『私の夫は冷凍庫に眠っている』3話ネタバレと感想│亮が死体に気づいた!?恐怖の仕返しに夏奈は・・・。

にこ

今回は、2021年4月24日放送『私の夫は冷凍庫に眠っている』3話のネタバレあらすじと感想をまとめました。

冷凍庫に死体があることに、亮(白洲迅)が気付いた…!?

 

ある日、倉庫に鍵をかけ忘れてしまった夏奈(本仮屋ユイカ)は疑心暗鬼に。

 

そんな中、亮は知ってか知らずか、夏奈に逆襲を開始する。

 

さらに夏奈の知らない亮の正体が徐々に明らかになり…!?

それではさっそく、3話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

その他のあらすじ

『私の夫は冷凍庫に眠っている』3話のネタバレあらすじ

ガタガタガタッ!!!

ある夜、夏奈なな(本仮屋ユイカ)は激しい物音で目を覚ました。

慌ててカーテンから外を覗くと、

亮(白洲迅)が狂ったように、死体が入った冷凍庫のある物置を開けようとしていた。

 

『亮!』

夏奈が驚いて名前を呼ぶと、

亮は一瞬険しい顔で夏奈のほうを見つめ、大きなわんこのように走ってきた。

 

『なんか音が気になって』

『・・・冷凍庫の音よ』

『そっか』

 

亮はそれ以上聞かず、明日早いから弁当はいらないと部屋に戻った。

すれ違いざまに

『鍵、かかってるんだけど』

と、ボソッと耳打ちするように囁いて ──。

 

冷凍庫の上のうさぎ

翌朝、夏奈はソファで目を覚ました。

『亮?』

寝室を覗くと、亮はいなかった。

 

殺したはずの亮と夏奈の奇妙な生活は続いていた。

まるで亮を殺したあの夜だけがすっぽり抜け落ちたように・・・。

 

でも夏奈が殺した亮は、間違いなく冷凍庫の中で眠っている。

 

冷凍庫の下に隠した出刃包丁を確認すると、

夏奈は冷凍庫の上に布をかけ、

そばにあったうさぎの置物をその上に置いた。

後ろ向きに置いておけば、誰かが動かしたらすぐにわかる・・・。

 

そのとき、電話がかかってきて、夏奈はうっかり物置きの鍵をかけずに外出してしまう!

 

白いバラと、亮の嘘

夏奈は花屋で白いバラを買い、母・木芽(浅田美代子)の経営する「このめクリニック」へ向かった。

白いバラを買うとき、夏奈はいつも花が開ききらないつぼみの状態のものを好んだ。

 

亮を殺したあの晩も、白いバラが1輪ずつ、1輪挿しに活けられていて、亮を殴った瞬間に倒れて水がこぼれた。

 

陰からじっと見つめている夏奈に気づいた木芽は、笑顔で手招きをした。

『昨日はごめんなさい、突然押し掛けたりして。

でも何か心配ごとがあるんじゃないの?私を訪ねてくるなんて』

 

夏奈が誰かと暮らすなんて、木芽は信じられなかった。

最初はどんな人だろうと興味本位だったが、今は心配している。

『彼のことで知っていることがあったら教えて』と木芽に言われ、夏奈はおずおずと話し出した。

 

『誕生日が同じ。

他人がそばにいるのに、自分が自然でいられるのが不思議で・・・』

 

夏奈が膝の上で組んだ手をもじもじさせると、

『人嫌いだもんね、あなた』

と木芽が言い、夏奈は思わず笑った。

『違うよ、人がそばにいなくても寂しくないだけ。お母さんと一緒』

 

木芽がバツが悪そうに目をそらすと、初老の男性がやってきて木芽はその場を離れた。

実は彼は、木芽が 亮の身辺調査を頼んだ探偵、阿久津(おかやまはじめ)だった。

 

そのとき、夏奈は物置きに鍵をかけ忘れたことに気づき、慌てて白いバラを置いたまま、家に帰った!

 

元刑事の阿久津は、調査が終わった後も亮のことを調べ、亮が面接した店に残した履歴書を手に入れていた。

 

それを見ると、亮の誕生日は3月8日

しかし夏奈の誕生日は、9月8日

亮は嘘をついていたのだ!

 

急な来客

夏奈が急いで帰ると、うさぎの置物が正面を向いていた。

たしかに後ろ向きに置いていったはずなのに・・・!

 

── まさか、亮に見られた?

 

夏奈はしっかりと物置に鍵をかけると、恐る恐る家の中に入った。

するとエプロンをつけた亮が、ごちそうを用意して待っていた。

夏奈に紹介したい人がいるという。

『勝手に人を呼ぶのはダメ!』

夏奈はキレて、珍しく大声をあげた。

 

その瞬間、ピンポーン。

『そんな怖い顔で迎えるのはやめてよね』

亮が逃げるように玄関に走っていき、夏奈は吸い寄せられるようにテーブルの上の鍋のフタを取った。

 

そこに、

『昨日はすいませんでした』と手土産を持って、不動産屋の唐沢(青柳翔)が入ってきた。

亮は唐沢の会社に就職することになったのだ。

 

親しげに話す亮と唐沢の姿を、夏奈は不信感丸出しの顔でじっと見た。

しかし次の瞬間、亮の言葉を聞き、夏奈の顔は凍りつく。

 

『今日のメニューは、シチュー。自家製のひき肉でつくったんです』

 

やはり亮は冷凍庫の中を見て、あの出刃包丁で死体を切り刻んだのだろうか?

── 私に復讐するつもり?

 

夏奈は緊張の面持ちで席に座った。

だが唐沢がシチューに入ったミートボールを食べようとすると、

『あっ!!!』

夏奈は思わず、声を上げてしまう。

 

『どうしたの?夏奈。

すいません、どうぞ、召し上がってください』

亮が言うと、

唐沢は夏奈の目の前でミートボールをごくりと飲み込み、夏奈は生きた心地がしなかった。

 

『美味しいですよ』

唐沢がスプーンにのせたミートボールを夏奈に見せると、

夏奈は食欲がなくて・・・と断った。

 

『いい人だろ、社長』

唐沢を外まで見送ると、亮はすれ違いざまに夏奈の耳元でささやいた。

『夏~奈』

 

夏奈は寒気がして『駅まで送ってくる』と、唐沢を追いかけた。

すると唐沢は

『亮くんから聞いたよ。結婚迷ってるの?』

と突然、言い出した。

 

『でも亮くんは大丈夫。誠実な男だし、夏奈さんを不幸にさせるようなことはしないんじゃないかな?』

『・・・私はそうは思いません』

 

夏奈はそう言って走り去った。

 

2人いる・・・

玄関の前で夏奈が中に入るのをためらっていると、孔雀(斉藤由貴)に呼び止められた。

『少し寄り道してく?』

孔雀はスッと自分の家のほうを見やると、夏奈を家に招き入れた。

 

『家にいるんです、、亮が・・・』

『知ってる』

『そうじゃなくて、2人いるんです』

 

夏奈が打ち明けたそのとき、ピンポーン。

呼び鈴が鳴って、夏奈はビクッとして目を見開いた。

 

亮が夏奈を迎えにきたのだ。

亮が家に人を呼んだので夏奈が怒っていることを説明すると、『あ、そういうこと』と、すぐに孔雀は理解した。

 

『夏奈の気持ち、考えてなかった。ごめん』

亮は振り返らない夏奈に背後から近づくと、椅子をなぞるように触り、

『もう勝手なことしないから帰ろ』

と夏奈の顔を覗き込んだ。

 

『お邪魔しました』

 

黙って亮についていく夏奈を、孔雀は怪訝な顔で見送った。

 

亮の逆襲

家に帰ると、亮は温め直したシチューを夏奈の前に置いた。

 

『夏奈に食べてほしくて頑張ったんだけどな』

亮はスプーンでミートボールをすくい、夏奈の口元に運ぼうとした。

 

『どうしてそこまで食べさせたいの?』

『喜んでほしいから』

 

『絶対に食べない』

夏奈が拒否すると、

『しょうがないな』

亮は自分でミートボールを食べてしまった。

 

『ヒッ!!!』

驚く夏奈に、

『大丈夫、あれは入ってないから』

と亮は静かに微笑む。

 

『・・・あれ?』

夏奈が聞き返すと、ガンガンガン!!!

亮はシチューの入った器にスプーンを乱暴に突き立て、立ち上がった。

 

『キャッ!!!』

 

冷たい目で夏奈を見下ろす亮を見て、

『あなた、誰?』

と夏奈は尋ねた・・・。

 

亮の正体

一方その頃、探偵の阿久津は、昔の刑事仲間を訪ねていた。

 

すると佐藤亮というのは偽名で、

詐欺や恐喝を行う半グレ集団に所属していることがわかった。

 

本名は「久保田そう」。前科があった。

 

そのお礼に阿久津は、『タバコをやめるから』とカチャカチャ開けたり閉めたりしていたジッポライターを後輩の刑事に渡した。

 

『俺は夏奈の夫で、もうすぐ夏奈の夫になる』

 

夏奈を見下ろしたまま、亮は抑揚のない声で言った。

夏奈は恐怖に震え、首を横に振った。

 

『違う!亮は私が殺して、冷凍庫に入れた・・・』

『じゃあ、一緒に見に行こう。倉庫の鍵を貸して』

 

亮に手を差し出され、夏奈は椅子から転げ落ちる。

 

『知りたいだろ?自分が誰を殺したのか・・・』

 

 

~4話につづく~

 

 

『私の夫は冷凍庫に眠っている』3話の感想

おおお、うさぎが、前を向いているうさぎの置物がなにげに怖い~。

そんなトラップを仕掛けておいて、鍵をかけるのを忘れて出かける夏奈がちょっとかわいい。。

 

亮との緊迫感あるシーンもですが、

私はどちらかというと、お母さんと会っているときの夏奈の硬い表情のほうが気になる。

 

『私は人が嫌いなんじゃない。

誰かと一緒にいなくても寂しくないだけ。お母さんと一緒 』

と、冷ややかな笑みを浮かべる夏奈。

 

これは本仮屋ユイカさんの提案でつけ加えられたセリフのようですが、一体母と娘の過去に何があったのでしょうか?

 

白いつぼみのバラをいつも買い求める理由も気になるし、

あれはまだ咲きほこらない状態の花に、

自分もけがれのない、未成熟なままでいたいという願いを込めているのでしょうか?

 

あと気になるといえば、探偵さんのジッポライター。

あのライターを誰かに奪われて、火事で死んじゃうのかなとか、ひどいことを想像していたけど、

後輩の刑事さんにあげてしまいましたね!

彼も何を考えているのかさっぱりわかりませんが、それはダミーに過ぎないんでしょうか?(^_^;)

 

そして亮は、本当は「久保田奏」というんですね!

不動産屋の唐沢とずいぶん親しいようですが、ほんとにこの前初めて会って話して仕事をすることになっただけ、なんでしょうか?

怪しいわ~。

 

それに自家製ひき肉で作ったミートボール入りシチュー、怖すぎますって!

そんなん、夏奈が死体をひき肉にして自分に食べさせようとしたことに気づいてるとしか思えん。

しかも事あるごとに、夏奈の耳元で意味深につぶやくし、

椅子の触り方もねちこくて、怖かった~(>_<)

 

一緒に死体を見に行こうなんて、正気の沙汰じゃありません。

いったい次回はどうなってしまうのか?

続きが気になりますね~!

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました\(^o^)/

またの~。

 

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