『天国と地獄〜サイコな2人〜』1話ネタバレと感想│魂が入れ替わってからの綾瀬はるかさんの笑みがやばい!

にこ

今回は、2021年1月17日放送『天国と地獄〜サイコな2人〜』第1話のネタバレあらすじと感想をまとめました。

綾瀬はるかさん主演、森下佳子さん脚本という黄金タッグでお送りする日曜劇場がスタート!

 

努力家で正義感が強く、あわてんぼうな刑事・望月彩子(綾瀬はるか)と、表向きは社交的だが、サイコパスな殺人鬼・日高陽斗(髙橋一生)の魂が入れ替わる!

 

お互いを「あーちゃん」「ひーちゃん」と呼び、信頼関係を深めたお2人の息のあった演技が楽しみですね!

 

「女から男へ」「善から悪へ」

 

運命が逆転した2人は、どうなってしまうのでしょうか?

それではさっそく、1話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

その他のあらすじ
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『天国と地獄〜サイコな2人〜』1話のネタバレあらすじ

月夜の晩。

砂浜で丸い石を拾いあげようとした望月彩子(綾瀬はるか)は、何者かに背後から殴られそうになり、目を覚ます。

 

変な夢を見た綾子は、遅刻ギリギリで家を飛び出したため、電車内で自分だけマスクをしていないことに気づく。

『…やらかした』

彩子がマフラーで口元を隠すと、

『よかったらどうぞ』

と、隣に立っていた男性(髙橋一生)が自社製品のマスクのサンプルを譲ってくれた。

 

彩子が「桜田門」で降りたのを見て、男性は『刑事さんでしたか…』と一瞬驚いた後、意味深な表情を浮かべる。

 

子どものころから正義感が強かった彩子のあだ名は、「ベッキー望月」。

である「べき」が口癖だったからだ。

 

それなら「あるべき世の中をつくろう」と警察官になり、地道な努力を重ね、昨年ようやく、警視庁捜査一課の刑事に就任。

でも思い込んだら一直線で失敗も多いため、周りの刑事からは煙たがられていた。

 

そんな中、殺人事件が発生。

五十嵐監理官(野間口徹)が現場へ急行するようやってくるが、残っていたのは、彩子と相棒の八巻英雄(溝端淳平)だけ。

『はい!望月行けます!』

彩子はみずから立候補すると、『必ず手柄を立てますんで』と管理官に親指を立て、意気揚々と現場へ向かった。

 

サイコな現場

彩子と八巻が現場につくと、血まみれの遺体の口に、これでもかとパチンコ玉が詰められていた。

 

そんな猟奇的惨状にもかかわらず、きれいすぎる現場が気になる彩子。

『なんか拭き掃除されたみたいな清涼感』

『でも洗浄剤の匂いも何もしないですけど…』

『そうなんだけどさ』

 

そこに『お疲れ、お疲れ』と、彩子を目の敵にしている河原主任(北村一輝)が現れ、彩子に本庁に戻るよう指示する。

彩子たちが渋々引き上げると、河原は遺体の手のひらを確認。

すると3年前に殺された官僚の手のひらに残されていたものと同じ「Φ」のマークが印されていた…。

ⒸTBS『天国と地獄~サイコな2人~』 テレビジョンより

そのとき、被害者の口に突っ込まれていたのは破いた六法全書だったが、今回と手口は一緒。

犯人はまだ捕まっていない。

となれば、これは同一犯の犯行ではないか?

河原はそう睨んでいた。

 

捜査会議

被害者は、パチンコやネットカフェなどを経営している社長。

死亡推定時刻は、1月13日の23~翌1時。

いつもどおり家政婦が出勤したところ、社長が死んでいたという。

 

犯人は玄関の傘立ての下にあった置き鍵を使って侵入。

防犯カメラの映像は、SDカードが抜きとられ、残っていなかった。

凶器は、丸い石のようなもの。

遺体の状況から、3年前の官僚殺しと同一犯の可能性があった。

 

彩子はやはり現場がきれいすぎることが気になり、発言しようとするが、

『こいつのいうことなんて聞いていいんですか?また犯人でもない人間を追い込んで、裁判沙汰になっちまいますよ』

と河原に邪魔される。

 

それでも彩子はあきらめず、鑑識の新田(林泰文)に話をするが、『そんなことより、凶器でも探したら?』とまったく取り合ってもらえなかった。

 

同居人の陸

そんな彩子の違和感を解消してくれたのは、同居人の渡辺陸(柄本佑)だった。

陸はアパートが決まるまで…という約束で、彩子の部屋に居候させてもらっているのだ。

 

ときどき清掃のアルバイトをしている陸によると、匂いのない業務用の特殊洗浄剤があるという。

 

日高との再会

さっそく彩子はその洗浄剤を手に入れると、鑑識で調べてもらった。

すると現場の床表面から採取された化学物質と97%一致!

2年前に作られらたサンプルQと一致することがわかった。

それは結局採用されず、モニターは社内と取引先の15社のみ。

 

そこで彩子と八巻は、洗浄剤の製造元、コ・アース社に向かった。

その道中、八巻がコ・アース社を検索すると、社長の日高陽斗は、電車内で彩子にマスクをくれた人物だった!

彩子の顔を見た日高は、すぐに気づいてくれた。

でも彩子が話している間、日高はずっと耳たぶを触っている。

 

気になった彩子は、わざと捜査情報を話して日高に揺さぶりをかけた。

すると『一人暮らしでよくそんなに早く発見されましたね』と、日高は言う

そんなことはニュースで報じられていないのに。

 

それに事件があった1月13日の23~25時の間、日高は『ずっと散歩していた』と証言する。

しかし、いくら趣味が散歩だとしても、3時間も散歩するなんてあり得るだろうか?

 

警視庁に戻った彩子は、日高が怪しいと監理官に報告。

しかし肝心なところでまたしても河原主任が現れ、捜査は河原班で行うことになってしまう。

 

日高のしっぽ

翌日、河原が張り切って日高の捜査を始めるのを見て、彩子は悔しくてたまらない。

そこで彩子は、手柄を取り返すために、河原たちの尾行を始めた。

 

だが日高のマンションは、管理組合の許可がなければ、防犯カメラの映像を見ることもできない。

しかも管理組合の会長は日高のため、令状がなければ何もできなかった。

 

その後も、捜査一課は日高のしっぽすら掴めず、明日の捜査会議までに令状を取れるようなネタが上がらなけらば、日高の容疑を1度、保留することになった。

 

しかし河原は裏から手を回し、マンションの防犯カメラ映像を入手。

日高が23時過ぎに家を出て、2時6分に戻ってきたことを突き止める。

これならじゅうぶん現場に行って戻ってこられる。

 

河原は、自宅周辺で日高がタクシーに乗っていないか調べることにした。

 

一方、夜なら捜査しても文句を言われないだろうと単独で捜査していた彩子は、日高が「シェアバイク」を使って移動したのでは?と思いつく。

でもすでにお客さまサポートセンターはやっていなかった。

 

すると八巻から連絡があり、アメリカで日高と一緒の研究室にいた九十九(中尾明慶)と話してみないかという。

 

時差があるため、翌朝8時にネットで話をすると、九十九は前にも警察に日高のことを聞かれたことがあった。

それは、連続殺人。

いわゆる”シリアルキラー”についてだった。

 

これで一気に、日高がクロだという可能性が強まった。

彩子は『このこと、誰にも報告しないでよ』と八巻に口止めし、シェアバイクの監視カメラ映像の確認に向かった。

 

捜査会議

そして彩子が戻らないまま、捜査会議が始まった。

 

河原は、事件の夜に、日高が自宅から15分ほどの場所でタクシーを拾い、現場から10分ほどの四谷三丁目で下車したことを告げる。

運転手によると、日高は犯行現場方面に歩いていったという。

 

『これで令状取れますよね?』

しかし、日高はサンライズフーズの御曹司だ。

もし犯人じゃなかった場合、取り返しがつかなくなる。

 

『あともう一声あれば…』

それを聞いた八巻は

『…あのぉ、今回の事件とは関係ないんですけど』

と、日高がボストンにいた頃、連続殺人犯の疑いをかけられたことがあると話してしまう。

 

それは、日高とその友人が、連続強姦殺人を行ったのではないかというもの。

共犯の男は失踪し、日高も証拠不十分で起訴には至らなかったが、司法の手から逃れるように、日本に帰国していた。

 

そこに彩子が到着。

八巻の発言が後押しとなり、翌日、ガサ入れが行われることになった。

 

対立

『私、勝手に報告するなって言わなかったっけ?』

捜査会議が終わると、彩子は八巻を責めた。

 

『…そういう空気だったから』

『空気!?あんた、なにセク原(河原のこと)の味方してんのよ』

 

『だれが、セク原だって?八巻はなにも悪いことしてないだろ?』

河原がやってきて、令状が出なくてじりじりした空気だったから八巻は言っただけだと肩をもつ。

 

それを聞くと、彩子はまた違法捜査で、タクシーの情報を手に入れたんじゃないかと、河原を非難した。

 

だが、どんな手段を使っても、犯人を捕まえたらありがたいと思うはずだ、と河原は言う。

それなのに、彩子の恨みがましい顔はどうだ。

それは、正義漢じゃない。

「上に立ちたい」「手柄をたてたい」、それだけだ。

 

『少なくとも俺は、自分の手を汚してでも犯人を逮捕したいと思ってる。

そんな覚悟のないくせに、能書きばかり言って欲しがって、1度自分の足元見た方がいいんじゃないですかね?

風紀委員さん』

 

ⒸTBS『天国と地獄~サイコな2人~』 テレビジョンより

すると彩子は、犯行後の日高が映った監視カメラ映像を河原の前に突きつけた。

 

日高は、25時16分に現場から10分のシェアバイクのポートから自転車を借り出し、自宅から20分のポートに返却していたのだ。

 

『性急に、お書き添えください!

私は手は汚していませんが、足は棒にしています』

 

『これで行き帰りそろったっていうことか。ありがとさん』

河原はそれを受け取ると、去っていった。

 

急展開!

その夜、彩子が帰ろうとしていると、鑑識の新田がやってきた。

被害者の口の中に詰められたパチンコ玉から、カーキ色の革手袋の組織が見つかったというのだ。

それは日高がしていた手袋と同じだった。

 

彩子と八巻は急いで日高の会社に向かうが、日高はいない。

会社で言われた料亭に向かうと、ちょうど日高がタクシーに乗り込むところだった。

 

彩子たちがタクシーを追いかけると、それに気づいた日高は家に帰るでもなく、途中でタクシーを降りて歩道橋に登り、月を見た。

 

『日高さん』

彩子が声をかけると、日高は『望月さん』と満面の笑みを浮かべて振り返る。

 

『ここで何をしてるんですか?』

『月が綺麗だったので、ふらっと』

 

その日は満月。

彩子は日高が革手袋をしているのを確認すると、事件の夜、日高が散歩していたのは嘘だったという証拠が見つかったと告げる。

事件の夜、日高はタクシーに乗って現場近くまで行き、シェアバイクに乗って自宅近くまで戻ったのだ。

 

だが日高にとって、それは散歩のうち。

著書にも、途中で車に乗ってもいいし、自転車に乗ってもいいと書いてあると笑って言う。

 

でもどっちにしろ、明日には田所仁志殺害容疑で捜索令状が出て、日高の家にも会社にも家宅捜索が入る。

彩子が自首を勧めると、日高は態度を豹変した。

 

手袋をはずし、ぎろりと彩子をにらみつける日高。

 

『そちらがそのつもりなら、こちらも対抗手段を取らせてもらいますよ。

警察の威信を守るためにも、令状請求を取り下げることをお勧めします』

 

そう言うと日高は歩道橋の上から、下を通過するトラックに向かって、革手袋を落とした。

トラックは革手袋を乗せ、走り去った。

 

『八巻!そのトラック、追って!』

彩子は歩道橋を下りていく日高を追いかけると、不法投棄で現行犯逮捕しようとした。

 

『いい加減にしてください!』

日高に手を振り払われ、バランスを崩した2人は歩道橋から転げ落ちてしまう。

 

入れ替わった2人

彩子が気づくと、そこは病室だった。

日高に丸い石で殴られそうになる夢を見ていた彩子は、夢だったとホッとする。

 

しかし近くにかけられたコートは、日高のもの。

それになんだろう、この声は。

 

彩子が喉に触れると、なんと喉仏が出ているではないか。

慌てて鏡で確認すると、そこに写っていたのは、日高の顔。

『…う、そ…』

彩子は驚きで言葉を失った。

ⒸTBS『天国と地獄~サイコな2人~』 スポニチアネックスより

月と太陽の伝説

一方、日高は彩子の姿になった自分を鏡で見ながら、

『どこまでついてるんでしょうかね~、私は』

と耳たぶを触りながら、ほくそ笑んでいた。

 

そこに八巻が入ってきた。

革手袋をのせたトラックのナンバーは控えてあるので、明日持ち主に聞いてみるという。

 

『そうですか。ありがとうございます』

にっこり微笑む彩子(日高)を見て、驚く八巻。

いつもの彩子ならこんなふうに笑ったりしない。

 

『なんか今日の望月さん、いい感じですね』

八巻が戸惑いながら笑顔で言うと、

『月明かりの効果じゃないですか?今日は満月ですから』

と、彩子(日高)はゆっくりと窓のほうに近づく。

 

『知ってますか?

本当は、月は太陽に、太陽は月になるはずだったんですよ。

でも、シアカナローの花を盗んだから、月は太陽に、太陽は月になった。

運命が入れ替わってしまったんですよ』

 

『…なんなんすか?それ』

 

『そういう言い伝えがあるらしいですよ』

そう言ってくるりと振り返き、微笑む彩子(日高)はまるで別人のようで、八巻は思わず見とれてしまう。

 

対峙

一方、日高の姿になってしまった彩子は、日高と魂が入れ替わってしまったことを受け入れられない。

 

混乱した日高(彩子)は、偶然、日高のバッグの中から血の付いた丸い石を発見。

それは田所仁志を殺した凶器ではないか!

 

『八巻!』

日高(彩子)が驚いて叫ぶと、

『八巻さんならさっき帰りましたよ。それより私のカバン、勝手に開けないでくださいよ』

と、余裕の笑みを浮かべた彩子(日高)が病室に入ってきた。

 

『…日高?』

『どうも、そのようです』

『なんで?…なんでこんなことになってんの?

なに余裕かましてんの?こんなの、あんただって困るでしょ?』

 

しかし彩子(日高)はむしろ、こうなってラッキーだと、日高の姿になった彩子をしげしげと見つめる。

なぜなら、今日から日高(彩子)は、田所仁志殺害の容疑者。

彩子(日高)は刑事だから。

幸い、凶器っぽいものも日高(彩子)の手に握られていることだし。

 

『私はあなたを見過ごしていいもんなんですかね~?』

そう言うと、彩子(日高)は手錠を取り出し、

『どうするんですか?こういう場合』

と、手錠をぶらぶらさせながら間合いをつめる。

 

『それはつまり、あなたがやったってことよね?

あなただって殺人犯になりたくないんじゃないの?

私が捕まったら、あなたが捕まったことになる。

そうなったらあんたは終わり。

あんたの会社も、親の会社も地位も名誉も全部終わり』

 

日高(彩子)が言うと、ドン!

『小ざかしいんだよ、イチイチ!』

と彩子(日高)は怒鳴り、日高(彩子)を壁に追いつめた。

 

『あなたが覚えておかなきゃいけないのは、圧倒的強者なのは「私」ということです』

 

彩子(日高)は恐怖におびえた日高(彩子)の頬を両手で挟み、微笑みながら言う。

 

『こうして、田所の血と、あなたの指紋がべたべたついた石がある。

あなたをこのまま、連続殺人犯にするもしないも、私の気持ちひとつなんですよ。

どうします?すべて私の言うとおりにしますか?』

 

目の前で手錠をぶらつかせながら、日高(彩子)を見下ろす彩子(日高)。

ⒸTBS『天国と地獄~サイコな2人~』 スポニチアネックスより

日高の姿となった彩子は悔しさと惨めさで何も言えず、ただ自分の姿を見つめていた。

 

日高を追いつめ、手錠をかけ、手柄をあげ、みんなを見返す。

本当はぜんぶ、自分がするはずだったのに。

あと一歩だったのに。

 

…どうして、

どうしてこんなことになってしまったんだろう。

 

すると彩子の顔をした日高は笑って、日高(彩子)に手錠をかける。

『ほら、うんって言わないから』

 

目の前で笑う日高は、

まぎれもなく、

サイコパスで、シリアルキラーで、

悪魔そのものだった・・・。

 

 

~2話につづく~

 

 

『天国と地獄〜サイコな2人〜』1話の感想

魂が入れ替わってからの2人の演技がすごかったですね!

一生さんは、彩子にしてはちょっと女の子っぽすぎるかなと思ったけど、歩道橋で転げ落ちて彩子と背中合わせで寝てるときから寝顔が女子になっててびっくりした。

さっきまでどうやってその場を逃げようかと、画策していた男と同一人物とは思えない…。

それに勝気な彩子のままで演じてしまうと、女子だとわかりにくいから、あのくらいでちょうどいいのかもしれない。

 

それに対し、綾瀬さんは歩き方も話し方もゆっくりと地に足がついている感じで、余裕たっぷりの笑みが美しくもあり、怖かったですね。

急に色気が出て、八巻くんが日高な彩子さんに惚れちゃうんじゃないかと心配です。

 

同居人の陸や八巻が、中身が入れ替わってることに気づいてくれたらいいんですけどね…。

もしかしたら意外なところで、河原主任が気づいてくれたりして。

お互い犬猿の仲なようで、彩子のことを1番見てくれているのは、河原かもしれないと思ったから。

 

やり方は違うけど、お互い犯人を逮捕したいという気持ちは同じなわけで。

さすがの日高も、河原さんは騙せないような気がするんですよね~。なんて。

 

でも1番おっかないのは、彩子の姿で日高がまた殺人を犯したら…ってことですね。

 

日高が犯行を行うのは、どうやらいつも新月のときらしいので、月の満ち欠けも要チェックですね。

彩子と日高が元に戻れるとしたら、満月のときだろうし…。

これからどんな展開になるのか、楽しみです。

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました\(^o^)/

またの~。

 

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