『天国と地獄〜サイコな2人〜』5話ネタバレと感想│陸にだけ見せる彩子《日高》の素顔にキュンッ。

にこ

今回は、2021年2月14日放送『天国と地獄〜サイコな2人〜』第5話のネタバレあらすじと感想をまとめました。

日高(髙橋一生)の人となりを知るうち、彩子(綾瀬はるか)はわからなくなっていた。

 

── もしかしたら日高は犯人ではないのか? もしそうなら真犯人は誰なのか…?

 

 

その謎を解く鍵は、日高が大切に持っている手紙に隠されているようで…!?

 

 

一方、陸(柄本佑)と彩子《日高》、陸と日高《彩子》の関係にも変化が!

 

ほかにも彩子《日高》さまのスパイ姿や、謎の女性・戸田一希の登場など、見どころがいっぱいです!

 

それではさっそく、5話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

その他のあらすじ
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『天国と地獄〜サイコな2人〜』5話のネタバレあらすじ

ⒸTBS『天国と地獄~サイコな2人~』モデルプレスより

河原(北村一輝)が捜査から外され、彩子《日高》(綾瀬はるか)は現場に復帰していた。

 

『それならちゃんと捜査してよ』と日高《彩子》(髙橋一生)は言うが、彩子《日高》にしてみれば、自分を捜査することになるのだから、微妙である。

 

『でも、会いたい人くらいいるんじゃないの? 私たち、魂が入れ替わったじゃない?』

日高《彩子》は”会いたくても会えない大事な人”がいるんじゃないかと訊いてみた。

 

すると彩子《日高》は電話口の向こうでサッと顔を曇らせ、ビルの向こうに輝く太陽を見上げる。

 

『この事件には裏がある。真犯人は別にいる。

そう思いたいお気持ちはよくわかりますが、そういうのを希望的観測というんですよ』

『そうじゃないけど…』

『 Curiosity  killed  the  cat 』

『え?きゅうりがなに?』

彩子《日高》は英語で「極端な詮索は災いの元、好奇心を持つのもほどほどにせよ」ということわざを言うと、電話を切る。

 

そして着いた場所は、オレンジ色の三角屋根が印象的な家だった。

彩子《日高》は単眼鏡で様子をうかがうと、

足元に「TORHINORM」という薬の空の包装シートが落ちているのに気づく。

 

『時間がないですね…』

彩子《日高》はそれを拾い上げると、近くの公園を突っ切り、足早に歩いていく。

頭上には太陽がまぶしいほどに光り輝いていた。

 

真犯人は別にいる!?

一方、日高《彩子》は、日高のことを”知りたい”と思うようになっていた。

彼の評判はとてもよく、殺人鬼というイメージからは程遠い。

 

── もしかしたら彼は、誰かを守るために殺人を犯しているのではないか?

共犯がいる? それとも犯人ですらないのか?

 

日高《彩子》は手がかりを捜すため、彼の幼少時代のアルバムをめくってみた。

そういえば、日高が証拠品として隠していた箱の中には「日高はるとさま」と書かれた手紙があった。

あの手紙にはなにが書かれていたのだろう?

 

陸との再会

翌日、陸(柄本佑)が会社に日高《彩子》を訪ねてきた。

 

謎の展開に日高《彩子》が戸惑っていると、

陸は偶然、彩子《日高》がコインロッカーを使用しているのを見かけ、( 勝手に合鍵をつくって )中を見てしまったのだという。

そこに「日高宛ての手紙」があったので会いに来たというわけだ。

 

『その手紙に何が書いてありました!!?』

日高《彩子》の食いつきっぷりに、

『あなた宛ての手紙ですけど…』

陸はきょとんとして答える。

『もしかして僕、別の日高さんのところに来ちゃいました?』

『いや!別人と言えなくもないけど…』

 

陸はロッカーの中身を見て、彩子と日高が結託してなにか人に隠さないといけないようなことをしているのだと思っていた。

うーん、なんと答えるべきか…

日高《彩子》が肘を指でトントンしながら思案していると、陸はそれが、彩子がよくしていたしぐさだと気づく。

『そのクセ…』

 

その時、秘書の五木樹里(中村ゆり)から電話がかかってきた。

会社が大変なことになっているらしい。

 

『また、連絡します!』

『連絡ってどうやって?』

日高《彩子》は慌てて駆け戻ると、連絡先、ではなくお会計伝票を持ってシュタタタッと駆けていく。

 

『なんだか彩子ちゃんみたいだな』

陸はそう思うのだった。

 

情報漏えい

ⒸTBS『天国と地獄~サイコな2人~』モデルプレスより

その頃、コ・アース社は大騒ぎになっていた。

日高が連続殺人の容疑者であることや事件に関する詳細など、警察が公表していない情報がSNS上に拡散され、ネガティブキャンペーンが巻き起こっていたのだ。

いったい捜査情報を漏えいしたのは誰なのか?

 

『とにかくログを洗い出して火元を特定。その上でプロバイダーに情報開示を請求、個人を特定。あと怪しい同業他社を洗って!』

 

日高《彩子》は刑事らしく、樹里たちに指示を飛ばすと、

『ちょっと誰がやってんのよ!このままじゃコ・アース社つぶれるわよ!』

と屋上に行き、彩子《日高》に電話した。

 

「Φ」のことまでネットに出ているとなると、犯人は「警官の可能性」が高い。

2人は手分けして、情報を売った人間とそれを買った人間を調べることにした。

 

真犯人の似顔絵?

一方、不当な捜査が上司にバレて第一線からはずされた河原(北村一輝)は、相変わらず彩子と日高のつながりを疑っていた。

でもどうしても、彩子が日高に協力する理由がわからない。

 

そんな中、「初動捜査で作られた不審者の似顔絵」が出てくる。

目は大きく飛び出ていて、鼻は大きなわし鼻、右の鼻の穴の下に目立つほくろがあって、あごがしゃくれている。

こんな目立つ顔なら、すぐ見つかりそうなものだが…。

 

すると『犯人いました!』

河原と一緒にラーメン屋に行った相棒の幅健太郎(谷恭輔)が、とある漫画のキャラクターを見て叫ぶ。

その特徴は、初動捜査で書かれた似顔絵と瓜二つ!

 

『あの男、ほんとにこいつだってことはないんですかね?

目撃者がふざけて、このキャラの特徴を言ったとか…』

『なんでそんなことするんだよ』

『え、警察が嫌い…とか?』

 

それを聞いた河原は一目散に資料室に駆け戻り、目撃者の名前を調べる。

その証言をした戸田一希という人物がわざと虚偽の証言をした可能性は大いにありえる!

 

コインロッカーを開けたのは…

一方、コインロッカーに立ち寄った彩子《日高》は、

扉に挟んでいた紙が落ちているのを見て、誰かが開けたことに気づく…。

陸が日高《彩子》のことを考えてぼんやりしていると、突然彩子が登場。

 

驚く陸に、彩子は鍋を洗いながら(怖い顔で)尋ねる。

『そうだ、陸。コインロッカーの鍵、見なかった?』

『み、見てないよ~』

陸がとぼけると、彩子《日高》はコインロッカーに捜査中の証拠品を入れてあるのだという。

『へ、へ~、そうなんだ』

陸が明らかにほっとした表情を浮かべたのを彩子《日高》は見逃さなかった。

 

真実を知った陸

その後、日高《彩子》から「明日の8時に会うことはできますか?」と便利屋りっくんのサイトからメールがあった。

 

陸は自分のサイトのことを話したか疑問に思いながら、翌日、日高《彩子》に会いに行った。

ⒸTBS『天国と地獄~サイコな2人~』モデルプレスより

日高《彩子》が彩子《日高》と入れ替わったことを話すと、

『そうだったのか~』と陸は超納得。

 

それなら最近彩子がキレないのも暴れないのも、部屋が綺麗なのも納得だ。

それを聞き、日高《彩子》はテーブルの上のおしぼりを陸の顔に投げた。

 

『そうそう、これこれ~!これが彩子ちゃんだよ~』

喜ぶ陸を、日高《彩子》はじぃっと白い目で見つめた。

 

陸はのんきにしているが、彩子《日高》は殺人鬼かもしれないのだ。

証拠品を陸が見たことがばれたら、何をされるかわからない。

 

日高《彩子》は陸に、どんな理由をつけてもいいから今すぐあの部屋から出ていくよう指示した。

 

その後、陸からロッカーの鍵をもらった日高《彩子》は、手紙の内容を尋ねた。

すると明日3時。学校のそばの歩道橋で待ってます。と書かれていたという。

それはまるで、子供のころにもらったラブレターのようだった…。

 

情報を買っていた人物!

その後、コ・アース社に、バイ・スター社の財務部門の男性がやってきて買収を持ち掛けた。

でも昨日、騒動が起こったばかりだというのに、この展開は早すぎる。

ということは、この騒動の仕掛け人は、バイ・スター社の人間なのか?

 

そこに、日高が反社会的勢力の人間と会っている写真が出回っていると、社員が駆け込んできた。

よく見ると、それは合成写真。

それに写真の端に、黒いモヤモヤした影が写っている。

レンズについた傷だろうか?

それを見て、日高はどこかで見たような…と、必死に肘を指でトントンしながら記憶の糸をたぐり寄せた。

 

『あ、…九十九(つくも)さんの写真』

日高《彩子》がつぶやくと、

『九十九さん!?』

営業取締役の富樫(馬場徹)たちは驚く。

 

『え?知ってるの?』

(九十九(中尾明慶)は、日高のアメリカ留学時代の友人で、

日高がシリアルキラーとして疑われていたことを教えてくれた人物だ。)

『ああ、記憶がない!』

『そう!そのとおり!』

 

すると九十九と日高は、バニッシュワンダーの製造に関する特許を共同で持っていることがわかった。

コ・アース社を追い込み、同業他社に安く買い取らせ、その会社からバニッシュワンダーを別商品として売り出す際に、特許の申請者を日高から自分に変更する。

そうすれば、九十九には莫大なお金が入るのだ…!

 

情報漏えいしたのは誰だ!?

一方、九十九に情報を流したのは八巻(溝端淳平)じゃないかと、彩子《日高》から報告が入る。

おそらくわざとではなく、捜査に協力したいと九十九に言われ、知らず知らずのうちに話してしまったのだろう。

 

『これできれいにつながりましたね』

彩子《日高》によると、これは九十九のマウンティング。

何をやっても微妙に日高にかなわない九十九は、日高に嫉妬してこんなことをしたというのだ。

 

でも九十九をあぶりだせば、八巻は情報漏えいで捕まってしまう。

日高《彩子》はなんとか八巻を助けたいと、九十九に別の容疑はないかと彩子《日高》に尋ねた。

 

すると、九十九はギャンブラーで、反社会的勢力とつながっているという。

違法なギャンブラーを捕まえるのなら問題ない。

『まず、何から始めましょうか?』

彩子《日高》が問うと、日高《彩子》は警察内でどうすべきか、指示を出した。

 

壁ドン!

その頃、八巻は九十九と連絡が取れなくなり、焦っていた…。

そこに、ドン!!!

彩子《日高》がいきなり現れ、八巻を問い詰める。

『八巻さん、情報漏えいをしたのはあなたですね?』

『あ、はい!…い、いえ、はい』

『助けてほしいですか?』

彩子《日高》が満面の笑みを浮かべると、

八巻はコクコクと泣きそうな顔でうなずいた。

 

戸田一希の行方…

一方、河原たちは、戸田一希が顧客の個人情報を売買したのがばれ、スポーツジムを退職させられたことを知る。

 

戸田一希は、幅が気にしていた漫画のグッズも持っていた。

河原は店員の前で札束をちらつかせると、

戸田が流した情報の中に、3年前に殺された官僚の一ノ瀬の名前がなかったか尋ねた。

 

家を出た陸

その夜、彩子《日高》が家に帰ると、

陸は「地方で仕事が入ったので当分いません」という書き置きを残し、いなくなっていた。

 

『逃げられましたか…。ここは壊したくなかったんですがね~』

彩子《日高》は淋しそうに部屋をぐるりと見まわした。

 

師匠の家

その頃、陸はバイトの師匠、湯浅の部屋にいた。

実は「余命三か月」だといって酒を飲まずに、お茶を飲む師匠。

陸が驚くと、『胃が荒れてるだけだ』と師匠は笑って話題を変えた。

でも、ほんとのところはどうなのだろう?

 

陸は日高《彩子》に言われて彩子《日高》の家を出たものの、面倒なことになりそうだからって逃げだしていいのか、迷っていた。

 

それを聞いた師匠は『俺の親父はめんどくさい人でさ~、縁を切ろうとしたけどどうしてもできなかった』と言う。

『師匠、優しいすからね』

『でもその優しい孝行息子に残ったのは、

その日かぎりの仕事と、

三枝」という他人の名前で借りた小部屋だけ

だから俺は逃げてもいいと思うぞ』

 

師匠の言葉に、陸は『うっす』と頷いた。

 

九十九追い込み作戦!

翌日、彩子《日高》は八巻に、「日高の逮捕に向け、上があなたに会いたがっている」という嘘の情報を送らせ、九十九を喫茶店に呼び出させた。

『日高、やっぱり(殺人)やってたんだ』

『ええ』

 

店を出た九十九が向かった先は、バイ・スター社の担当者のところだった。

九十九を尾行していた彩子《日高》は、その様子をばっちり撮影。

やはり九十九とバイ・スター社はグルだったのだ。

 

彩子が刑事になった理由

その後、九十九が怪しいクラブに入っていくのを確認すると、

彩子《日高》は車の中で、日高《彩子》に購入させた胸元ざっくり&大胆スリットのセクシードレスに着替えた。

『どうせなら、映画の女スパイみたいな恰好をしてみたいじゃないですか』

 

さらに九十九とは一度、リモートで顔を合わせているため、彩子《日高》はメイクを濃い目にした。

前から思っていたが、彩子《日高》は男なのに初めからメイクがうまかった。

 

日高《彩子》がツッコむと、彩子《日高》は毎日鏡の中でうっとりしているという。

なぜこの容姿をもっと生かさないのだろうと、彩子《日高》は疑問に思っていた。

 

『そんなことができるなら、そもそも刑事なんて仕事を選んだりしない』

日高《彩子》の言葉を聞き、

『なぜ、刑事になろうと思ったんですか?』

彩子《日高》はメイクをしながら尋ねる。

 

『…子どものころ、クラスメイトの上履きを隠そうとした子がいたの』

彩子が注意すると、

その子はやってもいないのに疑われたとわんわん泣いた。

 

その子はすごい人気者だったから、

いつの間にか彩子が間違えたことになっていて、

『お前が間違えたんだろ。謝れ!』とみんなに責められた。

 

1人になってから彩子は大泣きした。

こんなのおかしい!間違ってる!私が正しい世の中にする!

そのとき、小学4年生の彩子は「正義の味方」になる決心をしたのだ。

 

『こんなこと聞いてどうするの?』

『あなたと同じですよ。あなたのことを知りたかったもので』

 

すると見事、女スパイに変身した彩子《日高》が目の前に顔を出してきて、日高《彩子》はドキッとする。

『これでバレませんかね?』

『…きれいじゃない?』

『ありがとうございます。じゃあ、行ってきます』

彩子《日高》は満足そうな笑みを浮かべ、颯爽と街を歩いて行った。

 

逮捕!

クラブに入った彩子《日高》は入り口でわざと警察手帳を落とす。

『警察だ!逃げろ~!』

店員の声を聞き、ギャンブルをしていた客たちは一斉に逃げ出した。

 

九十九が外に逃げだすと、客を装った彩子《日高》が『キャッ』と転ぶ。

『お兄さん、助けて』

『こっちだ!』

九十九はまんまとその手にひっかかり、彩子《日高》の手をひいて逃げた。

 

彩子《日高》が誘導尋問すると、九十九は日高のことを殺人犯だといい、『どんなに育ちがよくて頭がよくても犯罪者になったら終わりでしょう』と馬鹿にした。

『そのとおりですね~』

彩子《日高》に手錠をかけられ、九十九はハッと彩子《日高》の顔を見る。

『私をお忘れですか?

九十九聖。常習賭博罪で現行犯逮捕いたします』

 

彩子《日高》が九十九を連行してくる姿を見て、

『やっぱいいな~、刑事』

と日高《彩子》は思う。

 

──月は新月へと向かっていた。

 

陸と彩子、最初の出会い

ⒸTBS『天国と地獄~サイコな2人~』シネマカフェより

その後、日高《彩子》は陸と焼き鳥屋さんで会った。

陸は危険を承知の上で、彩子《日高》のところに戻ろうと決意していた。

 

そうすれば、なにか手がかりが得られるかもしれないし、

『彩子ちゃんには刑事に戻ってほしい』と思ったからだ。

 

そもそも陸と彩子の出会いは、こんなだった。

 

道端でうずくまる彩子を見て、陸が心配して声をかけると、

『いいから弟のふりをして!』

陸はとつぜん弟のふりをさせられ、彩子の家まで連れて帰らされた。

 

部屋の中にはごみ袋がいっぱい!

その中にダイビングするように彩子は倒れこむ。

 

『容疑者の情報提供をするっていうからついていったのに、薬を盛られてグルだったのよ!

回したら引き下がると思われたのよ!

あいつら、絶対まとめてあげてやるからなぁ!』

 

見ると、彩子は額から血を流している。

そんなふうになってもまだ犯人逮捕をあきらめようとせず、ごみの中で吠えている彩子を見て、

「俺はこの人を助けるために生まれてきたんだ!」と陸は思った。

 

『なにそれ、ハウスキーパーするから家に置いてって言ったんじゃない』

『それはそう言ったけど…。

彩子ちゃん、絶対逃げないじゃない?

 

陸は、大荒れしても傷ついてもビビらない彩子をかっこいいと思った。

彩子といると、2人分の人生を生きているような、そんな気持ちになったのだ。

 

『だから、戻ってほしいんだよ』

陸の言葉に、

『私だって戻りたいわよ』

日高《彩子》は目を真っ赤にして涙をこらえる。

でも陸になにかあったら…。

日高《彩子》が心配すると、

『まあ、俺はサンドバッグだから。いつかは破れる運命なのよ』

陸はそう言って、彩子《日高》のもとへと帰っていく。

 

日高《彩子》はその後ろ姿に向かって言わずにはいられなかった。

 

『ありがとう!!! ありがとうね、陸…』

 

陸が「2人分の人生を生きている」と言ってくれたことは嬉しかった。

でも今、日高《彩子》が2人分の人生を生きている相手は、殺人鬼かもしれないのだ…。

 

おかえり、陸

一方、彩子《日高》は部屋の明かりがついているのを見て、驚いて目を潤ませ、走って家に帰った。

 

『陸、帰ってきたんだ…』

『うん、仕事なくなっちゃって。どうしたの?その格好』

彩子《日高》がドレスを着ているのを見て、陸は驚く。

 

『ちょっと仕事で。

そっか。出てっちゃったのかと思った…』

彩子《日高》が後ろを向いて言うと、

『なんで出ていくの?』と陸は聞き返す。

その言葉に、彩子《日高》はぱぁっと目を見開き、陸のほうを振り返った。

 

『なんでって、なんとなく…』

『何言ってるの?ほかに行くとこないでしょ?俺には』

 

『そうですか…』

彩子《日高》は本当に嬉しそうに顔をほころばせると、少女のように微笑んだ。

 

歩道橋の彼女

その後、コ・アース社の買収話はなんとか落ち着いたが、

殺人容疑が日高にかかっているかぎり、また同じような目にあうかもしれない。

 

そこで、日高《彩子》は

『ねえ、あんたの容疑を晴らせばいいと思わない?』

と彩子《日高》に電話で持ち掛けた。

 

『私を野放しにする手伝いをしてくださると?

正義の味方のあなたがそこまで宗旨替えして…』

彩子《日高》は答えながら、小さな公園を通り抜け、三角屋根の家にたどり着く。

 

『問題ないわよ。あんたはやってないんだから』

日高《彩子》はきっぱりとそう言いきった。

 

『…私でないのなら、誰がやったと?』

三角屋根の家を見上げ、彩子《日高》は問う。

 

『あの手紙の持ち主。 歩道橋の彼女』

日高《彩子》の言葉に、彩子《日高》は顔をこわばらせ、眩しそうに太陽を見上げる。

 

『でなきゃ、あんな手紙隠す必要ないわよね?』

 

 

その頃、河原たちは戸田一希が働いているスーパーを突き止め、出てきた女性に声をかけていた。

 

『すいません、戸田一希さんですよね?お話を伺いたいのですが…』

 

 

~6話につづく~

 

 

『天国と地獄〜サイコな2人〜』5話の感想

新しく「戸田一希」という女性が出てきて、ますます混迷してきましたね(>_<)

はたして目撃証言をした彼女と、歩道橋の彼女は同一人物なのか?

そして、三角屋根の家に住んでいる人物は誰なのか…?

 

どうもこの家に、彩子《日高》が会いたくても会えない、大切な人が住んでいるようですね。

家の近くの草むらに落ちていた薬の名前は「TORHINORM」。

実際にはそんな薬は存在せず、「TORHINO(トライノ)」という偏光サングラスがあることから、この薬を飲むとまぶしいのが軽減されるのかな?と考えられます。

おそらく三角屋根に住んでいる人物は、この薬を飲まないとまぶしくて日中は外に出られないのでしょう。

 

近くの公園には子供用の遊具もあって、いつもそこを通るのが気になるな~。

ちらりと出てきた小学生の頃の日高のアルバム。

手紙のあて名が「日高はるとさま」と平仮名なので、歩道橋の彼女は小学生の同級生なのかもしれませんね~。

 

それに歩道橋は、日高と彩子の魂が入れ替わった場所。

もし、日高と歩道橋の彼女が入れ替わっているとしたら?

でも彩子の推理では、殺人を行っているのは「歩道橋の彼女」だから、入れ替わってはいないのかな。

殺人犯はいつも新月になると犯行を行っているから、日高は彼女の証拠を消しているだけなのかもしれない…。

 

でもでも、彩子《日高》の陸に対する表情を見ていると、どうにも女の子に見えてしょうがないんですよね~。

陸がいなくなって淋しそうにしている顔も、

部屋に明かりがついているのを見て息を切らして走って帰ってきたときも、

彩子《日高》の顔はハッとするくらい、恋する乙女、そのものでした。

 

彩子と入れ替わったときに、初日からアイラインをばっちりひいてメイクしているのも気になっていたんですよね。

いつもしていなければ、あんないきなり化粧なんてできないと思う…。

あ~!彩子《日高》は男なの?女なの?

彼?彼女?が抱え込んでいる秘密はいったいなんなんだ~!?

 

次回は新月。第4の被害者が出る模様です。

「9」と予告された人物が殺されるようですが、陸(り9)説もあり、怖い…(>_<)

バイトの師匠も「三枝」という名前で部屋を借りていて、名前に数字が入っていることがわかったし…。

 

早く彩子よ、犯人を捕まえて~!

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました\(^o^)/

またの~。

 

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