『天国と地獄~サイコな2人~』2話ネタバレと感想│八巻と彩子!サイコーな2人!

にこ

今回は、2021年1月24日放送『天国と地獄〜サイコな2人〜』第2話のネタバレあらすじと感想をまとめました。

階段から転げ落ち、殺人鬼の日高(高橋一生)と魂が入れ替わってしまった彩子(綾瀬はるか)!

 

しかたなく事件の隠蔽に協力する彩子ですが、このままでいいわけがない…!

 

彩子は同居人の陸(柄本佑)なら気付いてくれるのでは…と思うのですが!?

それではさっそく、2話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います♪

 

その他のあらすじ
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『天国と地獄〜サイコな2人〜』2話のネタバレあらすじ

捜査一課の刑事・望月彩子(綾瀬はるか)は、殺人事件の容疑者・日高陽斗(髙橋一生)を追いつめ、自首させようとした。

しかし日高は、証拠となる皮手袋を歩道橋の上から落とし、

「不法投棄」で現行犯逮捕しようとした彩子ともみ合いになり、階段から転げ落ちてしまう。

 

その日は満月。

目が覚めた時、2人の魂は入れ替わっていた…!

 

「女から男へ」

「刑事から殺人犯へ」

とつぜん立場が逆転して動揺する彩子に、

「出頭して一生を塀の中で過ごすか、それとも自分と協力して容疑を晴らすか」

日高は二者択一を迫る。

 

彩子がしかたなく「容疑を晴らす」ほうを選ぶと、

『賢明だと思います。こうなったからには新しい人生を楽しむために協力しましょう』

と、彩子の姿になった日高は手錠を外した。

 

だって、2人がもとに戻れる保証なんてどこにもないのだから…。

 

家宅捜索を乗り切るために

日高の家に家宅捜索が入るのは、朝8時。

そのとき、事件の証拠になりそうなものはすべて差し押さえられ、日高も任意同行で取り調べを受けることになる。

 

彩子(日高)は家宅捜索を乗り切るため、自宅マンションから段ボール箱を持ち出すよう日高(彩子)に指示すると、お互いのスマホから見られたくない情報を消去した。

 

『その石、なんで捨てなかったの?』

日高(彩子)が血のついた丸い石に視線を向けると、

『なんででしょうね』

と彩子(日高)は首を傾げる。

 

『証拠になるようなものはさっさと捨てるべきなのに、なぜか捨てられない。

とっておきたくなる』

 

日高(彩子)にはとうてい理解できないが、

やはりその丸い石が田所さんを殺した「凶器」なのか。

 

『どうして田所さんを殺したの?』

日高(彩子)が質問すると、

『今さら言質をとってどうしようっていうんですか?

元に戻ったら、警察に突き出してやろうとでも思ってるんですか?』

と彩子(日高)は微笑む。

 

『…そんなことない。ただの興味』

日高(彩子)はそうごまかすと、

彩子(日高)に自分のスマホを渡す前にこっそりある操作・・・・をした。

 

彩子(日高)がその丸い石や、これから回収する段ボール箱を警察に提出すれば、日高(彩子)はいっかんの終わりだ。

 

『あなたがそれをしないという保証は?』

日高(彩子)が尋ねると、

『しいていえば、私が捕まる姿は見たくない、それだけですね。

ご安心ください。

助けますよ、あなたが裏切らないかぎり。

あなたはもう「私」、日高陽斗なんですから…』

今は彩子(日高)の言葉を信じるしかない。

 

ガサ入れまであと30分!

日高(彩子)は急いでマンションに向かった。

 

日高のマンション

広くて豪華な部屋を見て、日高(彩子)は『すごっ』と驚く。

『もう~、洗面室はどこなの~?』

 

日高(彩子)が洗面台の下に入っていた段ボール箱の中を見ると、

  • 田所さんの家の床から検出された洗浄剤の「サンプルQ」
  • 「暗闇の清掃人Φ」という漫画の原稿
  • 3年前に殺害された官僚の現場写真
  • 殺人リスト

が入っていて、日高がシリアルキラーなのは間違いなし!

 

さらに「日高はるとさま」と書かれた白い封筒の中に、奄美大島行きの航空券の半券が入っていた

 

体さえ入れ替わってなければ、表彰もののお手柄なのに!

彩子は腹ただしくてしょうがなかった。

こんな殺人鬼を野放しにする手伝いをするなんて、許されるべきではない。

 

それでも、今は隠蔽するしかない…。

従うふりをして必ずあいつに手錠をかけてやる!

 

日高(彩子)がそんな思いを秘めて階下に降りると、ちょうど河原主任(北村一輝)が部下たちを引き連れてこちらにやってくるのが見えた。

 

隙を見て日高(彩子)は逃げ出そうとするが、見つかってしまう!

そのとき、ばっちりメイクをした彩子が現れた。

『…お荷物を』

彩子(日高)が手を差し出すと、

河原はバッグをひったくるように奪い、中を確認した。

しかし中には怪しいものは何も入っていない。

日高(彩子)はこうなることを予想して、宅配ボックスに証拠品を隠しておいたのだ。

 

怪しむ八巻

日高(彩子)が河原たちに連行された後、彩子(日高)は素早く証拠品を回収し、捜査一課に向かった。

 

『…席は』

彩子(日高)は自分が彩子にあげたマスクが机にのっているのを見て、ニヤリと笑い、席に向かう。

『おはようございます』

『え、化粧!?』

八巻(溝端淳平)は、いつもスッピンの彩子が化粧をしているのを見て驚くが、『路線変更したんです』と言われてしまう。

 

取り調べ

ⒸTBS『天国と地獄~サイコな2人~』テレビジョンより

その後、彩子(日高)と八巻が取調室に行くと、もう日高(彩子)の取り調べが始まっていた。

 

日高が被害者の家の近くでタクシーを降り、その1時間半後にシェアバイクを使って家に帰ったことはわかっている。

だが、日高(彩子)は一貫して「散歩していた」と押し通す。

 

まるで日高自身がそこに座っているかのような冷静な受け答えを見て、別室から見ていた彩子(日高)は満足そうに笑う。

 

しかし河原がスマホのロケーション履歴で、日高の足取りを確かめると言い出すと、急に日高(彩子)は焦りだした。

 

あの時、彩子(日高)はロケーション履歴を消しただろうか?

…いや、彩子(日高)が消し忘れなんてするわけがない。

でもそもそも、自分を助ける気がなかったら?

初めから自分を犯人に仕立て、逃げ切るつもりだとしたら…?

 

河原が履歴を確認すると…、そこには何も残っていなかった。

 

路線変更

『まあ、今どきロケーション履歴をオンにしたまま、犯行を行う犯人はいないということですね』

 

彩子(日高)の言葉を聞き、八巻は『今日も敬語なんですね』と、いぶかしむ。

 

さらに、日高の秘書・五木樹里(中村ゆり)が弁護士を連れてくると、

『ここは釈放したほうが賢明じゃないでしょうか?騒ぎ立てられても困りますし』

と彩子は冷静に意見を述べ、上司たちに驚かれる。

 

それを見て、八巻はますます違和感を覚えるのだった。

 

お願い、気づいて!

その後、釈放された日高(彩子)は、秘書の樹里を見て「この人、誰だっけ?」と動揺する。

なんとか名前を思い出すが、日高がいつもなんと呼んでいるのかわからない。

『いつき、…さん?ありがとうございます』

『・・・・・・』

 

なに、この間!合ってるの?合ってないの?

焦る日高(彩子)だが、大丈夫だったらしい。

 

なんとかその場を切り抜けた日高は、自宅マンションに戻り、シャワーを浴びた。

もちろん、日高の裸は見ないようにして…。

 

でも転んだ拍子に見てしまい、日高(彩子)は大ショック。

そして同居人の陸(柄本佑)のことを思い出す。

すぐさま陸に連絡を取ろうとする日高(彩子)だが、日高のスマホじゃ連絡先もわからないし、家の鍵もない。

 

いきなり、彩子(日高)に殺されちゃったりしてないよね…。

きっと陸なら、自分じゃないと気づいてくれるはず…。

 

『陸、今日の晩ごはん、何作ったんだろ…』

そんなことを思いながら、日高(彩子)がテレビを見ている頃、

彩子と陸は仲良く2人で食事をしていた。

 

いつもならまったく褒めてくれないのに、

『すっごくおいしい』と笑ってくれる彩子(日高)を見て、

今日の彩子ちゃん、天使みたい』と感激する陸。

 

彩子(日高)は陸に迫ると、ベッドに押し倒す。

『あの、俺、こういう展開はじめてなんだけど…』

『私も』

翌朝、バイト先に向かった陸は『いやはは、彼女が天使になっちゃって~』と上機嫌!

まったく彩子が別人になっているとは気づいていないようだ…。

 

皮手袋の行方

一方、日高(彩子)は社長として初めて会議に参加する。

でも専門用語ばかりで、まったく意味がわからない。

 

だめだ…、早く戻らないと。

日高(彩子)がそんな思いを強くする中、彩子(日高)は捜査会議に参加していた。

 

決定的な証拠が見つからないため、いったん日高を重要参考人からはずし、もう1度被害者の周辺を洗いなおすという。

 

でも八巻はどうして彩子(日高)が、日高の皮手袋について報告しないのか疑問だった。

 

会議後、廊下を歩いていた彩子(日高)と八巻は、鑑識の新田(林泰文)に呼び止められる。

昨夜、彩子たちが皮手袋の件を聞いて飛び出していったのを見て、日高のところに行ったと思ったのだ。

 

八巻が答えようとすると、彩子(日高)は八巻の足を踏みつけ、『残念ながら日高に会うことはできなかったんです』と嘘をつく。

八巻は不審に思いながらも、「トラックの持ち主に連絡をしたが、手袋は見つからなかったこと」を彩子(日高)に伝えた。

 

それにトラックは岩手行き。

東京から岩手までの道をすべて探すわけにもいかないだろう。

こんなことを上に報告して、「貴重な証拠を失った」と大目玉を食らったら大変だ。

 

『ここは、”日高を追いかけたけど見つけることはできなかった”で通すのがよろしいんじゃないですかね~?』

 

『どうしちゃったんですか?望月さん。

ずっと敬語だし、化粧してるし、机も片づけてるし。

”犯人は、日高だ!手柄をあげてやる!”って、あんなに息巻いていたのに…』

 

その時、彩子(日高)は、河原がこっそり自分たちの話を聞いているのに気づく。

 

『あ、今の聞いてましたかね?セク原さん』

 

八巻がいつものあだ名で河原のことをいうと、

『立ち聞きは別に”セクハラ”ではないでしょう』

と彩子は答える。

『はい?』

八巻がびっくりして振り返ると、彩子は自分の耳たぶを触っていた。

 

そんな癖が彩子にあっただろうか…?

私は別にそれでいい

その後、彩子(日高)は日高(彩子)に電話をした。

女子トイレにこもっていた日高(彩子)は、女子社員とばったり出くわしてしまい、『間違えました!』と慌ててトイレを飛び出し、屋上に逃げる。

 

「皮手袋」の件を河原に知られたことを知ると、日高(彩子)は焦った。

 

セク原は犯人逮捕のためなら、どんな手もいとわない。

下手をすれば、証拠をねつ造することだってあり得る。

 

『なんで殺人に使った手袋を後生大事に持っているのよ!

あんたバカじゃない?

これはあんたが考えてるより、ずっとヤバい話だからね?

私が犯人になるってことは、あなたが犯人になるってことなんだから』

 

日高(綾子)が感情のままにまくしたてると、

『捕まるのはあなただから別に構いません。

私はあなたのためを思って動いているのに、バカ呼ばわりされるのは気分悪いですね』

と彩子(日高)は電話を切ってしまう。

 

どうしよう…。

もし、あの皮手袋から被害者のDNAと、日高の指紋が見つかったら、今度こそ逃げられない。

死刑確定だ。

 

それにもし皮手袋が見つからなかったとしても、これからこういうことが何度も起こるかもしれない。

そのたび、自分は何もやっていないのに不安に怯えなければならないのか…。

 

「私が助かる方法は、1つしかない」

 

日高(彩子)は月を見上げると、意を決して歩き出した。

 

裏切り…

一方、彩子(日高)はひょんなことから、自分のロケーション履歴が「病院」からしかないことに気づく。

日高(彩子)は彩子(日高)とスマホを交換する前に、ロケーション履歴を「オン」にしていたのだ。

 

彩子は証拠品を、とあるコインロッカーに隠していた。

この履歴を見れば、それもわかってしまうかもしれない。

 

『…そういうことか』

ⒸTBS『天国と地獄』テレビジョンより

思いつめた表情で耳たぶを触る彩子(日高)を見て、

『あ、彩子ちゃん?』と、陸はたじろぐ。

 

そのとき、『会って話したいことがあるの』と日高(彩子)から電話があった。

『ちょうどいい。私も話したいと思っていたんです』

彩子(日高)は電話を切ると、

『夜食にもらっていくね♪』

と彩子本人がいつもおツマミに食べているというナッツの袋を持って出かけた。

 

もう1度、チャレンジ

一方、日高(彩子)は、待ち合わせ場所の歩道橋で月を見ながら待っていた。

 

あの時と同じように、歩道橋から転げ落ちれば、もとに戻れるはず…。

日高(彩子)は彩子(日高)がやってくるのを見ると、おなかが痛いふりをしてしゃがみ込み、彩子(日高)がそばにくるのを今か今かと待った。

 

『望月さん、どうしたんですか?』

『うわ~~~~!!!』

日高(彩子)は立ち上がると彩子(日高)を捕まえて、一緒に歩道橋を転がり落ちた。

 

でもだめだった

 

『ね?戻れないでしょ?こんなことしたって』

彩子(日高)はゴロンと寝返りをうつと、すっくと起き上がった。

 

『何か知ってるの?入れ替わる方法、知ってるなら教えて!』

日高(彩子)が揺さぶると、

『知らねえよ!』

彩子(日高)は大声で叫び、

『知りませんよ』と笑顔を作り、言い直す。

 

『そんな魔法使いみたいにコロコロ入れ替われるわけがないでしょう?

それなら最善を尽くすしかありません』

『それで、殺人犯を野放しにしろっていうの?』

 

『今、正義を語ったってしょうがないでしょう。

落ち着いてもう1度話しませんか?

新たにわかったこともありますし』

そういうと、彩子(日高)は日高(彩子)を連れて自分のマンションに向かった。

 

彩子の罠

マンションにつくと、部屋は散らかっていた。

『忙しいかもしれませんが、掃除くらいしてくださいね』

彩子(日高)はやんわり注意すると、お酒の準備を始める。

彩子(日高)の好きな「ナッツ」にハイボールも用意されていた。

 

『あのカーキの皮手袋はプレゼントでもらったものなんです。

だから捨てるのも気が引けてしまって』

 

日高(彩子)が誰からもらったのか尋ねると、

「亡くなった母親からもらったもの」だという。

 

彩子(日高)が話したいことは、2つあった。

1つめは、彩子(日高)のロケーション履歴が病院からしかないこと。

 

『それは、あなたが入れ直したからではないですか?』

彩子(日高)が指摘すると、日高(彩子)はもとに戻った時にお店とか共有できたらいいなと思って…と答える。

 

『そうですか。てっきりスマホを使って私を尾行するためかと…』

『考えすぎですよ』

そう言いながら、ナッツをボリボリと頬張っていた日高(彩子)は急に手がしびれ、体の自由が利かなくなる。

 

『すいません、どうも疑心暗鬼になってしまって。

私たちもっとお互いのこと、知らないとだめですね。

本当の姿を見せられるのはもう、お互いだけなんですから』

 

苦しそうに息をする日高(彩子)を見て、

『どうかしましたか?』と彩子は微笑みを崩さずに尋ねる。

 

『…別に』

だが立ち上がろうとした瞬間、日高(彩子)はその場に倒れてしまう!

ⒸTBS『天国と地獄~サイコな2人~』シネマカフェより

彩子がもう1つ伝えたかったこと。

それは自分が「重度のナッツアレルギー」だということだったのだ!

 

彩子(日高)にとって1番いいのは、日高(彩子)に自殺してもらうこと。

 

『人の裏をかこうとするような人間は信じられないし、そんな人のために汗をかくほど、私はお人よしじゃありません。

あなたには死んでもらって、私は「あなた」として望月彩子の人生を生きていく。

それが最善だと思い至ったんです』

 

必死に日高(彩子)は床を這っていくと、非常ボタンに手をかける。

人が来たら、自分も終わりだが、彩子(日高)も終わりだ。

『薬を出して!早く…!出しなさい!』

 

立場の違い

こうしてなんとか日高(彩子)は助かり、散らばったナッツや書類を片付け始めた。

 

でもこの1件で日高(彩子)は嫌というほど思い知らされた。

彩子(日高)にとって自分を殺すのなんて簡単なことなのだ。

 

この状況で日高(彩子)が自殺するのは説得力があるし、多少不自然な点があっても、彩子(日高)はそれをもみ消せる立ち場にいる。

 

そして何より、彩子(日高)には自分の人生への執着というものがない。

 

彩子はマンションから出ると、夜空を照らす月を見上げた。

その顔はなんだか淋しそうで、夜の闇に溶けてしまいそうだ…。

 

一方、日高(彩子)は、自分が殺されかけたことを誰かに訴えることもできない。

日高(彩子)を殺そうとしたのは、魂は日高でも、世間的には「自分」だ。

彩子がそんなことをしたと知ったら、親兄弟が嘆き悲しむ。

 

それにこのまま一生、元に戻れないまま、ナッツでハイボールも無しの人生かもしれないなんて…。

『とんだ罰ゲームだわ』

そう思うと、悔しくて悲しくてたまらなくなった。

 

『…私が何をしたっていうのよ』

日高(彩子)はナッツを壁に投げつけると、なんで自分がこんな目にあわなきゃいけないのかと怒りをぶつけまくった。

 

『…私、ひとなんて殺してないんだけど…っっ』

 

その時、床に仰向けになって泣きじゃくる日高(彩子)の耳にチャイムが鳴る音が聞こえた。

もしかして彩子(日高)が戻ってきたのか?

 

日高(彩子)が恐る恐るモニターを確認すると、そこにいたのは八巻だった!

 

『あの、突然なんですけど、望月さんの職員番号って知ってます?』

 

日高(彩子)が疑問に思いながらも答えると、

八巻は喜んで「河原のあだ名」を尋ねる。

『セク…原』

 

『五十嵐管理官は?』

『ケロッグ五十嵐』

『その心は?』

『いつも風向きばっかりうかがってるから!』

 

『鑑識の新田さんは?』

『のびーる新田!語尾がやたら伸びるから!!』

 

『僕を”ゆとりハチマキ”と初めて呼んだのはいつですか?』

『…おにぎり花子の明太子を頼んだら売り切れで、別のおにぎりを買ってくるんじゃなくて、明太子の揚げせんを買ってきたから…っ!!』

 

答えているうちに、日高(彩子)は涙が止まらなくなった。

 

八巻は「は~」と大きく息を吐くと、

『信じられないけど、信じるしかないですね。

望月さんは日高と入れ替わったんですよね?そうですよね?』

と目を輝かせ、画面に顔を近づけた。

 

『…お手柄だよ、八巻』

日高(彩子)は泣きじゃくりながら微笑むと、

『今までで一番お手柄だよ!』

とモニターフォン越しに八巻を撫でた。

 

太陽と月の伝説

その後、日高(彩子)は八巻から、彩子(日高)が「太陽と月が入れ替わった」という伝説について話していたことを聞かされる。

やっぱり彩子(日高)はもとに戻る方法を知っているのだろうか?

 

腕を組みながら、肘をトントン指でたたきながら考えていた彩子は、はたと気づく。

 

あの段ボールに入っていた、奄美大島の航空券…!

夢で見た海…!

きっとそこになにか、手掛かりがある。

 

 

その頃、彩子(日高)は耳たぶを触りながら何かを考えていた。

その様子を扉の陰からじっと覗いている陸…。

彼の視線に気づいた彩子(日高)は、ベランダに出る。

 

 

時を同じくして、登校途中の小学生が日高の落とした革手袋を発見していた…。

 

~3話につづく~

 

 

『天国と地獄〜サイコな2人〜』2話の感想

あ~、もう~よかったね~!

八巻が入れ替わっていることに気づいてくれたときは、ほんと嬉しくて泣いてしまいました。

まさか八巻が1番に気づいてくれるとは。

2人は河原だけじゃなく、みんなにあだ名をつけてたのね…( ̄▽ ̄;)

でもそれで別人だとわかったんだから、よかったよかった!

他人から見たら笑っちゃうようなことだけど、そういう誰にも話さないような些細なことこそが、たいせつなのかもしれない。

ドラマでは見えない2人の絆が垣間見えて、

彩子がモニター越しに一生懸命よしよしと八巻の頭を撫でてあげるところは、ほんと感涙ものでした(:_;)

 

それにナッツアレルギーから回復した後、自分の運命を嘆き悲しむ一生さんがかわいくて、

仰向けに倒れても足が内股になってるのがすごいと思う。

一生さんが思う、女性の可愛らしさが集結してる感じがしました。

それに比べ、私のなんと女らしくないことよ…。。

 

とそれはさておき、前回、日高が話していた「太陽と月の入れ替わり伝説」についての進展もあり、また核心へと近づきましたね!

 

日高が太陽に向かって鏡をキラーンとしたり、

時折見せる淋しそうな表情も気になります。

月を見るときは、特にそうかも。

なりたいけどなれない、手に入れられないものを見るような、そんな感じ。

 

望「月」彩子さんと入れ替わっても、

まだ「日」高「陽」斗さんには手に入れられないものがあるのかな。

あの皮手袋が本当に亡くなったお母さんからもらったものなら、そこに何か手掛かりが隠されているのかもしれない。

 

「太陽と月の入れ替わり伝説」も本当に奄美大島に伝わる伝説のようですね!

次回、詳しく説明があるようなので楽しみです。

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました\(^o^)/

またの~。

 

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