にこ
新たな猟奇殺人事件が発生!
現場には、犯人のゲソ痕や血紋など、たくさんの証拠が残っていた!
やはり犯人は日高の双子の兄・東朔也のしわざなのか?
日高《彩子》(髙橋一生)がそう推理する中、追い詰められた彩子《日高》(綾瀬はるか)は驚きの行動に出る!
一方、陸 (柄本佑) は、倒れた師匠 (迫田孝也) のことを放っておけず・・・!?
それではさっそく、8話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。
『天国と地獄〜サイコな2人〜』8話のネタバレあらすじ
新たな猟奇殺人事件が発生!
被害者は、久米幸彦。
先日、彩子《日高》(綾瀬はるか)が家に潜り込んでいた警備会社社長・久米正彦の息子だ。
リストには載っていない人物が殺され、焦る彩子《日高》。
現場には、ゲソ痕や血紋など多くの証拠が残されていた。
『すいません、実は四方さん殺しのアポを入れてしまっていて…』
彩子《日高》は適当な嘘をつくと、急いで東朔也が担ぎ込まれた病院へと引き返した。
一方、東サクヤが日高(髙橋一生)と会っていたことを突き止めた河原(北村一輝)はある仮説を立てる。
それは東サクヤは、自殺した十和田の模倣犯では?というもの。
3年前の神奈川の殺人は、十和田によるもの。これが1代目の「クウシュウゴウ」。
その後、十和田は自殺。
十和田の部屋の清掃に入った東サクヤが漫画を発見!
漫画に感化された東サクヤが、日高と結託して2代目「クウシュウゴウ」となり、田所さんと四方さんを殺した。
東サクヤと日高のつながりはまだわからないが、そこに彩子《日高》も関係しているというのが河原の推理だった。
その頃、陸(柄本佑)は病で倒れた師匠・湯浅(迫田孝也)を放っておくことができず、ずっと付き添っていた。
もしかしたら師匠が「東朔也」なんじゃないか。
東朔也には、右の手のひらにホクロがある。
陸は、眠っている師匠の手のひらを確認しようと包帯の中を覗いた。
そこには、ホクロがあった。
陸が祈るように師匠の手を握り、うつむいていると、師匠が目を覚ました。
『陸、なに、手を握ってんだよ』
陸は慌てて手を離した。
『陸、ちょっと頼みごとがあんだけど…』
いったい、師匠の頼みごととは、なんなのか?
攻守逆転!?
一方、日高《彩子》は、東朔也と日高が結局、奄美大島には行っていないことを知る…。
そのとき、八巻(溝端淳平)から電話がかかってきて、新月の日に猟奇殺人が起きていたことが判明。
彩子《日高》はあの日、ずっと久米正彦の家にいたのだから、犯行は無理だろう。
もし彩子《日高》が何もやっておらず、
生き別れの双子の兄=東朔也が警察に捕まる前に、止めようとしているだけだとしたら。
日高《彩子》は逮捕されても、怯えることはない。
彩子《日高》と攻守逆転することも可能だ。
『・・・これが東朔也 』
日高《彩子》が入手した東朔也の写真には、師匠の姿がバッチリ写っていた。。。
何やってんだよ、兄さん
彩子《日高》がたどり着いたときには、病室はもぬけの殻だった。
『何考えてんだよ、兄さん・・・』
彩子《日高》は足音も荒々しく、元来た道を引き返した。
その頃、師匠はどこかの駅のホームにいた。
『どこに行くんですか?』
陸が訊いても、
『そうだな、どこに行くかなぁ』
師匠は太陽を眩しそうに見上げるばかり。
『どこに行ったんだよ!』
彩子《日高》は頭上に輝く太陽を見上げると、イライラしながら足早に立ち去った。
捜査会議
警察では、今回起こった久米幸彦殺人事件の捜査会議が行われていた。
そこに、こそこそと河原と相棒の幅健太郎(谷恭輔)が入ってきて、聞き耳を立てる。
捜査会議にはもちろん、彩子《日高》も参加。
現場にはたくさん証拠が残されており、近所の防犯カメラに犯人と思われる人物が写っていた。
十中八九、あの防犯カメラに写った人物は「東朔也」に違いない。
そう思った河原は、捜査員たちの先を越すべく、東朔也と被害者の接点を調べ始めた。
彩子《日高》の頼み
そんな中、彩子《日高》が八巻をつれて、コ・アース社にやってくる。
日高が逮捕される前に、コ・アース社の社長を辞任してほしいという彩子《日高》。
でも『犯人はこの男でしょ?あなたの生き別れの双子のお兄さん』
日高《彩子》は彩子《日高》の前に、ドンと東朔也の写真を突きつけた。
『ほんとはあなた、何もやってないんじゃない? 殺人に狂うお兄さんを止めようとしているだけで』
日高《彩子》にだって、お兄さんをかばいたい気持ちはわからないでもない。
でもどんな理由があっても、人殺しは人殺し。
東朔也にとっては殺したいような相手でも、その死を悲しんでいる人はたくさんいる。
『フォロワー100万人の人気者だろうが、死んでも誰一人気づかないおっさんだろうが、
善人だろうが悪人だろうが、どんな人でも殺されていいわけがない。
私はそういうあたりまえのことを言ってんの』
『ここのところ、それが成り立っていないような気がするんですが』
彩子《日高》が目をそらしてソファに寄りかかると、
日高《彩子》はグイッと彩子《日高》の手をつかみ、まっすぐに目を見据えた。
『ここを譲ったら、いずれすべてがなし崩しになる。
死守すべきルールってもんが、人間にはあると思わない?』
それを聞き、彩子《日高》は観念したのか、
自分が兄をかばうのをやめる代わりに、すぐにコ・アース社を辞任するよう条件を出す。
東朔也が捕まったら、日高も疑われるかもしれない。
そうなったらまた、コ・アース社の社員たちに被害が及ぶ。
それだけは避けたい。
帰り際、彩子《日高》は社員たちの様子をちらりと見ると、未練を断ち切るように険しい顔で立ち去った。
複雑な陸・・・
日高《彩子》が家に帰ると、机の上にあったはずの証拠品がすべてなくなっていた。
慌てて陸に電話した日高《彩子》は、彩子《日高》が持ち去ったことを知る。
陸は自分が「クウシュウゴウ」と思われる人物と一緒にいることを打ち明けた。
あの落書きを消すのが陸だったのは、陸と知り合いだったから。
陸は日高《彩子》から送られてきた「クウシュウゴウ」の写真を見て、ああやっぱりか・・・と言葉を失う。
『知り合いだからって逃がしたりしちゃダメよ。それも犯罪だからね。陸にとっては友達でも、人殺しは人殺し・・・』
『わかってるから!それぐらいっ』
陸は一方的に電話を切ると、しょぼくれた顔で師匠のもとに戻った。
『お酒、いいんですか?』
『もう、いいかなと思ってさ』
師匠はそう言って上機嫌で笑うが、前に言っていたことが本当なら、師匠は余命3か月のはずだった。
ここは、いつもの歩道橋。
昔、師匠はここから見える「源証券」というビルで警備員をしていた。
『わりと楽しかったんだけど、追い出されてしまって』
『なんでですか?』
『俺なんて、いてもいなくても同じってことかね?』
師匠は立ち上がると、急に真顔になって陸のほうを振り返った。
彡
もうすぐ満月──。
歩道橋に立ち、彩子《日高》は思い出す。
『おまえが15分先に生まれてくりゃ、お前の人生は俺のものだったんだよ!』
そう、東朔也に責められたことを・・・。
「ここを譲ったら、いずれすべてがなし崩しになる。
死守すべきルールってもんが、人間にはあると思わない?」
日高《彩子》が言っていた言葉は、彩子《日高》だって 今までに何度も考えてきた。
それでも、彩子《日高》の体は動いてしまう。
彩子《日高》はその足で、鑑識の新田(林泰文)のもとに向かった。
偽装工作をおこなう彩子《日高》
新田はすでに、防犯カメラの映像から 東朔也にそっくりな顔を割り出していた。
来ていた上着も特定され、あとは時間の問題だ。
彩子《日高》は、新田が呼び出されて部屋を出て行った隙に証拠品の一部を持ち出した…。
その後、彩子《日高》は変装して東朔也が身に着けていたものと同じ靴とジャケットを入手。
靴底の減り具合から何まで、犯人のものそっくりに加工した。
少しの時間
翌日、橋の上で「もう疲れた ここらで終わりにしたる さいなら∅」という遺書と共に、犯人と同じ靴が発見された。
クウシュウゴウは川に飛び込んで死んでしまったのだろうか?
一方、日高《彩子》は社長を辞任し、営業取締役の富樫(馬場徹)に後を任せる。
彩子《日高》に報告すると、『兄は川に飛び降りて自殺したかもしれない』という。
すぐに日高《彩子》は、彩子《日高》が偽装したのだと気づいた。
でも警察だって馬鹿じゃない。すぐにバレてしまうだろう。
『大丈夫です。問題なのは、その少しの時間ですから』
彩子《日高》は太陽を見上げ、そう言った。
東朔也の過去
靴は完璧だった。
でもそれがかえって怪しく思われたのか、『偽装じゃないの?』と新田は言う。
捜査会議でも、これ以上、川の捜索はしても無意味なんじゃないかと諦めモードに入っていた。
そんな中、河原が自信満々に入ってきて、「東朔也」について報告する。
河原は 東朔也の写真を入手していて、
その写真と、防犯カメラに写った男の映像を検証すると98パーセント一致した。
「東朔也」は5年前、久米正彦が経営するプロセーブ総合警備保障でアルバイトをしていた。
源証券の警備に派遣されたのだが、そこのビルは喫煙スペースが屋外にあり、外に出るにはいちいちオートロックを解除しなければならなかった。
それなのに、社長の息子である幸彦 (4番目の被害者) は、オートロック機能の設定をオフにしてしまった。
もちろん東朔也は、それを注意した。誰かがここから入ってきたら危ないと。
でも幸彦は、まったく聞く耳をもたなかった。
そんなある日、窃盗犯が入り、そこから逃走!
窃盗犯は逮捕されたものの、社長の息子の失態がバレたら、会社の看板に大きな傷がつく。
そこで社長は、東朔也がオートロックを外したことにした!
アルバイト1人なんて、いくらでも替えがきく。
誰1人、彼を守ろうとするものはいなかった。
幸彦を殺した動機は、「濡れ衣を着せられた」というところだろう。
でも動機にしては少し弱い。
すると河原は『望月警部補も、東朔也の行方を追っていましたよね~』と、彩子《日高》に矛先を向けた。
しかたなく『日高の線から出てきた』と彩子《日高》が答えると、一気に場は、日高と東朔也が共犯関係にあるのではないかという方向に。
そのとき、『出ました~!すごいものが!』と、新田が飛び込んできた。
幸彦が飼っていた犬のフンから、子供の歯が出てきたのだ!
それは、日高陽斗の乳歯だった!
東朔也はあの時の歯をまだ持っていたのだ!
── なにか、なにか、なにかこの窮地を救う手立てはないか。
そのとき、彩子《日高》はあることに気づき、部屋を飛び出した。
彡
その頃、陸と東朔也は福岡に来ていた。
双子の弟を一目見たいと待ち合わせした歩道橋。
『ここで俺、間違ったんだよ』
朔也はそう呟き、遠い目をした。
すぐに逃げろ!
日高に緊急配備がかかることになり、八巻は日高《彩子》にどこかに隠れるよう、電話した。
でもそれを河原に見つかり、誰に捜査情報を漏らしたんだと問い詰められてしまう…。
秘書の五木樹里(中村ゆり)がなんとか警察を食い止めてくれている間に、日高《彩子》は非常階段を降り、逃げ出した。
日高《彩子》は、彩子《日高》の殺人動画を消去し、水の中にボチャン。
その後、日高《彩子》と樹里はプールの試合会場で落ち合った。
ここまで協力してもらって、嘘をつくのも限界だ。
日高《彩子》は樹里に、自分は日高ではないことを打ち明けた。
すると樹里は、2人が入れ替わっていることをわかってくれた。
今までおかしなこと、たくさんあったからね(;´∀`)
『五木さん的にどう思う?日高は犯人だと思う?』
日高《彩子》が尋ねると、
『日高くんは人が殺せるような人ではないけど、 生き別れたお兄さんに同情して加担するのはあるかもしれない』という。
『 でもどっちにせよ、日高くんはあなたを助けると思いますよ 』
『 え?どうやって? 』
『 あるじゃないですか、あなたを助ける決定的な方法が 』
それは、日高と彩子がもう1度 入れ替わるということだった。
そうすれば、日高《彩子》は、単純に「東朔也と日高の2人を追う刑事」ということになる。
『きっと日高くんならそうするはずです』
樹里は確信を持って言い切った。
たとえ、その場で自分が逮捕されてしまっても、日高はそれでいいと思ったのだろうと──。
彡
『・・・これしかない、もう、これしか』
家に戻った彩子《日高》はベッドに隠していた奄美大島の丸い石を取り出し、走っていく。
その後、彩子《日高》は、日高《彩子》をあの歩道橋に呼び出した。
元に戻れる?
今日は満月──。
日高《彩子》が歩道橋につくと、彩子《日高》は月を見上げていた。
元に戻れたら、日高《彩子》は 東朔也と日高の2人を捕まえ、大手柄。
でも本当にそれで終わりでいいのだろうか?
『日高さん』
日高《彩子》が名前を呼ぶと、彩子《日高》はにっこり笑って振り返った。
『どうしてくれるのよ、こんなことになって』
日高《彩子》が言うと、
『すいません。それで考えたんですが、もう、これしかないと思って』
彩子《日高》は何が面白いのか愉快そうに笑みを浮かべると、日高《彩子》に紙袋を差し出した。
その中には 田所を殺した凶器の石が入っていて、日高《彩子》はびっくり!
さらに彩子《日高》は手錠を取り出し、
『日高陽斗。 田所仁志さん殺害の容疑で緊急逮捕します!』
と、後ずさりする日高《彩子》に歩み寄る。
『ちょっ ちょっと待って!入れ替わるんじゃないの?もう1回、あの時みたいに』
『前にも言ったじゃないですか。魔法使いじゃあるまいし、自由自在に入れ替われるわけないでしょ?』
『やっぱりそうなの…?』
『それにこれは、あなたのためでもあるんですよ。ここで捕まれば、あなた 望月彩子は表彰ものの大手柄です。まだ入れ替わった甲斐があるというものです』
彩子《日高》の言葉に、違う、騙されるな──と、日高《彩子》は思った。
これは芝居だ。日高陽斗はサイコパスじゃない。
なにか意図があるはずだ、なにか…。
そう思っているうちに、日高《彩子》は歩道橋の階段から落ちる ギリギリのところまで追いつめられていた。
彩子《日高》が笑顔で手錠をかけようとしたとき、
『いいかげんにして…!』
日高《彩子》は、彩子《日高》の腕を取った。
バランスを崩した彩子《日高》は目の前で倒れていく。
そのとき、日高《彩子》は気づいた。
── 手錠、石、満月。あの時と同じだ…!
あの夜と同じように階段を転げ落ちた2人は、背中合わせに倒れこむ。
先に気づいたのは、彩子だった。
彡
『なあ、陸。奄美大島に行かないか?』
師匠からの申し出に、陸は黙ってうなずいた。
~9話につづく~
#天国と地獄
ラストシーンの顔の触り方が
最初の時と同じだったから
おそらく入れ替わり成功…?! pic.twitter.com/MqJRv6z6ku— なっつん (@121020official) March 7, 2021
8話の好きなとこ↓
①犬抱っこ八巻
②入れ替わった日高と望月の話し合いの場に居合わせ混乱する八巻
③お口チャック八巻
④可愛くて有能な五木さん
⑤八巻も陸も五木さんも、入れ替わったことをすんなり受け入れる平和な世界線#天国と地獄 #溝端淳平 #綾瀬はるか pic.twitter.com/MNdZ6izvZR— らむきゃらめる (@rum_caramel) March 7, 2021
『天国と地獄〜サイコな2人〜』8話の感想
入れ替わり、成功したんですかね~!?
予告で泣き叫んでる彩子《日高》を見ると、もとに戻ったみたいだけど。
彩子《日高》はどうして、日高《彩子》と入れ替わるのがお兄さんを助ける最善の策だと思ったのか…。
日高《彩子》と入れ替わることで自分がすべての罪をかぶって、彩子に逮捕されようと思ったのかな。
でも予告で逮捕されてたのは、彩子だし~!
いったいどうなってるの?河原さん…!!!(>_<)
けど、師匠の過去はだんだん明かされてきましたね。
久米さんの息子のほうを殺したのは、計画を変更したんじゃなくて最初からそうするつもりだったのかな。
でもあのとき、ああしていれば、こうしていればと思うことはあっても、
超ひさしぶりに会った弟を、
『15分早く、お前が先に生まれていれば!』と責める兄の心の闇の深さは、いかほどのものか。
あのリストに載っている人物すべてに恨みがあるのだとしたら、すごいことだ…。
自分の人生を変えた人物、すべてに復讐しているのだとしたら。
自分の命があと残りわずかだということも、拍車をかけているのかなぁ。
いつもは温厚そうな師匠が、殺人をしてるところなんて考えたくないよ。
と、ちょっと暗くなってしまいましたが、今回は、秘書の五木さん大活躍で嬉しかった~♪
五木さんもあっさり、日高と彩子が入れ替わってることを受け入れてましたね(^▽^;)
今までの違和感の数々を考えれば、納得~って感じなのかな。
五木さんに子供がいるというのも、初めて出てきて面白かったですね。
ひさしぶりにコ・アース社にやってきた彩子《日高》が、社員のみんなを見るとき、一瞬、優しいような物悲しいような、自分はもうここには戻れないような複雑な目をしていて、そこにグッときました。
彩子《日高》はほんとに、コ・アース社のことを大切にしてたんですね~。
そして、なんとか兄さんを助けようと奔走する彩子《日高》も人間的でよかった。
たとえ、道から外れていると言われたって、そんなことは日高《彩子》にだってわかってる。
それでもなんとかしてあげたいのは、そのまま死んでほしくないからなのかな…。
もう1度、兄さんと会ったら、彩子《日高》はなんて言うつもりでいるのだろう。。
物語がどこに収束するのか、ますますわからなくなってきましたね~。
兄さんが死んで終わり、というのだけはやめてほしい~。
彩子と日高が入れ替わったのはなぜなのか、その理由をちゃんと見せてほしいなぁ。
それではここまで読んでくださり、ありがとうございました\(^o^)/
またの~。
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