にこ
被害者の手のひらに残された「Φ」は、ファイじゃない…!?
さらに、彩子《日高》(綾瀬はるか)が殺人を犯す日には、共通点があることがわかります!
そんな中、またしても壁面に、第4の殺害予告を匂わせる「9」という数字が!
はたして日高《彩子》(高橋一生)は事件を食い止めることができるのでしょうか?
それではさっそく、6話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。
『天国と地獄〜サイコな2人〜』6話のネタバレあらすじ
「明日3時。学校のそばの歩道橋で待ってます。」
彩子《日高》(綾瀬はるか)が持ち続けているラブレターのような手紙。
その手紙の差出人が事件の鍵を握っていると思った日高《彩子》(高橋一生)は、秘書の樹里(中村ゆり)や妹の優菜(岸井ゆきの)に心当たりがないか訊いてみた。
でも2人は、ラブレターならそんなノートを破って書くとか有り得ないと否定する。
『けど、私、そうやって出したし…』
『それはお兄ちゃんが男だからでしょ?』
『いや、私、男じゃないし』
・・・!!?
それを聞き、樹里と優菜の間に微妙な空気が漂う。
そんなこと言われても、今まで日高が誰とつき合ってきたかなんて知らないし。
そのとき、一瞬、営業取締役の富樫(馬場徹)の顔が思い浮かび、『違うと、思う…』と顔をしかめる日高《彩子》。
日高《彩子》は『わかんないよ~!』と叫ぶと、いろいろわからないから困ってるんですと子供のように訴えた。
クウシュウゴウ∅
一方、河原(北村一輝)は、連続殺人事件の発端となった3年前の事件で目撃証言をした戸田和希という女性に会っていた。
戸田さんはスポーツジムの客の個人情報を売ったのがバレて、ジムを辞めさせられていた。
それで警察がきたとき、バレたら捕まると思い、嘘の証言をしたのだ。
個人情報を売った相手は、ネットでやり取りしただけで会っていない。
ハンドルネームはなんて読むのかわからないというので、書いてもらうと「Φ」だった!
すぐに戸田さんに通帳を持ってこさせると、お金を振り込んでいたのは「クウシュウゴウ」。
記号だと「∅」と表記されることがわかる。
会えますかね…
その夜、彩子《日高》は「少し熱があるので、明日は自宅待機してほしい」と日高《彩子》に電話した。
ただの風邪ならいいが、念のため検査にいくという。
『これでよし…』
電話を切ると、彩子《日高》は夜空に浮かぶ細い月を見上げ、つぶやいた。
『会えますかね~、明日こそ…』
殺人の共通点
翌朝、日高《彩子》が言われたとおりに自宅待機していると、八巻(溝端淳平)から「彩子《日高》が検査に行くというのはたぶん嘘」だと電話があった。
実は八巻は昨日、とばく罪で逮捕した九十九(中尾明慶)から司法取引を持ち掛けられていた。
九十九によると、日高が人を殺す日は「新月の晩」。
しかも、次の新月は「今日」だという!
彩子《日高》が熱があると嘘をついたのは、日高《彩子》たちを足止めし、警察にいなくても疑われないようにするため。
今、この瞬間にも、彩子《日高》は誰かを殺す準備をしているかもしれないのだ!
日高《彩子》はすぐにGPSで彩子《日高》の居場所を確認するよう、八巻に指示した。
── なんとか次の殺人を阻止しなければ…。
そう思う一方で、これはチャンスかもしれないと日高《彩子》は思った。
今夜起こること、その一部始終を見届ければ、すべての謎が解けるかもしれない。
彩子《日高》が犯人ではないという可能性は少ないが、この地獄のような日々を終わらせるためのヒントが見つかるかもしれないのだ。
しかしその頃、彩子《日高》はホームセンターにいた。
買っていたのは、防護服や手袋、ロープ、布テープにバールなど、いかにも殺人を犯しそうなものばかり…。
コインロッカー捜し
その後、すぐにGPSは電源が切られていたと八巻から電話があった。
そこで日高《彩子》は、彩子《日高》が持っていた「殺人リスト」の存在を思い出す。
あれを見れば、次のターゲットが誰かわかるかもしれない!
すぐに日高《彩子》は、彩子《日高》が証拠品をしまっていたコインロッカーに行ってみた。
陸にもらった合鍵で中を開けてみるも、すでに移動された後。
でも足元にふせんが落ちているのを見つけた日高《彩子》は、彩子《日高》が仕掛けたものだとピンとくる。
用心深い彩子《日高》は次もまた、誰かに開けられたらわかるように、扉にふせんを挟んでいるだろう。
日高《彩子》は陸(柄本佑)に札束の入った封筒を渡すと、
今日の夕方までに、ふせんの挟まった彩子《日高》のロッカーを見つけ出し、中のリストを持ってくるよう頼んだ。
『便利屋りっくん、頼んだから!』
困った陸は、バイトの師匠・湯浅(迫田孝也)に相談。
すると、湯浅は仲間をたくさん連れてきてくれた。
日給1万円、見つけた人にはボーナス10万円!と、陸が札束を見せると、みんなはやる気満々に!
こうして手分けしてコインロッカー捜しが始まった!
落書き…
次に日高《彩子》が八巻と向かったのは、あの歩道橋。
彩子《日高》がここで、差出人不明の手紙の相手と会うんじゃないかと思ったのだ。
まあ、これは日高《彩子》の勘。半分、賭けだ。
でも彩子と日高が入れ替わったあの晩も、日高は「歩道橋の彼女」と待ち合わせていたのかもしれない…。
その時、ジャンバーのフードをかぶった男が現れ、壁に赤いスプレーで落書きを始めた。
『なんだ、落書きかよ』
日高《彩子》は露骨にがっかりした表情を浮かべると、八巻に「落書きは器物損壊」だからと注意に向かわせた。
でも「これは仕事だから」と男は反論。
昨日の夜、池袋の西口のガード下で落書きをしていたら、40代ぐらいのおじさんに頼まれたというのだ。
日が落ちるまでに、赤で「9」と描いてくれと。
きっと彩子《日高》はこれを見に来るに違いない!
久米さんの家に入り込む彩子《日高》
その頃、彩子《日高》は「うららクリーンサービス」の榊悦子と名乗り、久米さんの家に入り込んでいた。
久米さんは、殺人リストに載っていた男性。
警備員の親玉らしく、久米さんの家には監視カメラがたくさん備え付けられていた。
彩子《日高》は掃除をしながら各部屋をチェックすると、2階の窓から庭に降りられそうな部屋を見つけ、その窓を少しだけ開けておき、掃除を終えて外に出た。
それから彩子《日高》は黒いコートに着替えると、塀を乗り越え、庭に忍び込んだ…。
ミスターXの指令
一方、日高《彩子》たちは夜になっても彩子《日高》が現れず、苛立っていた。
『なにか、なにかあるはずなのよ、この数字には』
歩道橋の上を見渡した日高《彩子》は、隠しカメラがあることに気づく。
彩子《日高》はこれで壁の落書きを見ていたのだ!
そこに陸から「コインロッカーが見つかった」と電話があった。
そのロッカーは、自動で暗証番号が発行されるタイプ。
陸は「番号を書いた紙を落とした」と言い、中のリストを手に入れた。
ほかにも、陸は一緒に入っていた漫画のあらすじを教えてくれた。
主人公は、清掃会社に勤める「Φ」。
そいつがミスターXから指令をうけて、
法ではさばけない悪い奴らを殺していくというストーリー。
『それがさ、ミスターXの指令はいつも” 数字 ”で来てるんだよ。
どういう事件か知らないけど、これ、関係してるんじゃない?』
陸がいうと、
『愛してる、陸。ありがとう、陸。超愛してる』
彩子《日高》は目の前の壁の落書きを見つめ、電話を切った。
今日書かれたのは、数字の「9」。
ナンバー「9」の男が殺されるかもしれない!
日高《彩子》は急いで、陸が送ってくれたリストの中から該当者を捜した。
すると名前に「9(きゅう)」が入っているのは、「久米正彦」だった!
張り込みをする日高《彩子》たち
すぐに日高《彩子》たちは久米さんの家に急行!
八巻がピンポンダッシュして、久米さんが無事なことを確認した。
久米さんの家は、道路に面した塀にぐるりと監視カメラが設置されている。
なので右隣の家から忍び込むのが一番妥当だ。
そこで日高《彩子》たちは、車で張り込みすることに。
その時、帽子をかぶった怪しい男が歩いてくるが、日高《彩子》たちに気づくと踵を返し、去っていく。
もしもの話
もし彩子《日高》が犯人じゃないのなら、
日高《彩子》は真犯人を捕まえ、彩子《日高》と入れ替わって犯人を検挙するだろう。
でも彩子《日高》が犯行に加担していないということはないだろうし、とりあえず真犯人を捕まえて、事情を調べるしかない。
逆にもし彩子《日高》が犯人で、今回犯行を止めることができなかったら、日高《彩子》は自首させるつもりだった。
日高《彩子》には、彩子《日高》が送ってきた殺害現場を撮った動画があるのだ。
これを警察に出せば、彩子《日高》は逮捕されるだろう。
日高《彩子》が刺し違える覚悟でいることを、彩子《日高》も知っている。
でも結局のところ、そんなことはしないとタカをくくられているような気もするし、それぐらいじゃやめられない理由があるのではないかという気もする。
彩子《日高》が本当はどんな人間なのか、何を考えているのかはわからない。
けど、彩子《日高》にも人間らしい心があって、もう犯行を重ねるのはやめようと、思ってくれたなら…。
自分は、彩子《日高》にとって所詮「敵」でしかない。
そう思いながらも日高《彩子》はそんな甘い夢を見たくなるのだった…。
彩子《日高》の行動
その頃、久米家に潜んでいた彩子《日高》は、正彦と奥さんが寝静まるのを待って寝室に向かった。
寝ている奥さんをじっと見下ろし、
正彦のもとに向かい、口に布をあてがう彩子《日高》。
正彦は苦しそうに足をばたつかせ、動かなくなった…。
翌朝、空が白み始めるころ、彩子《日高》が塀を乗り越えてきた。
彩子《日高》は、日高《彩子》に気づくと全速力で走りだした。
日高《彩子》は追いかけるが、途中で見失ってしまった。
久米さんの安否
── 今頃、家の中は血の海かもしれない。
今回も殺人が行われたのだとしたら…。
日高《彩子》の心はもう限界だった。
外はすっかり明るくなり、やけになった日高《彩子》は帰ろうとした。
そのとき、門が開き、中から元気に久米さんと奥さんがウォーキングに出かけて行った。
彩子《日高》は、誰も殺していなかったのだ!
『よかった~。誰も死ななくて…。よかった~、もう~!』
日高《彩子》はその場に寝っ転がり、涙ぐんだ。
来なかった…
一方、彩子《日高》は歩道橋の壁に描かれた「9」の文字を見て、
『来なかった…。なにか、あった? なにがあった…』
とつぶやいていた。
落書きを消して
その頃、陸のところには、
「またあの歩道橋に落書きがされていました。消してもらえますか?」
という依頼がきていた。
『まさか…』
なにかに気づいた陸は急いで歩道橋に向かった。
そこには彩子《日高》の姿が!
陸が慌てて隠れると、彩子《日高》は険しい顔で足早に去っていった。
クウシュウゴウは日高の共犯?
実は落書きを消してほしいという依頼は2か月前から、これで3度目だった。
1件目は、田所さんが殺された深夜、
2件目は、四方さんが殺された日の深夜、
そして3件目が今日。
どうやら陸は知らずにずっと事件の数字を消しにいっていたらしい。
依頼人の名前は「クウシュウゴウ」。
空集合のマークは「∅」。
陸は日高《彩子》の家に押しかけると、
『このΦだか、∅だかってやつは、日高の共犯だよ』
と、あの漫画を見せた。
そいつが落書きを書かせた、池袋のおっさんなのだろうか?
すべてが繋がる人物
そのとき、知らない番号から電話があった。
日高《彩子》が出ると、それは奄美大島の民宿のご主人からだった。
昨日、日高と話したことがあるというお客さんが来て、でも日高はその時、「別の名前」を名乗っていたというのだ。
その名前は「東朔也」。
一方、河原はクウシュウゴウの正体は「十和田元」だということを突き止め、捜査を行っていた。
しかし十和田(田口浩正)は自殺していて、死後3か月経って発見されたという。
十和田の部屋はすべて特殊清掃の業者が行い、
「あずま」という人物が、十和田の部屋から漫画を持ち帰っていたことがわかる。
そして、彩子《日高》が警察のデータベースで死亡届を調べていた人物も「東 朔也」。
だがその頃、とある部屋で人知れず、殺人事件が起こっていた。
血まみれの部屋で、ソファに座り、口にたばこを無数に突っ込まれた死体…。
手には「∅」の文字が。
東 朔也とはいったい誰なのか?
祈るようにパソコン画面を見つめる彩子《日高》が見たものは…!?
~7話につづく~
日高状態で陸に超愛してるって言っちゃう彩子も日高の声で愛してるって言われても満更じゃない陸くん最高カップルすぎて好き。
#天国と地獄 pic.twitter.com/3k7ImSF99z— 米子@3期視聴中 (@maikakokikako) February 21, 2021
いや、Xじゃない。
ローマ数字 X 10 だ。つまり十和田。
そーいうことか#天国と地獄 pic.twitter.com/wvqUrsRC1D— けんと (@dorrama2) February 21, 2021
朔(新月)のとき、
太陽と月は同じ方向に。望月(満月)のとき、
太陽と月は逆の方向に。「だからあなたと入れ替わったんですか」
#天国と地獄 pic.twitter.com/NaqlM7qlZk
— おんじの悩みは75日 (@Seyana34590232) February 21, 2021
『天国と地獄〜サイコな2人〜』6話の感想
うわ~、とうとう1人の人物につながりましたね~!
というか、先週あれだけ騒がれた戸田和希さんはなんだったんだ。
事件とはまったく関係がなかったのね。
けど戸田さんは、あの漫画の作者?である「クウシュウゴウ」=十和田元と繋がっていた。
ミスターXの「X」が10という意味で、十和田を指しているなんてまったく思いつかなかったわ~。
みなさんの考察がすごすぎて、そっか~!と驚かされるばかり。
ということは東朔也は、十和田さんの漫画を読んで殺人を始めたのかな?
もしそうなら、自分の名前と同じ新月のときに殺人を犯すのもわかるな。
「東朔也」と「望月彩子」で、「新月」と「満月」の対比になっているとは気づかなかったなぁ。
ここで気になるのは「日高陽斗」という名前。
これはもろ、太陽を意味するわけで。
奄美の伝説では、「太陽」はシヤカナローの花を盗んだために、眩しくてまともに直視できない存在になってしまったんですよね。
だとすると、今、その「太陽」のひとはどうしてるんだろ?というのがずっと私の疑問で…。
あの三角屋根の家に閉じこもってるのかな、と思っていたんですが違うかな?(^_^;)
そうするともう1人、人物が増えちゃうしな。
奄美大島の「緋美(あけび)」という集落の跡地も気になりますね~。
あそこに住んでいたのは、誰なんだろう?
緋色は「太陽」の色をさす言葉でもあるので、太陽の人に関係があると思うんですよね~。
そして、殺人を犯してるのが「東朔也」だとして、彩子《日高》が現場を掃除をしてその証拠を消しているのだとしたら、彩子《日高》にとって彼はとても大切な人なんでしょうね。
最後に、彼の身に何かあったのか心配になって死亡届を調べる彩子《日高》の顔は必死で、悲壮感が漂っていました。
あの顔は嘘じゃないよね。
一方その頃、誰かが同じような手口で殺されていて。
彩子《日高》が清掃してないから、床は血まみれのままでしたね。
この死体が発見されたら、なにか真犯人につながる物証が得られそうだけど、彩子《日高》が必死で隠すかな?(>_<)
とりあえず、奄美大島に行った時の日高は、東と入れ替わっていたっぽいですね。
でも今の彩子《日高》の魂は、東じゃない気がするんですよね~。
女説もまだ捨てられないし、もう頭の中がパニックでござる!
それに張り込み中に、日高《彩子》たちを見て逃げ出した人物は誰なんだろ?
この人が落書きを書かかせたり、消させたりしてる「池袋のおっさん」?
帽子をかぶっていて背の小さい感じから、陸の師匠・湯浅さんかと思ってしまいました。
もしそうだったら、どうしよーーー(@_@。
次回、陸に強引に迫る彩子《日高》も気になりますね。
いったい真相はどこにあるのか?
彩子《日高》は何を考えているのか?
真犯人がどうとかより、彩子《日高》の秘めた想いが1番気になるなぁ~。
それではここまで読んでくださり、ありがとうございました\(^o^)/
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