『レンアイ漫画家』最終回ネタバレと感想│愛情がたっぷり詰まったかわいいラスト!意外な2人の結婚式も最高!(≧▽≦)

にこ

今回は、2021年6月17日放送『レンアイ漫画家』最終回(第11話)のネタバレあらすじと感想をまとめました。

出典:『レンアイ漫画家』公式ツイッター

あいこ(吉岡里帆)が刈部家を去って1年。。

 

「銀天」を休載した刈部(鈴木亮平)はリア充パリピに変貌を遂げていた!

 

いったい刈部に何が起こったのか?

 

行方不明のあいこはどこにいるのか?

 

最後はレンくん(岩田琉聖)と3人で幸せになってほしいな〜☆

それではさっそく、最終回のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

その他のあらすじ
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『レンアイ漫画家』最終回のネタバレあらすじ

あいこ(吉岡里帆)が自分のために家を出ていったことを知った刈部は失意と喪失感の中、怒涛の勢いで原稿を描きあげる。

その原稿は向後(片岡愛之助)も感極まって涙ぐむほどの神回に!

ギリギリ印刷所の入稿に間に合い、2回続けて原稿を落とすことはまぬがれた。

 

しかしすべてを出し切り「令和編」の最終回を描きあげた刈部は、しばらく「銀天」を休載させてほしいと頼む。

 

それから1年。

刈部はまるで別人のような生活を送っていた。

 

刈部清一郎のEveryday Routine

刈部の1日は、ジョギングから始まる。

1年前、刈部は二階堂(眞栄田郷敦)の元に押しかけ、

『家の近所を走ってみたい!どういう格好でどういうルートで走ればいい!?』

と質問。

それから1日も欠かさず走るようになり、今じゃ二階堂のほうが置いていかれるほど速くなった。

 

AM9:00 デイトレード

午前中は、株の取引。

 

PM2:00 筋力トレーニング

筋肉は裏切りません。

 

PM4:00 買い物

『”食”って深いですよね』

と高そうな黄色のパプリカの匂いをかぐ刈部。

 

PM7:00 異業種交流会

そして夜は二階堂と早瀬(竜星涼)とクラブに行き、羽目をはずす。

最初は石のようになっていた刈部だったが、いつの間にかすっかりなじみ、

『モッツァレラチーズ!』と率先してゲームを行うように。。

何に対しても全力の刈部は、成長率半端ないのだ。。

 

変わってしまった刈部

刈部が送ってきた動画を見て、

『これってただの合コンじゃない』

と向後はあきれてつぶやく。

刈部は本当に変わってしまったのだろうか?

 

「銀天」休載から1年。

1度ペンを置くと作家は描けなくなってしまう。だから描き続ける。

 

でも刈部君は絶対に戻ってくる!

そう思いながらもこんなキラッキラのリア充パリピになってしまった刈部を見て、不安になった向後は刈部家を訪れる。

 

すると刈部は今、スイーツ作りにハマっていて、次はバスクチーズケーキを作ろうとしていた!\(◎o◎)/

 

なんとか漫画を描いてほしいと思う向後だったが、

刈部の答えは『すいません、まだ・・・』

 

レン(岩田琉聖)はといえば、おばの可憐(木南晴夏)の家に居候していた麻央(星乃あんな)が自宅に帰り、遠距離恋愛?に。

 

あいこの消息はいまだにわからなかった。

 

あいこの行方

そんな中、日本漫画大賞をとった可憐は連載も増え、忙しい毎日を送っていた。

 

家に戻ると、そこには編集者になったあいこの姿が!

あいこにとって編集者は天職だったようで、今は可憐の担当編集になり、バリバリ仕事をこなしていた。

 

可憐はそんなあいこに、刈部がパリピみたいな生活を満喫してることを伝える。

 

『あいこさん、戻りたかったら戻りなさい。

刈部さんが漫画を描かないなら、恋愛しててもしなくても同じだから』

 

でもあいこは『刈部さんのことはもう・・・』と吹っ切れているようだ。

『そうよね、あんな男はこっちから願い下げよね~』

 

憧れのまりあ様の変貌ぶりに、可憐はショックをうけていた。

 

合コンの取材

ある夜。

向後がおそるおそるクラブに潜入すると、刈部はパリピな人たちと盛り上がり、すっかりなじんでいた。

 

そうとは知らずに可憐が合コンの取材にやってきて、

刈部がいることを知り、慌ててあいこに電話をかける。

 

しかしあいこは着信に気付かず店に入り、刈部を見つけてしまう!

 

『え!?なんで!?』

慌てて去ろうとするあいこに早瀬が気づき、

『あいこちゃ~ん!!!』

 

『あのバカ!!!』

早瀬のせいで、あいこと刈部は思いがけない再会を果たす!

 

刈部との再会

あいこは今まで早瀬とも二階堂ともいっさい連絡をとっていなかった。

 

気まずそうに帰ろうとするあいこに、

『いいじゃないか。せっかく来たんだから一緒に楽しもう』

と刈部は笑顔で声をかける。

そんな刈部に、あいこは戸惑いを隠せない。

 

1年前からあいこは可憐の担当編集をしていた。

ここに刈部がいると知っていたら、あいこを呼んだりしなかったのにと可憐は顔を曇らせる。。

 

知らない人とも打ち解け、楽しそうに話す刈部。

そんな刈部を遠くから見つめるあいこ。

いったい刈部はどこへ向かおうとしているのか?

それは刈部に俗世間を教えてしまった早瀬にもさっぱりわからなかった。

刈部は質問はするが、こちらの質問にはちっとも答えてくれないのだ。

 

そんな中、見た目爽やか好青年の早瀬は女の子にモテモテ~。

女の子たちに囲まれ、まんざらでもなさそうな早瀬を見て可憐は苛立つ。。

 

一方、二階堂と由奈(小西桜子)は別れたきり、そのまま。

別れてからその大事さに気づいた・・・というやつだった。

 

あいこは女の子たちと楽しそうに笑い合っている刈部を見て、

『終わった。ていうか、始まってもいなかったのかも』

と寂しそうにつぶやく。

 

ヤケ酒!

そう言いつつも、刈部と偶然、2人きりになったあいこは心が揺れる。

あいこがフリーの編集者になったことを知り、刈部は『前からの夢だったろ?』と喜んでくれたのだ。

 

沈黙が流れ、

『あの、描かないんですか?漫画。。』

と、あいこは尋ねた。

だが『君には関係ない』

刈部は冷たく言い放ち、あいこに背を向けて行ってしまった。

 

やけになったあいこはガンガン酒を飲み、いびきをかいて沈没!

そんなあいこをおんぶして家まで送ってくれたのは、刈部だった!

 

揺れる大きな背中の上で目を覚ましたあいこは刈部だと気づき、慌てておろしてもらう。

 

『じゃあ・・・』

 

笑顔で去っていく刈部を見て、あいこの脳裏に1年前のできごとが浮かんだ。

 

あいこと恋愛したことで現実と虚構のバランスを失い、漫画が描けなくなった刈部。

それでも『大丈夫』だと、あいこと一緒にいようとしてくれた刈部。

それなのに。。

あんなに全身全霊をかけて描いていた漫画をやめて、刈部は楽しいのだろうか?

 

そう思ったあいこは刈部を呼び止め、こんな生活をして本当に楽しいのかと問いかける。

 

『俺は楽しいからやってる』

『自分のことは自分が1番わからない。とにかく漫画を描いてください』

『君に言われたぐらいで描けるならとっくに描いてる』

『逃げるんですか?』

『逃げてなんかないだろ!』

 

『いいえ、今の刈部さんはまるで中身が空っぽの着ぐるみみたいです!

さっさと目を覚まして人間に戻ってください!』

 

そう言い放つと、あいこは逃げるように可憐の家に入る。

せっかく会えたのに、口論になってしまうなんて。。

 

一方、あいこに本心をつかれた刈部は無性に腹が立ってしょうがない。

その夜、2人は眠れぬ夜を過ごした。。

 

いなくなった刈部!

そんなある日。

レンが学校から帰ると、「しばらく留守にする」という置き手紙を残し、刈部の姿は消えていた。

 

二階堂への手紙には「レンを頼む」という言葉だけ。。

まさか遺書!?

手紙を読んだ二階堂たちは青ざめるが、留守にするということは帰ってくるということだ。

そう言って、二階堂は心配そうなレンを励ました。

 

そこにあいこが駆けつけ、レンはあいこと一緒に可憐の家にいることに。

 

いくらキャラ変したとはいえ、刈部がレンを1人にするようなことは絶対ない。

あいこは刈部の帰りを信じて待つことにした。

 

キャラ変の理由

一方、二階堂は、刈部はあえて俗っぽいパリピ的なキャラを演じているのではないかと考える。

 

以前、二階堂は刈部に質問したことがあった。

『朝ランもトレーディングも筋トレも料理も、どうしてそんなにストイックにできるのか?』と。

 

すると刈部は『暇な時間を作りたくないから』と、一瞬だけ素の自分をのぞかせた。

 

暇だとあいこのことを考えてしまうから、刈部はわざとそんなに忙しくしているのだろうか?

 

仕事の依頼

それから1週間後。

向後はニヤニヤしてあいこに電話をかけた。

仕事の依頼で、可憐にも了解済み。

ある場所に夕方6時に来てほしいというのだ。

 

あいこは不審に思いながらも、向後が送ってきた地図の場所に向かった。

すると汽笛の音がして、刈部が乗った船が近づいてきた!

依頼人は向後ではなく、刈部だったのだ!

 

船から降りた刈部は、まじめな顔であいこを見つめ、語り始める。

その顔はもうパリピなキャラではない、刈部清一郎本人だった。

 

1年前、刈部が漫画を描けなくなったのはまともな幸せを手に入れたからじゃない。

『俺が天才だからだ』と刈部は言う。

 

天才なゆえに、1つのことにしか集中できない。

だから11年間ずっと刈部は漫画のことだけを考えて生きてきた。

 

でもあいこに恋をしてあいこのことを考えるようになり、ルーティンが変わってしまった。

それが漫画を描けなくなった原因だと思った刈部は、「銀天」を休載し、漫画のことを一切考えずに生きようと思った。

 

だが気づけば無意識に漫画を描こうとしてしまう。

それで漫画のことを忘れるために走ったり、筋トレしたり、家事をしたりしたのだ。

 

でも割った卵の中に3つ黄身が入ってれば『これはネタになる』と感動してしまうし、

刈部はとにかく漫画のことを忘れられるくらい没頭できる何かをさがした。

 

社交的な場にも足を運び、ゲームや話題を覚えるのは苦行でしかなかった。

そうするうちに刈部はだんだん漫画以外のことに時間を費やせるようになっていった。

つまり現実と虚構のバランスが取れたということだ。

 

しかしそれと同時に刈部は気づいた。

今まで自分が漫画を描き続けてきたのは、それが刈部にとって「この世界と対等になる唯一の手段」だったということを!

 

そしてたとえ苦行でも現実世界に自分が生きられる居場所があるのなら、漫画を描く意味はないんじゃないか。

そう刈部は思ってしまった。

 

でもあいこと再会したあの日、刈部はなぜか漫画が描きたくなった。

しれっと編集者になっているあいこや、相変わらず酒癖が悪いあいこ、背中で眠るあいこ、悪態をつくあいこを見て、なぜか、どうしようもなく描きたくなってしまったのだ。

 

昔、あいこが5回もフラれて、それでも純に告白したというエピソードを知り、漫画を描きたくなったあの時のように!

 

そこまで怒涛のように興奮してしゃべった刈部は、島に1週間こもって描きあげた原稿をあいこに渡す。

それは「銀天」の新章だった!

 

そこには主人公・みすずが、あいこのようにキラーンと目で文句を言うシーンや、

『(つき合う)意味は、私たちがつくりませんか?』とあいこが言った言葉がセリフとして書かれていた。

 

原稿を読み終わるころには、空と海は柔らかなオレンジ色に染まっていた。

緊張の面持ちであいこの反応を待つ刈部に、あいこは『最高です!』と告げ、刈部はホッとした笑顔を浮かべた。

 

人生の相方

夕日の中で刈部は改めてあいこに依頼した。

 

『俺と恋愛してくれ。疑似恋愛じゃなく、本当の。

これからは君と恋愛して漫画も描いて、そういう人生を生きていきたい』

 

そこでハッとして刈部は『今も君が俺と同じ気持ちでいてくれるとは限らないけど』と後ずさる。

そんな刈部に抱きつき、あいこは言った。

 

『私もです!

私も1人で生きていけるように頑張ってきました。

いつか刈部さんと会っても、漫画の邪魔をしない私でいたかったから』

 

2人の想いが通じ合い、刈部はぎゅっとあいこを抱きしめた。

 

オレンジ色の光に包まれ、刈部はあいこの頬に手をあて最高の笑顔を浮かべる。

『あいかわらず、カピバラ似の不幸顔だな』

『ひどい』

そう言うあいこの胸には、刈部が1年前にあげようと思っていたネックレスが光っていた。

 

刈部が捨てたのをレンがずっと大切に持っていてくれ、あいこと再会した時に渡してくれたのだ。

 

それを聞き、今日があいこの誕生日だと気づき、慌てる刈部。

無事に描けたら今度こそ店を予約して祝おうと思っていたのだ。

 

『大丈夫です!最高のプレゼントをもらいましたから』

『だめだ!最高の決めゼリフも考えていたのに。。。』

『どんなセリフですか?』

 

恥ずかしがる刈部をつかまえ、

『聞かせろ』とあいこは迫る。

根負けした刈部は目に涙を浮かべて言った。

 

『俺は君の、

たった1人の人生の相方でいたい』

 

あいこは胸がいっぱいになって、刈部の頭に手を伸ばし、なでなで。

そんなあいこを刈部は抱き上げ、くるくる回った。

 

結婚式!

それからしばらくして、「銀天」の令和編完結号が発売!

 

レンは誰かの結婚式で麻央と再会する。

『なんかかっこよくなったね。浮気しちゃだめだよ』と麻央に耳打ちされ、ときめくレン。

 

一方、いつの間にか二階堂と由奈はよりを戻し、恋人つなぎをして幸せそう。

教会から出てきた新郎新婦を見て、向後も二階堂も由奈も笑顔で駆け寄る。

 

それは刈部とあいこ、ではなく、

早瀬と可憐だった!!!

 

まさか可憐のほうからプロポーズするとは。

お似合いな2人を見て、刈部とあいこも幸せそうに微笑む。

 

帰ってきたあいこ

その後、刈部家に戻ってきたあいこをレンは『おかえりなさい!』と喜んで迎える。

 

『おかえり』

刈部の言葉に、

あいこは『ただいま』と答える。

 

仕事場にて。

この前、夕日を浴びながらあいこを抱き上げたことを思い出しながら、刈部は「銀天」の原稿を仕上げる。

 

そこに『なに、ニヤニヤしてるんですか?』と、あいこが乱入してきて、慌てて立ち上がって原稿を隠す刈部!

 

「私の人生の相方はあなたです」

 

刈部が人生の相方を見つけたのと同時に、

「銀天」の主人公・みすずもようやく、人生の相方を見つけ、ハッピーエンドを迎えたようだ。

 

 

仕事場には刈部とあいこの楽しそうな笑い声が響いた。

 

 

~おしまい~

 

 

『レンアイ漫画家』最終回の感想

いや~よかった!よかった~!

刈部のあまりの変身ぶりにどうしちゃったかと思ったけど、

漫画のことを考えなくても過ごせるように自分自身を鍛えてたんですね。

 

そしてあいこも『もう刈部さんのことはいいんです』と強がりながら、刈部のじゃまをしないよう1人でも大丈夫な自分でいられるよう頑張っていた。

結局2人は会えない間もお互いのことを想い合っていたんですね~。

だからこそ、刈部が漫画を描いていないことが腹立たしかったし、悲しかった。

刈部もあいこを見てなぜか急に漫画を描く意欲が湧いてきた。

この理由もなく、ていうところが「運命」を感じてたまらんですよね~。

 

刈部に漫画を描かせるきっかけを与えたのも、漫画をまた描きたいと思わせてくれたのもあいこで。

そして今度は、あいこがいても幸せな漫画を描くことができるようになった!

自分自身の恋愛をそのまんま形にするのはちと恥ずかしいですが、2人が幸せそうだからそれもよし!!!

 

ほんと出演者さんたちのお人柄なのか、ドラマに漂う空気感が終始優しくてほっこりしていて好きでした。

視聴率は振るわなかったかもしれないけど、最高の恋愛ドラマをありがとう!

あいこと刈部の結婚式かと思ったら、めちゃくちゃ幸せそうな可憐と早瀬が出てきたときには笑っちゃったよ~。こちらもすごくお似合いでした!

 

早瀬が、可憐の家にいるあいこに気付かなかったのはちと疑問でしたが、たぶんその間、早瀬は出入り禁止にされてたのね(;´∀`)

早瀬さんの何をしても憎めないスマイル、ほんと癒されたな~。

新しい竜星涼さんの魅力満載でしたね!

 

そしてラストに主題歌の「カタワレ」がかかるたび、毎回キュンキュンさせられました!

人生の相方を見つけられて本当によかったね~。

幸せすぎるラストに大満足な最終回でした!

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました\(^o^)/

またの~。

 

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