にこ

出典:公式ホームページ
玲(高城れに)は担当編集の中路(和田正人)への恋心を思い出し、ウキウキとした毎日を過ごしていた。
そんな玲とエーミン(森崎ウィン)の前に、ゴーストライターの山田千春(村上穂乃佳)が現れ、強烈な一言を言い放つ…!?
それではさっそく、4話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。
『彼女が成仏できない理由』4話のネタバレあらすじ
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エーミン(森崎ウィン)がバイトに行った後、玲(高城れに)は1人でちゃぶ台を叩いて紙相撲をしていた。
でもちゃぶ台は触れるのに、他のものにはやっぱり触れない…。
玲が落ち込んでいると、ちゃぶ台の下にエーミンが描いた4コマ漫画がくしゃくしゃになって落ちていた。
『好きです』
『ごめん、僕には好きな人がいるんだ』
『それは…サナ?』
そこまで読んだとき、誰かがドアを開けて入ってきた。
それは隣室に住む小学生・絵里奈(白鳥玉季)だった。
しかも目的はエーミンではなく、玲と話すこと。
絵里奈は玲の姿は見えないが、声は聞こえるのだ。
『なぁ、幽霊さんいるんやろ?出てきてぇや』
そう呼びかけると、絵里奈は『人間は死んだらどうなるか』について話し始めた。
死ぬってなんだろう
『お墓に入るっていうのはわかってる。でも、今こうして動いてる体が動かなくなるなんて怖くない?』
絵里奈は今朝、学校の近くで車に轢かれて死んでいた蛙のお墓を作ったばかりなのでナイーブになっているようだ。
玲は部屋の隅にひっそり立ちながら答える。
『私も子どもの頃、怖かったような…』
玲は死んで幽霊になった今はどうか答えようとするが、絵里奈はやっぱり聞くのが怖いと部屋を出ていこうとする。
『それで夜、泣いてた?』
『聞こえてた?恥ずかし…』
『恥ずかしくないよ。自分がいつか死ぬって考えるのは大人でも怖い』
『そうなん?でもみんな平気な顔して生きてるやん』
『大人になると忙しくて考える暇がなくなるだけ』
玲が笑いかけると、絵里奈は安心して出ていった。
スランプに陥る千春
その頃、ゴーストライターの山田千春(村上穂乃佳)はスランプに陥っていた。
部屋の中は紙くずでいっぱいだ。
そこに担当編集の中路(和田正人)から電話がかかってきた。
千春は本当は全然ネームなんてできていないのに、順調だと答える。
昨夜、『玲さんの代わりでいい』と中路に言ったことを思い出した千春は、
『昨日のことなら気にしなくていいですから』と強がるのだった。
玲を幽霊だと思えないエーミン
一方、エーミンは「人間とは何か」について悩んでいた。
バイト仲間のドゥアンちゃんによれば、人間とは「生まれて死ぬまでのホモサピエンス」。
でもそれだと、玲はやっぱり人間じゃないということになる。
けど怒ったり喜んだり恋してる玲は、まるで人間のようだ。
エーミンは玲を追い出したら家賃がタダになろうとも、一緒にいたいと思うようになっていた。
でも現実的に考えて、コンビニのバイト代から家賃と授業料を払ったら、残るお金はたった1800円ちょっと。
いくらエーミンが節約したとしても無理な話だ。
すると店内に、ドゥアンが気にしている常連客・草野(中島広稀)の姿が。
どうやら草野はドゥアンのことを探しているようだ。
でもドゥアンは『貴重な休憩時間なんで』と言って出ていこうとしなかった。
空腹のエーミン
その後、専門学校に行ったエーミンはぐったりしながら隣のチャンを見る。
チャンはバランスバーを頬張りながら、漫画雑誌を読んでいる。
『読み終わったらそれ貸してくれない?綺麗に読むからさ…』
エーミンのお腹がグーッとなり、
『お金ないのか?』と尋ねるチャン。
『あるかないかで言えばない。あるかあるかと聞かれても、ない』
『結局ないのかよ』
授業が終わると、チャンは無言で雑誌を置いていってくれた。
中にはなんとプロテinバーも!
エーミンはそれを家に持って帰ると、一口だけ食べてゴムで止める。
すると『食欲ないの?』と玲が現れた。
玲は『大発見をしたの!』と言うと、ちゃぶ台をトントン、ツーと触ってみせた。
『モールス信号だよ。幽霊にもできることがあるんだね〜』
玲は満面の笑みで話し続けるが、エーミンは話もそこそこに布団を敷いて寝てしまった。
室温12℃。
プロになる覚悟
翌日、エーミンは休憩時間になんとか漫画を描き上げて学校に行くが、
講師の本間(ブラザートム)に『君はプロの漫画家になる覚悟があるのか?』と言われてしまう。
落ち込むエーミンに、玲は『悪いこと言わないからさ〜、もう誰かの真似をするのやめたら?』と言う。
いくらエーミンが小鳥遊玲が好きだからと言っても、小鳥遊玲は2人もいらない。
玲はなんとかエーミンに自分の漫画を描いてもらいたいと思うが、
エーミンは『才能のない人間の気持ちなんて、玲にはわからないよ』と心を閉ざす。
謎の男・佐古・・・
その頃、謎の男・佐古(古舘寛治)はカップラーメンをすすりながら、何か思案中…。
佐古の部屋の壁には「極寒の駒岳で遭難。瀕死状態から生還」という新聞記事や難しい数式や化学記号がたくさん貼られている。
『ジメチルスルホキシド…』
佐古は呟くと1枚の紙をはぎ取った。
するとその下から玲の写真が現れた!
千春と玲の関係
その夜、エーミンの元にゴーストライターの山田千春がやってきた。
部屋に入った千春は懐かしそうにちゃぶ台を触る。
千春は昔、この部屋で玲のアシスタントをしていたのだ。
玲はいつも海うさぎという貝を持ちながら原稿を描いていて、千春はそれが気になっていた。
海うさぎはこんなに真っ白ですべすべの卵みたいな形なのに、海の中では真っ黒に見えるのだ。
それを聞き、千春はまるで自分のようだと思う。
千春はなぜか人に誤解されやすい人間なのだ。
その時、玲はペンを取ろうとして握れずに落とす。
『先生、これもらっていいですか?』
『あ…、それ』
玲は何か言いかけるが、千春に海うさぎをあげることにした。
女の闘い
『それでご用件はなんですか?ゴーストライターに会いたいんですよね?』
千春に言われて、『それは僕じゃなくて…』と口ごもるエーミン。
すると『私…』という玲の声が、千春にも聞こえた。
エーミンが小鳥遊玲がいることを伝えると、千春は『何を返してほしいんですか?』と険しい顔で立ち上がった。
『氷の武将?海うさぎ?それとも中路さんですか?
中路さん以外ならなんでもお返しします』
千春は『中路さんは自分だけを見てくれている』と嘘をつくと、
『今まで先生にはずっと勝てないと思っていたけど、生きている方が勝ちなんですね』と言い残し、出ていった。
『先生って言われると胸が痛いのは彼女のせいか…』
玲は膝を抱え、涙ぐむ。
玲はなぜか千春といると惨めな気がした。
千春といる時の自分が嫌いだった。
エーミンは必死に慰めようとするが、玲はエーミンの前から忽然と姿を消してしまった…。
異常に寒い部屋
翌朝、エーミンは同じアパートのフランシスコと話す。
フランシスコはエーミンが『俺は才能がないんだ!だから練習するしかないんだ!』と嘆いていたことを知っていた。
それになぜかエーミンの部屋が異常に寒いことも知っていた。
『あれは冷房じゃない、冷却だ!!!』
エーミンは部屋に帰って、冷却の意味を調べた。
冷却とは、物体から熱を奪い、その熱を別の場所に放出すること。
見ると部屋の温度計は12℃を指している。
外は「冷やし中華はじめました」の時期だというのに!
その時、エーミンは玲に天袋から呼びかけられる。
でも中を見ても玲はいない。
なんと玲は、鎖奈の抱き枕の中に入ってしまったようだ。
エーミンは抱き枕をソロソロと下ろすと、窓際に立てかけた。
すると玲は『するんじゃなかったの?キス』と言う。
それはエーミンが日本に来たらやりたいことリストに書いていたことだった。
『ほら、目を閉じるからさ』
玲は鎖奈の瞳を閉じさせようとするけど、閉じれない。
それを見てエーミンは笑ってしまう。
『ねぇ、玲。憑依したらすごく疲れるんじゃなかったの?』
エーミンが尋ねると、玲は鎖奈のかっこうで現れた。
玲は自分もいつ消えるかわからないから、お礼をしたいだけだと言う。
それを聞き、エーミンは複雑な気持ちになるのだった。
ドゥアンの恋
その頃、コンビニには、またドゥアン目当てで草野が来ていた。
それを事務所の監視カメラ映像でじっと見るドゥアン。
『ドゥアンちゃんは?』
草野が店長(高橋努)に尋ねると、『今、休憩に入ったところなんです〜』と店長。
そこにドゥアンが出てきて、草野は大喜び。
『あれ?ドゥアンちゃん、ピアスなんてしてたっけ?』
ドゥアンの耳には、赤いハートのピアスが揺れていた。
眠れない夜
一方、隣部屋の住人・絵里奈はまだ死の恐怖と闘っていた。
暗闇の中、眠れずに絵里奈が泣いている。
玲は壁越しに絵里奈と背中合わせに立つと、そっと励ました。
『絵里奈ちゃんは死なないよ。未来にはきっと死なない薬が発明されているはずだよ』
『嘘や!』
『嘘じゃないよ。未来には、今じゃ想像もできないようなことが起こるんだよ』
『…お母さんも死なへん?』
『死なないよ。絵里奈ちゃんの大切な人は誰も死なない。だから安心して寝なよ』
2人の話を聞きながら、エーミンは寝返りをうつ。
“この胸の痛みはなんだろう。このもどかしさはなんだろう”
眠れないのは、部屋が異常に寒いからだけじゃない。
エーミンは自分の気持ちに気づき始めていた。
〜5話につづく〜
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おしまい#カノブツ#彼女が成仏できない理由 pic.twitter.com/Yg1V1IuuIB
— みっくん@広島ノフ (@momijin_p) October 3, 2020
『彼女が成仏できない理由』4話の感想
とうとう玲への恋心に気付いたエーミンですが、
部屋が寒いのは玲が興奮した時だけじゃなく、いつもなんですね?
しかもどんどん寒くなってる??
佐古さんの部屋には、極寒の山で遭難した人の記事や、凍結胚なんて言葉もありました。
もしかしたらまだ玲は生きていて、佐古さんは玲を目覚めさせようと頑張っているとか??
佐古さんと玲の関係は謎に包まれたままですが、部屋に玲の写真もあったし、何か関係があるのは間違いないですね!
それに千春が持っていた海うさぎですが、玲はそれを握ることで握力をつけてたのかな?
ペンを握れなくなったのが、玲がいなくなった原因なのでしょうか?
玲も千春もお互いに嫉妬してたなんて、プロの漫画家としてやっていくということはやっぱり大変なことですよね…。
『小鳥遊玲は2人もいらない』という玲の言葉は、エーミンに向けられたものだけじゃないのかもしれない。
玲と千春のことも指しているのかもしれませんね。
そんな中、ドゥアンちゃんと草野の恋は癒やしだなー。
ツンデレで計算高いドゥアンちゃんがいいですね。笑
草野が来て本当は嬉しいくせに、一切笑わない。
でも耳にはハートのピアスが揺れている。微妙な乙女心。
最終回はニコッとしてくれたら嬉しいな。
次回は、エーミンがちゃぶ台を持って海へ!?
玲はちゃぶ台に触れるから、一緒に外に出れるのかな?
今までにも何度か玲が水中に沈んでいく映像があったから、やはり海と関係があるんでしょうかね~。
佐古さんとの繋がりもわかるといいなー。
それではここまで読んでくださり、ありがとうございました\(^o^)/
またの〜。
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