『天国と地獄〜サイコな2人〜』7話ネタバレと感想│日高は双子だった!やっぱり師匠が東朔也なの…!?

にこ

今回は、2021年2月28日放送『天国と地獄〜サイコな2人〜』第7話のネタバレあらすじと感想をまとめました。

第4の殺人が起きると思いきや、犯人は現れず!

 

── もしかして何かあったのか?

 

そう思った彩子《日高》は死亡者リストを検索します。

 

その名前は「アズマサクヤ」。

 

そして日高《彩子》と河原がたどり着いた人物の名前も「アズマサクヤ」でした!

 

いったい「アズマサクヤ」とは何者なのか…!?

 

そんな中、日高の出生の秘密が明らかに!

 

一方、陸(柄本佑)にもひそかに怪しいと思う人物がいて…!?

それではさっそく、ネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

その他のあらすじ
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『天国と地獄〜サイコな2人〜』7話のネタバレあらすじ

第4の殺人が起こると思われた家に潜伏し、誰かを待っていた彩子《日高》(綾瀬はるか)

しかしその夜、誰も現れることはなかった。

 

「もしかして何かあった…?」

そう思った彩子《日高》は警察のデータベースで死亡者リストを検索する。

その名前は「東 朔也(アズマサクヤ)」。

だが、検索結果は「0」。身元不明の死体写真の中にもそれらしき人物はいなかった。

 

そのとき、八王子で昨日、爆発事故が起きたというニュースが入り、彩子《日高》は身元不明者の確認に向かった。

ⒸTBS『天国と地獄~サイコな2人~』テレビジョンより

一方、河原(北村一輝)は、「クウシュウゴウ」と名乗る男が十和田元(田口浩正)だということを突き止めるが、3年前に十和田は自殺していた。

 

そのとき、部屋を清掃した会社の「アズマ」という男が『俺みたいなやつが主人公だから』と言って、十和田の描いた漫画の原稿を持ち帰ったことがわかる。

でももうアズマさんは会社をやめていて、下の名前もわからなかった。

 

その頃、日高《彩子》(髙橋一生)も、陸(柄本佑)と共に、「闇の清掃人∅」という漫画の謎に迫っていた。

主人公の名前は「∅(クウシュウゴウ)」。いわば、コードネームのようなもの。

まずは「クウシュウゴウ」を確保したい!

 

陸によると、「落書きを消してほしい」と依頼がきて、「消しました~」と完了メールを送ると、だいたい翌日には送金メールが届くという。

 

『…てことは、クウシュウゴウは自分で落書きが消えているかどうか、確認しにきてるっていうこと?』

日高《彩子》が素朴な疑問をぶつけると、陸の脳裏にふっと過去の記憶がよみがえった。

 

「4」の落書きを消していた時、

『なにやってんだよ、お前』と、バイトの師匠・湯浅(迫田孝也)がやってきたことを…!

 

『いやいやいやいや!』

陸は慌ててその疑惑を打ち消すが ──。

 

日高《彩子》は、クウシュウゴウから歩道橋に落書きを書くよう頼まれた男を呼び出し、歩道橋で張り込みをすることにした!

 

「クウシュウゴウ」の特徴

男によると、クウシュウゴウの右の手のひらには「ホクロ」があったという。

なんでそんなことを覚えているかというと、彼も同じところにホクロがあるから。

 

その頃、死体安置所にいた彩子《日高》も死体の手のひらを見て「東朔也」を捜していた…。

しかしその中に、手にホクロのある男はいなかった。

…まだ生きてるのかよ

彩子はそう呟くと、足早に去った。

 

一方、この日初めて陸と顔を合わせた八巻(溝端淳平)は、陸のことを気にしていた。

そんな八巻に、

『八巻、陸。 陸、八巻』

あごで指し示し、日高《彩子》は簡潔に紹介する。

『はじめまして~』

2人はへらっと笑って頭を下げた。

 

「闇の清掃人∅」

ⒸTBS『天国と地獄~サイコな2人~』テレビジョンより

陸と八巻が歩道橋を通りかかった40代くらいの男性の手を確認している間、日高《彩子》は改めて「闇の清掃人∅」を読み直してみた。

 

主人公は清掃会社で働く青年。

存在感が薄く、ひとに名前すら覚えてもらえない。

丁寧に掃除をしても気づかれず、時に邪険に扱われる。

 

そんな彼が、ある日突然「ミスターX」にスカウトされる。

法では裁けない悪人たちを始末する、闇の清掃人に…!

 

誰にも覚えられない、誰にも振り返られないのは、君の才能。

「クウシュウゴウ」というコードネームを与えよう。

 

「クウシュウゴウ」とは”そんな人はいないよ”という意味だ。

君に、ピッタリだろ?

 

彼は誰にも気づかれず、この世の掃除をしていく。

この世に「そんな人はいないよ!」というサインだけを残し…。

 

── いるのに、いない。

クウシュウゴウは「アズマサクヤ」なのだろうか?

 

日高《彩子》がそんなことをぼんやり考えているうちに夜になり、歩道橋に彩子《日高》が現れた!

 

アズマサクヤって誰?

生きてはいるってことか…

消された落書きを見て、つぶやく彩子《日高》。

 

それを見て、彩子《日高》もクウシュウゴウと連絡が取れてないのかな?と思う陸。

でも共犯なのにそんなことがあるだろうか?

『よし、ちょっと揺さぶってみよう』

日高《彩子》が立ち上がると、

『大丈夫~?そんなことしてっ』

陸がすごい剣幕で心配した。

『困ってたら乗ってくるかもしれないし』

日高《彩子》は2人を残し、彩子《日高》のところへ。

 

『誰か待ってるの?』

背後から急に声をかけられた彩子《日高》は、その声が日高《彩子》だと気づき、不安そうな顔をいつもの笑顔に変え、振り返る。

『いつものお月見?』

『そんなところです』

 

『今日はずいぶん薄いけど、月って見えない時があっても、ずっとそこにあるのよね』

そんなことを言った後、日高《彩子》は急に核心に迫った。

 

『アズマサクヤって誰?

なんかそういう偽名使ってるらしいじゃない?

街中で声かけられたのよね、奄美で宿をやってるっていうおじさんに』

 

日高《彩子》は、そろそろ全部吐いちゃったほうがスッキリするんじゃない?と彩子《日高》に迫った。

 

『なにか忘れていませんか? 突き出そうと思えば、いつでもあなたを警察に突き出せるということを』

そう言いつつも、彩子《日高》は動揺している様子だった。

 

彩子《日高》が去っていくと、

『焦ってきてる~♪』

日高《彩子》は今までにない手ごたえを感じ、ニカッと笑った。

 

そのとき、日高の父・満(木場勝己)から電話があった。

妹の優菜(岸井ゆきの)から、日高が記憶喪失になったと聞き、心配して連絡してきたのだ。

満は「あの手紙」についても、なにか知っているようで…!?

 

東朔也は、すい臓がん

次の日も、彩子《日高》は身元不明で病院に運ばれてきた人物を確認して回っていた。

そんなとき、医療ソーシャルワーカーの千田かんなという女性と知り合う。

 

千田が力になってくれるというので、彩子《日高》は「東朔也」について伝えた。

偽名を使っているかもしれないこと、

すい臓がんを患っていること

でも、薬の名前までは…。

そのとき、彩子《日高》は以前、三角屋根の家のそばで拾った薬の包装シートを思い出し、コインロッカーに向かった。

 

しかし陸が中身を持ち去ったため、何度暗証番号を入れても、ビビービビー。

『またですか…』

彩子《日高》は誰にやられたのか気づいたようだった。

 

のんきな2人

その頃、陸と八巻はのんきにアンパンと牛乳を飲みながら歩道橋で張り込みをしていた。

相性がいいのか、なんだかとっても仲のいい2人。

そこにクウシュウゴウから「送金しました」メールが届いた。

 

陸はすぐに日高《彩子》に報告。

そのとき、日高《彩子》は実家のある福岡にいた。

 

『ちょっとあんたたち、ちゃんとやってたんでしょうね?』

日高《彩子》が陸に電話すると、『やってたよ~』と陸。

 

そこで日高《彩子》はふと疑問に思う。

なんで書く時は別々の人に頼むのに、消す時はいつも陸に頼むのだろう?

 

日高《彩子》の指摘を受け、陸の脳裏にまた「師匠の顔が思い浮かんだ。

でもきっと消すのはめんどくさいから、業者に頼んだ。そういうことだろう。

陸はそう思い込もうとした。

突然のキス

陸が日高の家に帰ると、

『うわー!』

ドアを開けてすぐのところに彩子《日高》が立っていた。

 

『おかえりなさいませ』

彩子《日高》はにっこり笑って出ていこうとするが、

『なんでここに!?』

陸にドアを押さえつけられ、『キャッ』と彩子《日高》は足を押さえて玄関に座り込んだ。

 

『…大丈夫?』

陸はそっとドアを開け、声をかけるが彩子《日高》はうつむいたまま、足をさすっている。

 

陸は思い切って、

『あなたが捜している人と僕たちが捜してる人って一緒だと思うんです。

だから一緒に捜すっていうのは…』

と提案した。

 

すると彩子《日高》は急に顔を上げ、

『陸さん』と潤んだ瞳で陸を見上げ、キス!

陸はなんとか振りほどこうとするが、悩殺されてしまう…。

 

『ご心配ありがとうございます』

ぼう然とする陸を置いて、彩子《日高》は証拠品を持って外に出ていった。

 

『東朔也の薬の名前がわかりました。トルヒノームです。該当者が見つかり次第、ご連絡お待ちしています』

彩子《日高》は医療ソーシャルワーカーの千田に連絡。

足早に次の場所に向かった。

 

師匠のもとへ!

一方、正気に戻った陸は、彩子《日高》に証拠品を持っていかれたことを日高《彩子》に報告しようとしてやめる。

どうにも師匠のことが気になった陸は、走って師匠のアパートへ!

 

「クウシュウゴウ」が師匠なら、右手のひらにホクロがあるはずだ。

でも師匠は火傷したと言って、右手に包帯を巻いていた。

お父さんとの対面

日高のお父さんは、サンライズフーズの社長だ。

どんな豪邸に住んでるのかと思いきや、日高の実家はとても庶民的だった。

 

『ご無沙汰しております。お父さん』

日高《彩子》が頭を下げると、

『なんだ、おまえ、親に向かって!だいたいなんで俺に一言もなしなんだよ』

満はいきなり日高《彩子》の頭をはたき、記憶喪失になったことを言わなかったことを責めた。

 

『これを飲めば全部思い出す!』

満は日高の好きなお酒も用意してくれていて、

──お父さんって、こんな感じか。

日高《彩子》はなんだか胸がいっぱいになるのだった。

 

陸の過去

一方、陸は居酒屋で、師匠の仲間たちと一緒に飲んでいた。

 

昔は証券会社でバリバリ働いていた陸。

でもある日、ボランティアに行き、陸は自分が役立たずなことに気づいた。

それから陸は自分の手でなんでもできるやつになりたいと、仕事をやめて便利屋を始めたのだ。

 

それを聞き、師匠は言う。陸みたいな考えの人間が増えてほしいと。

自分の手を動かして汗水流してるやつが報われてほしいと。

 

だって駅の掃除するやつ、ごみ収集するやつ、おしめ替えるやつ、病人の世話をするやつ。

この世の中には、どうにもならないとこを、手を汚して仕事してくれているやつがいる。

そういった人たちが認められて報われる世界、それがまっとうってものじゃないだろうか?

 

それを聞き、陸は気になった。

『師匠って、今までどんな人生送ってきたんですか?』

『前にも言っただろ?つまんねぇ人生だよ』

師匠は笑ってそう言った。

 

日高は双子?

ⒸTBS『天国と地獄~サイコな2人~』テレビジョンより

その頃、日高家ではいよいよ、あの手紙の差出人が明らかに!

あの手紙をくれたのは、日高の双子の兄・東朔也。

二卵性のため、顔は似ていないらしい。

 

「らしい」というのは、それが亡くなった母・茜(徳永えり)から聞いたことだから。

満と日高には血のつながりはなく、日高は母の連れ子だったのだ。

 

満が初めて茜と会った時、茜はまだ赤ん坊の日高をおんぶしていた。

その頃、満は中州でラーメン屋の屋台をやっていたのだが、客も来なくて暇で暇で。

そこに『ラーメンください!』とやってきたのが茜だった。

 

こんなかわいい人がいるのかと、満は一目惚れ。

でもラーメンを出したら、茜は「ん?」

なんでこんなまずいもん、出すんだと顔に書いてあるようだった。

 

それを見て、満は焦った。

このままじゃもう2度とここに来てはくれないだろう。

そこで満は『ただでいいから、ちょくちょく食べに来て。俺も頑張るから』と茜に言った。

 

そしたら茜は、毎日来てくれるようになった。

満はまずいものは出せないと必死に頑張った。

するとどんどんお客さんも増え、茜は満の神様に!

ついでに「俺のカミさんになってくれ」というわけで、2人は結婚。

サンライズフーズの経営もとんとん拍子でうまくいった。

 

そしてバブルが弾けた頃に打ち明けられた。

実は日高は2卵生の双子で、朔也という兄がいるのだと。

茜は離婚するときに、「長男は置いていけ」と言われ、泣く泣く朔也と別れていたのだった。

 

朔也の手のひらには、ホクロがあった。

茜は、奄美大島の出身だった。

 

別れた後、朔也は東の家で、何不自由なく暮らしていると思っていた。

でもバブルが弾け、東は「四方(よも)」さんに負債を押しつけられた。

※「四方」とはリストに載っていて、殺された男だ。

 

それで満と茜は、東に援助を申し出て、朔也を引き取ろうとした。

でも東は『帰れ!帰れ!』と怒って、話を受け入れなかった。

その姿をどこかで見ていたのか、それから1か月ほどしてあの手紙が届いた。

日高の学校の靴箱に入っていたのだ。

 

それを見た茜は、朔也からだとピンときたのだろう。

こっそり歩道橋に様子を見に行った。

 

その時、日高は歯が抜けて、落とした歯を捜していた。

日高は抜けた歯を缶に入れて集めていたのだ。

 

そこに朔也がきて、一緒に捜してくれた。

そしてさすがは双子! 朔也の歯が抜け、それはおんなじ箇所だった。

『じゃあ、やるよ』

『いいよ、いい!』

日高は断るが、朔也は別に歯を集めてないからといって、自分の歯をあげる。

でも実は、朔也の靴の裏にガムがついていて、そこに日高の歯がくっついていた。

 

『じゃあな』

笑って去っていく朔也を見て、いてもたってもいられず、茜は声をかけた。

『朔也くん?朔也くんよね。

おばちゃん、…おばちゃんね、朔也くんのお母さんなんよ』

 

茜は朔也を引き取りたいと思っていることを伝えた。

でも朔也の父・東は東京でやり直すつもりでいた。

その前に1度、弟がどんなやつか会ってみたかっただけだからと朔也は言う。

 

見ると、朔也の靴はとても小さくてかかとを踏んで履いていた。

茜は自分の連絡先と、靴を買ってほしいとお金を渡した。

でもお父さんが嫌がるからと、朔也はお金を返す。

 

『弟、かわいかった』

そう言って別れたのが、最後だったという。

そのとき、朔也は、日高の歯をポケットに入れて持って帰っていた

 

満も茜も、日高に双子の兄の存在を言ったことはないが、それからしばらく、日高は「歯の子が手紙をくれたのかなぁ」「右手にホクロがあるんだよ」と言っていた。

どこかで知って会ったりしていても、不思議はない。

 

朔也の名前は、「新月なり」という意味。

新月といえば、殺人が行われるとき──。

日高《彩子》はその名前が気になった。

 

師匠、倒れる!

一方、居酒屋を出た師匠は、とつぜんお腹を押さえて苦しみだす

財布の中から何かを取り出そうとする師匠。

しかし、倒れた弾みでバラバラと中身が落ち…。

その中にはSDカードと、トルヒノームが!

師匠は救急車で病院に運ばれた!

 

奄美の石

ⒸTBS『天国と地獄~サイコな2人~』テレビジョンより

そんな中、日高《彩子》は自分の部屋で「奄美の丸い石」を見つける。

たしかこれは呪いの石じゃ…。

 

でも優菜はそれは「お守り」だという。

丸いから、どこに転がっても無事に自分のところに戻ってきますようにという、奄美のお守り。

 

『朔也さんもこれ、もらってるのかな?』

日高《彩子》が尋ねると、

『もらってるんじゃない?お兄ちゃん、おやすみ』

優菜はあっけらかんと答え、去っていく。

 

もう、断定していいのかもしれない。

東朔也は「クウシュウゴウ」で、生き別れの兄が事件の共犯だ。

そして起こっている出来事だけを見れば、

彩子《日高》は東朔也に命じられ、漫画をなぞるように犯行を実行しているのだと思われる。

 

母に引き取られるか、父に引き取られるかで、天と地ほどに離れた人生が、再び交わったのはどこなのか?

まだ日高《彩子》の知らない2人の接点があるのだろうか?

 

── その頃、人知れず殺された人物の部屋で、床に落ちていた「歯」を飼い犬のチワワが食べてしまう…。

 

第4の殺人の被害者!

翌日、彩子《日高》のもとに、医療ソーシャルワーカーの千田から「それらしき人物が見つかった」と連絡があった。

その人物は昨夜、病院に救急搬送されたという。

彩子《日高》はすぐに言われた病院に向かった!

 

そのとき、彩子《日高》は慌てていたため、パソコンに「あずまさくや」と入力したままだった。

偶然それを、河原の部下・幅健太郎(谷恭輔)が目撃!

河原は、彩子《日高》も同じ人物を追っていることに気づく。

『ここか…』

病院の前までたどり着いた彩子《日高》に、五十嵐管理官(野間口徹)から「殺しがあった」と電話が入った。

 

被害者は、警備保障株式会社の社長・久米正彦の息子・・、幸彦。

口中にたばこを突っ込まれ、手のひらには∅のマーク。

現場の状況から見て、一連の連続殺人の可能性が高い。

 

リストにない奴を狙うなんて、反則だろ…

彩子《日高》は悔しそうにつぶやくと、『うわー!』と叫び、病院を背に走っていった。

 

そのとき、その病院には師匠と陸がいた。

ベッドに横たわる師匠をじっと見つめる陸。。

一方、東京に戻った日高《彩子》は、秘書の五木樹里(中村ゆり)に「東朔也」という名前に覚えはないか尋ねる。

すると、日高が一緒に奄美に行くと言っていた人物だとわかる!

河原は居酒屋の店主から、「アズマサクヤ」が日高と一緒にいたという証言を得る!

彩子《日高》が殺害現場に着くと、床は遺体を引きずった痕で血まみれ、飼い犬のチワワは八巻が抱っこしていた。

そのとき、鑑識が犯人の血紋を発見!

『…もう、だめだ。。』

彩子《日高》はつぶやく。

 

その頃、陸は師匠の手のひらのホクロを確認しようと、包帯の巻かれた手に手をかけていた!

 

~8話につづく~

 

 

『天国と地獄〜サイコな2人〜』7話の感想

もう、話の流れとは関係ないんですけど、陸と八巻が出会うところ、あまりにも紹介が雑すぎて笑ってしまったー。

実はまだこの2人、会ったことなかったんですね。

でもそこはほのぼの2人組。すぐに意気投合して、まったり~。

張り込みしてても全然緊張感なくて、にやけてしまいました!^m^

 

それに日高のお父さん、社長さんなのに昔ながらのおうちに住んでいて、お母さんとのなれそめを語る姿がとっても可愛い。

日高に対してもなんで連絡しないんだーっていきなり頭をバチンと叩いたりして、日高はこんなあったかい家で育ったのかと意外でした。

今の冷酷な日高とは、微塵もかぶらない設定ですよね。

日高のお母さんも、ラーメンまずいときの顔、最高でした。可愛い2人~。

 

あと、奄美の石は「呪いの石」じゃなかったんですね!

どこに行っても戻ってこられますようにという願いは、どんなに離れていても双子がまた会えますようにというお母さんの願いがこもっているのかな?

その石で殺人を犯した東朔也?の気持ちって。

そっか、だから日高は凶器とはいうものの、その石を捨てることができなかったのか…。

 

日高がどうして兄の存在に気づいたのかはわからないけど、お互いの歯を交換するって、なかなかシュール。

しかも交換した歯を殺人現場に落としていったわけだから、チワワが食べちゃったのは「日高」の歯ということになる。

いつかあの歯が出てきたら、血紋は「東朔也」のものだけど、歯は「日高」のものだから、2人が疑われることになるのかな?

 

そしてお母さんが奄美大島の出身だということも判明。

日高のお父さんが「四方さん」に負債を押し付けられたこともわかり、東朔也の動機がちらりと見えてきましたね。

 

今回、ターゲットを息子さんに変更したのは、日高《彩子》と八巻が久米家の前にいるのを見たからでしょうね。

やっぱりあのとき、逃げていったのは師匠だったのかな?

そこまでして殺人をしなければいけない理由はなんなのでしょうか?

 

師匠の、人がやりたがらないことをやってる人がちゃんと認められて、報われるべきだという言葉はほんとそうだなと思います。

報われるというのがどのくらいのことを指すのかはわかりませんが、私も清掃の仕事をしているので気持ちはわかるなぁと。

人より嫌な仕事をしてるはずなのに、なんと扱いの低いことか。

もちろん感謝してくれる人もいますが、まるで存在すらしないような扱いを受けることもあるわけで。

そういうふうな想いを何度もしているうちに、師匠は漫画の主人公「∅」の気持ちとシンクロしてしまったのかなぁ。

 

「トルヒノーム」もすい臓がんの薬じゃないみたいだけど、なんの薬なんだろう?

お父さんに引き取られるか、お母さんに引き取られるかで「天」と「地」ほどに違ってしまった人生。

それが「天国と地獄」のタイトルの意味、なんですかね~。

 

次回、追い詰められた彩子《日高》と、東朔也がした決断が気になります。

彩子《日高》、日高《彩子》と入れ替わって元に戻るのかなー?

次回も気になる!

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました\(^o^)/

またの~。

 

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