『恐怖新聞』4話ネタバレと感想│新しい契約者を探す詩弦!…人間の醜さ

にこ

今回は、2020年9月19日放送『恐怖新聞 』第4話のネタバレあらすじと感想をまとめました。

恐怖新聞を配達していたのは、いつもベランダで話をしていた男・鬼形礼(坂口涼太郎)だった!

 

詩弦(白石聖)は前の恐怖新聞の契約者・冬夜(猪野学)に、恐怖新聞から逃れる方法を教えてもらうが…!?

それではさっそく、4話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

その他のあらすじ

『恐怖新聞』4話のネタバレあらすじ

詩弦(白石聖)は、いつもベランダで話をしていた男が、隣人の片桐ともをではなく、鬼形礼(きがた れい/坂口涼太郎)だと知る。

実は彼こそが、恐怖新聞を配達していた張本人だったのである…!

 

恐怖新聞の前の契約者・蜷川冬夜(猪野学)と会った詩弦は、恐怖新聞から逃れる方法を聞く。

 

それは、恐怖新聞の契約者を移すこと。

誰かに恐怖新聞のわら半紙に名前を書かせれば、その人が新規契約者になり、恐怖新聞が届くようになるのだ。

 

だが契約者が変わっても、新規契約者が死ねば、また1つ前の契約者に戻ってくる。

 

詩弦はなぜ自分を選んだのか冬夜に尋ねるが、

死にたくなければ一刻も早く誰かにサインをさせろ。いいな

冬夜はそれだけ言うと、去っていった。

 

厄介者扱いされる篠崎

そんな冬夜を、アパートの前で篠崎刑事(駿河太郎)が待ち伏せていた。

逃げようとする冬夜を捕まえようとする篠崎。

しかしそれを同僚の刑事たちに止められる。

 

かつて凄腕刑事と言われた篠崎も、今や組織のお荷物。

彼らは係長に頼まれ、篠崎がよけいなことをしないよう見張っていたのだ。

 

カッとなった篠崎が刑事たちに殴りかかろうとした時、冬夜が血を吐いて倒れる。

冬夜はそのまま病院に運ばれた。

 

桃香と勇介の異変

そんなある日、洗濯物を干そうとベランダに出た詩弦は、隣のおばさんが見知らぬ青年の髪を散髪しているのを見かける。

なんとその青年こそ、本物の片桐ともをだったのだ。

 

ではやはり、詩弦が話していたのは“鬼形礼”なのか…

 

その後、大学に行った詩弦は、桃香(片山友希)とばったり会う。

詩弦が自分のせいで辛い目にあわせてしまったことを謝ると、

桃香は『もういいよ、この前は私も言い過ぎたし』と言う。

 

そこに、詩弦の恋人・勇介(佐藤大樹)が通りかかった。

すると桃香は態度を急変。

『勇介〜!』と笑顔で駆け寄ると、親しげに話し始めた。

 

一体いつの間に2人はそんなに仲良くなったのだろうか?

仲良く肩を並べて歩いていく2人の後ろ姿を、詩弦は困惑した表情で見送った。

 

新たな恐怖新聞

その夜、詩弦が1人でトンネルの中を歩いていると、壁に恐怖新聞が…!

驚いた詩弦はそれを引き剥がし、手に取った。

 

するといつの間に現れたのだろう。

横に、鬼形礼がいた!

 

『お願い!私に恐怖新聞を届けるのはやめて!』

詩弦は必死に頼むが、鬼形は無表情のまま、新たな恐怖新聞を広げ、近寄ってくる。

 

『小野田詩弦、恐怖新聞を届けないでと懇願。

しかし契約に従い、受け取らなくてはいけない。

そして寿命を捧げなければならない』

 

『捧げる?…どういうこと?教えて?』

 

詩弦が走り寄ると、鬼形はニィ〜ッと歯を見せて笑い、恐怖新聞だけを残して姿を消してしまった。

 

次の契約者を探す詩弦

数日後、美容院に行った詩弦は恐怖新聞の内容が現実になっているのを週刊誌で目にする。

 

美容師さんが詩弦の髪をとかすと、ゴソッと抜け落ちる髪…

ふと鏡の中の自分を見ると、詩弦は白髪頭のしわしわの老婆になっていた!

 

キャーーーッ!!!!!!!

詩弦は思わず椅子から転げ落ちると、もう1度鏡を覗く。

そこには元の変わらぬ自分が映っていた…

 

“恐怖新聞は受け取るごとに100日寿命が縮む。

死にたくなければ、一刻も早く誰かにサインをさせるんだ!”

 

冬夜に言われた言葉が詩弦の脳裏を駆け巡る。

 

追い詰められた詩弦は、近くに座っていた4、5歳くらいの女の子に、恐怖新聞に名前を書かせようとしてしまう。

 

ダメ…!!!

途中で我に返った詩弦は、女の子から恐怖新聞を奪い返し、謝る。

 

歌子の作戦

そんな自分が怖くなった詩弦は『次の契約者を見つけなければ、自分は死んでしまう』と、母・歌子(黒木瞳)に相談しにいく。

すると歌子は自分の名前を恐怖新聞に書こうとした。

 

『やめて!何するの!?』

詩弦が止めると、歌子は詩弦が生きていてくれるならそれでいいと言う。

自分にはお父さんがあの世で待っていてくれるから怖くないと…。

 

その時、テレビからニュースが流れ、あることを思いつく歌子。

それは恐怖新聞を移しても罪悪感を感じないような極悪人を次期契約者にすればいいというものだった。

 

2人は新聞を広げ、誰がいいか選び始める。

だが、恐怖新聞は1回受け取るごとに100日寿命が縮まるため、高齢な人はすぐに死んでしまう。

そうすればまた契約は、前契約者の詩弦に戻ってしまう…。

 

若くて長生きしそうな悪党ね…

『ねぇ、私たち、今すっごく怖いことをしようとしているんじゃない?』

詩弦は不安になるが、歌子は気にしない。

 

『人間、結局自分が1番カワイイのよ』

歌子に言われ、詩弦はまた分からなくなるのだった。

 

恐怖新聞に名前を書かせようとする詩弦

そんなある日、詩弦は配達先で悪質なクレーマーに会う。

 

無理難題を言う客に腹を立てた詩弦は『弁償しますので許してください…』と、恐怖新聞に住所と名前を書かせようとした。

 

しかしこんな男にも家族がいるのだ…。

詩弦が玄関先の写真に目を奪われていると、『おい、このボールペン、インクが切れてるぞ』と怒りだす男。

 

詩弦はマンションを出ると、自己嫌悪に駆られ、その場にしゃがみ込んだ。

するとまたどこからともなく、鬼形が現れる。

 

『未来は変えられるんじゃなかったの?

そうやって罪悪感を感じていれば、許されると思った?

誰かを選んだ時点で、君は罪人なんだよ』

 

鬼形になじられ、顔を上げる詩弦。

しかしもうそこに鬼形の姿はなく…、詩弦は持っていた恐怖新聞の内容を篠崎に伝えることに。

 

それは明日の午後4時に、奈良グリーンウェイで暴走したダンプトラックが他の車両を巻き込む事故を起こし、多数の死傷者が出るというもの。

 

『なんとかしてください』と詩弦は頼むが、篠崎は半信半疑。

『まぁ、なんとか手は打ちます』

篠崎は適当に返事をすると、冬夜の妹が住む奈良に向かった。

 

冬夜の妹

冬夜の実家は和風邸宅の豪邸だった。

篠崎が冬夜の話をすると、『兄は生きているんですか?』と目を輝かせる妹。

 

実はもともと恐怖新聞の契約者だったのは妹で、それを知った冬夜が身代わりになったのだ。

それから3年間、冬夜は1人、老いていく自分と恐怖新聞の恐怖に耐えていたのだ…。

 

修羅場…

一方その頃、詩弦はカフェで勇介と桃香が2人で食事をしているのを見かける。

ショックを受けた詩弦は勇介に電話。

 

『出なくていいじゃん、ほっときなよ』

桃香はそう言うが、電話に出る勇介。

 

『ねぇ、勇介、今どこにいる?』

『家だよ』

『じゃあ、今から行ってもいい?』

『ごめん、これから約束があって』

『誰かいるの?』

『…1人だけど』

 

すると、ドンドンドンッと窓ガラスを叩く音がして、ギョっとする勇介。

詩弦は店の外から電話をかけていたのだ!

 

睨み合う桃香と詩弦。

3人は外に出て、話し合うことになった。

 

しかし詩弦は桃香から

『私をあんな酷い目にあわせてといて、そんなこと言っていいの?』

『私には気味の悪い新聞なんて届かないから、私といたほうが安心するって』

と逆襲される。

 

思わず桃香に手を上げようとする詩弦だが、勇介に止められ、無言で立ち去る。

桃香はそんな詩弦を見て、せせら笑うのだった。

 

傷ついた詩弦は、歌子の元へ。

歌子は泣き腫らした娘の顔を見て、

いっそのこと、勇介くんに契約させちゃえば?

と囁く。

 

『1度、女を裏切った男は、必ずまた同じことを繰り返す』

 

詩弦は“こんなに誰かのことを恨んだのは初めてかもしれない…”と思うのだった。

 

予言を利用する篠崎

一方、篠崎は、係長に頼まれて自分の周りを嗅ぎまわる同僚たちのことを疎ましく思っていた。

 

『お前、今どこや。係長が話があるそうやし、迎えに行くから場所を教えろ』

 

刑事たちに電話でせっつかれ、ふと詩弦が言っていた恐怖新聞の内容を思い出した篠崎はその場所を伝える。

 

午後4時に奈良グリーンウェイや。絶対遅れるなよ

 

その結果、刑事たちは恐怖新聞に書かれていたとおりに、暴走したダンプトラックに突っ込まれ、亡くなってしまった!

 

前世の記憶…

その夜、詩弦はひどくうなされていた。

ふと詩弦が目を覚ますと、笑いながら見つめる鬼形の顔が目の前に!

 

詩弦が飛び起きると、新たな恐怖新聞が届いていた。

 

詩弦がそれを拾い上げると、

小野田詩弦” “悪夢” “前世の記憶

と書かれてある。

 

挿し絵は、見たこともない角を生やした生き物と、その下に横たわる人。

本文には、病院で死去するなどの文字も見てとれる。

 

冬夜の財産

そんなある日、篠崎は冬夜の病室に、妹のハルミを連れてくる。

ハルミは2人きりで話したいと言い、車椅子で病室へ。

 

『お兄ちゃん…バカだよ。どうしてこんなになるまで……』

ハルミは変わり果てた兄の姿を見て驚く。

 

そんなハルミに、冬夜は必死で何かを伝えようとして起き上がる。

…あとのことは全部弁護士に任せてある……』

 

その間に、廊下で待っていた篠崎の元に係長がやってくる。

事故で亡くなった刑事たちが最後に連絡を取っていたのが篠崎だとわかり、話を聞きにきたのだ。

 

『あなたはあの2人を疎ましく思っていた。

だから敢えてあの場所に呼び出したんじゃないんですか?』

 

『ハハハ、冗談はやめてくださいよ。

ドライバーは事故を起こす前にもう死んでいたらしいじゃないですか?

俺がそれを見越して殺したとでも?

そんなことができるのは超能力者くらいですよ』

 

『…私はこれからもあなたから目を離しませんよ』

係長は悔しそうに捨て台詞を吐くと、去っていった。

 

その後、ハルミは冬夜に言われたとおりに弁護士を呼んだ。

すると冬夜は、ハルミが驚くほど多額の資産を持っていた。

 

冬夜は恐怖新聞の力を利用して、食品偽造、大規模な事故、不正発覚を事前に察知し、その銘柄を空売りすることで資産を築いていたのだ。

 

それはすべて、ハルミに海外で手術を受けさせるため。

冬夜は自分の体を犠牲にして金を手に入れたのだ。

 

それを聞き、ニヤリと極悪な笑みを浮かべる篠崎…。

彼はかなり借金をしているようでお金に困っていた。

 

そこに看護師が慌てた様子でやってきた。

冬夜はハルミに見守られ、眠るように息を引き取った。

 

勇介の謝罪

そんな中、詩弦のアパートに勇介が謝りに訪れる。

 

『もう2度とあんな馬鹿なことはしない。だから、やり直してほしい…』

そう頼む勇介に、詩弦は『誓約書を書いて』と恐怖新聞を渡す。

 

もう2度と私を傷つけるようなことはしないって、ちゃんと自分の名前も書いてほしい

 

勇介はその紙を見て、恐怖新聞のわら半紙だと気付く。

 

『書くの…?書かないの?』

詩弦の冷たい視線を浴び、勇介はボールペンを手に取り、書き始める。

 

途中まで書くと勇介はペンを置き、事故で目の前で亡くなったのは友達ではなく、父親だと話し始めた。

 

だから勇介は、詩弦が父親を目の前で亡くしたとき、絶対に自分が詩弦を守るんだと思ったのだ。

 

でも詩弦は勇介が思うより強くて、詩弦を傷つけただけだった。

 

だけどこれからは俺のすべてをかけて君を守る。

たとえこの命を失おうとも、君を守り抜いてみせる。

またいつか詩弦の笑顔が見られるのなら、俺はどんな苦しみも受け入れる』

 

勇介は頭を下げると、恐怖新聞に名前を書き始めた。

 

詩弦はそれを止めると、『あなたの気持ちはわかった…』と言う。

でもこれからどうしたらいいのかはまだわからない。

『少し時間をちょうだい…』

 

詩弦が言うと、勇介はもう1度謝り、出ていった。

詩弦は涙を流しながら、恐怖新聞を握りしめるのだった…。

 

事故に遭う詩弦

後日、詩弦はバイト中に勇介とバッタリ会う。

 

『詩弦!何があっても、詩弦への気持ちは変わらないから』

そう断言する勇介の言葉に、うっすら微笑み返す詩弦。

 

その後、自転車で走り出した詩弦はブレーキが効かなくなっていることに気付く。

リヤカーに突っ込み、空高く舞い上がり、アスファルトに激しく叩きつけられる詩弦。

 

薄れゆく意識の中で詩弦は、ニッパーを投げ捨て、不敵に微笑む桃香の姿を見る。

 

これは、勇介を奪われた桃香の仕業だったのだ!

 

 

そんな中、詩弦の部屋に入っていく篠崎の姿が…。

恐怖新聞か。必ずモノにしたる

 

篠崎は机の中などを漁り始めるのだった!

 

〜 5話につづく〜

 

『恐怖新聞』4話の感想

恐怖新聞を配達していたのが鬼形礼だとわかり、神出鬼没に鬼形が現れ、恐怖新聞を置いていくようになりましたね。

 

でも前のほうが、恐怖新聞の配達方法はスリルがあってよかったな〜。

 

そんな中、勇介の浮気が発覚!

後であんなこと2度としないと謝ってきた勇介だけど、絶対するね。

また誰か弱ってる人に頼られたら、残念ながら、すぐするね…。

 

でも1度好きになった弱みなのか、恐怖新聞のサインを止める詩弦。

 

というかこれ、ホントに辛いですね〜。

誰に契約を移しても、絶対罪悪感はあるし、家族とか恋人とか、誰かしら悲しむ人がいて…。

だったら自分が死ぬしかないもんね。

 

でもそしたらまた前の契約者に戻るから、

だから冬夜は早く詩弦に契約を移すようにいったのか〜。

冬夜が死んだら、前の前の契約者の妹まで戻ってしまうもんな〜。

 

もう辛すぎですね、このシステム…。

そんなに寿命を吸い取って、どうするっていうんだ!?٩(๑`^´๑)۶

 

そんな中、

恐怖新聞を悪用しようとする篠崎。

詩弦を殺そうとする桃香…。

また詩弦を裏切りそうな勇介。

詩弦のために何かとんでもないことを起こしそうな母・歌子…。

 

と、人数は少ないのに愛憎が渦巻いてますね(>_<)

 

もうこの際、恐怖新聞を悪用したい篠崎に権利を譲ったらどうですかね?

でも悪用するのわかってて、譲れないか…。

彼はどうも借金をいっぱいしてるようで、お金が必要みたいです。

 

逆に冬夜は、病気のハルミのためにお金を稼いでいたんですね。

そのために3年も恐怖新聞を取り続け、ようやく詩弦を次のターゲットに選んだ。

彼女は若くて元気で時間がたくさんありそうだからと…。

 

でも鬼形によると、それだけではなく、やはり詩弦の前世と関係があるようです。

あの角を生やした生き物はなんなのでしょうか? ↓これです・・・

それがお父さんが『この子が産まれてきませんように』と祈った原因なのか…。

普通、出生の秘密だったら、産んだお母さんが1番わかる気がするんですがね〜。

その理由がなんと次回、わかるようです。ピカーン!

 

さらに次回はますます桃香の悪党ぶりがヒートアップ!

人間の怖さが浮き彫りになりそうです…。

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました\(^o^)/

またの〜。

 

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