『彼女はキレイだった』8話ネタバレと感想│梨沙と愛の友情にぼろ泣き。。仲直りできてよかったね~!

にこ

今回は、2021年8月31日放送『彼女はキレイだった(かのきれ)』8話のネタバレあらすじと感想をまとめました。

ついに宗介(中島健人)と想いを通わせることができた愛(小芝風花)。

 

しかし梨沙(佐久間由衣)のことを思うと、愛は宗介とつき合うことをためらってしまう…。

 

そんな中、モストに廃刊危機が迫っていることが編集部のみんなにバレてしまい…!?

それではさっそく、8話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

その他のあらすじ
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『彼女はキレイだった』8話のネタバレあらすじ

ようやくお互いの気持ちを確かめ合った愛(小芝風花)宗介(中島健人)

 

あの日、愛が恥ずかしくなって隠れてしまったことを知った宗介は、

『愛がどんな姿で現われるかなんて関係なかった。

僕は愛に会いたかったんだから』

と愛を抱きしめる。

 

幸せに浸る愛。

でも宗介が梨沙(佐久間由衣)と話もせず、飛び出してきたことを知り、愛は急いで家に帰る。

 

すると梨沙はやけにサバサバした調子で、結果的に言いたいことは伝わったんだし、同じでしょ?と男友達と遊びに行ってしまう。

 

ゴミ箱に捨てられた手紙を見つけた愛は、梨沙が本気で宗介を好きだったことを知る。

 

「愛の親友」として、2人の幸せを心から祈る梨沙。

どんな思いで梨沙はこの手紙を宗介に渡そうとしていたのだろう。

そう思うと、愛の心は張り裂けそうだった。

 

宗介を避ける愛

一方、そんなこととは知らない宗介は翌日、浮かれ気分で出勤し、愛をデートに誘う。

でも愛は梨沙のことが気になり、宗介を避けてしまう。

 

──もうすぐ梨沙の誕生日。

愛はこのまま梨沙とぎくしゃくしているのが嫌で、ちゃんと話をしようとする。

 

でも『今さら何を話すの?』と梨沙。

愛は『ひとりで抱え込まないで話してよ。言い訳だっていいからさ』と頼む。

 

すると言い訳なんてないと、梨沙は愛を裏切ったことを認め、家を出ていく。

愛が必死に追いかけて止めようとすると、梨沙は泣いていた。

 

『もう ほっといて…。今は愛の顔、見たくない…』

 

その夜、梨沙は家に帰ってこなかった。

 

想いが通じ合ったと思ったのに

翌朝、家を出ると宗介が待っていて、愛は驚く。

愛の顔を見たら元気が出る気がして…と本当だったらめっちゃ嬉しいことを言う宗介。

でも今の愛にはそれが辛くて、できれば家には来ないでほしいと頼む。

 

愛の態度が急によそよそしくなり、疑問に思う宗介。

てっきり愛も同じ気持ちでいてくれていると思っていたのに、愛にとって自分はただの同級生で、会社の上司なのか?

 

傷ついた宗介は『僕は愛にとって、ただの同級生?』と尋ねるが、

愛の答えは…『わからない』

怒った宗介は先に歩いて行く。。

 

孤立する宗介

そんな中、愛が提案した童話特集が掲載された最新号が発売。

売上は好調だったが、ライバル誌のルナには及ばず、ついに岸田(木村祐一)から宣告された「廃刊まであと1号」になってしまう。

 

ところが、その話を偶然、耳にした里中(髙橋優斗)がしゃべってしまい、

『どうして今まで黙ってたんですか?私たちにも知る権利はあるはずです。あなたのしたことは独断です』

唯子(片瀬那奈)たちは次号の制作を拒否。

宗介がひとりで作ることになる…。

 

一方、樋口(赤楚衛二)は有休をとってずっと休んでおり、廃刊のことを知って引き抜きの話を受けたんじゃ…とみんなに噂されていた。

 

頑張る絵里花さま

その日、定時になるとみんなが帰ってしまい、

『僕が告げ口みたいなことをしてしまったからでしょうか?』

と里中は落ち込む。

 

すると、ピカリン!

玉の輿狙いの絵里花さま(宇垣美里)が現れ、里中をご飯に誘う。

 

里中を励ますために誘ったという絵里花さまに、里中はズキューンときてしまう。

 

モストのためにできること

一方、孤軍奮闘している宗介を見た愛は自分にもなにかできないかと徹夜で企画を考える。

 

梨沙の誕生日を明日に控え、

『いつ帰ってくる?』

とメッセージを送る愛。

でも梨沙から返事はこなかった。

 

愛が次号の企画を見せに副編集長室へ行くと、

『あんなに冷たくしてたのに、また心境の変化でもあった?』

と宗介はまるで最初の頃に戻ったような冷たい目を愛に向ける。

 

『モストのためにできることをしたいと思いました』

 

その言葉に、宗介はイラつきながらも企画に目を通す。

でもこれもダメ、あれもダメ。

全部ボツかと思ったそのとき、

その中の1つが、何年か前に唯子が企画してボツになった案に似ているといって宗介は引き出しの中から分厚い企画書の束を取り出す。

唯子の案と、愛の案。2つの案を合わせれば、なにかヒントになるかもしれない。

 

『ありがとう』

ひさしぶりに穏やかな表情の宗介を見て、愛はある決意を抱き、唯子を飲みに誘う!

 

唯子を説得する愛

愛はまず、廃刊のことを知っていたのに黙っていたことを唯子に謝った。

すると唯子は『どうせ副編集長に口止めされてたんでしょ?あなたもひとりで抱えて辛かったわね』と、宗介の悪口を言い始める。

 

『どうせあの人は本国の人間だから、私たちのことなんかどうだっていいのよ』

枝豆を食べながら文句を言う唯子に、

『違います!ひとりで抱えて悩んで苦しんできたのは、私じゃなく副編集長です!』

と愛は宗介が陰でどんなに頑張ってきたかを伝える。

 

それに宗介は、何年も前にボツになった企画書にもすべて目を通していた。

それは、宗介なりに編集部のみんなを頼りにしていたからじゃないか?

 

愛の訴えに、唯子は少し心を動かされたようだった。

 

同じ女性を愛する男として

一方、編集部には樋口の姿が!

宗介以外、誰もいない編集部を見て、樋口は編集部が今、どういう状況なのか悟る。

 

しかしこの期に及んでもみんなに頼らずひとりで全部抱え込もうとする宗介に、

『そんなんだからあなたについていっていいのか、みんな迷っちゃうんですよ』

と樋口は告げる。

 

それを聞き、『また忠告か?』と宗介は冷たい顔でつぶやく。

 

樋口は愛の席に飾られた玉ねぎに目をやり、宗介の目を見据える。

自分ではなく、宗介を選んだ愛。

愛を笑顔にできるのは自分じゃない、宗介だ。

 

『あなたにがっかりしたくないだけです。ひとりの男として』

 

『言いたいことはそれだけか?』

 

宗介がにらみ返すと、樋口はニヤリと不敵に微笑み、去っていく。

 

今からでも遅くない

その後、宗介が帰ろうとすると、愛が待っていた。

宗介は自分1人で抱え込んだ方が楽だったと、みんなの気持ちを考えずにいたことを反省する。

 

『でも今さら遅いよな…』

 

がっくりと肩を落とす宗介に、

『そんなこと言わないで。カッコ悪くてもいいから言い訳してほしい。

みんなが知りたいのは、あなたが心に隠してる正直な気持ちだと思うから』

と愛は励ます。

 

その想いが伝わり、宗介は優しい笑顔に。

話題は、愛が宗介を避けている件についてになる。

 

『もしかして、友達のため?』

 

黙り込む愛の肩に手を置き、

『僕が好きになったのは、今の”愛”だ。

まったくの別人だと思っていた君のことを、僕はまた好きになった。

急がなくていい。だけど…。

愛にとって大切だと思う人の手は絶対に離しちゃダメだ』

 

優しく愛の手を包みこみ、語りかける宗介。

愛は涙を浮かべ、『ありがとう』とうなずいた。

 

かけがえのない存在

それから愛はレストランの前で梨沙を待ち伏せし、話をしようとする。

でも梨沙は気まずそうに愛の顔を見つめたかと思うと、ダッシュで逃走!!

 

『なんで逃げるの?』

『わかんないけど!』

『じゃあ、逃げないでよ!』

『じゃあ、追いかけないでよ!』

 

公園まで追いかけたところで、愛はずでん!と派手に転び、

『もうやだ!もう…、どうしたらいいかわかんない!

もう、友達じゃいられないの?梨沙がいないなんてやだよ!』

と子どものように泣き叫ぶ。

 

『でも本当は怒ってるんでしょ?』

『怒ってるよ!

私と仲直りできなくてもいいって思ってる梨沙に怒ってる!』

 

愛はたった1つのことで、今までのことを全部忘れてしまうのが嫌だった。

楽しいこと、嬉しいこと、たくさんあったのに、梨沙をなくしたくなかった。

 

すると梨沙も涙ながらに打ち明ける。

『私も辛かったよ。

宗介のことをどんどん好きになっちゃって…、ダメなのに諦めきれなくて!

でも、それ以上に愛とケンカしたことが辛かった!』

 

梨沙は愛の前に座り込み、話し続ける。

 

『自分のせいなのに逃げてばっかで、

なのに愛がいなくなっちゃうのが怖くて。

でも、つらい時に愛に“つらい”って言えないことが一番つらかった!

愛、ごめんなさい…!ごめんなさい!』

 

何度も謝る梨沙に近づき、『何回、つらいって言ってんの?』と愛は梨沙の涙をぬぐう。

『だって、愛が言えって…』と梨沙も愛の涙をぬぐう。

 

愛はふいに思い出し、バッグから誕生日ケーキの入った箱を取り出すが、走ったせいでぐちゃぐちゃだ。

 

『買ってきてくれたの?』

『梨沙の誕生日におめでとうって言えないのは嫌だよ』

 

『言ってくれないの?』

『ぶふっ』

愛は吹き出すと、真っ赤な箱に入ったケーキを差し出し、

『お誕生日おめでとう!』

と梨沙に渡す。

 

『うん、おいしい』

梨沙がぺろりと生クリームをなめ、2人の顔にとびきりの笑顔が戻った。

 

宗介との別れ

家に帰って2人でお祝いをした後、愛はソファで寝てしまう。

そんな愛に優しくタオルケットをかける梨沙。

 

それから梨沙は宗介にメッセージを送った。

「今までありがとう」

 

「愛をよろしくお願いします」

 

「宗介のことが、好きでした」

 

宗介はそれを見て微笑み、梨沙の顔を思い浮かべる。

梨沙は宗介の連絡先を消去し、寝ている愛の鼻をつまむ。

 

ふがっと苦しそうに寝返りをうつ愛。

それを見て笑う梨沙。

梨沙は愛のおなかに顔をのせ、幸せそうに目を閉じた。

 

素直になって

翌日、宗介はある決意を秘め、編集部に向かう。

でも宗介が挨拶しても、愛以外、誰も挨拶してくれない。

 

すると宗介はそこにいる一人ひとりの顔を見ながら名前を呼び、廃刊の件をみんなに黙っていたことを謝罪する。

 

でもそれは廃刊の重責を背負うのは自分ひとりで十分だと思って下した判断だった。

 

そしてそれ以上に、みんなの能力があれば、モストジャパンは廃刊をのがれることができると確信していたからだった。

 

みんなの個性、それがひとつになった時のチームワーク。

失敗を真摯に受け止められる素直さも、

愚痴を言いながらもいつも前を向いている強さも。

なによりみんなのモストを愛する気持ちを信じていたから。

 

でも今のままでは、

宗介ひとりでは、

確実にモストは廃刊になってしまう。

 

『どうか、モストジャパンを守るために一緒に戦ってくれませんか?』

 

涙をにじませ宗介が頭を下げると、

咳ばらいをしながら樋口が入ってきた。

 

『これ、お土産です』

樋口は里中にお土産を投げて渡すと、考えてきた次号の企画書をみんなに見せる。

 

『俺はいいですよ。モストに戻っても。

ていうか、そもそも辞めるつもりなんてなかったですけど。

ね??』

 

樋口にふられて、

『ま、まあ…。モストは私の天職ですから』

と唯子はバツが悪そうに答える。

 

するとそれを皮切りに他の編集部員たちも、しかたないなぁ~と戻ってきてくれることに!

 

『よかったですね。素直になった副編集長、かわいかったですよ。ん~♡』

 

宗介を抱きしめ、キスしようとする樋口。

本気で嫌がる宗介を見て、みんなはクスクス。

 

『よし!絶対、モストジャパンを守りましょう!』

『打倒、ルナ!』

 

こうしてまたみんながひとつになったところに、編集長の蘭子(LiLiCo)がやってきて残念なお知らせをする。

 

なんとモストジャパンが廃刊になるかもしれないと、ネットでニュースになったのだ!

 

そのとき、ネットニュースを見ながら、今回のことでスポンサーが離れれば、次号を待たずに廃刊になるということも…と話す岸田の姿が。。

 

まさかマスコミにリークしたのは、岸田なのか?

 

もう逃げない

その帰り道。

愛と宗介はみんなが戻ってきてくれたことを喜ぶ。

 

宗介の手を取り、『たくさん待たせちゃってごめんね』と謝る愛。

 

『ううん、改めて言わせて。僕は愛のことが…』

宗介が言い切る前に、

『宗介が好き!』

と愛が笑顔で叫び、宗介はびっくり!

 

『昔も今も、宗介のことが好き』

『び、びっくりしたぁ…』

 

いつも宗介から言われてばかりで逃げてばかりだった愛は、自分から伝えたくなったのだ。

 

幸せそうに笑い合う2人。

 

愛は家に帰ると、ジグソーパズルのピースを手に取り、微笑む。

これでようやくジグソーパズルを完成させることができる。

 

しかしそんな幸せもつかの間、宗介の身に異変が起こる。

 

『よし、出発!』と横断歩道を歩き出した宗介は、めまいを起こし倒れてしまうのだった…。

 

 

~9話につづく~

 

 

『彼女はキレイだった』8話の感想

おぉお~!宗介が倒れちゃった!やっぱ過労かな~?

ずっと寝ないでやってたもんね。心配ですね。

でも予告で愛とラブラブシーンたくさんあったから大丈夫かな??

 

とにもかくにも今回、1番好きだったのは、梨沙が逃げるシーンだな。

あれ、私も逃げそう。

でも愛はずっと追いかけてきてくれるから、

なんで逃げるの!?じゃあ、追いかけてこないで!

ってやり取りからのお約束のバッターン!

からのギャン泣きで本音を語る2人。

どこから1発撮りなのかわからないけど、2人の感情がリアルに伝わってきて、泣き顔見てるだけでもらい泣き。

 

2人が仲直りできてほんっとうによかった!

ぐじゃぐじゃなケーキを食べて泣き笑いするところも、家に帰ってソファで寝ちゃう愛の寝顔が天使みたいなのも、そんな愛の鼻をつまんじゃうところも、キューンとなった。

たしか鼻をつまんで、ふがっとなるところは原作にもありましたよね~。

 

編集部も、樋口の後押しもあり、宗介が素直に想いを伝えることで元に戻れてよかった。

 

宗介が編集部の人たちの名前を全員呼ぶのはこれで2回目だけど、

最初に入った時の呼び方と、今回の呼び方では全然ちがって、

名前を呼ばれるたびにみんながハッとして宗介を見つめるのが印象的でした。

そのくらい名前ってやっぱり魂というか、その人を表しているものなんだよね。

 

そして出番は少なかったけど、愛と一緒にいなくても樋口はめっちゃいいやつで、宗介のピンチも救っちゃう!&ハグして、今度はチューまでしようとしていた。笑

それに愛にフラれてからの樋口は男らしさが増して、きりっとしてカッコいい。

そこからのニヤッとか、ニコッとかの振り幅のでかさが魅力だなぁ。

 

あとは片瀬那奈さん演じる唯子の飲みっぷり、枝豆を食べながらくだをまく感じが好きでした。

 

まだまだ廃刊危機はつづきますが、たしかあの人がああで、ああなってたはず…(;´∀`)謎

伏線がつながるときが楽しみです!

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました♪

またの~。

 

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