『にぶんのいち夫婦』7話ネタバレと感想│さやかの悲痛な叫び。なんで私は誰かの1番になれないの…?

にこ

今回は、2021年7月21日放送『にぶんのいち夫婦』7話「偽りの代償」のネタバレあらすじと感想をまとめました。

和真(竹財輝之助)の浮気相手は、さやか(黒川智花)でしたね!

 

7話ではついに、文(比嘉愛未)とさやかが直接対決!

 

この3か月、文を苦しめてきた和真の浮気の真相が明らかに!

それではさっそく、7話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

『にぶんのいち夫婦』7話のネタバレあらすじ

和真(竹財輝之助)の浮気相手がさやか(黒川智花)だと知り、ショックをうける文(比嘉愛未)…。

 

長い一夜が明け、文が目を覚ますと、和真が朝食をつくっているにおいがした。

いつもと変わらず、優しい夫。

でも昨日までとは違って見える。

 

和真はまるで何もなかったかのように、文にしじみの味噌汁をよそって笑顔で出勤していった。

 

『待った?』

和真は公園で待ち合わせしていたさとみ(伊藤萌々香)に笑顔で手をあげる。

これから仕事で、レストランに食べにいくのだ。

 

嬉しそうに和真の腕にからまって歩くさとみに、

『こういうのやめて。メールも。友達じゃないんだから』

と和真は注意した。

 

その頃、文はしじみの味噌汁をシンクに捨て、おわんを叩きつけていた。

昨日の夜、和真とさやかが話していたことを思い出し、はらわたが煮えくり返る文。

 

なんで今まで気づかなかったんだろう…。

おまえだったのかよ…!

 

文は怒りに震えながら包丁を手に取った。

 

さやかの陰謀

樋口(坂東龍汰)は、和真の同僚の高梨(小久保寿人)から情報を聞き出していた。

 

高梨が文に言い寄ったのは、

「和真と後輩の子が浮気してる」と言えば、文を落とせるとさやかに言われたから。

 

そうやってさやかは、文が和真の浮気を疑っていることを利用して文をだまし続けたのだ。

 

心配するフリをして「K_with_S」というアカウントが怪しいと言ってきたのもそう。

 

文が追いつめられて離婚すれば、和真を自分のものにできる。

それが、さやかの目的だった。

 

どんな理由があれ、友達と関係をもった和真とはもうやっていけない…。

文は覚悟を決め、樋口と共に密会現場である夜景が見えるバーへ向かった。

 

修羅場

文に気づくと、和真は驚いて立ち上がった。

でもさやかは、

『あーら、和真さんを尾行してきたの?ここでみっともなく修羅場を繰り広げるわけ?』

とまったく悪びれる様子もなく、文を挑発する。

 

樋口は、文に近寄ろうとする和真の前に立ちはだかると、用意していたホテルの部屋にみんなを移動させた。

 

和真の言い分

さやかは、和真と3か月前からつき合っていた

高梨に誘われて行ったバーに和真がいて、そのとき関係をもったと言うのだが…。

 

でも和真はあの日、何が起きたのかまったくわからなかった。。

気付いたらベッドで寝ていて、隣にさやかがいて…。

 

家に帰ったら文が待ちくたびれてソファで眠っていて、和真は泣きそうになった。

 

けど、さやかから浮気の証拠写真が送られてきて、和真は文にバラされるのが怖くて、さやかの言うがまま会うようになった。

 

結婚記念日の夜も、さやかに飲みに誘われた。

 

今日は帰れないと文に電話して、酔いつぶれたさやかをホテルに送っていった。

 

でも何もしていない。

 

 

和真はどうやらあの夜のことがショックでEDになってしまったらしい。

 

 

それで文に子供がほしいと言われたときも、できなかったのだ…。

 

 

けど樋口が現れ、和真は文を奪われるんじゃないかと怖くてたまらなくなった。

 

『文ちゃん、ずっと苦しめてごめん!』

和真は文に土下座して謝った。

 

浮気の真相

すると、さやかは和真の頭に水をかけ、

『ごめんね、文。私、妊娠してるの。もうすぐ3か月になるの。はじめての夜にできたみたい』

と言い出す。

 

でもそれは嘘だ…と文は見抜く。

昨日もさやかは一緒にお酒を飲んでいたし、3か月前に関係をもったのなら、今は妊娠4か月になっているはず。

 

すると『あーあ…』とわざとらしいため息をつき、さやかはスマホで撮った証拠写真を文に突きつけた。

 

『許さない…。私、あんたを許さない』

 

文はさやかをキッとにらみつけ、バッグから包丁を取り出し、さやかの腹部に突き刺した。

 

でもそれは文の妄想だった。

 

何もできずに文が悔し涙を流していると、ドンドンドンドンッとドアをノックする音がした。

香住(秋元才加)が、元カレのタケル(松岡広大)を連れてきたのだ。

 

実はタケルは、さやかと和真たちが飲んでいたバーで働いていた。

 

さやかと2人きりになったタケルは、さやかに誘惑され、言われるがままに和真の酒に細工して、泥酔した和真をホテルまで運んだ。

 

服を脱いでベッドに寝かせる手伝いをして、でも和真が起きそうになったので慌てて洗面所に隠れた。

 

『なので、中山さんとさやかさんの間には何もありません』

そうタケルは断言した。

 

これで、さやかの言っていたことは全部嘘だとわかった。

それなら何故そこまでして、さやかはこんなことをしたのか?

 

さやかがこんなことをしでかした理由

それはさやかのほうが先に和真を好きになったのに、文が横取りしたから。

 

初めて会った時から、さやかは和真が気になっていた。

なのに和真は遅れてやってきた文に一目惚れしてしまった。

 

『私、さやかが和真を好きだなんて全然知らなかった…』

文がつぶやくと、

『あんたっていつもそう!』と、さやかは声を荒げて文に詰め寄る。

 

鈍感なくせに、人の同情をひくのがうまくて。

今回だってそう。

さやかは、文のために樋口がここまでしてくれたことにも嫉妬して苛立っていた。

 

けど、さやかも昔からこういうところがあった。

高校の時、文の彼氏とキスしていたのは、さやかだったのだ。

 

本当はそのとき、言うべきだったと香住は謝る。

でも関係がギクシャクするのが嫌で黙っていた。

香住にとって、文もさやかも優香(瀬戸さおり)も大切な友達だから。

 

するとさやかは笑い出し、

あんたたちのことなんて友達だと思ったことは1度もないと香住をにらみつける。

 

さやかは、いつもみんなに自分を見下されているような気がしていた。

誰とつき合っても長続きしない自分を哀れんで、陰であざ笑っているような気がした。

 

『みんな、大っ嫌い!』

取り乱して暴れるさやかを、ビンタして香住は落ち着ける。

 

『どうして…?どうして、私だけ幸せになれないの?

どうして私は誰かの1番になれないの…?』

 

泣いて訴えるさやかに、落ち着いた声で樋口が言った。

 

『あなたは、自分が1番だからですよ。

誰かの1番になりたいのなら、その誰かを自分より大切にすることですよ』

 

文が出した答え

文と和真は家に戻り、ダイニングテーブルに向き合って座った。

 

『どこから謝ればいいのかわからない…。

結婚記念日のことも、何もかも…、文ちゃんにどれだけ嘘をついたのか。

何も知らない文ちゃんをどれだけ苦しめたのか。。』

 

弱々しくつぶやく和真に、文は告げる。

 

『和真は悪くない。

和真も、ずっと苦しんできたんだよね』

 

一瞬、わかってもらえたのかと思った。

でも次の言葉に和真の心は打ちのめされる。

 

『離婚しよう』

 

 

和真の目からボロボロと大粒の涙があふれ落ちた…。

 

 

──最終回につづく──

 

 

『にぶんのいち夫婦』7話の感想

和真はさやかに脅されて言いなりになってたけど、浮気はしてなかったんですね~。

まさか香住の元カレが共犯だとは思わなかった(;^ω^)

魔性の女だな、さやか~。

 

でも結局、さやかは文のことがうらやましくて嫉妬してたんでしょうね。

なんでいつも文のほうが自分より幸せそうなのかと。

 

どうして私は誰かの1番になれないの?と嘆くさやかに、樋口が言った言葉が印象的でした。

 

あの愛なんて信じられないと言っていた樋口が、

誰かの1番になりたいのなら、その人を1番大切にすることですよ…と言うなんて!

それは文と出会って誰かを愛することを知ったからなのかと思うと、切ないですね(>ω<、)

なんだかんだ言って、文は和真のことしか見えてないからなぁ…。

そんな文だから、樋口は好きになったんだろうけど。

 

次回、最終回。

離婚を決意した文だけど、もう1度考え直してくれるといいな〜☆

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました(*^▽^*)

またの~。

 

その他のあらすじ
1話 2話 3話 4話 5話 6話 7話 最終話