『にぶんのいち夫婦』2話ネタバレと感想│和真の浮気相手を特定！？それよりも優香の旦那が気になる。。(;´∀｀)

怪しい行動

『どこに行ってたの？心配してたんだよ』

和真は文を家に迎え入れると、後ろから抱きしめる。

『こんなに冷えて。。ごめん、文ちゃん。ごちそう作って待っててくれたのに、ほんとごめん』

 

・・・私、なにやってるんだろう。

和真の言葉に、文は涙が出そうになった。

忙しい夫を疑って、さんざんわがままを言って。。

 

『心配かけてごめんね』

文は謝ると、シャワーを浴びにいった。

 

あんなメッセージ忘れよう。

和真が私を裏切るはずないんだから…。

そう思った瞬間、文は洗濯機に1枚だけYシャツが入っていることに気づく。。

 

寝室のクローゼットを見ると、さっきまで和真が着ていたコートとスーツがない。

証拠隠滅のため、クリーニングに出したのだ！

 

・・・そこまでして浮気したいの？

文はクリーニング屋のレシートを握りしめ、怒りに震えながら台所にいる和真を見つめた。。

 

1日遅れの結婚記念日

ソファで寝ていた文は、「あなたが邪魔だったの！」と女から首を絞められる悪夢を見て目が覚める。

 

その夜。。

和真と文は、毎年恒例のイタリアンレストランへ行った。

微笑む夫。いつもと同じ光景。

なのに、1日違えばすっかり色あせてしまう。。

 

2年前の昨日も、ここへ来た。

そのとき、和真は緊張した面持ちで料理にも手をつけず、そわそわしていた。

 

文が心配して声をかけると、

和真は胸ポケットから指輪を取り出し、プロポーズ！

文は驚きと感動で一瞬言葉を失い、

『嬉しい。嬉しいよ。。』と涙ぐんで答え、周囲のお客さんから温かい拍手が起きた。

 

そのときもらった指輪を文が見ていると、和真が結婚記念日のプレゼントをくれた。

それはとても可愛らしいデザインの腕時計だったが、文には可愛すぎた。。

 

家に帰ると、和真は後ろから突然、文を抱きしめ、首筋にキスをする。

ベッドに誘う和真に、戸惑う文。

これはどういう意味？

昨日、一緒にいられなかった罪滅ぼし？

それとも他の女を抱いたから、妻も抱かなきゃと思ったの？

 

文は『今日はダメな日なの』と和真の腕を振りほどいた。

 

夫のスマホ

その後、文は1人暗い部屋で好きな番組を見た。

でも、ぜんぜん楽しめない。

するとテーブルに置かれていた和真のスマホに着信があった。

 

和真は今、シャワー中。

伏せられたスマホを見るか見ないか、文は迷った。

和真のヒミツを全部知りたい…！

文は和真のスマホに手を伸ばすが ──！？

 

優香の新居

翌日。

文は高校時代からの親友、さやか(黒川智花)と香住(秋元才加)と一緒に優香(瀬戸さおり)の新居に遊びに行った。

優香は30代の銀行員と結婚し、1戸建てを購入したのだ。

 

パンをこねながら、日ごろの不満をぶちまける香住とさやか。

『次は、文！』と言われて、文は押し黙る。

 

『あのね、あのね…』

言おうとしたら涙が出てきて、

『どうしたの？』

と、さやかが飛んできて文の背中をさすった。

 

『和真が、和真が浮気してるかもしれない。。』

 

探偵・香住！

文は結局、ちょうど和真がシャワーから出てきてスマホを見ることはできなかった。

けど「さとみ」という女からのメッセージを見て不安になったことをみんなに打ち明けた。

 

するといつも浮気性の彼氏の相手を突き止めていた香住が本領を発揮！

和真のSNSのアカウントから、浮気相手をさがし始める。

 

まず、和真をフォローしている人を検索。

その中にはそれらしい人がいないので、同僚をチェック。

 

でも文はどれが同僚だかわからない。

すると、さやかが『あ、高梨さん』と同僚を発見。

それもそのはず、文と和真が出会ったのはさやかが開いた合コンだった。

 

香住の勘では、和真みたいに忙しい男性の相手は同じ会社の女性。

そうこうしているうちに、香住はあっという間にそれらしき女性「さーとん」を見つける。

 

彼女は最近、和真の部署に入った新人、立川さとみだった！

 

写真を見ると、自分より若くてスタイルも女性らしく、ぽってりとした唇が魅力的だ。

まさかこの女が和真と…！？

 

さらに香住は、さとみが結婚記念日の前後に怪しい行動をしていないかチェック。

さすがに不倫相手の写真をアップするわけないと思う文だが、

『人の男をとるような女は自己主張が強い。愛されアピールで匂わせ行動をとる』

と、香住はまるで探偵のようだ。

 

たとえば写真に男性の手が写っていたり、食器や鏡に男の顔が映っていることもある。

 

でももしこれで和真の浮気が判明したらどうするの？離婚するの？

『やめて！』

気づくと文はそう叫んでいた。

 

不穏な音。。

そのとき、インターフォンが鳴り、優香の旦那・今井佳樹がゴルフから帰ってきた。

飲み会が中止になり、予定より早く帰ってきたのだ。

佳樹の顔を見て、顔色が変わる優香。。

 

佳樹は家に誰かが来るというのを聞いてなかったらしく、驚いたと言って笑みを浮かべ、ゴルフクラブを1本取り出し、2階の部屋に向かった。

おどおどと後をついていく優香を見て、さやかたちは何か気を遣いすぎじゃない？と小声で話す。

 

文が新品のはずの棚に穴があいていることに気づいたそのとき。。

ゴンッ！！！と、すごい音がして、3人は驚いて2階を見上げる。

 

でも2階から降りてきた優香は『ゴルフの練習をしてて、驚かせてごめんね』と笑顔で謝る。

そして慌てて佳樹の夕飯の準備を始める。

佳樹は手づくりのものでなければダメなのだ。

 

そのとき、また2階から『ゴンッ！！！』という音がして、文たちは優香の家を出て香住の家に行くことにした。

 

独身か既婚か

『もしかしたらあの旦那、短気で子供っぽい人なのかもね』

香住は優香のことを心配するが、

『一緒に暮らすなら少しくらい我慢しなきゃね…』

と、さやかは言う。

今はスタイリストとして活躍しているさやかだが、いつまでやっていけるか不安なのだ。

 

そこから独身の香住とさやかの2人は、既婚者批判トークに。。

既婚者の悩みはぜいたくというが、

もしかしたら一生を左右され、心を削るような辛い悩みかもしれないのに…！

文の胸中は複雑だった。

 

1人より2人のほうが幸せなら離婚する人はいない。

むしろ不自由でわずらわしいことも多いのに、なんにも縛られていない2人にはわからないんだろうな。。

 

変わるのが怖い

文がパート先のコールセンターで、アルバイトの大学生・樋口(坂東龍汰)に愚痴ると、

『じゃあ離婚して1人になればいい』

と言われる。

 

でもそんな簡単じゃないし、離婚したって幸せになれるかもわからない。

文の答えを聞き、

『独身をうらやましがるくせに、離婚する覚悟もない。中山さんってどっちつかずの宙ぶらりんですね』

と樋口はさらに言葉を重ねる。

おまけに樋口は、結婚記念日の翌朝、文が外にいるのを目撃していた。

 

なんだかんだ夫の浮気の証拠をさがさないのは、真実から目を背けたいだけ。

そんなんじゃそのうち身動きが取れなくなると言われ、そのとおりだと文は思った。

 

香住が浮気相手の証拠を見つけようとしたとき、文が止めたのは罪悪感からなんかじゃない。

決定的な証拠が見つかって、和真との関係が変わるのが怖かった。

1度変わった関係はもとには戻らない。。

 

文が家に帰ると、さやかから電話があった。

和真さんが浮気するわけない、だから早く確かめてスッキリしなよというのだ。

 

さやかに背中を押され、文は「さーとん」のインスタを確認しはじめた。

そのとき、

という言葉を見つけ、文はフリーズする。

 

その頃、和真にも「さとみ」から「今日のランチ美味しくて幸せだったな～♡」とメッセージが届いた。

 

さらに「さーとん」が彼氏からサプライズでもらったプレゼントは、文がもらったのと同じ時計で！？

 

文は自分がもらった腕時計をはずし、

『ふざけんな！』

と床に投げつけた。

 

やはり浮気相手はさとみ！？

それから3ヶ月後。。

追いつめられた文は、台所の包丁を手に取る。

その頃、和真は『待った？』と待ち合わせしていた女性に声をかける。

 

文と同じピンクの腕時計をした女性は、笑顔でスーツ姿の男性と腕を組んで歩いていく。

それは、さとみだった！

やはり和真はさとみと浮気しているのだろうか！？

 

～3話につづく！～