『君と世界が終わる日に』6話ネタバレと感想│大好きなものを奪われたら…。憎しみという名の凶器!

にこ

今回は、2021年2月21日放送『君と世界が終わる日に』第6話のネタバレあらすじと感想をまとめました。

ゴーレムウイルスが封鎖区域外にも広まっていることを知り、駐屯地に戻る決意をした響(竹内涼真)たち。

 

その途中、刀集団のリーダー・坪井(小久保寿人)と再会し、一緒に駐屯地に行くことに!

 

そんな中、ミンジュン(キム・ジェヒョン)は、姉・ジアンが「Dr.Shuto」と共にワクチン開発をしていることを知る。

 

それは響にとって、忘れられない名前だった…!

 

6話では、ついに響と首藤(滝藤賢一)の因縁の関係が判明!

 

響は来美(中条あやみ)と再会を果たしますが……!?

それではさっそく、6話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

その他のあらすじ
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『世界と君が終わる日に』6話のネタバレあらすじ

ついに横浜にたどり着いた響(竹内涼真)たち。

しかし安全だと思われた横浜にも、すでにゴーレムウイルスが!!!

まるで世界の終わりのような光景を見て、響は決意する。

この世界を生き抜くには、横須賀駐屯地に行くしかない。

結月(横溝菜帆)の喘息の薬を得るため、響たちは船に乗り、駐屯地に乗り込むことにした。

 

一方、来美(中条あやみ)は『愛奈(新津ちせ)がゴーレムに噛まれたのはお前のせいだ!』と、兄・勝利(田中奏生)に責められていた。

 

来美は『私がなんとかする…』と勝利に約束。

愛奈を救うため、ワクチン開発の実験台になる覚悟を決めていた。

対立する牛込と首藤

そんな中、駐屯地では、撤退を主張する自衛隊司令官の牛込(神保悟志)と、このまま駐屯地でワクチン開発をすべきだという首藤(滝藤賢一)の間で意見が対立していた。

 

ここには、RCSDという冷凍保存装置がある。

それは簡単に移動できるものではないし、じゅうぶんな電源を確保できないと、実験は失敗する。

 

『それはあなただけの意見では? 今は安全確保のほうが大事だ』

 

しかし、いつの間にか自衛隊幹部は皆、首藤の側についていた。

おそらくワクチンを餌に、うまいこと抱え込んだのだろう。

 

だがここの司令官は、牛込だ。

強引に撤退話を進める牛込を見て、首藤はため息をつく。

 

冷凍保存装置のある部屋に行くと、首藤はそっと装置に手を触れた…。

 

坪井との再会

その頃、響たちは途中で船の燃料がなくなり、「猿ノ島」へ。

そこにはかつて敵対した刀集団の坪井(小久保寿人)たちが暮らしていた。

響が海から駐屯地に乗り込もうとしていることを知った坪井は『無理だ』と言い切る。

 

でも足の傷が化膿している筧のじいさんを助けるためには、抗生物質が必要だ。

坪井は仲間を助けるため、響たちと共に駐屯地に行くことにした。

 

出発までの間、響たちは坪井たちが暮らす建物の隅の部屋で過ごすことに。

そこには周囲と距離を置く謎の男・御前崎おまえざき(宇野祥平)がいた。

御前崎に挨拶した後、響は佳奈恵(飯豊まりえ)に弓を教えた。

『はじめての割にうまい』と言われた佳奈恵は大喜び。

 

響はこんなふうに来美にも教えたことを思い出す。

それを知り、ひそかに響に想いを寄せる佳奈恵は複雑な気持ちになる。

 

そんな佳奈恵を見て、ミンジュン(キム・ジェヒョン)は『響は諦めたほうがいいよ、来美しか見てない』と忠告するのだった。

 

不吉な言葉

翌朝、響たちは紹子(安藤玉恵)と結月を残し、駐屯地に出発した。

 

道中、響は自衛隊に狙われていることを坪井に話す。

それでも乗り込むのは、仲間を守るため。

そのためなら人殺しだっていとわない…。

 

そんな響を見て、海辺にいた御前崎が不吉な言葉を投げかける。

『行かないほうがいい。行ったらあんた、心底人を憎むことになるぞ』

 

でも響は答えず、そのまま立ち去った。

 

Dr.Shuto

駐屯地に向かう船の中、ミンジュンは今までスマホで撮った空の写真を見ていた。

それは、姉・ジアン(玄理)に見せようと思って撮ったもの。

でもせっかく再会したのに、ミンジュンとジアンは敵対関係になってしまった。

 

ジアンが” Dr.Shuto “という医者とワクチン開発していることを知った響は驚く。

首藤は、響の母・琴子(臼田あさ美)の主治医だったのだ。

Ⓒ日本テレビ『君と世界が終わる日に』リアルサウンドより

その時、船がついたと坪井が知らせに来た。

甲本(マキタスポーツ)は船に残ってここを守るというが、『口ばっかり』と佳奈恵に嫌みを言われる。

なんの取柄もなく、文句ばかり言っている甲本は、みんなに厄介者扱いされるようになっていた…。

 

自衛隊の混乱

そんな中、駐屯地では、牛込一佐が謎の失踪を遂げていた!

自衛隊内部に不協和音が生じる中、避難者たちの間でも不満が爆発!

 

首藤は外部と連絡が取れないことから、おそらく外にも感染が広がったとみて間違いないと話し、駐屯地にいれば優先的にワクチンが打てると避難者たちの支持を得た。

 

愛奈の死…

その頃、響たちは戦時中に作られた地下通路を通って駐屯地へ。

期限は日暮れまで。

それまでに戻ってこれなかった場合は、置いていく。

そう約束して、響たちは坪井と別れた。

 

その後、薬を捜していた佳奈恵は愛奈がいる部屋に侵入。

するとゴーレム化した愛奈が襲いかかってきた。

兄・勝利が苦しいだろうと思って、愛奈の拘束を外してあげていたのだ!

 

そこに響がやってきて、背後から愛奈の首をナイフで刺す。

物陰で隠れていた勝利は、それを見て激しいショックを受けるのだった…。

 

逃亡する等々力

一方、来美が研究に協力していることを知った等々力(笠松将)は腹痛を装って、部屋から逃げ出す。

 

それを知った自衛官の桑田(浅香航大)沢(堀家一希)は、すぐに捜そうとするが『待て』の指示が。

実はそれは、首藤とジアンが仕掛けた「罠」。

すでに響たちが侵入したことは、首藤たちにはお見通し。

彼らはある場所へ、響たちを誘導しようとしていた…!!!

 

無事に薬を入手した響は、外に見張りがいないことを不思議に思う。

そのとき、響は車いすに乗り、ぐったりとしている来美の姿を見つける!

来美は、薬の副作用でせん妄状態になっていた。

 

『…来美 』

響が歩み寄ろうとしたとき、等々力が駆けつけ、来美を抱きかかえて連れていく。

その姿を自衛隊の車がかき消すように通り過ぎていく。

次の瞬間、来美と等々力の姿は消えていた。

Ⓒ日本テレビ『君と世界が終わる日に』テレビジョンより

『ごめん、先に行ってて』

響は佳奈恵に薬を渡すと、来美たちの後を追いかけた。

 

失望

その後、佳奈恵とミンジュンは、甲本のところに戻った。

 

『もう待てない、行くぞ』

辺りに見張りがいないことを不審に思った坪井は、響を置いていくことにした。

 

すると佳奈恵たちは響のもとに戻るという。

『なんでそこまで!?俺はもう帰るぞ!』

甲本は叫んだ。

 

『甲本さんだって、何度も間宮さんに助けられてるでしょ?』

『それはそうだけど、自分の命のほうが大事だ。ほら、行くぞ』

甲本は上司の命令だといって、ミンジュンの手を引いていこうとした。

 

ミンジュンはその手を離すと、

『あなたは嫌な上司。でも嫌いなわけじゃない。

けど今のは、がっかりした』

とその場を去った。

 

来美の後を追って

『 来美!!!』

響は来美の後を追って暗闇の中を進んでいた。

 

その声が聞こえ、等々力は響が近くにいることを知る。

通路の向こうに明かりが漏れていることに気づいた等々力は、来美を置いてひとり、その場所へ。

そこにはなんと、ゴーレム化した牛込が椅子に縛り付けられていた!

 

等々力が牛込を倒そうと近づいた瞬間、うなだれていた牛込が顔を上げ、大声で叫び始めた。

驚いて後ずさりしたところを何者かに注射を打たれ、等々力はそのまま意識を失った。

 

一方、響は来美を捜して、闇の中をさまよっていた。

『来美!!!』

響が叫ぶと、どこからか『…響?』という来美の声がした。

 

『…来美?どこだ!?』

でも来美は意識が混濁しており、その問いには答えない。

 

『ごめんな、ひとりにさせて。ほんとはもっと早く助けにきたかった。

どこ?返事をして、来美』

 

『…響?』

 

『 …!どこだ?来美!』

 

『あなたは死んだ…』

 

響が必死で辺りを探ると、来美の手があった。

響は来美の手を握り、顔を見ようとした。そのとき!何者かに殴られ、響は気を失ってしまう。

ジアンたちが響を確保しにきたのだ!

 

仲間のために

その頃、甲本は『もう少しだけ待ってくれ!』と坪井にしがみつき、頼んでいた。

でも無情にも坪井は去っていく。

その後ろ姿に向かって、甲本は必死に土下座して頼んだ。

── だって甲本にできるのは、これしかないから。

 

だがこれ以上長居しても、ゴーレムに襲われるだけ。

『おじさん、今度俺になにか頼むときは泣き落とし以外の方法考えなよ』

 

夕闇の中、ゴーレムのうなり声が聞こえる。

坪井たちは甲本をその場に置き去りにして去っていった。

 

本郷が撃たれたのは…

来美が目を覚ますと、部屋のベッドの上だった。

『…私、誰かと話してましたか?』

来美は誰かに手をつかまれたような気がして、ジアンに尋ねた。でも、

 

『夢でも見てたんじゃない?』

ジアンはそっけなく答え、去っていく。

来美はじっと自分の手を見つめた。

 

その頃、響も意識を取り戻していた。

目の前の牢にゴーレムたちがいるのに気づき、逃げようとする響。

だが響はロープでぐるぐる巻きにされていた。

そこに首藤がやってきた!

Ⓒ日本テレビ『君と世界が終わる日に』リアルサウンドより

『覚えてますか?私のこと』

『首藤…先生ですか?』

『覚えていてくれて光栄です』

 

いったい、母の主治医だった首藤はここで何をしているのか?

こんなところにゴーレムたちを閉じ込めて!

 

響が縄から脱出しようともがくと、

『人はハエがたかってきたらどうします?追い払うでしょ?』

首藤は、手でハエを追い払う真似をする。

 

首藤にとって、響は邪魔なハエ。

だからはじめて駐屯地にやってきたときも、首藤は自衛隊に響たちを追い払うよう仕向けた。

本郷(大谷亮平)が撃たれたのは、首藤のしわざだったのだ。

 

さらに首藤は、響とほぼ同じ遺伝子型のデータはすでに解析済みで、さらなるデータの蓄積のため、響を実験材料にすることを思いついたという。

それは来美ではなく、「響と近しい別の女性」だと言うのだが…。

 

そのとき、とつぜん停電が起き、首藤は焦る。

響を助けるため、誰かが電源を破壊したのだ!

 

冷凍保存装置の温度が上がっていることを知った首藤は血相を変え、去っていく。

『間宮響くん、ゴーレムに転化した後でまた会おう』

 

すると開け放たれた檻の中から、1体のゴーレムが雄叫びを上げながら響に向かって突進してきた。

それはゴーレム化した牛込一佐だった!

 

椅子ごと後ろに倒れた響は、牛込に噛まれそうになり絶体絶命!

そこにミンジュンと佳奈恵が現れ、響を助ける!

 

『…誰がこんなことを』

『俺の母親の主治医がやった。人がやることじゃねぇ…』

響は実験体にされた人々を見つめ、つぶやいた。

 

狂気に取りつかれた男、首藤

一方、猿ノ島に残った結月は、謎の男・御前崎からもらった漢方で見違えるように元気になっていた。

 

そんな中、紹子は元夫で新聞記者の狛江の取材メモを見つける。

日韓新興感染症対策機構

 

横須賀駐屯地が感染症の研究チームを受け入れ、基地内に研究室を設けた。

 

首藤公貴

 

遺伝子研究の第一人者。

 

血液にウイルスを入れる治療法 →人体実験?

それを見た御前崎は、『人体実験、なるほどいい表現だ』とつぶやく…。

 

実は御前崎は、かつて日韓新興感染症対策機構にいた研究員。首藤は、御前崎の上司だった。

 

『あの男は狂気に取りつかれている…。

政府はあの男の狂気に気づかず、肩入れしてしまった』

 

その頃、首藤は冷凍保存装置の温度がもとに戻り、狂喜していた。

いったいこの中にはなにが入っているのか…!?

 

憎しみの連鎖

一方、響は来美を助けるため、ミンジュンたちと別れ、ひとり駐屯地に戻ろうとする。

 

『行かないで!死んじゃいますよ!…お願い、行かないで!』

佳奈恵は必死に響を引き止めようとした。だが…

 

『ごめん、…行かなきゃ』

響は佳奈恵につかまれた手をほどき、去っていく。

『 ……ッ 』

佳奈恵は涙をためた目で響を見送った。

 

そんな中、せん妄状態から回復した来美は、電気もつけず部屋の隅にうずくまっている勝利を発見する。

電気をつけるとそこには、愛奈の亡骸が!

 

『テロリストにやられた…』

そう言ってむせび泣く勝利を見て、

『愛奈ちゃんをこんな目にあわせたやつは、私が必ず殺す…』

来美は憎しみに満ちた目で誓いを立てる。

愛奈を殺したのが響だとは知らないで ──…。

 

その頃、研究室にたどり着いた響は「001」と書かれた鎖につながれたゴーレムを見て言葉を失う。

それは響が小学生のころに亡くなった母・琴子の変わり果てた姿だった…。

Ⓒ日本テレビ『君と世界が終わる日に』リアルサウンドより

エンディング

ラストは幼いころの響と、母の思い出。

『ひとを憎むと、嫌いなきもちでいっぱいになるでしょ?

お母さんはね、誰かを嫌いになりそうになったら、

代わりに大好きなもので心の中をいっぱいにするの。

誰も憎む隙もないほどにね』

 

そう笑顔で言ってくれた母。

響がそれを来美に話すと、『いいお母さんだね』と来美は言った。

 

でもそのとき、響は子供ながらに思ったのだ。

本当に好きなものが奪われたら、母さんはどうするのだろうと。

ほんとに憎まずにいられるのかな?と。

 

『たぶん俺には無理だと思った』

響が言うと、

『響は大丈夫だよ。だって、響の心はもう、大好きでい~っぱいだから。

お父さん、お母さん、…私?』

来美が自分を指さして顔を近づけるので、響は笑ってしまう。

 

『だから、大丈夫。響は誰かを憎むなんてできないよ』

そう、来美は笑って言ってくれたけど…、

 

響は、目の前でうなり声をあげる琴子を見て、憎しみの感情がこみ上げてくるのだった…。

 

~7話につづく~

 

 

https://twitter.com/kimiseka_ntv/status/1363451921487511553?s=20

『世界と君が終わる日に』6話の感想

うわ~、あのゴーレムは響のお母さんだったのか~(>_<)

ということは、冷凍保存装置に入っているのが首藤の奥さんってことかな?

あの異常なこだわりよう。

首藤の奥さんはなぜ亡くなってしまったのか、ゴーレムウイルスとどう関係があるのか気になりますね…。

 

響のお母さんも、死んでからずっとゴーレムとして生かされてたなんてかわいそすぎる。

だとしたら、20年くらい前からゴーレムウイルスは存在していたということ?

首藤の性格だと、お父さんも殺されてしまったのかな。

お父さんまでゴーレムになってたらどうしよう。

 

謎の男・御前崎さんの存在も気になりますね。

御前崎さんがお経を唱えているのは、実験体になった人たちへの供養と謝罪の気持ちなのかな。

 

次回は、ミンジュンが噛まれてウイルス争奪戦!?

って、聞いただけでうへ~となってしまう展開ですね。

憎しみに駆られてみんな暴走する姿とか、見たくないなぁ。

でもミンジュンには助かってほしいし、

なにげにいつも甲本さんはひとり取り残されつつも生き残るというしぶとさがある。

 

みんなになんの取柄もないダメ男人間扱いされてる甲本さん見てると、なんか頑張ってって応援したくなるんですよね~。

予告で、噛まれたミンジュンにとどめをさすような、そんなシーンもあったので、甲本さんの男気が試されるときなんだろうな。

でもやっぱりもう、誰にも死んでほしくないというのが本音です。

 

報われない、叶わないってわかってても、一縷の望みをかけてしまう佳奈恵の恋も切ないのぉ。

必死に止めたその手をほどかれたら、もう、どうしようもないよね。。

それでもこの極限の世界で生きる意味、希望があるとしたら、愛する人がいる、守るべき人がいるってことなのかなと思う。

恋人だけじゃなく、家族や先輩、後輩、友達、仲間、部下のために。

 

でも今回、一番印象に残ったのは、ゴーレムになった牛込一佐でした。

神保さん、迫力すご~!

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました\(^o^)/

またの~。

 

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