりかは口を濁らせる。

 

そして話は、ゆりかの実家に結婚の挨拶にいったときのことに。

 

やってきたお父さんに対し、緊張しすぎた竜太は『お父さんを僕にください!』と挨拶。

『娘を幸せにしてください』とお父さんが笑顔で言ってくれ、2人は幸せの絶頂だった。

 

2人は、亡くなったお母さんの仏壇にも報告。

『お母さん、ゆりかさんを幸せにしますから!』

竜太が大声で叫び、ゆりかはびっくり。

竜太は大きな声で言わないと、天国のお母さんに聞こえないと思ったのだ。

 

それもそうかと思ったゆりかも『お母さん~!』と大きな声で呼び、笑顔で手を振る。

そんな2人を見て、お父さんも幸せそうだった。

 

でもお父さんは、ゆりかの本当のお父さんではなかった。

ゆりかはお母さんの連れ子だった。

 

お母さんの名前が「サチコ」だと聞き、竜太は驚く。

『本当のお父さんの名前は?』

『ユウイチロウだけど』

 

そのときの竜太の様子は明らかにおかしかった。

 

後日、竜太が

『別れよう。俺たち、別れた方がいい

と言い出し、ゆりかはその理由を問う。

 

『きょうだいなんだよ』

 

ゆりかの本当の父親と、竜太の父親の名前は一緒。

竜太は前から『おまえには双子の妹がいる』と言われていた。

それで父親に聞いたのだ。妹の名前を。

 

──ゆりか。

 

話し終えると、竜太は壁に貼ってあった写真を次々にはがし、破って捨てる。

『これもこれも捨てないと。全部、忘れないと』

『やめて!』

『俺たち、出会っちゃいけなかったんだよ』

 

ゆりかは竜太を、告白してくれた場所へ連れていった。

 

ゆりかはここで竜太に告白されたとき、とても嬉しかった。

幸せってこういうことなんだって、心の底から思った。

 

『全部知らなかったことにしようよ。

気づかなければ、問題ないじゃん。今までどおり一緒にいられるじゃん。

知らなければ、キスだってできるでしょ?』

 

そう言ってゆりかはキスしようとするが、

『無理だから。俺にはできない』

と竜太は顔をそむける。

 

『ここで終わりにしよう。全部忘れるんだ』

『忘れられないよ!』

『忘れられなくても忘れるんだ。そうしたほうが…、そうしないとだめなんだ』

 

かすかに微笑み、去っていく竜太に、

それ以上ゆりかは何も言えなかった。

 

家に帰った竜太は、ゆりかが見せようとしていた本を見つける。

 

それは「ハワイ」の観光雑誌。

ゆりかは竜太と新婚旅行でハワイに行きたいと思ったのだ。

それまでに英語をマスターしてねとメッセージを添えて…。

 

それを見て、竜太は涙を流す。

その頃、ゆりかも思い出の場所から動けず、破れた写真を見て涙を流していた。

 

それからちょっと経ってから、親友から電話があった。

 

それは、竜太が自殺したという知らせだった。

 

これから

『そんなことがあるんですか?

どうやって乗り越えたんですか?』

 

玉岡の質問に、

『幸せだったから。彼といた時間、すっごい幸せだったから』

と、ゆりかは答える。

 

『一生分の幸せ、もらっちゃったかなぁって』

 

『これからどうするんですか?』

玉岡が聞くと、

『年も年だし、ディレクターさん、私と結婚します?』

と、ゆりか。

 

『え??』

玉岡が焦って答えると、

『冗談ですって』

とゆりかは笑う。

 

『だってまだ私、竜太のことが好きだから』

 

今でも記憶の中で、ゆりかは最愛の人と生きているのだ。

 

後日談

後日。

玉岡が編集していると、ゆりかから電話があった。

取材のあと、やっぱりやめてと断られることも多いので、玉岡が焦って電話に出ると、それは感謝の電話だった。

 

ゆりかは取材をうけて、竜太に「俺の自慢の彼女」と言われたことを思い出し、ちゃんとしようと思ったという。

 

『ちゃんと自慢の彼女でいないと、竜太に怒られちゃいますから。

オンエア決まったら教えてくださいね~。じゃ』

 

明るいゆりかの声を聞き、玉岡はやる気満々でデスクに戻る。

 

今回だけは、絶対オンエアさせたい。

 

玉岡は気合いを入れ、編集作業を再開するのだった。

 

 

~3話につづく~

 

 

『家、ついて行ってイイですか?』2話の感想

馬場ふみかさん、手足長くてスタイル良すぎ~!

積極的なゆりかと、奥手で真面目で純真無垢な竜太がほんとお似合いで、見ていてドキッとするラブストーリーでした。

 

ご本人様のファッションの再現性も高く、あらすじを読んだだけで、あ、この話見たなぁと思い出し、胸が痛くなりました。

そのときも、すごい飄々と明るく話しているのが印象的で。

それが逆に切なかったなぁ。

 

1話ではご本人の後日談があったけど、今回はなく、

元気でいてくれたらいいなって、ほんと切に思います。

 

やっぱ出会う人は、出会うべくして出会うんだろうな。

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました(,,>᎑<,,)

またの~。

 

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