『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』2話ネタバレと感想│親子げんかのシーンは必見!モコミに起きた小さな奇跡が胸を打つ!

にこ

今回は、2021年1月30日放送『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』2話のネタバレあらすじと感想をまとめました。

花やぬいぐるみなど、モノの気持ちがわかる能力をもつ萌子美(小芝風花)は、人とあまりかかわらないようにひっそりと生きてきた。

 

でも祖父の観(橋爪功)だけは「アルバイト先の工場の窓が泣いている」という萌子美の話も受け入れてくれ、

 

萌子美は以前からやってみたいと思っていたことに挑戦しようとするが…!?

それではさっそく、2話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

その他のあらすじ

『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』2話のネタバレあらすじ

22歳の誕生日の夜。

萌子美(小芝風花)は家族に、自分が脚立から落ちたのは「窓が泣いている」のを見て掃除しようと思ったからだと告白。

萌子美は、花やぬいぐるみなど、モノの気持ちがわかるのだ。

 

翌朝、萌子美が起きると、母・千華子(富田靖子)は家族全員分のお弁当づくり、祖父・観(橋爪功)はまだソファで口を開けて気持ちよさそうに眠っていた。

『おじいちゃん、おはよう』

萌子美は観にめがねをかけさせ、鼻をつまんで起こすと、『ちょっといい?』と自分の部屋に連れていく。

 

すると入れ替わるようにして、父・伸寛(田辺誠一)が『おはようございます』と入ってきた。

伸寛は、兄・俊祐(工藤阿須加)から「観と千華子の仲が悪いのはなぜか」訊かれたけど、どうしたもんかと千華子に尋ねる。

 

『あの人のことは、俊祐にも萌子美にも言わないで。高校教師だったってことも…』

『わかった』

 

それよりも千華子は、萌子美が昨日「窓が泣いていた」と言っていたことが心配だった。

いまだにそんなことを言っているなんて…。

 

伸寛は、本人がそう言うんだから、萌子美にはそういうふうに見えるんだろうと理解を示すが、千華子にはとうてい理解できない。

 

でも萌子美がアルバイトを休んだのは、窓が泣いているのを見るのが辛かったからだった。

きっと今も泣いているだろう…。

 

観に相談すると、

『そうか、わかった!俺に任せろ』

と、観は胸を叩く。

それを聞いて、安心した萌子美は工場のアルバイトに向かった。

 

萌子美は「とくべつ」

ものすごい速さで部品の点検作業をする萌子美を見て、新人の女の子は『適当っすか?』と驚く。

でもそう見えて萌子美の点検は正確なのだ。

 

それもそのはず、萌子美には元気なボルトと、そうでないボルトが一目瞭然でわかる。

それを『どうやってやるんすか?』と訊かれても、答えようがない。

萌子美が困っていると、

『彼女には話しかけないほうがいいから』

『ジロジロ見ないの』

と先輩たちが新人さんを引き離してくれた。

 

萌子美は作業を終えると、泣いている窓に向かって『もうちょっとだけ待ってね』と囁いた。

 

解決!

萌子美がひとりでお弁当を食べていると、俊祐と観が車でやってきた。

俊祐が脚立にのぼって窓を拭いてあげると、

『うん!すっごく喜んでる!』と笑顔になる萌子美。

 

『そっか、そっか、喜んでるか』

俊祐は戸惑いつつも、そう答える。

萌子美は窓が虹色に輝き、キラキラと喜んでいる姿を見て、『よかったね』と心から思うのだった。

 

萌子美とお花

そんな萌子美の楽しみは、俊祐が父方の祖父から引き継いだ花屋に立ち寄ること。

 

幼いころから、萌子美はここに来て、花たちが楽しそうに揺れる姿を見るのが好きだった。

そして元気のない子を見つけて、おじいちゃんに手渡すのだ。

 

でも学校を休んでいるのに、誰かに見られたら…と千華子は気が気ではなかった。

『ここにいる。見えないところにいるから』

萌子美はそう、千華子にお願いしたものだ。

 

そんな中、萌子美は、俊祐が初めて仕入れたというバラを見て、顔を曇らせる。

 

萌子美がそのバラだけ、あまり長くもたないことを告げて店を出ると、

『今のなんなんですか?』と店員の依田涼音(水沢エレナ)が寄ってきた。

 

『ちゃんと水揚げもしたし、もちますよね?』

『…あ、ああ』

俊祐は戸惑いの表情を浮かべながらうなずいた。

普通ならそう思うが、今日の窓の一件もある。

萌子美にはなにかが見えているのかもしれない…。

 

萌子美のやりたいこと

その夜、萌子美はあることをみんなに告げようと決意する。

 

『でもそれを聞いたら、お母さんはなんて言うだろう。。

おじいちゃんもいるから大丈夫だよね?』

 

萌子美は幼いころから一緒のぬいぐるみのトミーに向かってつぶやいた。

 

今日の夕食は、鍋だ。

当然のように居座っている観を見て、

『私はまだ一緒に住むことを認めたわけじゃないからね』

と声を荒げる千華子。

 

そこに伸寛が帰ってきた。

萌子美がみんなに話したいことがあるというので、伸寛が帰ってくるのを待っていたのだ。

 

『実は、俺も話したいことが…』

伸寛がこれ幸いと話をしようとすると、

『おかえり』

萌子美が部屋から出てきて、また話はお流れに…。

萌子美はみんなに『工場のアルバイトをやめて、お兄ちゃんの花屋で働きたい』と伝えた。

 

でも花屋の仕事は、力仕事や水仕事も多いし、休憩時間以外はずっと立ちっぱなしのハードな仕事だ。

それに何より心配なのは「接客」だった。

 

『すればいいじゃないの』

観が横やりを入れると、

『黙ってて!』

と千華子は叫ぶ。

 

花は売ればいいってもんじゃない。

お客さんがどんな目的で花を買おうとしているのか、

どんなお花を望んでいるのか、コミュニケーションをとらなければならない。

 

新しいことにチャレンジするのはいいことだし、

それを意思表示できるのはすごいことだ。

でも…

『工場を辞めるなら、ちゃんとできる仕事を見つけてからにして。

人と接するのが苦手なこと、忘れないで』

 

千華子をはじめ、家族の反応は予想以上に厳しいものだった。

 

呪いの言葉

翌日、萌子美はフードデリバリーのアルバイトをしている青年(加藤清史郎)を見かける。

 

青年がワイヤレスイヤホンを落としたのを見て、萌子美は慌てて拾い上げ、声をかけようとした。

でもその時、脳裏によみがえったのは、

「人と接するのが苦手なこと、忘れないで」という千華子の言葉だった。

 

萌子美が迷っているうちに、青年は自転車を漕ぎだし、行ってしまった。

 

バイト中も、千華子の言葉が頭から離れず、『うるさい!』と叫んでしまう萌子美。

 

そんな萌子美の前に現れたのは、観だった。

『ドライブに行きませんか?お嬢さん』

観は今は休んでいるが、タクシーの運転手をしているのだ。

観は萌子美を行きつけのラーメン屋に連れて行ってくれた。

 

『ねえ、なんでフォークで食べてるの?』

萌子美が素朴な疑問をぶつけると、

『ここでは、ラーメンをフォークで食べちゃいけないルールがあるんですか?』

と観は笑って、ラーメンをすする。

 

”工場を辞めるのは、次の仕事が決まってから”というのも、そう。

それは千華子が勝手に決めたルールだ。

 

『ほかにも千華子が決めつけたことがあるんだろ?』

そう呟くと、ラーメンはやっぱり箸で食ったほうがうまいと、観はお箸に持ち替える。

 

萌子美が試しにフォークでラーメンを食べてみると、フォークがびっくりしているのが伝わってきた。

 

一生懸命すぎて見えない

『ただいま~!』

萌子美は家に帰ると、待っていた千華子の脇をすり抜け、自分の部屋に行ってしまった。

 

すると千華子の矛先は、『どういうことなの?萌子美を連れ出して』と観のほうへ。

悔しいけど、萌子美は自分にはなにも話してくれないので、観に聞くしかないのだ。

 

『そりゃ、話さないよ。千華子は話を聞かないから』

観がソファにごろりと仰向けに寝っ転がると、

『はあ?何それ!?意味わかんない』

と千華子は目くじらをたてる。

 

そんな中、萌子美は『決めたよ…』とぬいぐるみのトミーに告げる。

 

萌子美の決意

翌朝、萌子美は緊張の面持ちで家を出た。

俊祐にお弁当を渡すのを忘れて、花屋を通り過ぎてしまうほど。

 

その時、店員の桜井真由(内藤理沙)『このバラ、あんまりよくなかったみたいです』と傷んだバラを持ってきた。

それはこの前、萌子美が「あまり長くもたない」と言っていたバラ。

萌子美の言っていたとおりになったのだ。

 

萌子美はその日も黙々と作業をこなすと、チーフにあることを告げた…。

 

新しい世界

その夜、清水家では「観の荷物が多すぎる」と、千華子が大激怒。

このままリビングに置いておくわけにもいかないし、置ける部屋といったら和室だけ。

でも、和室にはおばあちゃんの位牌があるから絶対ダメだという。

 

それにしても、萌子美の帰りが遅い。

今まで寄り道ひとつしたことがないのに…と千華子が電話しようとすると、萌子美が帰ってきた。

 

『遅かったじゃない、連絡もしないで。どこで何をしていたの?』

玄関にすっ飛んできた千華子を見て、

萌子美は今日、「工場を辞める」と言ってきたことを打ち明ける。

 

すると千華子は、

『これ以上の仕事が見つかると思う?

後先考えずに行動して、何考えてるの?

あとになってやっぱりやめなければよかったって後悔しても知らないからね。

どうして勝手にそんなことしたのよ?』

と次々と質問を重ねる。

 

『うるさい!』

萌子美は叫ぶと『どうしていつも私が不安になるようなことを言うの?』と訴えた。

 

そうやって決めつけて、隠そうとして。

だから萌子美も、自分を隠さないといけないとずっと思ってきた。

 

『いつ私が隠そうとした?』

『いつもそうだった。子供のころからずっと…』

『私はいつも萌子美のことを考えてやってきたの』

『そうやっていつも私のこと…!』

『萌子美はなにもわかって…』

『どうして私の話を聞こうとしないの!?

ずっと私を隠そうとしてたから、生まれてこないほうがよかったのかなって思ってた…。

ずっと誕生日が嫌いだった…

 

でも今年の誕生日は違う。

そんな自分をなんとかしたいと、萌子美は今日、工場を辞めることを伝えてきたのだ。

 

今日が最後なので、萌子美がチーフの入れ歯について「居心地が悪いみたい」というと、『なんでわかったの?』とチーフは頬をおさえる。

実は、チーフは入れ歯がちょっと緩んでいたのに我慢して使っていたのだ。

 

それを聞いた女性従業員たちは

『すごいよ、清水さん!』

『ただものじゃないと思ったよ』

と笑顔で萌子美に次々と話しかける。

 

その時、萌子美は世界がひっくり返ったかと思った!

みんな、萌子美がひとりで静かにしているのが好きだと思って遠慮していただけで、本当は話をしてみたいと思ってくれていたのだ。

 

この2年間、萌子美はずっと変な子だと思われて避けられていると思っていた。

けど、そうじゃなかった。

みんなは「2年間お疲れ様でした」と急きょ、お別れパーティまで開いてくれたのだ。

 

避けていたのは、自分のほう。

もし「辞める」と言わなければ、

萌子美は自分の思い込んだ世界にずっと閉じこもっていたままだっただろう。

 

『私、もう隠れていたくない。お兄ちゃんのお店で働きたい。

だってあそこは、小さいころからずっと大好きな場所だから』

 

萌子美が涙をボロボロ流しながら頼むと、

『…ごめん』と俊祐が謝った。

 

実は俊祐は、あのバラが「長くもたない」と萌子美に言われたことをあまり信じていなかった。

でも萌子美が言ったとおり、バラはすぐにダメになってしまった。

『いいよ、うちの店にきて』

 

こうして翌日から、萌子美は花屋で働き始めた。

 

すると店員の真由は萌子美にいろいろと教えてくれるが、

涼音は『ちょっとどういうこと?聞いていないけど』と萌子美の聞こえないところで俊祐に文句を言う。

 

 

そんな中、清水家に大量の荷物が送られてくる。

それはすべて、伸寛が事務所から送ったものだった…!

 

~3話につづく~

 

 

https://twitter.com/mokomi_tvasahi/status/1355501025512148994?s=20

『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』2話の感想

工場の人たちが自分を避けていたわけじゃなく、自分が殻にこもっていたんだと気づくシーン。

よかったな~。

 

それにモコミとお母さんのやり取りが、本当の親子げんかを見ているようですごい。

2話にして最終回のような空気感。

でもやっとスタートに立ったばかりなんですよね。

まだまだお母さんは納得したわけじゃないし、ここからが大変。

 

お兄ちゃんもモコミが言っていたことを信じてなかったんですね~。

けどきちんとそれを認め、花屋さんの仕事をしたいというモコミの思いをかなえてくれてよかったです。

 

これもみんな、おじいちゃんという強い味方ができたから!

ラーメンをフォークで食べてみせて、そんなルール誰が決めたの?と、モコミ自身も知らない間に決めつけていることをさらりと伝えるおじいちゃん。

 

ドラマでこういうおじいちゃんやおばあちゃんが出てくるたびに、私のそばにもそんな人が身近にいて自分を変えるきっかけをくれたら…と思ってしまう。

でもなかなか、そういうことはなく(^▽^;)

 

それにモコミにとっては素敵なおじいちゃんだけど、千華子にとっては、許せない存在なんですよね。

おばあちゃんのお位牌がある和室に入れたくないということは、おばあちゃんのことと関係があるのでしょうか?

それと観が高校教師だったことと、どう関係があるのか?

そこに、千華子がここまで過干渉になってしまう原因が隠されているような気がします…。

 

千華子がどんなにモコミにプレッシャーを与えているか、自分でわかっていないところもポイントですよね。

千華子は千華子なりに、モコミを守ろうと必死なんだ。

 

私もモコミと同じように、することなすこと親に反対されてばかりいたからよくわかる。

なんで弟はよくて、私はだめなんだろうってよく思ったものです。

でも今思うと、私が突拍子もないこと言っていたのもよくわかるし、失敗するのは目に見えるから反対する気持ちもよくわかる…。

 

自分は口うるさくなりたくないと、ずっと思っていたのに、口うるさい親になっていることに反省の想いです。

 

お父さんの伸寛もずっと言えないことがあるし、お兄ちゃんにも秘密があるようだし。

これから清水家はどうなるんでしょうか?

2話になってすごく面白くなってきて嬉しい…。

 

それでは、ここまで読んでくださり、ありがとうございました\(^o^)/

またの~。

 

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