『君と世界が終わる日に』1話ネタバレと感想│ゾンビ好きにはたまらない!こういうドラマが観たかった!

にこ

今回は、2021年1月17日放送『君と世界が終わる日に』第1話のネタバレあらすじと感想をまとめました。

本作は、地上波ゴールデン帯の連続ドラマとしては日本初となる本格《ゾンビ》作品!

 

トンネル崩落事故に遭い閉じ込められてしまった青年・間宮響(竹内涼真)が、変わり果てた世界で恋人の来美(中条あやみ)を探しながら、ゾンビの脅威に立ち向かうサバイバルラブストーリー!

 

ゾンビ系アクション映画好きにはたまらないシチュエーションですね(^o^)

それではさっそく、1話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

その他のあらすじ
1話 2話 3話 4話 5話 6話 7話 8話 9話 最終話

『世界と君が終わる日に』1話のネタバレあらすじ

2019年。

ここは、神奈川県三浦半島の南端に位置する三浦市。

その日、自動車整備工の間宮響まみやひびき(竹内涼真)はいつものように同棲中の恋人・来美くるみ(中条あやみ)に弁当をつくり、優しく起こした。

 

『ねえ、今夜さ、早く帰ってこれる?』

『どうかな。。遅いかも。なんで?』

すると響は笑って、『ちょっと大事な話がね…、また今度にする』と出かけていく。

 

紅茶を飲もうとした来美は、引き出しの中に指輪が入っているのを見つけ、慌ててベランダに出て響を呼び止める。

『今日、絶対早く帰ってくるから!だから聞かせて、大事な話』

 

響は照れくさそうに手を軽く挙げると、バイクで職場に向かった。

『行ってらっしゃい!』

Ⓒ日本テレビ『君と世界が終わる日に』マイナビニュースより

来美は響を見送ると、幸せそうにケースの中の指輪を眺めた。

 

変わり果てた世界

その後、響はトンネル崩落事故に巻き込まれ、中に閉じ込められてしまう。

電話をしてもつながらず、響はバイクの明かりを頼りに、持ってきた弁当を少しづつ食べながら、がれきを撤去した。

 

4日後、なんとかトンネルから脱出した響を待っていたのは、誰もいない世界…。

道路には車が乗り捨てられ、ゴミが散乱している。

響は急いで職場に向かった。

 

『社長!社長!?』

響が声をかけながら中に入ると、中には変わり果てた奥さんや同僚の姿が…。

響が驚いて後ずさりすると、奥のほうでクチャクチャ…という音が聞こえた。

 

恐る恐る近づいてみると、それは社長だった。

『社長、何してるんですか?』

響が声をかけると、

『ガァ~~~!』

社長は唸り声をあげて、目をむき出して響に襲い掛かってきた。

Ⓒ日本テレビ『君と世界が終わる日に』マイナビニュースより

響がなんとかそれを避けると、先ほど倒れていた同僚が襲ってきた。

同僚は後ろにあった鉄の棒が腹に刺さっても、飢えた血走った目で響を追いかけてくる。

 

慌てて響が外に停めてあった軽トラックに乗り込むと、死んだはずの奥さんや他の同僚まで車の窓に張り付いてきた。

響は車を急発進させると命からがらその場を逃げ出した。

 

旧友との再会

ラジオをつけると、三浦市に避難指示が出ていた。

道路には車が列をなして停まっていて、響は車を乗り捨て、アパートに戻った。

でも来美はおらず、指輪もそのまま。

 

響は外を走っていくバイクを見かけ、消防署にたどり着く。

しかしそこにも、生き血を求める化け物と化した人々がいた…。

逃げる途中で、響は足をひっかけ膝に怪我を負ってしまう。

 

すると『おい!裏に回れ!』と2階のベランダで叫ぶ人が。

 

響が裏の壁を登って中に侵入すると、

『噛まれてるのか?答えろ!』

いきなり男に銃口を突き付けられ、響は驚く。

それはなんと高校の同級生、等々力とどろき(笠松将)だった。

Ⓒ日本テレビ『君と世界が終わる日に』マイナビニュースより

逃げ遅れた人々

そこには警察官の等々力と、上司の本郷(大谷亮平)

女子大生の佳奈恵(飯豊まりえ)

三原紹子みはらしょうこ(安藤玉恵)と小学生の娘・結月ゆづき(横溝菜帆)

バイク便をやっている吾妻(鈴之助)

引っ越しアルバイトの韓国人・ミンジュン(キム・ジェヒョン)とその上司の甲本(マキタスポーツ)

壮年の男性・宇和島(笹野高史)が身を寄せていた。

 

『あの人たちは病気なんですか?』

響がリーダー格の本郷に尋ねると、

『いや、正確には違いますね。彼らには”脈”がない。生物学的には死んでいる。いわば”生ける屍”ですよ』

と、奥で手帳を見ていた宇和島が淡々と答えた。

もし噛まれていたら、響もあんなふうになっていたのだ。

 

でも原因はわからず、救助に来るはずだった“避難所”とは、昨日から連絡が取れなくなっていた…。

こうなったら直接、避難所に行って確認するしかない。

そこでまず、抜け道に詳しい吾妻が様子を見に行くことになった。

 

等々力との確執

『簡単にあいつを信用していいんですか?』

屋上に出た等々力は、銃に弾をこめながら本郷に尋ねる。

 

『トンネルに閉じ込められたとか言ってましたが、本当かどうか…。

あいつは簡単に人を裏切るような奴ですよ』

 

どうやら等々力は、響と過去になにかあったようだ。

それを偶然聞いてしまった響は、気まずそうに『来美を見ていないか』と尋ねる。

 

『見てない』

等々力は切り捨てるように言うと、

『お前と行動するのは、避難所に行くまでだ』と言い放つ。

 

逃げ遅れた人々

ここにいるのは、みな同じマンションに住む人たちだった。

避難の途中でエレベーターに閉じ込められて、逃げ遅れて。

その時、たまたま居合わせた引っ越し業者の甲本とミンジュンも巻き込まれてしまった。

 

紹子の娘・結月は、ぜんそくで咳をしていた。

でも薬もなくなってきて、響は避難所に行ったら彼女が研修医なので診てもらったらいいと勧める。

 

すると『彼女さんが無事だって、どうして思えるんですか?』と、女子大生の佳奈恵が冷たく言った。

 

その時、外から不気味な咆哮が聞こえた。

奴らが仲間を呼んでいるのだ。

夜になると、化け物たちの動きは激しくなり、活発化する。

 

しかしいくら待っても、避難所に行ったはずの吾妻が戻ってこない。

響は自分が様子を見に行くと名乗り出た。

 

だが日に日に化け物たちの数は増えている。

本郷はこれ以上別々に行動するのは避け、明日の朝になっても救助が来なかったら、ここにいる全員で避難所に行こうと提案する。

全員が助かるにはそれしかない。

 

すると苛立った甲本は、『お前がのろのろ積み込んでるからだ』とミンジュンに八つ当たりを始めた。

こんなところに閉じ込められてまずいものばかり食べていたら、誰だってイライラするに決まってる。

 

そこで響は、消防署にあった食材を使って得意の手料理を振る舞った。

サバ缶のカレーに、ミネストローネ風スープ、乾パンでつくったあんこサンド。

そのお味は最高!

響は『おいしい!』と言ってくれた人とは友達になることにしてるんだと言って、結月と握手をした。

 

その夜、結月は苦しそうに咳をしながら、

『彼女の話をして』と響にせがんだ。

 

響と来美が出会ったのは、高校の弓道部。

来美はすっごい美人で、諦めの悪いところが、響は好きだった。

 

「諦めなければ道は開く。どんな壁でもぶち壊せる」

響はずっとそう信じて生きてきた。

『だから結月ちゃんも諦めずにがんばろっか』

『うん』

2人が指切りしようとしたとき、窓ガラスが割れる音がした。

 

見ると、バリケードを突き破って化け物たちが入り込もうとしていた。

昼間、響がつけた血のにおいを嗅ぎつけ、押し寄せてきたのだ!

響たちは必死に奴らの侵入を防ぎ、なんとか朝を迎えた。

 

避難所に向かう響たち

結局、朝になっても吾妻が戻ってくることはなく、本郷は女性・子どもを守るようにして避難所に向かって出発した。

その途中、響は車の中で化け物と化した女性を間違って外に出してしまう。

 

「逃げられないと思ったら、迷わず、頭に思い切り行け」

出発前に、響は本郷からそう言われていた。

 

生ける屍と化した女性は、唸り声をあげながら響に向かってくる。

しかしどうしても、響はバールを振り下ろすことができない。

 

それを見た等々力は我慢できず、銃を発射。

『おい!』と、響に近寄り、掴みかかる。

 

『やめるんだ!』

本郷はそれを止めると、甘えを捨てるよう響をたしなめた。

 

でもこの女性だって、なりたくてこうなったんじゃない。

車の中にはベビーシートと、赤ちゃん用のおもちゃがぶら下がっていた。

 

避難所

夕方になり、辺りが暗くなり始めると、どこからか化け物たちの咆哮が聞こえてきた。

 

響たちは道を急ぎ、避難所がある三浦高校に無事到着。

校内の敷地にはパトカーと一緒に、吾妻のバイクも停まっていた。

やはり吾妻はここにいるのだ。

 

でも校庭には人はおらず、テントが張られているだけ。

そこで来美が勤めている三浦病院の資料を見つけた響は、等々力が止めるのも聞かず、勝手に1人で校内に入ってしまう。

 

『来美!来美!』

響は叫ぶが、返事はない。

『本当に生きてると思ってるのか?現実を見ろよ。もう、とっくにどうにかなってるに決まってるだろ』

後を追うように、等々力が入ってきて、先を歩く響の肩をつかむ。

 

『他人がどうとか言ってる場合じゃないんだよ。それくらいわかるだろ?』

『等々力!』

本郷が止めると、響は来美を捜して教室の奥へ奥へと入っていった。

 

とりあえずここには奴らはいないようだ。

そこで、本郷と等々力は佳奈恵たちを教室に残し、様子を見に行くことにした。

 

来美の白衣

その頃、響は保健室にいた。

辺りは薄暗く、室内の様子はよく見えない。

響が奥に進むと、白衣を着た女性と男子生徒が死んでいた。

 

近くに落ちていた白衣を拾い上げると、来美のネームプレートが!

やはり来美はもう亡くなっているのか?

でも響は「来美は絶対に生きている」と諦めなかった。

 

一方、一人トイレに向かった佳奈恵はピアノの音がするのに気づき、懐中電灯の明かりを頼りに体育館へ。

カーテンを開けると、そこは生ける屍と化した人々の巣窟だった!

 

『グァアアアアア~!』

化け物たちの視線が一斉に佳奈恵に向けられ、佳奈恵は全速力で廊下をひた走る。

 

『助けて!助けて!』

しかしこんなに大量に襲われては、武器も持たない甲本たちはどうすることもできない。

 

紹子と結月親子はトイレの個室に隠れ、

ミンジュンと甲本は、宇和島を連れて2階へ。

するとミンジュンは階段の上で構え、見事な蹴りで化け物を撃退した!

 

一方、ひとりで逃げていた佳奈恵は、弓矢を持った響に助けられる。

高校時代、弓道部だった響の矢は、化け物の頭を貫いた。

 

化け物になるくらいなら

その後、2人はミンジュンと等々力が立てこもる教室に逃げ込んだ。

 

バリケード越しに窓ガラスにへばりつく化け物たちのうなり声を聞きながら、

『等々力さん、その銃で私を撃ってくれませんか?』

と佳奈恵は頼む。

 

『だって!あんなのになりたくない!変わりたくない!』

そう叫ぶと、佳奈恵は『もう、楽にさせて。お願い』と涙を流して言った。

 

『バカなことするなよ!』

響が佳奈恵に銃口を突き付ける等々力の手を下ろさせると、

『諦めれば道が開けるだって?どこにだよ!?道なんかないじゃないかよ!』

と、等々力は響に掴みかかる。

 

だとしても、進むしかない。

地獄だとしても進むしかない。

だって約束したんだ、あいつと。

『道がないなら作ってやるよ!』

 

響は等々力を突き飛ばすと、窓についていたカーテンを引き裂き始めた。

 

決死の脱出劇

ベランダから下を見下ろすと、下には響を待ち構えるように化けものたちが群がっていた。

その中をカーテンで作ったひもで、降りていく響。

響はそこに停まっていた救急車の上に飛び移ると、隙を見て中に乗り込んだ。

 

医療バッグから血液が入った袋を取り出すと、響は急いで別の救急車の上に登り、

『今だ!』と等々力に弓矢を投げさせる。

 

響は血液の入った袋を離れた場所にある車に投げつけると、それめがけて矢を放った。

Ⓒ日本テレビ『君と世界が終わる日に』シネマトゥデイより

するとドロリと血が流れだし、化け物たちは一斉にそちらへ向かって移動し始め、その間に等々力たちも下に合流した。

 

一方、トイレに逃げ込んでいた紹子は本郷に助けられる。

しかしそのとき既に、結月は窓から脱出していた。

化け物たちに追いかけられながら、逃げる結月!

 

それを見つけた響は、足をひきずりながら結月に襲い掛かろうとする男を弓矢で倒す。

すると後方から、唸り声をあげながら化け物が走ってきた。

響が矢を撃つと、男はすっくと起き上がり、こちらを見た。

 

それはなんと、バイク便の吾妻だった!

 

ためらう響に、後からやってきた本郷は『撃て!』と叫ぶ。

 

『…すいません』

響は呟くと、吾妻に矢を撃った。

その矢は吾妻の脳天に突き刺さり、吾妻はその場で息絶えた。

 

来美の声

落ち込む響に、『自分を責めないで』と紹子は声をかける。

少なくとも結月は、響のおかげで生きているのだから…。

 

こんな日でも朝はやってくる。

オレンジ色に染まる美しい朝焼けの風景を、ミンジュンは写真に撮った。

 

その時、無線機から「こちら、三浦市晴海交差点。聞こえますか!?」と来美の声がした。

来美は生きていたのだ!

 

しかしやっと話せたのも束の間、来美は化け物に襲われ、途中で無線が切れてしまった。

交差点の真ん中に停まる車の中で、仲間たちと立てこもる来美。

 

そして、化け物たちの姿を食い入るように見つめる白衣を着た謎の男(滝藤健一)の正体は…?

 

高校時代の2人

ラストは、高校時代の響と来美。

 

『20射、皆中したら、俺とつき合ってもいいって言ったの誰?』

『…それは、そう言ったら諦めてくれると思ったから』

『来美は言ったことを曲げるような人だったの?』

『いいよ、やれるもんならやってみなよ』

 

それを聞き、ひたすら響は矢を撃ち続ける。

外れても、外れても諦めない響。

そしてとうとう、あと1射。

 

響の矢は見事、皆中!

『やったやった!見た?スゲー俺!』

飛び上がって喜び、汗だくで床に寝転がる響を見て

『バカだねぇ』

と来美は呟く。

 

『俺を誰だと思ってんの?世界一、諦めの悪い男だよ?』

『なにそれ』

 

来美が笑って響を助け起こすと、響は来美をぎゅっと抱きしめた。

 

~2話につづく~

 

 

https://twitter.com/kimiseka_ntv/status/1350740282204033027?s=20

『世界と君が終わる日に』1話の感想

うわぁ、思っていたよりゾンビが本格的で怖かったです!

明るいところで見てもなかなかのものなのに、暗いところで見るともっと怖い。

でもそんなゾンビにも家族がいて、なりたくてなったんじゃなくて…。

そんなところにスポットを当てるところが、このドラマのいいところかなと思いました。

 

けど生き延びるためには、たとえ相手が仲間だろうと撃たねばならない。

いきなりほとんど出番もなく、吾妻役の鈴之助さんがゾンビになってしまってショックでした。

出ないでないと思っていたら、ゾンビになっていたんですね~。

避難所でいきなり襲われてしまったのかしら。

それともピアノの音に誘われて、あの悪魔の巣窟のような体育館に行ってしまったのかしら。

なんでみんな、あそこに集まってるの~?こ、怖すぎるんですけど~!

 

しかも吾妻さんの足の速いこと速いこと!

だかだかとすごい勢いで走ってくるところが恐怖でした!

日本のゾンビは俊敏だなぁ(>_<)

 

でもエンディングで、響と来美の馴れ初めをしてくれて、最後はほっこり♪

弓道着姿の来美が、めちゃんこ綺麗!

 

なのに次回予告は、次はだれが死ぬ!?って不穏すぎるわい!

やっぱり毎回誰かがゾンビになって殺されてしまうのでしょうか。

そんなの悲しすぎるわ~。

 

最後に出てきた滝藤さん演じる謎の男性が、何者なのかも気になりますね!

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました\(^o^)/

またの~。

 

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