『にぶんのいち夫婦』5話ネタバレと感想│樋口が文に急接近!そのとき、和真は。。

にこ

今回は、2021年7月7日放送『にぶんのいち夫婦』5話「戦う覚悟」のネタバレあらすじと感想をまとめました。

前回、優香(瀬戸さおり)から「死にたい」というメッセージが届き、心配なところで終わりましたね!

 

はたして優香は無事なのでしょうか?

 

そんな中、またしても和真(竹財輝之助)の浮気の証拠が出てきて、文(比嘉愛未)は大ショック!

 

そんな文に樋口(坂東龍汰)が大接近しますよ〜!

 

それではさっそく、5話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

『にぶんのいち夫婦』5話のネタバレあらすじ

「死にたい」という優香(瀬戸さおり)からのメッセージを見て、慌てて家に駆けつけた文(比嘉愛未)和真(竹財輝之助)…。

 

玄関のドアが開いていて、恐る恐る中に踏み込むと、家の中は真っ暗!

もし優香が倒れていたら…と、文は不安に襲われる。

 

そのとき、カン…と中で物音がし、ドアを開けて飛び込むと、

キッチンでぼう然と座り込む優香の姿が…!

 

優香は文に気づくと、

『私、、役立たずの足手まといなのかな…?社会のゴミなのかな…?』

と消え入りそうな声でつぶやく。

 

そこに、

『佳樹さんね?あんたにそんなひどいことを言ったのは!』

香住(秋元才加)がすごい剣幕でやってきて、電気をつける。

床には割れた食器や花瓶の破片が散らばっていた。

 

どうやら佳樹は、妊娠中の優香がつわりで夕食の用意ができなかったことに腹を立て、テーブルから食器を払い落とし、出ていったらしい。

 

それで優香は自分が出来損ないだからだと、佳樹の暴言を真に受け、自分を責めていたのだ。。

 

でも優香がいい奥さんになろうとすればするほど、

佳樹は優香なら何をしても許してくれると思い、平気でひどいことをするだろう。

 

『このままでは一生、あの男の奴隷だよ? それでいいの?』

 

香住の言葉に、優香は涙を流しながら首を振る。

 

『だったら勝つしかない。負けっぱなしのこの状況を変えるの。

プライドが高い子供みたいな男は見捨てられるのが1番怖い』

 

そう言うと、香住は優香に置き手紙を書かせ、自分の家へ連れていこうとする。

 

そうすれば家事も何もできない佳樹はものすごく困る。

自分1人じゃ何もできないことを痛感し、優香の大切さを思い知るはずだ。

 

『そうやって怖がってるかぎり、優香は一生、籠の中の鳥だよ。

この家から飛び出して、捨てられるかもしれないという怖さを植えつけてやんなよ!

勝つためには自分の不安や弱さとも闘わないと…』

 

それを聞き、優香は涙をためた目を大きく見開き、うなずいた。

 

専業主婦だろうが、共働きだろうが自立していようが関係ない。

 

環境を変えるには、自分を変えなきゃいけない。

それには自分が変わる怖さを受け入れるしかない。

傷つきたくない。事を荒立てたくないじゃダメなんだ。

 

香住と優香のやり取りを見て、文はそう思った。

 

そのとき、『ちょっと待って!』と和真が横から口を出した。

出ていくにしても、1度ちゃんと話し合ってからのほうがいいというのだ。

 

でもさすが今まで修羅場を何度もくぐり抜けてきた香住は強い。

 

『浮気もDVもサイテーなことをしてる男に制裁を与えるにはこうするしかないのよ!』

 

香住は和真を一喝すると、優香に向かって手を差しだす。

 

『優香、行こう』

 

優香は泣きながらその手を取った。

 

強くなる

こうして優香は、香住の家へ。

 

香住は自分が独身で寂しいからといって、優香は幸せな奥さんだと決めつけ、追いつめられていることに気づけなかったことを謝った。

優香の様子がおかしいと、前に家に遊びに行った時に気づいていたのに。。

 

『ありがとう、香住ちゃん。やっぱり頼れるキャプテンだね。

今も昔も頼れるキャプテン』

 

そう言って優香は微笑む。

文は高校時代の自分たちの姿を思い出し、そうだったと微笑んだ。

 

落ち着きを取り戻した優香は、文にもこの前妊娠していないと嘘をついたことを謝る。

あのときは佳樹の子どもを産んでいいのか迷っていたのだ。

 

『でもさっき初めて胎動を感じて、この子を守れるのは自分しかいないと思った。

だから強くなる。この子のために強くなるから。』

 

そう宣言する優香を見て、文は母になる優香の強さを感じる。

でも自分にはそこまでの覚悟も強さもまだない。。。

 

信頼関係

その後。

文は和真と夜景の見える場所に立ち寄り、話をした。

 

今回のことで、改めて「夫婦ってなんだろう」と文は考えさせられた。

もともと他人の夫婦は、愛情がなくなったらただの同居人。それでも一緒にいる意味ってなんだろう。

 

『ちょっと待って、なんで急にそんな話?』

『ちょっと疑問に思っただけ。。』

文がそう答えると、和真はホッとして言った。

 

『夫婦もいろいろだけど、文ちゃんに対する想いは変わらないし、ずっと守りたいと思ってる』

 

『その愛情が他人に向いたら? 私はいらなくなるよね?』

『そんなことないよ。文ちゃんはそんな簡単な存在じゃない』

 

でも立川さとみのことが気になり、文は素直にその言葉を受け取れない。

 

『和真、私は和真を愛してる。

でも和真を信じられなくなったら、一生一緒にいられる自信はない』

 

『じゃあ、信頼されるように頑張るね』

 

笑顔で返す和真を見て、文は自分だけじゃなく、彼女にも調子のいいことを言っているのかも…と思う。

 

1番そばにいるのに、どんどん和真のことがわからなくなっていく。

文はそんな不安を感じていた。。

 

愛だの恋だの

一方、夜の街でキャッチのバイトをしていた樋口(坂東龍汰)は、

「もしかして樋口くん、好きな人いるの?」と小倉真奈美に言われたことを思い出していた。

 

あのとき樋口はついカッとなり、

『好きって何?ただ一緒にいたいってこと?キスしたいってこと?

そんなの種族を守りたいって本能だから。

恋とか愛とか1ミリも信じてないから』

と言い放った。

 

そんな自分を思い出し、嫌になる。

くだらない、愛だの恋だの。

通りすぎていくカップルを見てそう思う。それなのに。

 

旦那に浮気されてもまだ愛しているという文のことを思うと、胸が苦しい。

 

ビルのすき間に浮かぶ狭い夜空を見上げ、樋口は深く息を吸い込んだ。

 

高校時代の苦い記憶

翌朝。

文は皿を洗いながら、なぜ自分は和真の浮気を確信していながらも問いつめることができないのか、ぼんやり考えていた。

 

でもそれは今に始まったことじゃない。

昔からそうだった。

 

高校時代、文にはつき合っている彼氏がいた。

みんなで一緒にカラオケに行って、文が部屋を離れたとき。

別の部屋で彼氏が誰かとキスしているのを見て、文はその場から逃げ出したのだ。

 

結局、彼を問いつめることもできず、苦しくなって自分から別れてしまった。

 

あの頃から何も変わっていない。

私は事なかれ主義の、臆病者。。

 

新たな浮気の証拠!?

その後、寝室に行った文は偶然、タンスの奥から紙袋に入った精力剤を見つける。

 

なにこれ。。こんなものを使ってまであの女と浮気したいの?

私たちはもう終わり。もう無理。。

 

泣かなきゃいいのに

文が泣きはらした目で仕事に行くと、

『せっかくの美人がもったいないですよ』

と樋口がいつものようにからかってきた。

 

でも文はそれに取り合う元気もない。

そんな文を見て、

『泣かなきゃいいのにって思ってるだけですよ』

と樋口は優しい言葉をかける。

 

文に迫る高梨

仕事に終えたものの、家に帰りたくないと思ってしまう文。

そのとき、和真の同僚・高梨(小久保寿人)が現れ、

和真のことで話したいことがあると、怪しいホテル街に連れていく。

 

文がどこへ行くのか尋ねると、高梨は振り返り言った。

 

『中山、部下の立川さとみと浮気してますよ。

中山もひどいよね~。こんなきれいな奥さんがいて、若い女に走るなんて。

あ、でも奥さんも同類か~。こないだ若い男といちゃついてましたもんね』

 

どうやら高梨は、樋口のことを言っているらしい。

文が『彼はそんなんじゃ』と否定している間にも、高梨は文を品定めするように下から上まで眺めながら文を壁際に追いつめる。

 

『夫婦ともどもお楽しみなら、俺とも遊ぼうよ』

樋口は文に壁ドンし、キスを迫った。

 

そこに樋口が現れ、高梨を殴り飛ばす。

 

『あ!おまえ、この前の!やっぱ文さん、この男とデキてる…』

『文さんを侮辱するな』

樋口は高梨のネクタイを引っ張り上げ、顔を近づける。

これには高梨も恐れをなし、『ぼ、暴力反対~』

 

『行くよ、文さん』

樋口は文の手をつかみ、夜の街を走り始めた。

 

樋口の覚悟

ベンチに座り込む文を見て、

『運動不足ですね』と樋口はツッコみ、文の隣りに座る。

 

『なんで文さんって名前で呼ぶの?』

『そこでその質問?』

樋口はあっけにとられながらも、『この前も呼びましたよ』と少し照れたように答える。

 

「俺と浮気しませんか?文ちゃん」

確かに。。文はこの前、そんなことを樋口に言われたのだった。

 

『てか、何なんすか?あの男』

 

和真が浮気していると言いにきたことを文が伝えると、

 

『今日、泣かなきゃいいのにって言ったけど、あれは我慢しろっていう意味じゃないですよ。

泣きたいときは思いきり泣いてください』

と樋口。

それを聞き、文の目からこらえていた涙がボロボロとあふれた。

 

『わかんないの、なにが本当でなにが嘘で、何を信じればいいのか。。

自分の気持ちがどこへ向かえばいいのか。。』

 

すると樋口は前に言っていた言葉を撤回し、徹底的に真相を究明しようと言い出す。

このまま、旦那さんのことを信じられずに苦しむくらいなら、浮気の証拠を突きつけて徹底的に闘おうというのだ。

 

それを聞き、なんだか文は自分が子供みたいで恥ずかしくなった。

樋口は10歳以上年下なのに、自分よりずっとしっかりしている。

 

でもそんな子供みたいなところがいいと樋口は言う。

 

見た目は大人でスマートなのにどこか抜けてて、でも困ってる人は見捨てられなくて、情に厚くて…。

 

気づいたら樋口は、そんな文の姿をいつも目で追っていた。

 

愛だの、恋だのくだらないって思ってた。

けどそれは自分の気持ちを認めるのが怖かったから。

誰かを想って苦しむのが嫌だったから。

 

でももう、自分の気持ちをごまかすのはやめた。

 

『もし俺が浮気の証拠を見つけて、文さんが新しい人生を踏み出す覚悟ができたら、

俺にチャンスをくれませんか?

・・・文さん、俺の恋人になってください』

 

和真の秘密

その頃、帰宅した和真はゴミ箱に捨てられた精力剤を見つけ、

『もうこれ以上隠せない・・・』

と呟く。

 

そのとき、文から「ごめん、今日は帰れません」というメッセージが。

慌てて電話するも、電波がつながらない。

さらに追い打ちをかけるように、誰かから妊娠検査薬の写真入りメッセージが届く。

 

青い線が陽性。

 

私たちの赤ちゃんができたよ。

 

私、この子のためにいいお母さんになるから。

 

まだ終わりにするつもりないよ。

 

暗い部屋の中でスマホを手にしているのは、香住・・・!?

 

一方、文は後ろから来た車にひかれそうになったところを『危ない!』と樋口に助けられ、至近距離で見つめ合うのだった。

 

 

───6話につづく!───

 

 

『にぶんのいち夫婦』5話の感想

お~!ドラマ班、めっちゃ樋口推しですね!

樋口の見せ場が多すぎる~。

高梨のネクタイをつかんで、顔を引き寄せてすごむところなんて絵になりまくりでしたね~!

なんかだんだん樋口に感情移入してきてしまいましたわ。

文に対する想いを認めたくない、でもたとえ報われなくても1ミリでも隙があるなら、文の心の中に入りたいっていう。

やっぱ若いってすごいね。

和真、がんばらにゃ文を取られるぞーって思ってしまった。

 

一方、和真はわかりやすいところにマカをしまってたり、これってただ妊活に協力するためなんじゃ?って思ったら、

誰かから「私たちの赤ちゃんができた」とメッセージが届くし、怖すぎる!

 

しかもそのとき映し出されたのは香住で。え~~~!??

もし和真の浮気相手が香住だったら、ショックすぎるんですが(;´∀`)

 

とにかくここに来て、さとみ以外の女の影が浮上し、さらに雲行きが悪くなってきましたね。

それに高校時代、文の彼氏とキスしてたのが誰かも気になるなー。

怪しいところがいっぱい!

次回の予告を見たら、ついに和真と浮気してるのが誰なのかわかるみたい???

 

優香の旦那の件も気になるし、早く次の回が見たいな~。

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました  (*´∨`*)

またの~。

 

その他のあらすじ
1話 2話 3話 4話 5話 6話 7話 最終話