『君と世界が終わる日に』9話ネタバレと感想│やっと会えたのに・・・!来美はいったい何を考えているんだ~(@_@)

にこ

今回は、2021年3月14日放送『君と世界が終わる日に』第9話のネタバレあらすじと感想をまとめました。

響 (竹内涼真) の放った矢が、来美 (中条あやみ) に命中!

 

来美は意識不明の重体になってしまう。

 

一方、自衛官の桑田 (浅香航大) は、この1件を通して駐屯地に疑問を抱くようになり・・・!?

 

9話では、響たち「放浪グループ」に新たな仲間が加入!

 

はたして最終回を前に、希望の兆しは見えてくるのでしょうか?

 

来美と、紹子(安藤玉恵)さんの容体が気になりますね~!(>_<)

それではさっそく、9話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

その他のあらすじ
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『世界と君が終わる日に』9話のネタバレあらすじ

『おまえか?おまえがミンジュンを刺したのか?・・・答えろ!!!』

『・・・響!』

振り返った来美(中条あやみ)の胸に、響(竹内涼真)の放った矢が命中!

来美はその場に倒れ、意識を失った。

 

あまりの衝撃に、立ち尽くす響・・・。

しかし医療設備のない島で治療はできない。早く駐屯地に連れて行かなければ。

 

その頃、施設の前では、甲本(マキタスポーツ)佳奈恵(飯豊まりえ)等々力(笠松将)を人質に、自衛隊と対峙していた。

 

『君たちは何者だ。なぜ我々を攻撃してくる?』

銃を構え、近寄ってくる桑田(浅香航大)沢(堀家一希)たちに佳奈恵は叫んだ。

 

『先に撃ってくるのはそっちでしょ?

さっきだって、そう。先に紹子(安藤玉恵)さんを・・・』

 

駐屯地に行った時も、いきなり本郷(大谷亮平)が銃弾に倒れた。

佳奈恵たちは助けてもらおうと思っただけなのに!

『出てって!私たちを放っておいて!』

 

佳奈恵の言葉に、桑田は戸惑った。

『桑田一尉!信じないでください。こいつら、いい加減なことを言ってます』

 

そのとき、背後から響が来美を抱きかかえてやってきた。

『彼女を駐屯地へ!』

御前崎(宇野祥平)は、来美を医師のジアン(玄理)に診せるよう桑田に頼んだ。

 

来美の安否

ジアンのおかげで、来美は命を取り留めた。

 

首藤(滝藤賢一)から礼を言われ、

『あなたのためじゃない。もう死傷者を出したくなかっただけ』

ジアンは首藤をにらみつけた。

普通だったら、こんなに出血していて助かるはずがない。

 

『彼女をどうするつもりですか?

それに、避難民に打たせているというワクチン。あれはなんですか?

その薬で、避難民まで・・・!』

 

『ここは君の質問に答える場ではない。

外に見張りをつけています。おかしなことは考えないように』

首藤はそれだけ言うと、去っていった。

 

疑問を感じていたのは、ジアンだけではなかった。

桑田もまた、駐屯地に対して疑問を抱き始めていた。

本郷が撃たれたあの事件、あれはどう考えても不自然だ。

あいつらはテロリストじゃない。一般市民だ。

 

『でも、仲間を殺したことに変わりはない。今更あとには引けないじゃないですか』

『何を言ってるんだ!』

あなたはどっちの味方なんですか!

沢に真っ向から反論され、桑田は言葉を失った。

 

死んだ目

一方、猿ノ島では、撃たれたのが響の彼女だと知り、みんな驚いていた。

でも目の前でミンジュンが刺されるところを見た佳奈恵は 来美を許せない。

 

そんな中、響は来美に矢を放った自分を責め、あてもなく島の中を歩いていた。

すると草を踏みしめる足音がして、勝利(田中奏生)が現れた。

 

『おまえに妹を殺された』

『・・・妹?』

ナイフを向け、近づいてくる勝利に、響は自ら歩み寄り、目の前にひざまずいた。

 

『思いっきり刺していいよ。・・・殺してくれ』

うつむいて身を投げ出す響を見て、勝利はナイフを振り上げた。

でもできない。

そんな勝利を止めたのは、御前崎だった。

 

『・・・どういうつもりだ?』

御前崎が問いかけると、響は虚ろな目で見返した。

 

その後、勝利は御前崎たちがいる施設に連れてこられた。

紹子は勝利に撃たれたことを、誰にも言っていなかった。

 

部屋の隅で壁にもたれ、うなだれる響。

佳奈恵は響が死のうとしていたことを知り、ショックを受ける・・・。

 

桑田の逃亡!

一方、桑田は、本郷が撃たれた事件について調べていた。

あのとき、テロリストに射殺されたという二等陸士と、

感染して亡くなったとされる三角二左。

(首藤に毒入りコーヒーを飲まされ、殺された人ですね)

2人を検視したのは誰なのか?

それは首藤だった!

 

真相に近づいた桑田のもとに、首藤が自衛官を引き連れてやってくる。

『あなたに規律違反の疑いが出ています』

『残念ですが、あなたを拘束します』

その中には部下の沢の姿もあり、桑田はがく然!

逃亡する桑田を見て、首藤は愉快そうに微笑んだ。

 

驚異的な回復力・・・

その後、桑田は船で猿ノ島に向かった。

国民を守る立ち場でありながら、響たちがテロリストだという首藤の言葉を信じてしまったと詫びる桑田。

来美が無事だと知り、響は安心してその場にしゃがみこみ、涙した。

 

一方、来美の傷は、驚異的な速さで回復していた。

『君に行ってきた治験は、無駄ではなかったようです』

微笑む首藤に、来美は響が生きていたことを伝えた。

『私、彼のことをとても憎んでいて・・・』

 

でも首藤は、自分を責めることはないという。

『彼はテロリストの一員だというじゃないですか。

現に君は、彼に殺されかけたんですよ?もう元には戻れない。

君には大事な仕事があります。

一日も早く回復してください』

 

首藤の言葉に、来美は動揺し、心をかき乱されるのだった。

 

首藤帝国

駐屯地は今、首藤の手に握られているといっていい。

「ワクチン」という希望にすがり、首藤の異様さに気づくものは誰もいない。

 

桑田によると、昨日からワクチンの接種が始まったようだ。しかし、

『それは怪しいな。おそらくワクチンはない』

と御前崎は異を唱える。

 

おそらく首藤は自分の計画を推し進めるため、「ワクチン」という餌をぶら下げ、人々を操っているだけ。

来美も操られている可能性があるだろう。

 

それを聞き、『頭を冷やしてくる』と響は外に出ようとした。

そんな響を追いかけ、来美に会ったらミンジュンが悲しむと追い打ちをかける佳奈恵。

 

その一方で、甲本や結月(横溝菜帆)は、響がかわいそうに思えてきた。

せっかく捜していた恋人と会えたのに、敵対関係になってしまうなんて・・・。

たしかに、ミンジュンを刺したのは許せない。

でもミンジュンだったら、響にどんな言葉をかけただろう?

甲本の言葉に、佳奈恵は言葉を失った。

 

もっと弱さを見せてくれたら

一方、響は拘束中の等々力のもとへ。

『おい!さっさと小笠原を助けにいけよ。心配じゃないのかよ』

等々力に言われ、響は黙り込む。

 

今、ここを出ていけば、響はミンジュンや仲間を裏切ることになる。

けどそれだけじゃない。

響は、来美の今の気持ちを知るのが怖かった・・・。

 

等々力は、来美が自分を見失ったのは、自分が「響は死んだ」と嘘をついたからだと告白した。

でも響は怒るどころか、

『どうしたらいいかな・・・』と泣きそうな顔で等々力に意見を求めた。

 

『俺が知るかよっ。

そういう弱いところを高校時代にも見せてくれていたら、違っていたかもしれないのに・・・』

 

そのとき、紹子の容体が悪くなったと佳奈恵が呼びにきた。

傷口からばい菌が入り、敗血症を起こしたのだ。

治療には、抗生物質と鎮痛剤が必要だ。

しかし、駐屯地に戻るのはあまりにも危険だ。

 

すると、勝利が『俺を人質にして、交渉してください』と言い出す。

紹子を撃った責任を感じたのだ。

 

それを聞いた結月は、勝利を責めた。

でも『ゴーレムと間違えただけだよね?』

紹子は額に脂汗を浮かべながら、勝利をかばった。

 

ここに来るまで、勝利はみんなのことをひどい奴だと思っていた。

絶対殺してやると思っていた。

でも会ってみたら、全然違った。

何も知らずに、紹子を傷つけてしまった。

 

それだけじゃない。

勝利は妹がゴーレムになったのは先生のせいだと、来美を責めてしまったのだ。

『お願い。先生を見捨てないで・・・』

勝利は泣きそうな顔で必死に頼んだ。

 

後悔しないように

それでもまだ佳奈恵は、来美のことを許せずにいた。

 

『紹子さんは、来美さんの味方ですか?』

紹子のそばに付き添いながら、佳奈恵は尋ねた。

『私はあなたの味方だよ。ただ、後悔してほしくないだけ』

こんなときでも、紹子は優しい。

紹子の言葉が、憎しみでガチガチになっていた佳奈恵の心の中にすぅっとしみ込んだ。

 

その夜、佳奈恵は外にいた響と話をした。

目の前で缶の中にくべられた木々が、赤々と炎を燃やしている。

 

昔から、佳奈恵はどちらかというと冷めていて、誰かを好きになるとか、そういうのがわからなかった。

でもこんな世の中になって初めて、誰かを好きになった。

ずるくてもいいと思った。

明日死んでしまうかもしれないなら、後悔しないようにしようと思った。

 

でもさっき、響が来美の無事を知り、泣いているのを見たら、本当のことを言わないほうが後悔すると思った。

 

『死ぬ前にミンジュンが言っていたの。

”響には、来美に刺されたということは言わないで”って。

たぶん、間宮さんを悩ませたくなかったんだと思う。

友達だから・・・』

 

佳奈恵はまだ来美を許してはいない。

でもミンジュンなら・・・

『来美と話してほしい』

きっと、そう言うだろう。

 

取引

その後、桑田は無線で、駐屯地と交渉。

勝利を引き渡す代わりに、抗生剤と鎮痛剤を要求した。

自衛隊は響たちを一掃するチャンスだと、条件を飲んだ。

 

ここで桑田は、響と交代。

薬のわかる専門の人物を出してほしいと頼む。

それを聞き、沢が呼んできたのは「来美」だった。

 

響と話すことができて、思わず涙ぐむ来美。

しかし2人が恋人同士だということを悟られてはいけない。

来美は喜びに打ち震えながらも、響の質問に答えた。

 

時間は、明日の正午。

場所は、横須賀マリーナ。

先に薬を受け取った後、少年を渡す。

交渉人は双方、1人ずつ。

さらに響は、その薬が本物かどうか確認するため、来美に一緒に来てほしいと頼んだ。

 

沢は断るが、来美は『勝利くんの容体も確かめたいので、行きます!』と沢から無線を奪い取る。

『必ず行きます!』

その言葉がどんなに嬉しいことか。

『お願いします』

来美と響、2人のやりとりを、佳奈恵と等々力は複雑な面持ちで聞いていた。

 

その後、響は1度、無線から離れた。

でもこのままでいいのか。

このまま、来美に何も伝えずに終わってしまっていいのか。

響はしばしためらった後、話し始めた。

 

『ずっと、何が正しいのか考えてた。

全部間違ってた気もするし、これしかなかったような気もする。

たぶんすれ違って、誤解し合ってここまで来てしまった。

さっき、星を見てた。

許し合うのは簡単じゃないかもしれない。

でもあの夜に戻るためなら・・・。

戻れるなら、なんだってするよ』

 

高校生のころ、手をつなぐだけで幸せだった、あの頃のように──。

 

『時間はかかるかもしれないけど、諦めたくない。絶対に。

では明日の正午。 以上』

 

来美は胸がいっぱいになり、部屋の外で息を落ち着けた。

 

本当にワクチン?

そこに、研究員の葛島(八木拓海)がやって来て、ワクチンを接種した避難者を診てほしいという。

彼女は急激に熱が上がり、目が真っ赤に充血していた。

 

首藤は「副作用だから問題ない」と言っていたというが、この症状は・・・。

来美は信じられないという目で、目の前の女性を見つめた。

 

冷凍保存装置の中身・・・

首藤に疑いを持ち始めた来美は、ジアンのもとに向かった。

 

ジアンは、冷凍保存装置の中身はワクチンではないという。

それが何かはわからない。

でも、首藤の頭の中にあるのは「間宮響への復讐」だけ。

響が冷凍保存装置の中のものを台無しにしてしまったからだという。

 

『これは私の想像。でもおそらく間違っていない』

ジアンから話を聞いた来美は、首藤のもとに向かった。

 

『教授。それはワクチンですよね?

だからみんなにワクチンの投与を始めたんでしょう?』

来美は首藤の肩を揺さぶり、真実を確かめた。

 

しかし首藤は乾いた声で笑い、

ワクチンと言えば、操れる。ただ、それだけ』だと言う。

 

ゴーレムウイルスの語源は、

「ゴーレム」すなわち、操り人形。

ワクチンを餌にすれば、人々を自由自在に操ることができる。

すべては、冷凍保存装置の中に入っているもののため。

 

『そこには何が入ってるんですか?』

来美が尋ねると、首藤は手をかざし、冷凍保存装置のロックを解除した。

 

『・・・・・・・っ!!!』

来美は、その中のものを見て息を呑む。

 

私のすべてだった・・・』

首藤は恍惚とした表情で中のものを見つめると、

『間宮響は許さない』と呟いた。

 

緊急シェルター

そんな中、御前崎は紹子の元夫が残した取材メモを見て、気になる記述を発見する。

そこには、「封鎖区域外外に、緊急シェルターの創設? 73.4」と書かれていた。

 

その頃、刀集団の坪井(小久保寿人)たちも偶然、カーラジオでシェルター「希望の家が生存者に呼びかけているのをキャッチしていた。

 

ワクチンの正体!

その夜、ジアンのもとを葛島がたずねてきた。

 

『先生、助けてください・・・』

葛島は苦しそうにつぶやき、真っ赤に充血した目をドロンと見開く。

 

首藤が「ワクチン」だといって人々に打っていたのは「ゴーレムウイルス」だったのだ!

 

取引

翌日、取引の場に、来美と沢が現れた。

それを見て、響の頭の中に次々と来美との思い出が駆け巡った。

 

『薬を・・・』

響は今すぐ来美に駆け寄りたい気持ちを抑えながら、呼びかけた。

しかし沢は『薬より先に少年を渡せ』と、響に銃を向ける!

 

だが響たちには通用しない。

桑田や佳奈恵たちの手で、あっという間に隠れていた駐屯地の自警団メンバーが確保され、沢は銃を地面に置き、薬の入ったバッグを投げ出した。

 

無事に薬を手に入れた響は、ゆっくりと来美に歩み寄り、手を差し伸べる。

『一緒に帰ろう』

 

来美は響の手をつかもうとして、

沢が置いた銃を拾い上げ、響に向かって銃を構えた!

『さよなら・・・』

 

辺りに、銃声が響き渡り、

── 最終回につづく・・・!

 

エンディング

横須賀マリーナに星を見にきた、高校時代の響と来美。

でも街の明かりで、あまり星は見えない。

 

『たまには全部、電気を消しちゃえばいいのにね』

無茶なことを言う来美に、

『そんなの世界が終わりでもしないと無理だよ』と響は笑う。

 

『諦めない男なんじゃないの?

見えないだけで、そこにあるんだよ、絶対』

 

近くのベンチに座った響は、なにげなく来美と手をつないだ。

来美が離すと、響は笑ってもう1度、つなぎ直した。

『・・・でかっ』

『・・・細っ』

『冷たい』

『あったかい』

 

この日、初めて2人は手をつないだ。

たとえ世界が終わっても、この日のことをずっと忘れない。

 

互いの手の温もりを感じながら、2人は永遠の愛を誓い合うのでした。

 

 

https://twitter.com/kimiseka_ntv/status/1369212947407327233?s=20

https://twitter.com/kimiseka_ntv/status/1371418234595897346?s=20

『世界と君が終わる日に』9話の感想

来美~!なぜ、響に銃口を~!?

これは響の背後に、ゴーレム化した自警団の人がいたからだと思いたい・・・。

声が聴けて、やっと会えて、あんなに嬉しそうだったのに(>_<)

きっとなにか考えがあるんだよね~。

 

しかし、本当に首藤は自分を見失っているとしか思えん。

みんなをゴーレム化させて、どうやって響に復讐させるつもりなんだろう?

響が1番辛いことは、来美になにかあることだから、来美がスーパーサイヤ人ならぬスーパーゴーレムになっちゃうとか?

来美はゴーレムウイルスを投与されても平気みたいだから。

矢を受けても大丈夫だったのは、そのせいかな?と思いました。

 

冷凍保存装置の中身も、引っ張りますね~。

「私のすべてだった」発言からして、ほぼ奥さんの遺体に間違いないと思いますが。

はたしてこの話に救いはあるんでしょうか?

 

「希望の家」というシェルターが、本当にあったらいいんですが・・・。

とりあえず、紹子さんは助かりそうでよかったです!

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました\(^o^)/

またの~。

 

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