にこ
光源氏(千葉雄大)と頭中将(桐山漣)が元の世界に戻るヒントを探しに、京都にやってきた沙織(伊藤沙莉)たち。
京都観光を満喫する光と中将ですが、源氏物語ミュージアムで自分たちが物語の登場人物だと知り…!?
笑顔消え去る嵐の京都編!それではさっそく、7話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。
『いいね!光源氏くん』7話のネタバレあらすじ
光源氏(千葉雄大)が元の世界に戻る鍵は京都にあるというフィリップ(厚切りジェイソン)の言葉をたよりに、沙織(伊藤沙莉)、光、中将(桐山漣)は京都へやってきました。
さっそく抹茶パフェの店にやってきた3人…。
光は迷わず、魅惑の抹茶パフェ。中将はほうじ茶パフェと迷った末、抹茶パフェ。沙織は寒いので、ぜんざいを頼みました。
中将は隣のテーブルで仲睦まじくパフェを食べる老夫婦を見て、『最近、このままここで生きていくのも悪くないと思うようになってきた』と言います。
なんの駆け引きもなく、穏やかに1人の女人と添い遂げる。そんな人生…
光はそれも一理あると頷きつつも、あちらの世に未練を残したまま、生きていけるか不安でした。
でも帰ったら今度は、こちらの世に未練が残りそうで…。
光はどっちつかずの思いに揺れていました。
1000年後の京都を満喫!
しかし抹茶パフェが運ばれてきた途端、2人は目の色を変え、騒ぎ出しました。
光は抹茶パフェをひと口食べると立ち上がり、恒例の歌を詠み始めました。
夢にみし〜あまき香りの〜抹茶パフェ〜
(ここから中将も加わり)
心も君と〜ともに溶けゆく〜〜〜♪
すると店内のお客さんから拍手喝采が起こり、沙織は恥ずかしくなって、早く食べて次の場所に行こうと促しました。
その後、3人は東本願寺へ。
沙織はフィリップに、ここで写真を撮るように言われていたのです。
すると光たちは、自撮り棒まで用意してパシャパシャと写真を撮りました。
ですがこれと言って、光に何か思い出すような兆候はなく、沙織たちはついに、真の目的地である源氏物語ミュージアムにやってきました。
何も知らずはしゃいでいる光と中将を見て、沙織は〈私がしっかりしなきゃ…〉と気合いを入れました。
とその時、詩織(入山杏奈)がやってきて、沙織は驚きます。
詩織は、沙織たちが京都に行ったことを知り、追いかけてきたのです。
突き付けられた真実
源氏物語の資料を見た光は、元の世界での暮らしを思い出し、子どものようにはしゃいでいました。
沙織は、その調子で元の世界に帰る手がかりを見つけてよ〜と思いました。
ところがだんだん、今の光が知らないものが展示されてきて雲行きが怪しくなっていきます。
例えば、今の光が住んでいたのは二条院。でも展示されていたのは、六条院。
詩織に『これから住むんじゃない?』と言われ、光は驚きます。
でも呑気な光は、京に戻ればこのような素晴らしい屋敷で愛する者たちと暮らせるんだなと喜びました。
しかし中将は『こうして自分の行く末を知ってしまうのは味気なくないか?』と気分を害し、先に行ってしまいます。
残された光は、
『人生どん底で須磨に向かっていたが、このような明るい未来が待っていたとは…。私は愛するものたちを幸せにできるのだな…』
と安心していました。
けれども沙織は、その意見には賛成できませんでした。
たとえ何不自由なく素晴らしい屋敷で好きな人と暮らせたとしても、沙織にはそれは愛じゃないような気がしたからです…。
一方、中将は、早足で館内を何かを探すように歩いていました。
そして『早分かり源氏物語』という年表を見つけ、立ち止まりました。
追いついた光はそれを見て、自分の人生が事細かく記されているのにびっくりしました。
中将は厳しい顔で振り返ると、『そろそろ正直に話してくれてもよかろう』と沙織に近づきました。
そして『これは、お主が主人公の、お主だけの物語なのだ』と光を見て言いました。
何かに気づいてしまった中将の顔を見て、沙織は腹を決め、真実を話し始めました。
光と中将は、紫式部という女性が書いた『源氏物語』の登場人物。
実際には存在しない想像上の人間なのだと…。
すると中将は
『では…私が主人公の物語はどこにもないんだな。薄々気づいてはいたが、私は源氏を引き立てるための添え物にすぎないのだな』
と走って出ていきました。
すれ違う想い…
沙織が追いかけていくと、中将は紫式部の像を見ていました。
中将は、すべてはこの女人が作った絵空事…、何をしても自分が光に及ばなかったのは、この女人に人生を操られていたからだと知り、傷ついていました。
沙織はこの前、中将が励ましてくれたように、
『紫式部は光くんに光をあてただけ。
あなたがあなたの人生の主役なのは間違いないよ』
と声をかけました。
でも、中将の心には届きません。
中将は
『元の世に戻って、源氏の引き立て役になるのは御免だ!私は私の物語を生きたい』
と言うと、今の世に残ることを決意しました。
そこに光がやってきて、光は元の世界に戻る道を探すと言います。
でも、友のいない一生は月のない夜も同じこと…。
光はこれからも中将と一緒にいたいと切望しました。
でも中将は本当のことを知ってしまった以上、今までどおりにするのは無理でした。
中将は涙を溜めた目で光を見つめると、
『もう、そんな人生は真っ平だ!』
と叫び、行ってしまいました。
けれどもずっとみんなにチヤホヤされ、好きなように生きてきた光には、脇役の気持ちなどわかりようもありません。
『本当になんなのだ、中将殿らしくもない』とスネてしまいます。
そんな光を見て、脇役の気持ちが痛いくらいわかる沙織は怒りが爆発。
『あー、ムカつくな。もう平安でも源氏物語でもいいからとっとと帰っちゃえばいいじゃない!』
『帰れるものなら帰っておるが、私とて好んできたわけじゃない!』
『あ〜そうですか、そうですよね。
これだけは言っておくけど、
あなたが源氏物語で愛した人は、誰1人しあわせになんてなってないから!
愛した人たちを同じとこに住まわせて、別の人が産んだ子どもの世話までさせて、それで幸せにできたって?
バカみたい!』
と言い合いになってしまいます。
フィリップからの電話
その夜、東京に戻った沙織は光に話しかけようとしますが、『明日にしてほしい』と断られます。
沙織がベッドの上にうずくまって泣いていると、フィリップから電話がありました。
なんと光の次元ジャンプの謎が解け、元の世界に戻る方法がわかったというのです。
ところが、フィリップは例の黒服男たちに襲われ、そこで電話は切れてしまいます。
暗闇の中、光は起き上がると、沙織の部屋の前に立ち、ドアにそっと手をあてました。
ドア1枚隔てた向こうには沙織が、光を想い、立っていました。
何も言えず、ただ、ただ、夜だけが更けていきました…
〜8話(最終回)につづく〜
突然のユニゾン和歌タイムにも驚かなくなってきた沙織殿と視聴者
(むしろ癒し)#いいね光源氏くん pic.twitter.com/FuRsJmPE63
— akir (@arien0727) May 16, 2020
『いいね!光源氏くん』7話の感想
フィリップが襲われた!…のに、
なんで沙織、それを光に教えないんだ〜〜〜!!!(>0<;)
ドア越しに切ない両想いしてる場合でないよ!?
そりゃフィリップは簡単には殺されなさそうだけど…
黒服の人たちはなぜフィリップばかり追って、光と中将はノーマークなのでしょうか???
あんなに目立ってるのに、謎すぎる…
中ちゃん……🥺😢😭
#いいね光源氏くん pic.twitter.com/UxEit8yWmr— Tica azul@多忙につきスローペース🌈🕊🌿 (@tica_azul) May 16, 2020
何はともあれ、源氏物語ミュージアムで本当のことを知ってしまった中将が可哀想でした…。
薄々気づいていたけど認めたくなかったことを突きつけられるのが1番キツイ気がします…
でもあんなに中将は賢くて器用で気遣いもできて、現代で結婚したら絶対いいイクメンになれそうなのに。
なぜあんなに自分を卑下してしまうのか…。
こうなってくると、沙織同様、のんきな光にイライラしてしまいます。あそこまでのことは言わないにしても…。
好きだからこそ言いたい。伝えたいことだったのかなぁ。
外国には今も一夫多妻制の所もあるけど、そういう所の人たちはヤキモチとか妬かないのかな。それが普通だと思ってるから。
でもやっぱり、ひとりの人を愛し、その人に愛されて、それで幸せでいられたらそれが1番かな。
それが理想の価値観で育った自分には、平安時代の光の考えはわからないや…。
うー、苦しい!
次回『いいね!光源氏くん』8話(最終回)の見どころは?
『 #いいね光源氏くん 』
なんて表情してんだ、沙織殿と光くん!
……と想ってたら、何てエプロンしてんのよ!
もう最終回なのが、勿体ない。#伊藤沙莉 さん#千葉雄大 さん pic.twitter.com/Nonj3Gvi8v— ジャングルの王者・プーさん (@KoJ_Pooh) May 16, 2020
そんなわけで次回・最終回は!
光くん、中将を居酒屋に誘う!
…って意外!カフェじゃないんですね。ちゃんと腹を割って話したかったのね。
フィリップは無事だった!
沙織はフィリップから、光が源氏物語の世界に戻る方法を聞き、最後にデートしたいと光に頼みます。
その方法とは…、予告を見るに、最愛の人を命がけで助けるときに起こる奇跡の力なのかな…?
その時の沙織の表情が…、うー、切ないっ(T_T)
前はそれでハワイに行っちゃいましたが、光は本当に帰ってしまうのでしょうか?
中将は光と仲直りできるのかな?やっぱり現代に残るのかな?
詩織も言ってましたが(あらすじには書けませんでしたが)、
『みんな幸せになれたらいいのにね』
この言葉に尽きるような気がします。
すべての人のこと考えたら難しいかもしれないけど、せめてドラマの中だけでも幸せになってほしい。
そんなことを思う夜でした。
それではここまで読んでくださり、いつもありがとうございます!
またの〜\(^o^)/