にこ
彩子(綾瀬はるか)と日高(髙橋一生)が入れ替わっていることに、八巻(溝端淳平)が気づいてくれた!
彩子と八巻は、日高の革手袋を河原主任(北村一輝)より先に手に入れるため、ある作戦を立てるが…!?
そんな中、「太陽と月の入れ替わり伝説」に出てくるシヤカナローという花を見つければ、元に戻れるかも…と思った彩子は、奄美大島に渡る。
3話ではいよいよ伝説の内容が明らかに!
奄美で見つけた、日高の意外な足跡とはどんなものなのでしょうか?
それではさっそく、3話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。
『天国と地獄〜サイコな2人〜』3話のネタバレあらすじ
彩子(綾瀬はるか)と日高(髙橋一生)の魂が入れ替わっていることに、八巻(溝端淳平)が気づいてくれた!
すると、日高は病院で「太陽と月の入れ替わり伝説」について話していたという。
さっそく調べてみると、それは奄美大島に伝わる伝説だった。
ある夜、まだ、ただの星の子でしかない”月”と”太陽”が一緒に眠っていました。
「今夜、どちらかの花の上にシヤカナローの花が咲いたら、そっちが昼に輝く星になろう。
咲かなかったほうが夜を照らす星になろう」
”月”と”太陽”はそう約束しました。
するとその晩、”月”のおなかにシヤカナローの花が咲きました。
先に目が覚めた”太陽”は自分が「昼に輝く星」になりたかったので、シヤカナローの花をこっそり盗み、自分のおなかに植え替えてしまいました。
それで本当は、月になるはずだった星が”太陽”に、
太陽になる星が”月”に。
運命が入れ替わってしまったのです。
それはまさに、彩子と日高、そのものではないですか!
さっそく日高(彩子)は奄美大島に行こうと、スーツケースを持ってきた。
『でもだめだ!』
日高(彩子)はその場に膝をつき、
『その前に、日高の革手袋をなんとかしなきゃ!』
と叫ぶ。
河原=セク原(北村一輝)が日高の革手袋の存在を知ってしまった今、先に手に入れなければ、日高(彩子)が捕まってしまう!
あの革手袋から、被害者のDNAと日高の指紋が検出されたら一巻の終わりだ!!!
そこで日高(彩子)は、警察が手袋を見つけたら、八巻が同じブランドで同じモデルで同じ色の別の手袋にすり替える作戦を考える。
先に証拠品を確保できれば、日高(彩子)は捕まらないし、もとに戻った時に彩子(日高)を逮捕することもできる。
日高(彩子)はまだ彩子(日高)を捕まえることを諦めていないのだ!
それにこのまま何もしなければ、日高(彩子)は殺人犯を捕まえようとしただけなのに、殺人犯にされるという世紀の冤罪が誕生してしまう!
しかも真犯人は刑事になってやりたい放題。
自分の殺人を、自分で捜査して、一生捕まらないという、そんな事態にもなりかねない。
そんなことが許されるはずがない!
とはいえ、あの革手袋ってどこのブランドなんだろう…。
日高(彩子)が電車で通勤中にスマホで調べていると、
『手袋のすり替えでもするつもりですか?』
と彩子(日高)の声が!!
彩子(日高)は余裕たっぷりの表情で、手袋のブランドをお教えしましょうか?なんて言ってくる。
これは罠だ。絶対罠だ。
そう思った日高(彩子)は、誰かさんが捨ててしまったから新しいのを買おうと思っただけですよと、はぐらかす。
絶対、警察よりも早く手袋を見つけて、彩子(日高)に手錠をかけてやるんだから!!
日高(彩子)は電車の窓に映る彩子(日高)の姿を、にらみつけた…。
鑑識を手伝う彩子(日高)
一方、警察では、河原が拾得物の中から革手袋を集めていた。
八巻がそのことを日高(彩子)に報告すると、
日高(彩子)は秘書の五木樹里(中村ゆり)から革手袋の情報を入手していた。
でも八巻がそれを買う前に、あっという間にカーキの革手袋がたくさん集まり、やばめの展開に!
慌てて八巻が鑑識に向かうと、そこにはなぜか彩子(日高)の姿があった。
新田(林泰文)を手伝いにきたというのだが、その目的は…?
もし先に彩子(日高)が手袋を手に入れたら、逮捕することができなくなってしまう!
それだけは阻止したい!
『どうか、手袋が出てきませんように』
八巻から報告を受けた日高(彩子)は、欠けていく月に向かって手を合わせ、祈った。
すり替え成功!?
そして革手袋の一斉捜索が始まって9日。
依然として革手袋は出てこず、八巻はもう大丈夫だろうと油断していた。
その時、届いた革手袋を見て、八巻は驚く。
これは日高の革手袋と同じものではないか!
八巻はみんなに見つからないようにこっそり別の手袋にすり替えると、彩子(日高)に渡した。
それを見た彩子は、ラベルには「左」と書いてあるのに「右」の手袋が入っていることに気づく。
でも新田が『ラベルの書き間違いじゃな~い?』と言ってくれたおかげで、彩子(日高)も納得。
八巻はほっと胸をなでおろす。
その表情を、彩子(日高)は見逃さなかった…。
バレた!?
その後、すぐに八巻は日高(彩子)に報告するが、彩子(日高)にバレていないか心配だった。
そのとき、彩子(日高)から日高(彩子)に電話がかかってきた。
「今日、自分と同じブランドの革手袋が出てきた」という。
だが、あの手袋は期間限定ものだし、生産数も少ない。
それが出てきたというのは、かなりすごい偶然だ。
『あなたがすり替えたんですよね?』
『…無理でしょ、警察でもないのに』
『そうですよね~。無理ですよね、内部に協力者でもいない限りは』
そう言うと彩子(日高)は、ラベルには「左」と書かれていたのに「右」の手袋が入っていてすり替えられたんだと思うんですよと指摘した。
八巻が「ミスとは言えないと思うんですけど…」と言っていたのはこのことか。
日高(彩子)は『や~ま~き~』と天に向かって小声で叫ぶ。
彩子(日高)はどうやら、日高(彩子)が八巻に革手袋をすり替えさせたんじゃないかと疑っているようだ。
でももう、革手袋の片方はこちらにある。
あとはシヤカナローの花を手に入れれば、こっちのもの!
翌日、日高(彩子)は奄美大島に渡った。
呪いの石…
資料館に行った日高(彩子)は、彩子(日高)が凶器として使っていた丸い石と同じ石を見つける。
その石があるという海岸に向かうと、なんだか見覚えが…。
それは夢で見た光景と一緒だった。
日高(彩子)が丸い石を持ち上げると、
『持って帰っちゃだめだよ』と地元の人に声をかけられる。
昔から、ここの石を持っていると呪われるという言い伝えがあるのだ。
そんな石を持っていれば、いかにも入れ替わりが起こりそうだけど…。
どちらかといえば、呪われているのは彩子(日高)ではなく、日高(彩子)のほうで。
『呪う方向、間違ってない?石』
そう呟きながら、日高(彩子)が民宿のお風呂に入ろうと扉を開けると、そこは女湯だった。
『本当に間違っただけ?今回は通報しないけど』
民宿のご主人(酒井敏也)に叱られ、日高(彩子)がしょんぼりしていると、壁に入れ替わる前の日高の写真が貼られているのが目に入った。
『こ、この人、ここに泊ったんですか!?』
日高(彩子)が尋ねると、
『これ、あんたじゃないか!』とご主人。
日高(彩子)は慌てて、最近頭を打って記憶喪失になってしまったので、なんでここに来たのか教えてほしいと尋ねた。
すると彩子(日高)は、「緋美(あけび)」という集落に行くと言っていたという!
その時、八巻から「革手袋の捜索が打ち切られた」と連絡が入った。
これで、あとは2人が入れ替われば、問題なし。
いくら入れ替わっているとはいえ、彩子(日高)も元の自分に犯罪者になってほしくはないだろう。
彩子(日高)だって人間なんだから…と八巻は言うが、はたしてそうだろうか…。
日高(彩子)の不安はぬぐえなかった。
もう片方の皮手袋…
翌日、お弁当を食べていた彩子(日高)は、
『今まで私は、卵焼きは薄味のだし巻きが好きだったけど、全然おいしく思わなくなった』
と八巻に言う。
『やっぱり、味覚は体に含まれるから、望月さんの好みになったんじゃないですか?』
『そうですか~。やっぱりそうなりますよね…』
八巻は自然に答えてしまい、ハッとする。
『え?俺、今、なにか言いました?』
彩子(日高)は、八巻が自分たちが入れ替わったことを知っているか、カマをかけたのだ!
そのとき、日高の革手袋と思われるものが見つかったと、刑事が飛び込んできた。
片方の手袋ばかりを集めたハッシュタグがあるという彩子(日高)の情報を受け、インスタグラムを調べたところ、それらしきものが見つかったというのだ!
八巻はこのままだと日高が犯人になってしまうと焦るが、
『それの何がまずいんですか?』と彩子(日高)は平然と言う。
『それとも、私の知らないまずいことでも?』
ニンマリと笑う彩子(日高)の顔を見て、八巻は言葉を失った。
緋美集落とシヤカナローの花
その頃、日高(彩子)は民宿のご主人の案内で「緋美集落」を訪れていた。
そこは、ほんとに何もないところで、奥に廃屋があるのみ…。
日高(彩子)が「シヤカナローの花」がなんの花か知っているか尋ねると、
ご主人は「サガリバナじゃないか」と答える。
それは夏の夕方から咲き始め、夜明けと共に散ってしまう。
たった一夜しか咲かない儚い花。
でも2人の魂が入れ替わったのは真冬だ。
冬に咲かないということは、その花ではないのだろうか…?
日高の手袋
一方、革手袋を手に入れた河原は、さっそく鑑識で日高のものかどうか調べる。
すると指紋が日高のものと合致!
日高の手袋に間違いないことが判明した。
あとはこれに被害者のDNAが付着していれば、日高(彩子)は終わりだ。
さっそくDNA鑑定してもらうため、彩子(日高)は科捜研に手袋を持って行った。
絶対絶命
その後、八巻から事情を聞いた日高(彩子)は、なんとかして手袋をすり替えるよう頼む。
でも手袋は科捜研に回されてしまったし、すり替えようにも八巻が持っているのは「左」の手袋のみ。
「右」の手袋とすり替えることはできない…。
けれども、このままでは日高(彩子)が逮捕されてしまう!
『私がどうなってもいいの!?』
日高(彩子)は八巻を責め立て、ハッとした。
八巻は親切でしてくれているだけなのに。。
『…ごめん』
日高(彩子)が謝ると、八巻は朝一で手袋をなんとか盗んでみるという。
『八巻、ごめん。ほんとごめん』
日高(彩子)は自分では何もできない無力さを痛感しながら、電話を切った。
この期に及んでも、彩子(日高)がなんとかしてくれないかと、愚かな期待を抱きながら…。
『4』
その頃、彩子(日高)は偶然、「4」とスプレーで描かれた壁の落書きを見て、カッと目を見開いていた。
『…し…』
脳裏に浮かぶのは、日高が証拠品を入れていた段ボール箱の中に入っていた漫画の絵。
『…そうですか、終わりじゃなかったんですか』
耳たぶを触りながら、彩子(日高)はつぶやく。
空には月がない。
今夜は「新月」だ。
彩子(日高)は真っ暗な空を見上げると、なにかに抗えないような、そんな瞳で歩き出した。
陸への依頼…
彩子(日高)が家に帰ると、同居人の陸(柄本佑)は便利屋のバイトに出かけて留守だった。
『ラッキーですね、これは』
そう呟くと、彩子(日高)は冷蔵庫からペットボトルの水を取り出し、ごくごくとラッパ飲みする。
陸が依頼されたのは、あの「4」という落書きを消す仕事だった。
『なにやってるの?』
そこにバイト仲間の湯浅(迫田孝也)がやってきて、陸は振り返る…。
DNAの鑑定結果
翌朝、八巻が科捜研に行くと、入口の前で河原が寝ていた。
八巻がぎょっとすると、河原は目を覚まし、鑑識の新田まで来てしまい、オーマイゴッド!
こうなったらもう、高跳びするしかないと日高(彩子)が腹をくくっていると、八巻から電話があった。
手袋から採取した試料は、バクテリアに分解されていてDNAの検出はできなかったという。
日高(彩子)は『そんなことあるの?』と驚くが、
科捜研の人によれば、あり得ないことではないらしい。
まあこれで警察は、日高の容疑を追及しようにもできないし、本物の革手袋は八巻が持っているのだから、結果的にオーライだ。
『これって日高が手伝うふりをして、どこかでバクテリアを混入させたとか?
あえて手袋を見つけさせて、証拠をつぶすことを狙ったんじゃないですかね…?』
『…まさか。…でも、ありがとう、八巻』
日高(彩子)が感謝すると、
『元に戻って日高を逮捕したら、手柄は自分との連名ですからね』
と、八巻は声を弾ませ、電話を切った。
── 私は日高に助けられたのだろうか?
それは入れ替わったとはいえ、自分が殺人犯になるのは嫌だったのからなのか。
それとも私への憐れみなのか…。
でもたとえそうだったとしても、それとこれは別だ。
殺人犯は殺人犯として、裁かれるべきだ。
日高(彩子)は、改めて絶対に彩子(日高)を捕まえることを決意するのだった。
新たな殺人
その時、彩子(日高)から動画が届く。
彩子(日高)はそれを送るとすぐにその動画を消去した。
その頃、捜査一課では、また田所さん殺害事件と同一犯の犯行だと思われる殺人事件が起こり、騒然となっていた…。
そこに何食わぬ顔で微笑みながら彩子(日高)がやってきた。
日高(彩子)が動画を再生すると、
真っ暗闇の中、鼻歌を歌いながら懐中電灯で自分の顔を照らし、『どうも~』と彩子(日高)が陽気に現れた。
『見えますかね~?』
彩子(日高)が電気をつけると、暗闇の中にぼわっと天井から逆さまに吊り下げられた男性の姿が浮かび上がった。
『え~っと、この人はゴルフ場なんかをつくって大儲けしたりした人なんで、頭をゴルフボールみたいにボコボコにしちゃいたいと思います~』
そう言って彩子(日高)はゴルフクラブで男性の頭をまるでボールのようにスイングして何度も殴った。
『あなたには一応、お伝えしておこうと思いまして。
これでもう、元に戻ろうが戻るまいが、あなたは殺人犯。
どっちでも同じになっちゃいましたね?
あなたは私で、私はあなたです。
どうか、お忘れなく』
それを見て、
なんでこんなことするの…?なにが楽しいの?何が目的なの?
と日高(彩子)は声を震わせ、膝をつく。
そのとき、インターフォンが鳴った。
一方、仕事を終え、朝帰りした陸は、ゴミ捨て場に出されていた彩子(日高)が出したごみの中身を確認する。
中には血の付いた防護服が入っていた。
『これ、なんなの彩子ちゃん…』
陸は信じられないという面持ちで、ぼう然と呟いた。
八巻が今後も殺されませんように
必死で祈る視聴者#天国と地獄 pic.twitter.com/MQoA3bLblD— あやと (@1ayato1) January 31, 2021
https://twitter.com/natsunohanafuyo/status/1355864088555872263?s=20
目黒区東原 四方←4❗️
だからあのリスト控えとけば良かったのに!#天国と地獄 pic.twitter.com/NbYYzzxWNU— いせくら ひろこ (@isekura_hiroko) January 31, 2021
https://twitter.com/rikux555/status/1353330850507624450?s=20
『天国と地獄〜サイコな2人〜』3話の感想
ぐわっ!
伝説の内容もわかり、奄美大島に行ってなにか掴めるかと思ったら、謎は深まるばかり…。
まず、日高が行くと言っていた「緋美(あけび)集落」。
残されていたのは、廃屋のみ。
ここに日高の原点が隠されているんでしょうか?
日高のお母さんの実家とか?
それから、シヤカナローの花は、たった一夜しか咲かないというサガリバナではないかという話でしたね。
サガリバナ、初めて聞きました。
そんな花があるんですね~!
でもサガリバナは夏にしか咲かないと知り、彩子はこの花ではないと考えたようです(2人が入れ替わったのは、真冬だから)
海岸で見つけた呪いの石といい、日高がなぜそこまで奄美大島の伝説にこだわるのか、謎が深まりますね…(>_<)
さらに、「4」とスプレーで落書きされた文字を見て、いつも冷静な日高の顔が豹変!
1話の冒頭で、殺人は新月のときに行うと言っていたとおり、この日は新月。
彩子(日高)が家に帰って、ペットボトルの水をごくごく飲む様はこれから獲物を狩りに行く獣のようで、狂気を感じました。
その時の、『ラッキーですね、これは』という彩子(日高)のセリフは、単純に陸がいなくて怪しまれずに済むからかと思っていたけど、陸が彩子(日高)に殺されずに済んでラッキーという意味もあるのかな…。
それに陸が「4」という文字を消していたとき、バイト仲間の湯浅さんが来たのも引っかかる。
なんであんなところに来たんだろ?
もしかして「4」という字を描いたのは、湯浅さんだった???なんてね…。
八巻よりも陸のほうが、血の付いた防護服を見つけちゃって危険かも。
彩子(日高)は勘が鋭いから怖いよ~。
メイクのせいもあるけど、綾瀬さん、どんどん目が鋭くなってる!ほんと別人みたい…。
動画の中の彩子(日高)は、まさに猟奇殺人犯。
殺人を楽しんだ上に、余計なことはするなと言わんばかりに日高(彩子)に警告するなんて。
あの漫画の原稿も、殺人リストも、日高自身が書いたものなのか不明だし、
『そうですか…。まだ終わってませんでしたか』という言葉も、まるで誰かに操られているようで気になりますね。
そして最後の、ピンポン!
日高(彩子)の家にやってきたのは誰なんでしょうか?
はあ、謎が深まりすぎて大変です。
とにかく、陸も八巻も、日高(彩子)も殺されませんように…。
それではここまで読んでくださり、ありがとうございました\(^o^)/
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