『彼女はキレイだった』9話ネタバレと感想│宗介のデレデレぶりがすごい!最高の友達を目指す樋口はやっぱり切なかった…

にこ

今回は、2021年9月7日放送『彼女はキレイだった(かのきれ)』9話のネタバレあらすじと感想をまとめました。

宗介(中島健人)が過労で倒れ、心配な愛(小芝風花)。

でも宗介は愛と恋人になれた喜びでいっぱい!(≧∀≦)

そんな中、次号の目玉企画のインタビューがお蔵入りになり、モスト編集部は大ピンチ!

そこで宗介は、性別も年齢もすべて不明の謎の作家・楠瀬凛に取材を試みるが…!?

そしてついに!

絵里花(宇垣美里)が追い続けてきた文講グループの会長の息子も明らかになりますよ〜☆

 

それではさっそく、9話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

その他のあらすじ
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『彼女はキレイだった』9話のネタバレあらすじ

宗介(中島健人)が過労で倒れ、愛(小芝風花)は病院に駆けつける。

 

幸いネットニュースの件は、編集長(LiLiCo)が直接スポンサーと話をしてくれたおかげで問題なく済んだ。

 

よかった…とホッとする宗介を見て、仕事のことはいいから今は休んでと優しく声をかけ、愛は飲み物を買いに行こうとする。

 

すると突然、宗介に腕を引っ張られ、あっという間に愛は宗介の腕の中へ。

ベッドで抱き合う形になり、愛はドキッ。

そんな愛の頬や髪を愛しそうに何度も撫で、

『ここにいて…』

と宗介は愛にキスをする。

 

『少し痩せたね。

もう無理はしないって約束して』

 

愛がつぶやくと、

 

『もう無理はしない。

好きな気持ちも、会いたい気持ちも。

もう…我慢しない』

と宗介は愛を抱きしめる。

 

とその時、唯子(片瀬那奈)がこちらへやってくる声がして、愛は慌てて棚の中に隠れる。

 

宗介は何事もなかったかのように唯子と話すが、愛がガタゴト棚を思いきり揺らしてしまい、

『まさかネズミ…!?』と唯子は恐る恐る棚に近づく。

 

『ああ〜!!!

なんかトンビの群れが!』

『え!?群れ?珍しくない?』

 

宗介が見間違いかも、まだぼんやりしてるかも…とごまかすと、唯子は気を遣って帰っていった。

 

『はあ〜!よかった!寿命縮んだ!』

倒れ込むように愛がベッドに腰かけると、

『僕はバレても構わないけど…?

愛はなんか困るの?』

と、宗介は横に座って愛をじっと見つめる。

 

『僕は世界中に言いふらしたい。

佐藤愛が大好きだって』

 

宗介が愛の肩に手を回し、キスしそうな雰囲気になり、愛は目を閉じる。

するとフッ。

『なんで目、閉じたの?』

と宗介がつぶやき、恥ずかしくなった愛は『いや、別にっ…』と立ち上がろうとする。

そんな愛を引き戻し、宗介は愛の首筋にチュッ。

 

大きく目を見開く愛のおでこにコツンとおでこを寄せ、幸せそうに2人は微笑んだ。

 

デレデレ宗介

数日後。

職場復帰した宗介は朝から愛に頑張ろうメールをもらい、テンション↗

 

カラスがフンを落としても、笑って『まあ、いいか』

iPadを見たまま、エレベーターの扉に突っ込んで転んでも、はっはっはっ。

 

編集部で顔を合わせた宗介と愛はとびきりの笑顔で笑い合う。

 

まるで別人のようにごきげんの宗介は

『おはよう!

す〜ださん♪ ネイルの企画、よかったです』

と足取りも軽い。

 

あまりにごきげんで口笛まで吹いている宗介を見て、みんなは『怖っっ』

『まさか、恋してるとか??』

『意外と恋人にはデレデレなタイプかも』

と噂する。

 

それを聞いた愛はわかりやすく物を落としまくり、

『もうっ!いつもどおりにしてて!』

と副編集長室に行き、宗介に注意する。

 

そんな中、宗介は次号の目玉として、メディアにほとんど出ていない世界の歌姫・アリサの独占インタビューを企画する。

これが実現すれば、ライバル誌の「ルナ」にも勝てちゃう!?

 

みんなが盛り上がる中、たまたま愛はエレベーターで樋口(赤楚衛二)と一緒になる。

 

せめて友達として

気まずい愛に樋口は普通に話しかけ、『なんか落としたよ』と毛虫のおもちゃを渡す。

 

何度やっても驚いてくれる愛に、樋口は大笑い。

『俺も飯食ってから行こうかなぁ。米食いたい!』

と樋口は強引に愛の肩を抱き、いつもの食堂に連れていく。

 

『ジャクソン、よかったな。副編集長とうまくいってるみたいじゃない』

 

樋口が納豆をかき混ぜながら言い、愛は納豆をかき混ぜていた手を止め、黙り込む。

 

『樋口さん、あの…』

『気を遣わなくていいから。

何があっても、俺たちは良き仕事仲間に変わりはない。だろ?

あ、それと最っ高の友達っていうポジションも追加で』

 

『はい』

 

愛が笑顔で答えると、

『97回!』

と樋口は愛の納豆を指差し、

『7、8、9、10!よし!』

と混ぜさせ、2人で納豆ごはんを食べる。

 

『うまっ』

『おいしい!うふふっ』

 

愛はどうせなら次の号までやり遂げたくて、総務に戻るのを来月まで延長してもらっていた。

 

昼食後、樋口は店に立ち寄り、緑色の帽子を愛に買ってもらう。

『よっしゃ!思い出ゲット!』

樋口はさっそく帽子をかぶり、取材に向かう。

 

愛が笑顔で歩き出すと、樋口は切ない表情で振り返り、ふたたび歩き出した。

 

甥っ子が副社長に!?

そんな中、編集長は甥っ子が今度、文講出版の副社長に就任するというので上機嫌♪

 

それを知り、早いとこなんとかしないと…と絵里花(宇垣美里)はつぶやく。

 

梨沙の再出発

一方、梨沙(佐久間由衣)は父が経営するレストランを辞め、別の仕事を探すことにしたと愛に伝える。

 

梨沙はずっと親のコネに頼っている自分が嫌だった。

でも父親に反発しながらも結局甘えて、自力で何かをする自信もなくて…。

今思うと、自分に軸がないから恋愛に依存してしまったのかもしれない。

 

『だからね、もっと強くなりたい。自分を変えたいの』

 

父には大反対されて最後は勝手にしろ!と言われてしまったけど、

『私の人生は、私の人生だから!

…なんちゃって。ちょっとカッコつけすぎたかな』

とちょっと恥ずかしそうに笑う梨沙を、

愛は『そんなことない、梨沙はカッコいい』と手放しで褒める。

 

ただ父の援助を受けないとなると、この家も出ていかなければいけない。

梨沙が申し訳なさそうに言うと、

『なに言ってるの。乾杯しよ!』

と愛はバチンと梨沙の肩を叩き、梨沙の新たな門出を祝って乾杯した。

 

グータッチ

翌日。

樋口はアリサのインタビュー記事を書き上げ、宗介にチェックを頼む。

 

『さすがだな。この内容ならコアな音楽ファンにもアピールできるし、アリサの側にもメリットがある。お疲れ様』

と樋口をねぎらう宗介に、

『必ず勝ちましょう』

と樋口は微笑み、こぶしを突き出す。

 

それを見て、宗介は立ち上がり樋口と熱いグータッチを交わすのだった。

 

思いがけないプロポーズ

そんなある日。

休日出勤した宗介は、愛からの差し入れが机の上に置いてあるのに気づく。

 

お弁当がまだ温かいことに気づいた宗介はまだ愛が近くにいると思い、愛を追いかけ、一緒にお弁当を食べようと誘う。

 

『天気もいいし、遠足に行こ』

宗介は愛と手をつないで、公園へ。

愛にも『早く、ほら。アーン』とお弁当を食べさせる。

 

すっかりリフレッシュした宗介は、愛を後ろから抱きしめ、

『次の号が発売してモストの存続が決まったら、愛にプロポーズしようと思ってる』

と告白。

 

『ずっと離ればなれで、16年間思い続けてやっと会えた。

もう失いたくない。

この先の16年も、その先もずっと一緒にいたい』

 

宗介の言葉に、愛は涙ぐみながら微笑んで答える。

 

『私も…。今、宗介が言ってくれたとおりの未来が来てほしい』

 

2人は幸せを噛みしめるように笑い合った。

ところが…

 

アリサが脱税!?

アリサが脱税したというスクープ記事が載るという知らせが飛び込んできて、独占インタビューはお蔵入りに!

 

次号の〆切まであと数日。

編集部員たちが新たなインタビュー候補の名前をあげる中、

宗介は、年齢・性別・国籍すべて非公表の謎の小説家・楠瀬凛はどうだろう?と提案する。

 

宗介は急いで楠瀬凛の担当編集の中松(赤ペン瀧川)に会いに行くが、

歴代の担当編集ですら今まで誰一人、楠瀬凛には会ったことがなく、交渉は難航…。

 

そんな中、絵里花は里中(髙橋優斗)を別の部屋に連れていき、

『あなたの力でなんとかしてよ。このままじゃ廃刊になっちゃうよ。

今度、副社長になるんでしょ?』

と頼む。

 

でもそれは絵里花の勘違い!

里中のお父さんは文講グループの会長ではなく、クリーニング屋のおじさんだった。

 

まだ終わったわけじゃない

モストが廃刊になったら、宗介はおそらくニューヨーク支店にも戻れないし、行き場を失ってしまうだろう。

その話を聞いた愛は暗い顔になる。

 

そんな愛を見て、

『まだ終わったわけじゃないんだから』

と樋口は励まし、愛とグータッチを交わす。

 

その夜。

気晴らしに走っていた宗介は、公園で待ち構えていた愛とバスケをすることに。

 

宗介は途中で『あ、池沢編集長』と言って、愛がそっちを見た隙にボールを取り、愛のおでこにチュッとしてゴール。

 

『ねえ、反則~』

と愛は笑って、宗介におんぶしてもらい、シュートする。

 

『ねえ、宗介。

私は、何があっても宗介の味方だよ』

 

愛がボールをパスすると、

『終わるにしても、ちゃんと締めくくらないとな』

と宗介はつぶやき、鮮やかにスリーポイントシュートを決め、愛とハイタッチする。

 

宗介の決断

翌日。

宗介はみんなに、メインインタビューは取りやめにすると告げる

 

インタビューがなくてもいい雑誌は作れる。

それぞれ自分が書きたい記事を書いてほしいと…

 

『読者に楽しんでもらうためには、まず作り手が楽しむこと。

自分たちが楽しめるような内容で雑誌を作ろう』

 

そう優しく語りかける宗介の目からは、昨日まで追いつめられていた焦りや不安は消えていた。

 

原稿完成

そこで愛は童話特集でお世話になった夏川ちかげ(日高のり子)のインタビューを次の号に載せることに。

 

そのとき、愛は子どもの頃絵本作家になりたかったことを話し、今からでも遅くないわよと夏川ちかげに言われる。

 

できあがった記事は、1発OK!

唯子から『成長したね~。編集者になってきた』と褒められた愛は、満面の笑みで喜ぶ。

そんな愛を見て、樋口も嬉しそうだ。

 

こうして編集部員一丸となって作り上げた次号の原稿に、

万感の想いを込めて宗介は「責了」のハンコを捺す。

 

泣いていいよ

できあがった原稿を封筒に入れ、本当にこれで終わってしまうのかな…とみんなはしんみり。

 

それを受け取ると、宗介は『今夜打ち上げしよう』と提案。

そんなことを副編集長が言うなんて!とみんなに驚かれながら、印刷所へ向かう。

 

カラオケを歌って盛り上がるみんな。

でもなかなか宗介は来ない。

 

その頃、宗介はひとり編集部にいた。

誰もいない編集部を歩いていると、みんなが生き生きと働いている姿が見えるような気がした。

 

みんな、モストが大好きだった。

この仕事に生きがいを感じていた。

誇りを持っていた。

 

宗介がみんなのことを思って立ち尽くしていると、愛がやってきた。

 

『モストを守りたかった…。

結果を出せなかったとしたら、僕の責任だ』

 

涙を流しながら自分を責める宗介に、愛は『宗介は悪くない』と伝える。

 

『自分でも意外なくらい、モストが好きだった。

ここで働く仲間のことも、今頃になって気が付いた』

 

『私も大好き。

本当に幸せな時間だった』

 

ソファに座り込んで大粒の涙を流す宗介の隣に寄り添い、

『疲れたね。眠っていいよ』

と愛は宗介を膝枕し、

『よく頑張ったね。お疲れ様』

と声をかける。

 

そんな2人の会話を陰で聞いていた樋口は、夜空を見つめ、ある決意を固める。。

 

新副社長と、楠瀬凛の正体

翌日。

たった今、そちらの社員の方から輪転機を止めてくれと電話があったと出版社から宗介に確認の電話が入る。

 

すると「取材に応じます」と楠瀬凛からメッセージが!

 

文講出版では、新副社長の就任式が行われ、みんながどんな人だろうと心待ちにしていた。

 

するとそれは、まさかの人物。

いつもベストに年季の入ったサンダルを履いている宮城文太(本多力)

今日はちゃんとスーツに蝶ネクタイをしめてるけどね~。

 

『え~!?なんでなんで~?』

テレビの画面を見ながら、みんなは驚いた。

 

一方、宗介は、楠瀬凛との待ち合わせ場所へ。

 

『初めまして。楠瀬凛です』

 

振り向いた男の顔を見て、宗介は驚いて言葉を失う。

 

それはいつもと違い、髪をオールバックにし、凛とした表情の樋口拓也だった…!!!

 

 

 

『彼女はキレイだった』9話の感想

え、え~!いろいろ衝撃的な回でしたよ、ほんとー!

 

樋口が楠瀬凛で、文太さんが甥っ子だというのは薄々わかってたけど、こうして見るとやっぱり面白い。

樋口は豪邸に住んでる辺りから怪しさが漂ってましたよね。

ラストはオールバックで印象が全然ちがって驚いた。

はっ!名前が楠瀬凛なだけに、あんな凛とした顔をしていたのか?(違)

そのくらい、いつものおちゃらけモードの樋口とは全然違いましたね~。

 

毛虫のおもちゃを愛にあげて喜んだり、愛に納豆のかき混ぜ指導を行ったり、思いが届かなくて切ない表情の樋口のほうが私は好きだけど…。

 

でも最初は取材を受ける気がなかった樋口が、宗介と愛の会話を聞いて、モストを救うために立ち上がった。

しかも電話とかメールでもいいところを、直接宗介と会うところに覚悟を感じました。

まさか樋口、愛の前から姿を消してこれからは「楠瀬凛」として生きていくつもりなのかな。

そしたら寂しいなぁ。。

 

それに対し、愛と恋人になれて幸せいっぱい、頬が緩みっぱなしの宗介がすごかった。笑

あそこまで幸せが続く人っていないんじゃないかな?と思うくらい、宗介が笑いすぎでこっちまで笑ってしまいました。

 

愛の顔も晴れ晴れとしてて綺麗さに磨きがかかり、先週梨沙とケンカして目の下がこけちゃってた時とは大違い。

本当に恋してるみたいでドキドキしました。

 

けど初っ端からキスしすぎでびっくりしたね~(@_@)

もう隙あらばチュッチュチュッチュしてて、今まで観たドラマの中で1番してたかも。。

子どもと一緒には見れないわ〜(;^ω^)

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました♪

またの~。

 

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