『彼女はキレイだった』6話ネタバレと感想│もう隠せない…!4人の切ない想いが走り出す…!

にこ

今回は、2021年8月17日放送『彼女はキレイだった』6話のネタバレあらすじと感想をまとめました。

6話では、ついに宗介(中島健人)が、梨沙(佐久間由衣)は愛ではなく、別人なのではないかと気づき始めます…!

 

そんな中、仕事でホテルに向かった愛(小芝風花)が事件に巻き込まれ、それを知った宗介は…!?

それではさっそく、6話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

その他のあらすじ
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『彼女はキレイだった』6話のネタバレあらすじ

「早く帰ってこい」という宗介(中島健人)のメールを見て、

愛(小芝風花)梨沙(佐久間由衣)に協力してもらい、ストレートパーマをかけ、ファッションもメイクも洗練され、別人のように生まれ変わった姿で編集部に復帰する。

 

愛の変身ぶりに編集部のみんなはびっくり!&大喜び!

『あのグルグル髪がよかったのに…』と樋口(赤楚衛二)はちょっぴり拗ねる。

 

ジェームス・テイラーの企画も宗介のおかげで無事行われることになり、ホッとする愛。

みんなに温かく迎え入れられ、愛は胸が熱くなる。

 

そんな中、『ちょっといいか?』と宗介は怖い顔で愛を副編集長室に連れていき、ネームホルダーを返す。

 

愛がまたイチから頑張りたいとお礼を言うと、

『イチからじゃない。君は確実に成長している。現に童話企画は本当に面白いから採用したんだ』

と宗介は愛をMOSTの一員として認めてくれる。

 

『おかえり』

優しい宗介の微笑みに、愛はズキューン!

 

デスクに戻ると、愛は泣いている顔の玉ねぎをニコニコ顔に戻し、

『ただいま』と微笑む。

そんな愛に、樋口は小声で『頑張れ…』とささやいた。

 

童話企画

その後、愛が提案した童話企画の会議が行われ、愛はコラムの執筆を人気絵本作家の“夏川ちかげ”に依頼したいと申し出る。

 

当時、夏川ちかげが書いた絵本を読んだ子どもたちは今、MOSTを買う世代になっている。

でも残念ながら彼女は10年前に引退していた…。

 

それでもダメ元でオファーしたいという愛の熱い思いを知った宗介は、オファーするなら絶対勝ち取ってこいとゴーサインを出す。

 

愛はさっそく依頼メールを夏川ちかげに送り、樋口のインタビューに同行した。

 

絵本作家さんへのインタビューは、愛にとって勉強になることばかり。

インタビュー終了後も興奮冷めやらずといった様子の愛を見て、樋口は愛に原稿を任せることにする。

 

赤ペン地獄…!

数日後、原稿を完成させた愛は鼻息荒く、唯子(片瀬那奈)に原稿のチェックを頼む。

するとそれを横から奪い取るものが…。

宗介だ!

 

宗介は自分がチェックするといい、自室に持っていってしまう。

 

それからは大変だった。

ビッシリと修正点が赤ペンで書き込まれた原稿が戻ってきて、それを修正してはまた直され…の繰り返し。

会社でも家でもそれは続く。

愛はキャラメルで糖分補給しまくりながら頑張った。

 

そしてついに愛は宗介からOKをもらい、やったー!とみんなのところに戻り、喜びを爆発させる。

 

そんな愛を、樋口も宗介も温かく見守っていた。

 

御曹司は誰??

そんなある日。

編集部員の須田絵里花(宇垣美里)は、編集長の池沢蘭子(LiLiCo)の甥っ子がMOST編集部にいることを知り、これは玉の輿に乗るチャンスだと盛り上がる。

 

でもいったい誰が文構グループの会長の息子なのか??

そう思った絵里花は、愛と一緒に推理する。

 

里中(髙橋優斗)は会長の息子にしては若すぎるし、

宮城(本多力)は御曹司にしてはサンダルに年季が入りすぎている…。

 

樋口は納豆ごはんが大好物だし、1番可能性があるのは副編集長だが…

『それはないですよ』と愛は即答する。

『だって、そうす…』

思わず名前を口走りそうになり、愛はしまったと口をつぐむ。

 

『だってソース顔じゃないですかっ。会長はしょうゆ顔だし』

愛はなんとかごまかし、その場をしのぐ。

 

雨の日と天然パーマ

そこに宗介が編集部にケーキを持ってきた。

誰かにもらったというのだが、どう見ても自分で買ってきたとしか思えない(;^ω^)

 

そこに蘭子がやってきて

『私の好きなケーキ屋のじゃなーい!知っててくれたのね〜ニャニャニャニャ〜』

と宗介にちょっかいを出す。

 

でも1番食べてもらいたかった愛がこれから出かけることを知り、宗介はガッカリ。

 

すると樋口がズイッと傘を差し出し、夜から雨が降るという。

愛が大喜びでそれを受け取り、宗介はなんだかイラッ。

 

しかし『昔から私、雨が苦手で。雨に濡れると髪が膨らんじゃうんですよ〜』という愛の言葉を聞き、宗介の顔色が変わる。

 

小学生の頃の愛も天パで、雨が降ると膨らんじゃうから苦手だと言っていたからだ。

 

好きな人

その後、外に出た宗介は、レストランの前で男に絡まれていた愛(梨沙)を助ける。

男は「もう会わない」という梨沙の言葉に納得せず、しつこく付きまとっていた。

 

宗介が男の手をつかみ、

『彼女のことが好きなら、たとえ思いどおりにいかなかくても傷つけるな』

と威圧すると、男は舌打ちをして退散!

 

『恥ずかしいとこ見られちゃったね』とうつむく愛(梨沙)に、

『そんなこと。でも、僕はただの友だちだって言ってあげたほうがいい。

好きな人に誤解されるのはすごく悲しいことだから』

と宗介は優しく微笑む。

昔じゃなく、今の私を見て

それから宗介は愛(梨沙)を誘い、昔よく遊んだ公園へ行く。

懐かしそうにブランコに乗る宗介を見て、梨沙も隣でブランコをこぎ始める。

 

けれども宗介の口から出てくるのは、昔の愛のことばかり。

耐えきれなくなった梨沙は、

『昔の話はもうやめない?今の話をしようよ。

ここにいるのは昔の佐藤愛じゃなく、今の私なんだよ』

と切々と訴える。

 

でも宗介には梨沙の気持ちは伝わらない。

 

『昔も今も同じでしょ?

君は“佐藤愛”なんだから』

という言葉に梨沙は悲しくなる。

 

違和感

その帰り道。

ボツボツと雨が降ってきて、宗介は『最近、雨が多いけど大丈夫?』と愛(梨沙)に尋ねる。

 

すると『雨はわりと好きだよ』と愛(梨沙)が答え、宗介は驚く。

 

『でも昔は苦手だったはずじゃ…』

宗介が問い返すと、

『今は平気になったの』

と愛(梨沙)。

 

宗介は思わず、

『君と同じ名前の編集部員も天パで、雨に濡れると膨らんじゃうって言ってて。

君も昔、そうだったよね…?』

と探るように聞いてしまう。

 

『結構いるよ。そういう人』

愛(梨沙)はそう言って、

『青だよ、行こ』

と横断歩道を渡り始める。

 

それを見て宗介の違和感はますます膨らむ。

昔の愛は『よし、しゅっぱーつ!』と片手を元気にあげ横断歩道を渡っていたはずだ…。

 

素直にありのままの想いを

その頃、愛は夏川ちかげに断られ、今度は手紙でお願いしてみようとしていた。

 

愛がなぜそこまで夏川ちかげにこだわるかというと、

「ゴールまだかな?」という絵本が大好きだから。

 

小さい頃から何度も読んで、何度励まされ、元気をもらったことか。

こんな絵本が描けるような絵本作家になりたいと真剣に思っていたほどだ。

 

そんな愛の想いを知り、樋口は手紙を添削することに。しかしなんだか文章がかたい。

そこで樋口はさっき愛が熱く語っていたように、素直に好きだという気持ちを伝えてみたら?とアドバイスする。

 

結局そうなのね

『それで?なんで突然変わろうと思ったの?』

 

樋口が帰りがけに愛に質問すると、

これは決意表明みたいなものだと愛はいう。

今までの後ろ向きな自分から卒業し、もっと自信をもって仕事に臨むための、決意表明。

 

それにやっぱり、MOSTに呼び戻してもらえて、戻ってこいと言われて嬉しかったから。

 

『副編集長に?』

樋口が尋ねると、とびきりの笑顔で愛は答える。

『はいっ。へへっ』

 

『結局、副編集長なのね』

樋口は去っていく愛に聞こえるような声で言うと、

『ただのやきもち。もっとジャクソンの中に俺がいればいいのに』

と愛を見つめる。

 

愛はドキッとして、

『またからかってるんですね〜』

と笑って駆け寄る。

『さー、どうでしょう?』

樋口はいつもの軽いノリに戻り、去っていく。

 

その胸に、どうにもならない苦しい気持ちを秘めながら…。

 

もう少しだけ

その夜…。

家に帰ってきた梨沙は疲れて机で寝ている愛に優しく毛布をかけ、つぶやく。

 

『いいかげんわかったよ。

宗介が大事なのは私じゃなく、昔の愛なんだって』

 

けど自分でもとうしようもないくらい梨沙は宗介のことが好きになっていた。

 

だからもう少しだけ。

もう少しだけでいいから一緒にいたい…。

 

その時、梨沙は机の上に置かれたパズルのピースに目を留める…。

 

湧き上がる疑念

翌日。

樋口はエレベーター前で宗介を見つけ、『ジャクソンを戻してくれてありがとうございます』と声をかける。

 

『別に君に礼を言われることじゃない』

樋口の愛への気持ちを知っている宗介は冷たく接する。

すると…

『ツンデレだな〜!ツンツン!』

と樋口が絡んできて、

『じゃれるな!』

と宗介。

 

そこに愛がやってきて、樋口と宗介に同時に話しかけられ、困る。

最終的に『いってらっしゃ~い』と樋口が道を作って愛を笑顔で通し、ヤキモチをやいた宗介は不機嫌に…(;´∀`)

宗介はエレベーターに乗らずに外に出る。

 

するとちょうど信号が青に変わり、

『よし、しゅっぱーつ!』と元気よく横断歩道を歩いていく愛の姿が…!

 

──どういうことだ…?

宗介の脳裏に2人の愛の姿が浮かぶ。

 

愛(梨沙)は雨が平気だと言い、

愛は昔から雨が苦手だと言う。

 

宗介は欠けたジグソーパズルを見つめ、湧き上がる疑念を振り払うようにゴクゴク水を飲み干した。

 

ツンデレ王子

そんなある日。

会社で宗介とバッタリ会った愛は、これから夏川ちかげに話を聞いてもらえることになった!と報告し、『よかったな』と言われる。

 

なんだか宗介が疲れているような気がして、愛は『はい!糖分補給!』とキャラメルを差し出す。

 

『別に疲れてないけど』

思わず冷たい態度を取ってしまい、宗介は慌てて愛を呼び止める。

 

『んっ』

照れくさそうに顔を背け、手だけ差し出す宗介を見て、愛は愛しさがこみ上げる。

 

『はい』

愛が駆け寄ってキャラメルを渡すと、

『頑張って』

と宗介。

 

そのひと言が嬉しくて愛はにこにこ歩き出す。

宗介は副編集長室に戻ると、みんなに見られないようこっそりキャラメルを口に入れ、顔をほころばせた。

 

告白

そのとき、愛(梨沙)から連絡があり、宗介はいつもの店に行く。

すると思いつめたような表情で愛(梨沙)が待っていた。

 

『この前のこと、誤解されたくなくて…』

『あ〜、あの彼?』

『違う。あなたに。

宗介、言ってたでしょ?好きな人に誤解されるのは悲しいことだって。

私が誤解されたくないのは彼じゃない。

宗介だよ』

 

そう言うと愛(梨沙)は宗介の前に、パズルのピースを置く。

 

『見つかったの。あなたがくれたパズルのピース』

 

愛(梨沙)に言われて、宗介はじっとピースを見つめる。それは確かに宗介があげたものだった。

 

『宗介が大切にしている思い出は、私にとっても大切だよ。

私の初恋は宗介だよ。

宗介は…?』

 

愛(梨沙)の告白に宗介は戸惑う。

 

『僕は…』

 

その時、宗介に宮城から電話がかかってきた。

なんと愛の打ち合わせ先のホテルで火災が起き、巻き込まれたかもしれないというのだ!

 

愛と連絡がつかないことを知り、いてもいられなくなった宗介は立ち上がる。

 

『宗介…?』

すがるように愛(梨沙)に腕をつかまれ、

『ほんとごめん』

と宗介は店を出て走り始める

 

梨沙はストンと椅子に腰を下ろすと、天井を見つめ、はぁーと息を吐き出した。

 

雨の中で

頭の中は愛のことでいっぱいで、宗介は途中で雨が降り出したことにも気づかなかった。

 

ホテルに着くとサイレンの音がして救急車や消防車が停まっていた。

 

『佐藤!佐藤!』

宗介は愛の名前を呼びながらやじ馬をかき分けるように走り、

『巻き込まれた人は?怪我人はいるのか?答えろ!』

と消防隊員に掴みかかる。

 

すると『副編集長?なんでここに?』と愛の声がした。

 

降りしきる雨の中、宗介は愛に歩み寄り、持っていた傘を払い、愛をきつく抱きしめる。

 

宗介はハッと我に返り、

『無事なのか?怪我は?』

と次々質問する。

『私は大丈夫です!それより副編集長は大丈夫なんですか?こんな雨の中。

雨の日の事故がダメだって言ってたじゃないですか…!』

 

見ると周囲にはあれほど宗介が苦手だった赤色灯がたくさん点滅している。

 

でも、気づかなかった。

雨に気づかなかった。

愛のことが心配で、それどころじゃなく無我夢中で。

 

『本当に大丈夫なんだよな?』

『はい』

 

宗介は涙を浮かべ、『よかった…』と落ちていた傘を拾い、相合い傘をする。

 

見つめ合う2人を見て、駆けつけた樋口は傘もささずに肩を落として去っていく…。

 

どういうこと…?

その後、宗介はタクシーで愛を送ってくれた。

窓の方を見て黙り込んでいる宗介を、愛は緊張の面持ちで見つめる。

すると宗介が気づいて『寒くないか?』と気遣ってくれた。

 

愛を家まで送り届けると、

『また明日』

と宗介はタクシーに乗り込み、帰っていく。

 

──それでいいの?

遠ざかっていくタクシーを見て、愛は思う。

 

言い訳ばかりしていつも先送りして、

パズルを未完成のままにしていたのは私だった。

もう逃げたくない。

本当の心はずっと昔から変わってなかった。

昔の私も、今の私も。

 

ただ宗介のことが好きなんだ…!

 

ようやく自分の気持ちに気づいた愛は水たまりを蹴って、宗介のあとを追いかける!

 

宗介が自宅マンションへ入ろうとするのを見て、愛は声をかけようとする。

 

そのとき、宗介を待っている人がいたのに気づき、愛は驚く。

 

それは、

 

──梨沙だった。

 

 

〜7話につづく〜

 

 

『彼女はキレイだった』6話の感想

まさか梨沙がマンションの前で待ち伏せしてるとは〜!

あれで終わりにしたくなかったのね。

のぞくお姉さんのピースまで持ち出して、1度、走り出した想いはもう止められないのか…。

叶わないとわかっていても止まれないのが恋だよなぁ。

 

自分が佐藤愛だと告げる前に、梨沙と宗介が会っていることを知った愛はどうするのでしょうか?

梨沙のために今度は愛が身を引くのかなぁ?

うーん、切ない…。

 

樋口の嫉妬は、すごい切ないのになぜか女っぽい言い方になっててちょっと笑ってしまった…。

 

笑顔で人を翻弄し、本心を隠したり出してみたり、樋口って楽に生きてるように見えて損してるよなぁ…。

いいところは全部、宗介に持っていかれてしまうんだもん。

それでもいつも笑顔で愛の味方でいてくれる樋口。

ツンデレ王子にもツンツン!と構ってくれる樋口。

そしてニャニャニャ〜と宗介に絡んじゃう編集長!

今回はいつにも増して宗介がみんなに遊ばれてて面白かったです。笑

 

あとやっぱり、愛のピンチを知り、苦手だった雨を忘れて宗介が走っていくところがよかったー。

有無を言わさず力強く抱きしめるシーンにすごい熱量を感じました。

情熱が目に見えるといいますか。

 

次回はますます四角関係が激しさを増すようで心配…。

そんな中、ちょっと気になる御曹司は誰か説。

あれ、確かあの人じゃなかったっけ〜と思いつつ、明かされる日が楽しみです。

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました(=^・^=)

またの〜。

 

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