『BG2~身辺警護人』5話あらすじと感想|好きだからこそ本当のことを教えてほしい

にこ

今回は、2020年7月16日放送『BG~身辺警護人~第5話のネタバレあらすじと感想をまとめました。

今回の依頼は、沢口(間宮祥太朗)の恋人・凪子(成海璃子)の身辺警護。

章(木村拓哉)と高梨(斎藤工)は、凪子を狙うストーカーを捕まえるが、それは意外な人物だった!

章たちは事件に迫るうち、劉(仲村トオル)が社長を務めるKICKS CORP.の急所ともいえる秘密にたどり着く…。

 

物語は早くも最終局面に!!!

笠松先生との恋の行方も気になりますね!

それではさっそく、5話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

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『BG~身辺警護人~』5話のネタバレあらすじ

ある夜、『KICKS CORP. 』で秘書をしている角田凪子(成海璃子)が何者かに襲われ、スマホを奪われた。

連絡をうけた恋人の沢口正太郎(間宮祥太朗)は、島崎章(木村拓哉)に電話し、かかりつけ医の笠松多佳子(市川実日子)に凪子を診てもらう。

 

幸い凪子は軽症で済んだが、防犯ブザーを3つも持っていた。

章が理由を尋ねると、凪子は3ヶ月前からストーカーに狙われているという…。

心配になった沢口は、章と高梨(斎藤工)に、凪子の身辺警護を依頼した。

 

もう恋なんてしない

翌朝の島崎家の朝食は、納豆に卵かけご飯だった。

『これは新しいパターンだな』

息子の瞬(田中奏生)は、母ならこれにみそ汁と焼き魚にぬか漬けがつくなと言った。

それを聞き、『向こうに帰りたくなったのか?』と章。

でも母は既に再婚していて、瞬の居場所はないらしい。

 

すると瞬は『自分も笠松先生といい感じなんだろ?』と言い出した。

でもこれからもボディーガードを続けていくつもりの章は、この先、女性とつき合うつもりはないと言った。

 

ストーカーの正体

その後、章と高梨はKICKS CORP.の前で凪子が出てくるのを待った。

でも高梨は、章が謎の男(中村織央)について教えてくれないことを根に持っていて、いつにも増してあたりが強い。

 

仕事後、買い物したり普段どおり過ごす凪子を、2人は護る。

すると暗い地下道の中を、突然怪しい男が飛び出し、走り抜けていった。

しかし凪子は驚きもしない。

それを見て、章は凪子がストーカーの正体がわかっているのではないかと考える。

 

自宅マンションに着いた凪子は、外に不審な男がいることに気付き、息を呑む。

高梨は逃げる作業服の男を追いかけ、確保した。

しかしマスクと帽子をはぎ取ると、それはKICKSガードの小俣課長(勝村政信)だった!

 

何かを隠している凪子

章は小俣を事務所に連れていき、事情をきいた。

小俣は小さな事務所を見回すと『コーヒーも出ないのか』と悪びれた様子もなく言った。

 

まさか警視庁の警護課長まで務めた小俣が、ストーカーなどするだろうか?

菅沼まゆ(菜々緒)があなたを差し置いて執行役員になったことでムシャクシャして女子社員に付きまとったんですか?』

章が尋ねると、『俺はそんな小さい人間じゃない』と小俣は答えた。

 

その頃、高梨は1階のカフェ・ジャンクションで沢口が凪子を迎えにくるのを待っていた。

すると凪子は『小俣課長には帰ってもらってください』と言い出した。沢口にも言わないでほしいと

別に何かされたわけじゃないし、沢口が上司の小俣に感情的になったら困ると、凪子は思ったのだ。

 

沢口が店の中に入ってくるのを見た凪子は『私のボディーガードなら、私の指示に従ってください』と強い眼差しで高梨を見た。

 

それを聞き、高梨は沢口に『怪しい奴を捕まえたが証拠がなく、手出しできなかった』と報告する。

凪子は『私は大丈夫。やっぱりもうボディーガードは結構です』と笑顔で言うと、店を後にした。

 

その結果、小俣課長は無罪放免。

章は不本意ながらも、犯人扱いしたことを謝罪する。

小俣は頭を下げる章を下から覗き込むと『この貸しは大きいぞ』と呟き、出ていった。

 

 

彼女には何か知られたくないことがあるんだろう

『なのに放置するのかよ』

怒りを顕にする高梨に、章は『用心棒は襲ってきた敵は切るけど自ら襲撃はしない』と平静を装う。

 

そんな章に、高梨は『あんた怖いんだろ?劉社長(仲村トオル)に関わるのが。なぜなら、自分を抑えられなくなるから。そんな自分が怖いんだろ!』と核心をつく。

何も言わず、素知らぬふりをする章を見て、高梨は部屋を出ていった。

 

闘う決意

翌朝、凪子がマンションを出ると、階段の下で高梨が待っていた。

沢口の友人として、見過ごすことはできないというのだ。

『何を隠している』と迫る高梨に、『何もないと言ったはずです』と凪子は答え、別の階段から降りようとした。

すると今度は『おはようございます』と章が現れた。

 

章たちの依頼人は、他でもない沢口だ。

『まだあなたを護ってほしいという依頼は終わっていません』という章たちを見て、凪子は観念して2人を部屋に招き入れた。

 

凪子につきまとっていたのは、小俣ではなく、凪子の上司で第1秘書の岩田(三宅弘城)だった。

凪子が岩田の食事の誘いを断った腹いせに、ロッカーを開けたり勝手にパソコンにログインしたり、スマホを盗んだりしたのだ。

 

おそらく小俣は、岩田に口封じを頼まれたのだろう。

このことを公にしたら自分だけじゃなく、沢口も会社に居づらくなるんじゃないかと思い、凪子は黙っていたのだ。

 

でも沢口はそんなことを怖がるタイプではない。

本当の理由は他にあるのではないかと章は考えた。

ボディーガードは秘密を護るのも仕事です

高梨の言葉を聞き、凪子はついに真実を話し始めた。

 

ある夜、凪子は岩田に部屋に押し入られ、無理やりキスされた。

凪子が警察を呼ぶと言うと、岩田はそんなことをしたら沢口にバラすと脅してきた。

凪子は、沢口に岩田との関係を疑われたらどうしようと頑なに口を閉ざしてきたのだ。

 

でも我慢していても、ストーカーは諦めないし、もし小俣課長が口封じのためにそんなことをしたのなら、組織として許すまじき行為だ。

章は沢口のためにも、闘うことを凪子に提案する。

『私にも闘えますか?』

『闘えないひとなんていません』

それを聞き、凪子は前に進む決意をする。

小俣課長 vs 章

その後、凪子は岩田に『話があるのでカンファレンスルームBに来てくれ』と呼び出した。

『ターゲットは岩田第1秘書。目標は30分以内。現在時刻は13:01』

章と高梨は凪子を護るように並んで立つと『誤差なし』『誤差なし』と腕時計を突き合わせた。

 

KICKS CORP.に着いた高梨たちは、まゆとすれ違う。

『どういうこと?』と片眉を吊り上げるまゆに、『任務中』と高梨はボソリと呟く。

なんのためかは守秘義務だ。

 

その頃、岩田と小俣は劉社長に事情を話していた。

トップ秘書が部下である女性社員をストーキングしたということが世間にバレたら、KICKS CORP.にとって致命的なスキャンダルになる。

『島崎くんは優秀なボディーガードですからね〜。今日は本物のボディーガードというものを見せてもらいましょう』

劉は顔色を変えることなく、窓の外を眺めた。

 

しかし約束の時間を5分過ぎても、岩田は来ない。

章は部屋を出て、小俣課長の元に向かった。

 

まゆから話を聞いた沢口が心配する中、章は小俣に『岩田秘書に会わせてほしい』と頼む。

だが小俣は『入室許可を得ていないだろうが!』と章をどつく。

任務中は私情を挟まないと高梨に宣言していた章だが、イラつきを隠せない。

2人は睨み合い、一触即発の状態になる。

まゆたちKICKSガードのメンバーは、固唾を飲んで事の成り行きを見守った。

 

するとその緊張を、1本の電話が断ち切った。

章と高梨は、凪子を連れて社長室へ向かった。

 

岩田の告白

岩田の代わりに話を聞こうという劉に、凪子は彼と直接話がしたいと申し出た。

 

するとそこに、岩田とまゆ、沢口の3人が入ってきた。

劉はトラブルに備え、岩田にボディーガードをつけたのだ。

 

凪子は沢口を見つめると、覚悟を決めて岩田と話し始めた。

もう、自分につきまとうのはやめてほしいこと。

スマホを返してほしいということ。

スマホにはプライベートな写真だけではなく、岩田をバックアップするための仕事の資料も入っていた。

1流の秘書を目指す凪子にとっては、どちらも大切なものなのだ。

 

それを聞き、劉は岩田を第1秘書の座からおろすことを決定する。

処分をうけた岩田を、まゆは連れて行こうとする。

だが『まだ謝罪していない!』と章は叫ぶ。

章は凪子にきちんと謝って、もう2度とストーカー行為をしないと誓えというのだ。

すると『なぜ私が!?社長のためにやったのに』と、岩田は意外な言葉を口にした。

 

岩田は凪子に対して特別な感情を持っていたわけではなかった。

凪子にアクセスを許可した資料の中に、劉が桑田代議士(小木茂光)に政界関係者の警備データを横流しした証拠が紛れ込んでいて、それを消そうとしたのだ。

 

あとをつけたのも、押し倒したのも全て フリ。

岩田は凪子にスマホを投げつけると、『ストーカーなら個人レベルで済みますからね』と言い放った。

それを聞いた沢口は、岩田に掴みかかり、まゆに止められる。

 

章は岩田に近づくと、気持ちもないのに凪子を恐怖に陥れた行為は、独りよがりなストーカー行為よりもっと卑劣だと非難した。

『それもこれも、すべて社長のためなんだ!』

開き直る岩田に、『浅知恵だな…』と劉は呟く。

岩田は震える手でテーブルの上のコーヒーをひと口飲むと、とつぜん劉に浴びせかけた。

逆上した岩田はテーブルの端でコーヒーカップを割ると、割れたカップで劉に襲いかかろうとした。

それをすかさず章が取り押さえる。

 

そんな中、高梨は凪子を連れて外に出ると、後ろ手にスマホを渡した。

待受け画面を見ると、沢口が笑顔で微笑んでいた。

 

ボディーガードへの恨み

その後、劉は『何をしていた』と章と沢口を責めた。

冷めたコーヒーだからよかったものの、これが熱湯か化学薬品だったら死んでいたという劉に、沢口は『すいません』と頭を下げた。

 

まぁ、いい。そんなもんだよな、ボディーガードなんて

去ろうとする章の背中に、劉は聞き捨てならない言葉を吐く。

だからどんな危険な目にあわせてもいい…ですか?

低い声で章は問い返す。

 

なんのことだかわからない沢口に、劉は“桑田議員の襲撃事件を仕組んだのは自分だ”と明かす。

章は、劉が沢口を襲わせたことを知り、会社をやめたのだ。2度とボディーガードを危険な目にあわせるなと啖呵を切って…。

それを知った沢口は激しいショックを受ける。

 

でもいまだに劉は、宣伝行為で襲撃事件を起こしたことを間違ってるとは思っていなかった。

『あの日、私たちは身体をはって現場に立っていました』という章に、劉は本物の銃を向けられてもその前に立っていられるのか?と指で鉄砲をつくり、章の額に突きつけた。

 

章は劉の手に自分の額を押し付けると、

いつでも盾になる覚悟はできています。高梨も菅沼も沢口も

と言った。

 

そんな章に、劉は5年前、強盗に婚約者を殺されたことを明かす。

その時、雇っていたボディーガードは逃げたが、それを恨んだりはしていないと…。

 

むしろ、できもしないのに身体を張るだの盾になるだの言う奴のほうが、私は大嫌いだ

劉はシミのついた上着を脱ぎ捨てると、章に退場を促した。

 

見えない溝

その後、章は凪子に、希望を叶えることができなかったことを謝った。

凪子はあそこまでやって自信がついたと、会社を辞めることにする。

私の決意を守ってくれてありがとうございました

凪子に礼を言われ、章は目を伏せる。

 

そんな章を見て『自分だけ、カッコいいッスね』と沢口は言い、凪子を連れていく。

 

何も言ってくれないのは、淋しいことだ。

『俺のこと、信じてほしかった』という沢口に、『私も信じてほしかった』と凪子は言った。

沢口を守りたかった。その気持ちは本当だったから…。

 

ふたりは一度距離を置くことにした。

 

裏切り発覚!

事務所に戻った章は、私情に走り、やり過ぎたことを高梨に謝る。

『なんでそんなにガードすんだよ』

少しは自分に素直になれと訴える高梨に、『ボディーガードだから』と答える章。

『ぜんっぜん面白くない』

高梨は怒って出ていってしまった。

 

その頃、劉は桑田議員と連絡を取っていた。

桑田はどこかから、警備情報の横流しの件が漏れそうになったことを聞いていた。

もしそれが世間にバレたら、桑田だけではなく、自分を選んだ総理まで失脚することになる。

 

『私は話しません。身体を張ってあなたを護りますよ』

偉そうな劉の口調に、桑田は怒りがおさまらない。

すると横から『先生の言うとおりでした。あの人は信用できません』と小俣課長が現れた。

KICKSの内部情報をリークしたのは、小俣だったのだ!

 

そんな中、沢口は劉に会社を辞めることを伝える。

だが劉は『あなたは辞める必要はない』と言い、本当は今もボディーガードを憎んでいることを明かした。

憎しみという激しい感情でぶつかれば、ビジネスを自分のものにできる。

劉は爛々と眼を光らせると、沢口のネクタイをしめ直した。

 

多佳子の過去

一方、章は多佳子を食事に誘う。

多佳子の希望は、回転寿司。

多佳子はお寿司を取ると、美味しそうに頬張った。

 

多佳子には、ストーカーに狙われていた過去があった。

その時は夫が護ってくれたという。

多佳子はバツイチだったのだ。

 

『すごい強い人だった。いくら島崎さんでも叶わないかも』

と面と向かって言われた章は、対抗するように寿司をたくさん注文する。

『ムカついた?』

『かなり…』

『怒れるっていいよね。生きてるから怒れるんだもん』

多佳子は、警察官だった夫を新婚3ヶ月で亡くしたことを明かす。

 

ひどい人ですね。1番いい時にいきなりいなくなるなんて

帰り道、章は隣を歩く多佳子に呟く。

それを聞き、多佳子はそんなこと初めて言われたと驚いた。

立派な死に方だとか、遺志を継いでくれとか、そんなことばかり言われてきた多佳子だが、本当は夫に対して『何してくれてんの?』と怒りを覚えていたのだ。

『島崎さんに話してよかった。さすが何回も死にかけただけあるね』

 

いい雰囲気になった2人の姿を、謎の男が写真に撮る。

章は多佳子にそのまま駅を目指すよう言うと、男を追いかけた。

路地裏で戦闘になった章は『逆恨みなら慣れてんだよ。もうやめろ!』と男に叫ぶ。

 

そこに多佳子が現れ、逃げる男の顔を目撃する。

『あの人、どこかで見たことがある』

多佳子は必死に記憶の糸をたぐり寄せた。

 

〜 6話につづく 〜

 

『BG~身辺警護人~』5話の感想

いやぁ、多佳子は結婚していたんですね!

しかも謎の男を見たことがあるという。

それはもしかして、旦那さんが亡くなった事件と関係があるのかな?

 

いい感じになった章と多佳子の空気を壊すように、スマホで写真を撮る謎の男。

未だに名前が明かされないのが、なんとも気になる。

劉の指示で章を見張っているのかと思ったけど、ただの逆恨みだったのか〜。

まぁこれだけ執拗につけ狙っているんだから、そのほうがしっくり来るか。

まさに今回は、恨み、憎しみのほうが人を突き動かす力が強いという話でしたね。

 

KICKSガードを辞めると言った沢口が、島崎警備に来るのかと思いきや、章の敵になりそうで怖いぞ〜。

信じていた人が黙っていたというのは、やはりショックですよね。

それが自分のためでも、好きであればあるほど、話してほしかったと強く思う。

ここにきて、沢口くんの存在がデカくなるとは思わず、意外な伏兵にドキドキしました。

凪子が沢口のところに戻ってきてくれるといいんですけどね〜(>_<)

 

それに劉社長は劉社長で、桑田議員と一触即発の模様…。

まさか小俣も裏切ると思わず、ヒィ〜〜〜ですね。

KICKSガードは見事にバラバラ。あとは、まゆしか残ってないじゃないか〜。

 

ザッキーとナッシーは毎回ケンカ別れするし、でも、ここだけは何があっても大丈夫だと思いたい。

次回は、立ち退きを迫られたカレー屋さんを護るようですね!

これだけ聞くと、全く最終回との繋がりがわからなくて楽しみです。

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました\(^o^)/

またの〜。

 

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